機動戦士ガンダムSEED
DESTINY REVENGE 第1クール
(PHASE01〜13)
PHASE01:怒れる瞳 |
地球連合、ザフトは多大な犠牲を双方に出した第二次ヤキン・ドゥーエ攻防戦の後、ユニウスセブン跡において停戦条約を締結。しかし、ナチュラルとコーディネイターの争いの火種が消えたわけではなかった。 それから時が流れC.E.(コズミック・イラ)73年10月。オーブの代表首長となっていたカガリ・ユラ・アスハはアスラン〜彼女の護衛としてアレックス=ディノを名乗っている〜を伴ってL4に新設されたプラントの一つ『アーモリーワン』を訪れていた。再び燻り始めた両陣営での不穏な動きを懸念し、最高評議会議長ギルバート=デュランダルと極秘会談の場を持つためであった。 その混乱を感じ、再び起ころうとする戦いを予感し戸惑うカガリ。爆煙の中アスランは彼女を守るため手近のMS『ザクウォーリア』に乗り込み、この場を脱しようとするも、奪われた3機のガンダムとの戦闘にもつれ込む。前線をするアスラン、しかしスペックで上回る3機に次第に追い詰められてしまう。 |
PHASE02:戦いを呼ぶもの |
突如『アーモリーワン』で起こった騒乱は強奪されたガンダム3機とアスランのザク、そしてシンのインパルスとの戦闘にもつれ込んだ。 |
PHASE03:予兆の砲火 |
強奪された3機のガンダムを追い、シンとレイはアーモリーワンの外へと飛び立つ。しかしそこで待ち受けていたのは連合特殊部隊ガーティ・ルーとそれを率いるネオであった。ネオが操るエグザス、かつてのメビウスゼロを彷彿とさせる全方位攻撃で2機を翻弄する。その猛攻に圧倒されつつある彼らだったが、アーモリーワンより発進したミネルバが割って入りインパルス、ザクファントムの2機はやむなく帰還をする。ミネルバはそのまま敵母艦ガーティ・ルーを攻撃、すかさずネオはガーティ・ルーの予備の推進タンクを爆破を指示、戦場からの脱出を試みる。 |
PHASE04:星屑の戦場 |
戦闘態勢の中、アスランはひとまずカガリを居住ブロックの一室に落ち着かせ、自分はデュランダルとともにブリッジに上がる。 |
PHASE05:平穏な日々に |
シンたちが連合ファントムペインと激闘を繰り広げているころの一方の地球、オーブにて隠棲生活を送っているキラのもと、サイとカズイ、そしてカズイが亡命先のユーラシアで知り合い、カズイの帰国に伴いオーブに亡命した女性を伴い訪れていた。 ・追加設定 サイ=アーガイル:先の大戦後、工業カレッジ卒業後、大西洋連邦のハルベルト大学(現実のハーバード大学のSEED版か?)に留学、そこで政治学を専攻。その裏で、大西洋連邦軍の反BC派の士官と知己となり彼らからBC残党(後にロゴス)の情報を逐次入手し、それをキラたちに伝えようとオーブに帰国したが、戦乱によりそのままとどまることとなる。 カズイ=バスカーク:先の大戦、オーブ攻防戦の際に退艦し、そのままユーラシアに亡命、一時ジャンク屋の仕事を手伝った際に一人の女性と知り合い、ともにオーブに帰国。技術者よりも商人としての才覚に目覚める。 “彼女”:ユーラシア出身のコーディネイター。亡き父からナノテクノロジーの研究を受け継ぐ。後にこの研究が世界に多大なる影響力をもたらす。また弟が一人いて、トール=ケーニヒの妹と仲がいい。 シホ=ハーネンフース:先のヤキン戦においてイザークのもとで戦い、戦後はそのまま彼の副官になるも、条約締結後に除隊したディアッカに復隊を請願し、ディアッカ復隊後、彼に主席の座を譲り、自分は次席副官に納まる。ミリアリアとは終戦以来の友人同士である。 ディアッカ=エルスマン:先の大戦の後、ユニウス条約締結後に正式に除隊。地球に降りそのままミリアリアと生活をともにし、半ばヒモのような毎日を送る。後にたまたま任務のために降りたシホと偶然出会い、彼女から復隊を懇願される。結局それに折れ、復隊の際に初心に帰るという意味で一般兵の軍服に身を包むも、その待遇は“赤”同様と見なされている。 |
PHASE06:癒えぬ傷跡 |
ガーティ・ルーとの激闘を切り抜けたばかりのミネルバに入った急報。それは更なる、そしてより深刻な凶報であった。 アイキャッチ:アビスガンダムとアウルを |
PHASE07:世界が終わるとき |
地球へ落下を始めたユニウスセブンを破壊するために、現場に急行したイザーク隊、対してユニウス落下を図る謎のジンの一団。 アイキャッチ:ザクファントム(青)とイザークを |
PHASE08:混迷の大地 |
辛くもテロリストたちを退けるもユニウスセブン、それでも最後までユニウスの破砕を続ける為ミネルバもまた大気圏に突入、そのまま地上に降下した。 アイキャッチ:ザクウォーリア(緑)とディアッカを |
PHASE09:ジャンクション |
オーブに入港したミネルバは修理と補給の為、モルゲンレーテのドックに入った。 アイキャッチ:ミネルバとタリアを |
PHASE10:驕れる牙 |
地球連合は、「ユニウスセブン落下事件」をザフトの仕業と決め付け、プラントを敵性国家と見なす共同声明を発表。地球軍の月面基地では、開戦へ向けて着々と準備が進んでいた。プラント政府の最高評議会は紛糾し、開戦派の意見が主流を占めようとしていたが、デュランダルはあくまでも対話による解決を主張。とはいえ、当座は降り掛かる火の粉を払わねばならない。目の前に迫った地球軍の攻撃に対して、国防委員会はプラントを守るために軍を動かす。その頃、プラントへ着いたアスランは、和平を訴えるべくデュランダルへの面会を求めていた。 |
PHASE11:父の呪縛 |
ようやく会見の場を得、デュランダルから先ほどの事態は、地球連合がプラントへ核攻撃を仕掛けたと聞かされたアスランは、その疑念が確信と変わり驚愕する。そこで彼は改めてアスランと名乗り、父・パトリックの言葉を否定した上で、デュランダルへ和平を訴える。淡々と語るうちに次第に感情を高ぶらせ自分をも責めