無双エムブレム・暗黒竜編ストーリーその2
(MAP6〜MAP10)


MAP6 レフカンディの罠
(レフカンディ峡谷の戦い)

(アリティア軍VSグルニア国境警備隊&マケドニア白騎士団)
勝利条件:ハーマインの撃破
敗北条件:プレイヤーの敗走

オープニング

オレルアンを解放した同盟軍は、中央公路を南下し、アカネイアの王都パレスをめざしていた。
彼らにとって最大の難関は、レフカンディの谷に築かれた巨大な関所と
これを守備するハーマイン将軍率いるグルニア国境警備隊であった。
アカネイア王国に入る唯一の門レフカンディをめぐって、今、激しい戦いが始まろうとしていた。

インターミッション

マルス「我々の当初の目的はアカネイアの奪回ということで、そのためにはこのレフカンディの谷を通らなければなりません」
ニーナ「ええ、本来なら国境線ということで以前は簡単な関所が設けておりましたが、
    聞くところによれば今はグルニア軍が巨大な関門を建てたと聞きます」

ハーディン「それに、ここ一帯は以前は小さな村々が点在しておりましたが、関門の建造によって1か所に集められ
      苦しい生活を強いられると聞いております」

マルス「まずはそこを解放しなければいけませんね。各部隊に指令のほどをお願いします」
ハーディン「うむ、心得た」

ミネルバ「ハーマイン将軍、私はこんなやり方には賛成できません。栄光あるマケドニアの騎士として正面から堂々と戦いたいのです」
ハーマイン「しかしミネルバ王女よ、貴女のマケドニア軍はオレルアンで多くの兵を失ったのだ。
      体制を立てなおすにはこの城で時間を稼ぐしかない。わたしは、本国の命でここに派遣された。
      貴女とてもミシェイル陛下の命でオレルアンに派遣された身、今や敗残の身でここに落ち伸びておられる。
      それに万が一のことがあれば貴女はともかくマリア王女の立場にも影響があろう。ここはおとなしく従っていただきたい」

ミネルバ「・・・わかりました。ここは、貴方にお任せします」
 ミネルバ、ハーマインのもとを離れる。
ミネルバ「しかし、こんなやり方でアリティアの騎士団が倒せるとは思えない。あなたも いずれきっと後悔することでしょう」


・戦闘開始

マルス「この谷を抜けるには一つずつ関門を抜けていく。そのためにそこを守る兵を退けるんだ」

・守備頭撃破で第1の関門が開門する。

・プレイヤー、第1の関門突破(アニメーション)

バヌトゥ「おお、久しぶりにグルニア人以外の人間に会うたわい。のう、わしもそなたらの軍に入れてはくれないかのう、
     こう見えてもわしは役に立つぞ」

マルス「ああ、えーと、それでは、道案内をお願いします。それからこの先は危険ですので出来るだけ後方にさがってください」
バヌトゥ「うむ、致し方がないのう、確かにあれがないと今はただの年寄りじゃ。ここはお言葉に甘えるか」

・守備頭撃破で第2の関門が開門する。

・第2の関門開門直後(アニメーション)

ミネルバ「やはりこのような戦いは我慢出来ない。パオラ、カチュア、エスト、帰るわよ」
パオラ「あ、はい・・・・・」
と、ミネルバたち撤退する。

・プレイヤー、第2の関門突破

マルス「一体、どうしたんだろう?」
ジェイガン「おそらく、敵方に何かしらの不協和音が起こったのでしょう。もしかすれば行く先に伏兵のおそれがあると思います。
      くれぐれもお気をつけて」

ハーマイン「何だと、ミネルバ一行が離脱しただと、ぬう、こうなってしまったらいたし方がない。
      もはや我らだけでも当初の計画を遂行する、者ども、配置につけい」

・守備頭撃破で第3の関門が開門する。

・プレイヤー、第3の関門内に侵入すると突然門が閉じ、グルニア軍兵士が増援に現れる。

ジェイガン「やはり伏兵か、みな、落ち着いて対処せよ」

・全伏兵撃破後、関門内の門がすべて開門する。

・守備頭撃破で敵本陣が開門する。

・敵本陣突入、ハーマインと戦闘(☆:アニメーション付き)

ハーマイン(☆登場)「ぬうう、このわたしの周到な罠がこうも簡単に破られるとは」
ハーマイン(☆撃破)「このわたしが、こうもたやすくやられるとは」

・ハーマイン撃破後

ミネルバ「やはり小細工は通用しなかったか。しかしアリティアのマルス王子、ここはやはり望みが見えてきたか」
パオラ「ミネルバ様、これからいかがいたしましょう」
ミネルバ「うん、やはりこのあたりが潮時かもしれない、カチュア、頃合いを見てそなたがマルス王子に伝えてもらいたい」
カチュア「あ、はい、分かりました」

・MAPクリア


インターミッション

バヌトゥ「のう、そなたチキという女の子を見かけなかったかね」
マルス「あ、いえ、でもそれが何か・・・・・」
バヌトゥ「チキはあるお方からわしが預かっていた子でな、実はあの子には多くの竜族を従える力を持っているのじゃ」
ジェイガン「何と、すると貴殿はマムクートであったか」
バヌトゥ「ううむ、その呼び方は好かんな。まあわしとて火竜族のはしくれじゃが、
     ペラティで大事な物をなくしてしまい今は戦うことすらできぬ。わしも共に行くからどうかチキをさがして下され」


・クリア後MAP7:港町ワーレンが追加

・フリーバトルとしてレフカンディ峡谷の戦いが選択可能

MAP7:港町ワーレン
(ワーレン港の戦い)

(アリティア連合軍&ワーレン守備隊VSグルニア軍)
勝利条件:カナリスの撃破
敗北条件:プレイヤーの敗走又は本陣の陥落

オープニング

レフカンディ峡谷を潜り抜け無事アカネイア領内に入った同盟軍は、兵の休養のために貿易港で知られる、港町ワーレンにたちよった。
古くから東方のユグドラルをはじめ多くの国々との貿易で潤ったこの街は、
堅牢な城塞と多くの傭兵たちによって守られている。
兵士達はここで、久々の休みを楽しめるものと喜んでいた。しかし・・・・・。

インターミッション

ジェイガン「マルス様、ようやくワーレンにたどり着きましたぞ」
マルス「うん、ここまでくれば一安心だね、でもいつ敵が攻めてくるかは分からない。今はゆっくりと休んでくれ」

シーダ「あの、何か心配事がおありですか」
アンナ「あ、はい、実は先日グルニア軍の兵士の方と幾度かお話をしまして、ジェイクっていうんですが、
    あの人、近々この街を攻撃するって伝えたんです。とても優しそうな人だったんですから何とか攻撃をやめさせられないかと。
    あとジェイクの友達にロジャーさんっていう人もいるんですが」

シーダ「分かりました、ここは私が何とかしましょう」

ジュリアン「かーっ、やっぱ港町は活気があっていいねえ」
マチス「おいおい、あんまり調子に乗りすぎてはめ外すなよ」
アベル「そりゃあんたもだろう、で、一応俺は監視役だけどな」
ジュリアン「まあみんな、羽根をのばしたいんだよな。ここのところ戦続きだから、って、ん、あれは」
「大変だーっ、敵の軍隊が攻めてきたぞーっ!」
アベル「何だって、一刻も早く本陣に連絡を取らなきゃ」
マチス「あ〜あ、休暇はまたお預けかあ」


・戦闘開始

ジェイガン「何とも、意外と早うございましたな」
シーザ「マルス王子、西の方からグルニアの大隊が集結しておりこの街も包囲されております」
マルス「うん、ここは一刻も早く切り抜けなきゃね」

「隊長、出撃準備、整いました」
ロジャー「そうか、それじゃ、全軍出撃。おそらくアリティア軍は打って出るだろうから、それを迎え撃つんだ」

・ロジャー率いる第1攻撃隊、出撃する。

・シーダがプレイヤーにいるときロジャーに近づく(アニメーション)

シーダ「あなたが隊長さんですね、私はタリスのシーダです、どうか私の話を聞いてください」
ロジャー「わっ、びっくりした、なんだよ急に、びっくりするじゃねえか」
シーダ「あなたみたいな優しそうな人がどうしてこんな無益な戦いをしているのですか」
ロジャー「ああ、俺もこんなことしたかねえけど、やはり国は裏切れないよ」
シーダ「ごめんなさい、これ以上はご迷惑になるから、私はもう行きます」
ロジャー「あ、やはり俺、もう抜けさせてもらうよ、さよなら、また会えるといいな」

・ロジャーを始め攻撃隊、退却していく。

・ロジャーと戦闘

ロジャー(登場)「悪いけど、これも命令なんでね」
ロジャー(敗走)「もう、やってられないな」

・第1攻撃隊撤退もしくは撃破後

「カナリス様、第一攻撃隊、撃破されました」
カナリス「詰めが甘かったか、チッ、これだから本国の連中は、まあいい、工作隊に出撃命令を出せ、さらに沖合の連中にも連絡を取れ、
     よいか、奴らを休ませてはならぬ、執拗に疲れさせてやれ」

「はっ!」

ジェイク「まさか街を攻撃するのか、気が進まないな」

・ジェイク率いる工作隊と兵器・ストーンヘッジが出現。攻撃を開始する(アニメーション)

・ワーレン南西部に海賊船が出現。海賊たちが突進する(アニメーション)。

ジェイガン「マルス様、ワーレンが攻撃を受けております」
マルス「今、ここを落とさせるわけにはいかない。各個撃破しつつ街を防衛するんだ」

・ミッション発生「海賊から街を防衛せよ」

・シーダがプレイヤーにいるときジェイクに近づく(アニメーション)

シーダ「こんにちは、グルニアの工作兵の方、あなた、ジェイクでしょう」
ジェイク「誰だい、君は、女の子がこんなところに来ちゃああぶないぜ」
シーダ「この街の人に聞いたの、グルニアの兵士の中にもやさしい人がいるって聞きました。アンナっていう女の子よ、知っているでしょう」
ジェイク「えっ、アンナが俺のことを、へぇー、うれしいなぁ、何て言ってたんだ」
シーダ「あなたが、この国の人たちのために戦ってくれるなら、どこまでもついていくって」
ジェイク「ほんとに、うーん、実はさ、俺も他の国の人にこんなひどいことするのいやだったんだ。
     そういえば、隊長もあまり無茶をするなって言われていたんだよな。分かったよ、ここらで退くから、また会えるといいな」

・と、ジェイク率いる工作隊退却。ストーンヘッジ攻撃停止。

・ジェイクと戦闘

ジェイク(登場)「やっぱり軍人なんかになるんじゃなかったなあ」
ジェイク(敗走)「やっぱ、逃げちまおう」

・敵本陣突入、カナリスと戦闘(☆:アニメーション付き)

カナリス(☆登場)「軽くあしらってやろう」
カナリス(☆敗走)「作戦は成功だ、撤退する」

・敵本陣制圧後

マルス「これ以上ここにはいられない、一刻も早く抜け出さなきゃ」
ジェイガン「多少危険を伴いますが、ペラティ島を迂回いたしましょう。ぐずぐずしているとすぐに追っ手が来ます」
シーザ「われわれは引き続きこの町の警護にあたります。少しでも追っ手を抑えておきましょう」
ラディ「一日も早くアカネイアを解放できる日を祈っています。それでは、ご武運を」

・シーダがプレイヤーにいない場合

シーダ「・・・でも、グルニアの人たちも好きで戦っていたわけじゃなかったから、
    それにジェイクさんとロジャーさん、もう少し話をしてもよかったかな」

・MAPクリア


インターミッション

ジュリアン「ああ、ひどい目に遭った、でもそういえばどこかのおじさんがこの赤い玉をくれたけど、時々光るからちょっと気持ちが悪いな」
バヌトゥ「おお、そなた、この赤い石、どこで手に入れた、いや、すまぬがこの石をわしにくれぬか。後で礼をするからのう」
ジュリアン「あ、別にいいけど、そういえばジェイガンの爺さんがマムクートとかどうとか言ってたけど・・・・・」
バヌトゥ「それは言うなというに、まあともかく、これさえあればわしも満足に戦える。
     さて次のペラティを守るはあ奴。なればこのわしの力が必要になろう」


・クリア後MAP8:ペラティの火竜が追加

・フリーバトルとしてワーレン港の戦いが選択可能

MAP8:ペラティの火竜
(ペラティ島の戦い)

(アリティア連合軍VSペラティの海賊)
勝利条件:マヌーの撃破
敗北条件:プレイヤーの敗走

オープニング

港町ワーレンの包囲網をかいくぐり、マルスたちは一路ペラティを迂回するルートを選んだ。
ここペラティは古くから流刑地として悪名をはせ、いつしか海賊の巣窟となっていた。

そしてそこを取り仕切っているマヌーという男はその異質なる力をもって海賊たちを従えマルスたちを待ち受ける。

インターミッション

ジェイガン「マルス様、ようやくペラティですが、遠方より数隻の海賊船が近付いておりますぞ」
マルス「やはり一戦交えなきゃいけないね、こちらもかなりの損害を覚悟なきゃいけない」


・戦闘開始

ガーネフ「うまく誘いこんだようじゃの、ではマヌーよ、奴らの始末は頼んだぞ、念のためわしからも兵をよこしてやろう」
マヌー「ふん、ガーネフめ、すっかり側近きどりだわい。だが奴がいなければメディウス様の完全復活は成り立たぬ。
    ともかくアリティアの者たちさえ倒せれば」

・ステージ構成としては北西から戦闘が始まり、北部、北東、東部、南東、南部、南西の各エリアへと進出する際に増援が出現する。

ジョルジュ「おお、アリティア軍か、ならば頃合いだな、俺も一暴れしてみるか」

・プレイヤー、北部エリアに進出する際に北東部エリアにジョルジュが出現する。

・プレイヤー、ジョルジュに近付く。

ジョルジュ「おお、アリティア軍か、待っていたぞ。俺はアカネイアの自由騎士ジョルジュ。
      パレス陥落から今まで反攻の機をうかがってきたが、ニーナ様がアリティアの保護を受けたと聞きここにはせ参じたわけだ。
      祖国解放のため、この俺も力を貸そう、マルス王子に取り次いでくれ」

・この章にてゴードンがプレイヤーキャラにいる場合、
 あるいは、ジョルジュとゴードンが同じプレイヤーにいる場合(アニメーション・この章以降随時)。

 弓を連射し、着実に敵を射倒すジョルジュ。それを呆然と見守るゴードン。
ゴードン「すごい、息つく間もなく矢を当てている」
ジョルジュ「・・・そんなに、すごいか・・・・・」
ゴードン「え、まあ、こんな業を見せられちゃ、やはり僕なんか・・・・・」
ジョルジュ「この程度ならば、弓使いなら当然の仕儀だ。まあお前も少しは弓には自信があっただろう」
ゴードン「え、ええ、まあ・・・・・」
ジョルジュ「ならば俺がある程度教えてやろう。俺も励みになるライバルというのがほしくなってな」
ゴードン「は、はい、がんばります」

・プレイヤー、東部エリアに進出する際に南東部エリアにユミルが出現する。

ユミル「どうやら、オラの出番のようだな」

・ユミルと戦闘(☆:アニメーション付き)

ユミル(☆登場)「あんたたちに恨みはねえが、これも子供たちのためだ」
ユミル(☆敗走)「悪いな、ここでくたばるわけにはいかねえ」
(MAP19クリア後で討伐)
ユミル(☆撃破)「・・・な、なんか、身体が、軽くなっただよ・・・・・」

・プレイヤー、南東エリア通過後(アニメーション)

バヌトゥ「さてと、ここまで戦い抜いたならば、わしも行かねばならぬか」
 バヌトゥ、懐から紅い石を取り出し、念とともに赤い光に包まれ、光は竜の姿に代わり、
巨大なドラゴンに変化する。それを見て怖れおののく味方兵士たち。

バヌトゥ「怖れることはない、わたしは味方だ。今そなたたちが対せんとする者は火竜族のマヌー、
     今の兵力では彼奴と渡り合うのは難しい、ここはわたしが加勢せねばならぬ。さて、道を開けてはくれぬか」

 兵士たち、おそるおそる左右に道をあけるとゆっくりと火竜バヌトゥは進んでいく。

・プレイヤー、南西エリア通過後、火竜バヌトゥ出現

バヌトゥ「待たれよ、マルス王子」
マルス「う、この声は、まさか・・・・・?」
バヌトゥ「いかにも、わたしはバヌトゥ。我が竜石が戻り、ここに我が本性を取り戻した。
     まあしばらくではあるが、このわたしが援護に回ろう」

マヌー「ぬう、貴様はバヌトゥではないか、よもやアリティアに与するとは」
バヌトゥ「マヌーよ、よもや貴殿、ナーガの教えを忘れたわけではあるまいな」
マヌー「ふん、若造が、そのナーガの教えで人間どもはつけあがり、その結果我らがどれだけの苦難を強いられたか、
    もはやお主も裏切り者、小僧もろとも屠り去ってくれるわ」

・プレイヤー、中央本陣に突入、マヌーと戦闘

マヌー(☆登場)「せめてもの慈悲だ、一瞬で灰にしてやろう」
(ドラゴンに変身)
マヌー(☆撃破)「貴様らに、虐げられた恨み、このままにしてはおかぬぞ」
(倒れた後、元のマムクートの姿に戻る)

・マヌー撃破後

マルス「これが、マムクート、火竜の力なのか」
バヌトゥ「そう、これこそがドルーアの主力。マケドニア、グルニアですらもその力を怖れるが故に与したのだ。
     マルス王子、これからドルーアとの戦い、彼らとの戦いは避けては通れぬ。もちろん、わたしも力を貸しましょうぞ」

・MAP19クリア前

ガーネフ「やはり一筋縄ではいかぬか、あるいはユミルめ、手を抜きおったか、
     しかしわしが生きている限り、あやつが裏切ることはあるまいて」

・MAPクリア


インターミッション

(MAP19クリア後でユミル討伐後)
マルス「これも世が乱れてのことか、彼等のような者たちはなくならないのだろうか」
オグマ「完全に絶やすことは不可能でしょう。しかし王子が善き政を行えば、あるいは・・・むう」
ユミル「マルス王子・・・・・」
オグマ「・・・!」
マルス「待って、オグマ、見たところ彼には敵意はない」
ユミル「はい、オラは子供たちを人質に、そのままガーネフって奴に操られていましただ。マルス様がそのガーネフと戦ってると聞いて是非オラも
    仲間にしてほしいですだ。もちろん、もしオラに妙な気配を感じたら・・・・・」

オグマ「分かった、その言葉をくんで、あえて剣を向けさせてもらう、そしてその上で、お前を信じよう」
ユミル「うん、すまねえ」

ジェイガン「王子、たった今マケドニア兵が我が軍を訪れておりますが、マルス様に取り次ぐよう申しております」
カチュア「マルス王子、私はマケドニア白騎士団のカチュアと申します。実は王子にお願いがあって密かに参りました。
     私たちミネルバ王女の部隊はドルーアに対して反乱を計画しております。
     しかし王女の妹君マリア様がこの先のディール砦に囚われているため表立った行動ができないのです。
     どうかマリア様を助けるために力をお貸し下さい」


・クリア後MAP9:紅き竜姫ミネルバが追加

・フリーバトルとしてペラティ島の戦いが選択可能

・ジョルジュ、バヌトゥがプレイヤーキャラとして選択可能

・特定条件クリアでユミルがプレイヤーキャラとして選択可能

MAP9:紅き竜姫ミネルバ
(ディール砦の戦い)

(アリティア連合軍VSグルニア軍)
勝利条件:ジューコフの撃破・マリアの救出
敗北条件:プレイヤー(マルス)の敗走、ジュリアンの敗走(※)、マリアの敗走
(※:ジュリアンがプレイヤーにいる場合は除外)

オープニング

 ペラティを抜けアカネイアへの進軍を再開したマルスたちはマケドニア騎士カチュアと出会う。
彼女はミネルバの妹マリア王女がディール砦にて人質として囚われているという。

 ディールはアカネイア王都への路からすれば中途の脇道。戦略的には通過しても差し支えないはずであった。

インターミッション

ジェイガン「・・・するとそのマケドニア兵が言うには、この先のディール砦にマケドニアのマリア王女が囚われていると」
マルス「うん、あのカチュアという人がわざわざ僕を頼って来たんだ。何とかできないものか」
ジェイガン「ですが、我が軍は補給もままならぬままにワーレン、ペラティで疲弊しております。今ここで余計な兵力を使うのは・・・・・」
ハーディン「それが罠ということもありうる」
マルス「ハーディン公」
ハーディン「ジェイガン殿の言うように、事は慎重をきたさねばならぬ」
ニーナ「いえ、ミネルバ王女もマケドニアの武人、あたるにしても正面からぶつかることでしょう。それに・・・・・」
マルス「それに、あの人の目は、かつてアリティアが落とされた時、僕を逃がしてくれた姉上の目に似ている」
ニーナ「ミネルバ殿が我々に協力をしていただければ、今までドルーアに従属していた
    マケドニア、グルニアの将兵たちにも少なからぬ動揺を呼び起こせるはずです」

マルス「ともかく、この作戦は我が兵で行うことといたします」
ハーディン「・・・うむ、ならば我が兵はその援護に回ろう、くれぐれも無理はなさらぬよう」


・戦闘開始

マリア「何やら騒がしくなってきましたね、いったい何が起こったのですか」
「あれは、アリティアとアカネイアの軍旗、まさか反乱軍が・・・・・」
マリア「え、姉さまと戦っている軍が何故ここに」
「おそらくはまさかマリア王女を、こうしてはいられない、急ぎ将軍に連絡を取らなければ」

「将軍、反乱軍がこのディールの東に攻めてきました、おそらくはマリア王女を奪うつもりでしょうか」
ジューコフ「なんだと、よし、全軍、守りを固めろ、なんとしてもマリア王女を渡してはならぬ」

ジュリアン「お呼びがかかったと思ったら、本当にこんな重要な任務任されてもいいのかな」
ジェイガン「ただ扉の鍵を開けるだけだが、敵に気取られずに成すのはお主しかおらぬのだ」
マルス「できるだけ僕たちが援護に回るから、ついて来れるかい」
ジュリアン「はい、俺もできる限りがんばります」

・ミッション発生「囚われのマリアを救出せよ」

・ジュリアン、砦の裏門に到達

ジュリアン「早速の出番だな、これで裏門はちょちょいのちょいってね」

・ジュリアン、裏門を開門

ジュリアン「おっと、敵さんのお出ましだな、俺もなるべく頑張るから援護よろしくお願いします」

・ジュリアン、マリアの部屋前に到達

ジェイガン「急げジュリアン、ぐずぐずしているとまた新手が来るぞ」
ジュリアン「あせりなさるなって、特別罠もないようだし、これでよし、と」

・ジュリアン、マリアの部屋を開門(アニメーション)

マルス「マリア王女ですね、僕はアリティアのマルスです」
マリア「えっ、あなたがマルス王子(へえー、ステキな人なんだ)
マルス「姉上のミネルバ王女からあなたを助けるようにと参りました」
マリア「あ、えっと、助けてくれてありがとう。私が助かったことを姉に伝えてください。きっと喜んでくれるから。
    それと、これからは、私もマルス様のお力になります。お側に置いてください。ね、いいでしょ!」

マルス「は、はい、とりあえずは本陣に参りましょう」
(以降、敗北条件にジュリアンの敗走が除外される)

・以後、マリアがプレイヤーについていく形となる。

・ミッション発生「マリアを本陣まで護衛せよ」

ジューコフ「何、マリア様が敵の手に落ちただと、早く取り戻さぬか」

・オレルアン兵が復路の要所に出現する。

・ディール守備隊とカナリスの歩兵隊が増援として出現する。

ジューコフ「おお、カナリス卿、貴公が援軍に来ようとは」
カナリス「せっかくペラティまで追い込んだというのにしぶとく生き延びたのだ、俺自身で始末を付けねば気が済まぬ」
ジューコフ「すまぬな、だがマリア姫だけは無傷で帰してくれ」
カナリス「・・・承知した・・・っていうか、そんなもの、知ったことか・・・・・」

・カナリスと戦闘

カナリス(登場)「こうなれば一人残らず地獄に叩き落としてくれる」
カナリス(撃破)「くく、先に地獄で待っているぞ・・・・・」

・マリア、本陣に到着する。

マリア「ああ、久しぶりに外に出られて楽しかった、とりあえず姉様が来るまで待っています」
(マリア、一時撤退する。以降、敗北条件にマリアの敗走が除外される)

・ジューコフと戦闘

ジューコフ(☆登場)「これ以上マリア様を巻き込みことはこのわたしが許さぬ」
ジューコフ(☆撃破)「貴公らは、自分たちが何をしたのか、分かっておるのか」

・ジューコフ撃破及びミッションクリア後

マルス「どうやら、人質と言っても手厚く保護されていたみたいだ」
マリア「はい、ミシェイル兄さまとグルニアのカミュ将軍はもともと親友だって聞きましたから」
マルス「ともかく、夕刻にミネルバ王女と落ち合う予定です」

・MAPクリア


インターミッション

ミネルバ「マルス王子ですね、はじめまして、マケドニアのミネルバです。
     こたびはマリアを助けていただきありがとうございました。
     いろいろと事情があったにせよ、今まで敵対し申し訳ありませんでした。
     兄のミシェイルをはじめ、マケドニア軍の多くは、いまだドルーア帝国に加担しています。
     しかし、彼らは私にとって父の仇、かなうなら、私自身の手で討ち取りたいと思っています。
     ただ、私の輩下の白騎士団、パオラ、カチュア、エストの三姉妹はお助けください。
     あの子たちは反乱を恐れたドルーアにより私から引き離されてしまいました。
     ですが、私が生きている事を知れば喜んで仲間に加わるでしょう。
     マケドニアを踏みにじった、憎いドルーア・・・・・。
     そのドルーアを倒すために、私たちも王子と共に戦わせてください」

ニーナ「マルス王子、あなたは、アカネイアのミロア大司祭をご存知ですか」
マルス「はい、かつてアカネイアを守っていた偉大な司祭様でたしか、オーラという強力な魔法を使われたとか。
    しかし、ドルーアに味方した魔王ガーネフと戦い亡くなられたと聞きます。」

ニーナ「ええ、でも司祭様にはリンダという娘がいて、彼女がそのオーラを受け継いだらしいのです。
    ですが、リンダはその後行方が知れません。きっと悲しい目にあっている事でしょう。
    マルス、お願いです。リンダをさがしてください。アカネイアを守ってくださったミロア司祭様に代わって

    私たちで、あの娘を守ってあげたいのです」


・クリア後MAP10:アカネイアの戦いが追加

・フリーバトルとしてディール砦の戦いが選択可能

・ミネルバがプレイヤーキャラとして選択可能

・マリアが護衛キャラとして選択可能

MAP10:アカネイアの戦い

(アリティア連合軍&アカネイア騎士団VSドルーア軍&グルニア駐留軍&ならず者連合)
勝利条件:ボーゼンの撃破
敗北条件:プレイヤー(マルス)の敗走・アカネイア騎士団の全滅

オープニング

マルス率いる同盟軍は、長い戦いの末にようやくニーナの祖国アカネイアにたどり着いた。
千年王宮とも呼ばれる王都パレスはこの山の向こうにある。
しかし王家が滅んだ今、王宮はドルーア駐留軍が居付いており、城下の村々は盗賊の巣窟となっていた。
彼らとの戦いに臨み、マルスの長い旅も、ようやく一つの目的に達しようとしていた。

インターミッション

マルス「ニーナ様、ついにアカネイアまでたどり着くことが出来ました」
ニーナ「これもすべてあなた方のおかげです。ですが未だパレスにはドルーアの駐留軍がひしめいておるとききます」
マルス「はい、それに幾人かの騎士がとらわれているとも、何としても彼らを助けなければいけませんね」
ニーナ「まずはノルダの村を確保しましょう。ですがここには奴隷商人と
    それに雇われたならず者たちがひしめいています。くれぐれもお気をつけて」

マルス「はっ」

ジュリアン「おいリカード、今までどこをほっつき歩いていたんだ」
リカード「へへっ、ちょっといいところ」
ジュリアン「まさか、おかしなことはしてねえよな」
リカード「そんなことないですよ」


・戦闘開始

ハイマン「ふう、ようやくたどり着いたぜ」
頭目「な、なんだてめえらは、なんでこんなところにサムシアンが出てくるんだ」
バフス「もうすぐアリティアの奴らがこのパレスに来るって話だ、俺たちもワーレンやペラティで多くの仲間を失った。
    このまま指をくわえてちゃ俺たちの名が泣くぜ」

ハイマン「そういやお前らもグルニアの連中と顔がきくって話だ、奴らと連携して一緒にアリティアに一泡吹かせてやろうぜ」
頭目「お、おう、よろしく頼むぜ」

・まずバフス率いる海賊残党が現れる。

・バフスと戦闘

バフス(登場)「仲間の敵だ、覚悟しな」
バフス(撃破)「この俺様が、ざまあねえ・・・・・」

・バフス撃破後、次はハイマン率いるサムシアン残党が現れる。

・ジュリアンがプレイヤーキャラにいる場合、ハイマンに近づく。

ハイマン「ああっ、てめえはジュリアン、よくも裏切りやがったな」
ジュリアン「俺はもう、悪いことにつきあうのがイヤなんだよ」

・ナバールがプレイヤーキャラにいる場合、ハイマンに近づく。

ハイマン「ナバール、お前ともあろうものが女にうつつを抜かすたあな」
ナバール「そのつもりはなかったが、しかし、お前は斬らねばならぬか」

・ハイマンと戦闘

ハイマン(登場)「さんざんコケにしやがって、今までの借りを返してやるぜ」
ハイマン(撃破)「ちくしょう、つ、強すぎる・・・・・」

・ハイマン撃破後、グルニア歩兵隊が出現し、同じくノルダの村の門も開放される。

ヒムラー「くっ、役に立たぬやつらめ、こうなれば我らが当たらねばならぬか、歩兵隊、出撃せよ」

・またワーレン港の戦いにてシーダがロジャーを説得した場合にロジャーが出現する。

ロジャー「やっぱり、アリティアとは戦わなくちゃいけないか」
ヒムラー「ロジャーよ、お主をワーレンから逃げ延びたところをかくまった恩、ゆめゆめ忘れるなよ」
ロジャー「・・・はっ」

(MAP7にてのミッションをクリアしてシーダがプレイヤーにいる場合のみ)
・ミッション発生「歩兵ロジャーを説得せよ」

・シーダがプレイヤーにいる場合にロジャーに近づく。

シーダ「ロジャーさん、またこんなところで会えるだなんて」
ロジャー「ああ、シーダ姫、やっぱ俺、もう戦えないよ。よければ俺も仲間に入れてくれないか」
シーダ「ありがとう、私もそう言ってくれると信じてました」
(以後、ロジャーが味方キャラに参入、歩兵隊撤退開始)

・ロジャーと戦闘

ロジャー(登場)「やっぱり戦わなくちゃいけないのか」
ロジャー(撃破)「俺も、シーダ姫みたいな彼女がほしかったなあ」

・ロジャー説得または討伐後、歩兵隊撤退開始。

・プレイヤー、ノルダの村に突入。ならず者たちとマリス、ダイス出現。

マルス「我々はアリティア軍だ、この村を占拠している者たちよ、今すぐにこの村とさらっていった子供たちを解放せよ」
頭目「何い、アリティア軍、てことはあいつらはやられたってことか」
マリス「どうやらオレたちの出番ってところだな」
ダイス「ふふん、強い奴ばかりで腕が鳴るわい」

・マリスと戦闘(☆:アニメーション付き)

マリス(☆登場)「悪く思うなよ、これも仕事のうちさ」
マリス(☆敗走)「くっ、こいつは安すぎたよ」

・ダイスと戦闘(☆:アニメーション付き)

ダイス(☆登場)「おおっ、お前さん強そうじゃのう」
ダイス(☆敗走)「面白かったわい、それじゃあのう」

・プレイヤー、村を占拠したならず者を撃破後、ノルダが解放される。

・ノルダ解放及びリンダ救出(アニメーション)

 逃げ惑うならず者たちを横に、味方兵士たちに保護される子供たちと解放を喜ぶ村人たち。
そして助け出された子供たちにマルスは優しく語りかける。

マルス「君たち、今まで辛かっただろう、でももう大丈夫だよ。・・・しかし、この子たちはどうしてこんなことに」
ナバール「戦火に焼かれて親を失い、さまよっているうちに奴らにさらわれたのだ」
村長「マルス王子、この村を解放していただきまことにありがとうございます。この子たちは当分の間、我が村で保護させていただきます」
マルス「はい、お願いします・・・・・」
 マルスのもとに一人の少年(?)が近付いてくる。
「マルス王子ですね・・・・・」
マルス「え、ええと、君は、女の子、でもどうして、男の子の格好を・・・・・」
リンダ「はい、私はリンダというアカネイアの司祭長ミロアの娘です。あの時、ガーネフの手から逃れるために
    こうやって男の姿に身をやつして今まで逃げ延びたのですが、途中で彼ら奴隷商人に捕らえられて、
    あのままだったらおそらくまたガーネフの手にかかるところでした」

マルス「そうだったのか、でも無事でよかった、もう心配ないからね」
リンダ「マルス王子、今から私も戦います。私もお父様のようにこのアカネイアを守りたいのです」
(以後、リンダが味方キャラに参入する)

・村解放後、アカネイア城下の門が開門する。

ミディア「そろそろ頃合いね、みんな、脱出するわよ」

ヒムラー「何ぃ、捕えた捕虜が全員脱走しただと」
ショーゼン「放っておけ、いずれ反乱軍ごと始末すればよい」
ヒムラー「うむ、では全騎出撃せよ」

・グルニア騎馬隊とミディアはじめアカネイア兵が出現する。

ニーナ「あれはアカネイアの兵たち、隙を見て脱出したのですね」
マルス「何とか助けなければいけませんね、出来る限り力を尽くします」
ニーナ「ええ、お願いします」

・ミッション発生「アカネイア兵を救出せよ」

・プレイヤーが各敵騎士を撃破すればそれぞれの味方騎士を救出できる。

ボア「おお、助かりましたぞ、そなたたちがアリティアの騎士たちか、礼を申しますぞ」

トーマス「助かりました、これで兵力を立て直せます」

トムス「かたじけない、これでそれがしの鉄壁の守りも発揮できます」

ミシェラン「かたじけない、あれしきの物量に耐えられなんだとは一生の不覚」

ミディア「ありがとうございます、私はアカネイア騎士オーエンの娘ミディア、定まっての挨拶は後ほどに、今こそパレスを解放したしましょう」

・ショーゼンと戦闘(☆:アニメーション付き)

ショーゼン(☆登場)「燃えろ、血も、肉も、すべて燃え尽きろ」
(ドラゴンに変身)
ショーゼン(☆撃破)「馬鹿な、わたしの身体が、崩れていく」

(倒れた後、元のマムクートの姿に戻る)

・ショーゼン撃破後

ヒムラー「ぬうう、ショーゼンめ、メディウスの直属と思うて期待はしていたが、役立たずめ」
 と、ヒムラー、撤退する。

マルス「いよいよ城内に突入する、みんな、パレス解放まであと一息だ」

・プレイヤー、パレス城内に突入する。パレス城内ではなぜか敵将ボーゼンの魔力による火の玉が常に降り注いでいる。
 プレイヤーはそれらをかいくぐり、敵将を倒すのだ。

・ボーゼンと戦闘(☆:アニメーション付き)

ボーゼン(☆登場)「ドルーアにたてつく反乱軍の者どもよ、我が地獄の焔に焼きつくされよ」
ボーゼン(☆撃破)「これで、勝ったと、思うなよ・・・・・」

・ボーゼン撃破後

ニーナ「ありがとう、マルス王子、私がこうしてパレスに帰ってこれたのもすべてあなたたちのおかげです」

・リフかレナが護衛キャラにいない場合

リフ「ようやく一段落ですな、ところでレナ殿、薬草が余っているようなのでノルダの方々に分けてもいいかもしれませぬな」
レナ「そうですね、私たちが直接赴ければよかったのですが」

・ロジャー未参入時

シーダ「ロジャーさん、もうちょっとお話をすればよかったかな」
マルス「そうだね、彼なら僕らの仲間になると思ったけれど」

・MAPクリア


インターミッション

マルス「ニーナ様、これでアカネイアを解放することができました。占領軍司令官のヒムラー将軍の撤退を知り、兵士たちも次々と降伏しています」
ニーナ「あとはこの国を立て直すだけですが、ところでマルス王子、これからどうしますか」
マルス「はい、我々は引き続き、アリティア解放のために兵を進めたく思います」
ニーナ「そうですか、一段落したら私も合流いたしますが、それまでは我がアカネイアの騎士たちがあなた方の手助けをいたします」

リンダ「ニーナ様、この私もお許しを頂ければこれからマルス様の軍に参加したく思います」
ニーナ「リンダ、今まであなたもつらい思いをしたことでしょう、出来ることならあなたには穏やかな日を送ってほしいのですが」
リンダ「お願いです、私も大司祭ミロアの娘、お父様の仇であるガーネフをこの手で倒したいのです」
ニーナ「やはりそういうところはミロア様に似ているのですね、分かりました、あなたの身をマルス王子に任せます。ですが決して無理はいけませんよ」
リンダ「はい、ありがとうございます」

ミディア「改めてお目にかかります、ニーナ様の命により私ミディアもマルス王子のもとに参じることとなりました」
マルス「あなたがオーエン伯のご息女のミディア殿ですね」
ミディア「はい、敵に捕らわれた我々がこうして脱出できたのも、たまたま斥候に参ったアリティアの兵士の方のおかげだったのです」
マルス「そうだったんですか、でも、斥候の兵士って、いったい誰なんだろう」

ジュリアン「おい、まさかお前・・・・・」
リカード「へへっ、俺も美人の頼みは断れなかったからね」

・リフかレナが護衛キャラクターにいるときにクリアした場合

ジェイガン「マ、マルス様・・・・・」
マルス「うん、どうしたのジェイガン、いつになく興奮しているけれど」
ジェイガン「はっ、実はリフ殿とレナ殿がノルダにて病人を介抱しているときに、我が騎士団の者が・・・・・」
マルス「なんだって、いや、とにかく訪ねてみよう」

『ノルダの村』
マルス「ええと、たしかここに・・・ああ、あなたは、フレイ隊長」
フレイ「おお、マルス様、それにジェイガン殿、まさか参られたとは」
ジェイガン「しかしお主もよく生きていたな、あの時お主が囮となり、カインたち多くの騎士が助かった」
フレイ「ははっ、あのとき敵の手につかまりとどめを刺されそうになったとき、なぜかグルニアの騎士に助けられ、ここノルダで傷をいやしておりました。
    しかし不甲斐ないことにその時に一時記憶をなくしまして、従軍僧の方々のおかげでこうして記憶を取り戻した次第にございました。
    王子、今更ながら自分も王子のお力になりたく思いますが」

マルス「でも、傷の方は大丈夫なの」
フレイ「なんの、自分も十分に養生いたしました。ご命令があらばいつでも出撃いたします」


・クリア後MAP11:グルニアの木馬隊が追加

・フリーバトルとしてアカネイアの戦いが選択可能

・リンダ、ミディアがプレイヤーキャラとして選択可能

・ミッションクリアでロジャーが護衛キャラとして選択可能。

・特定条件でフレイがプレイヤーキャラクターとして選択可能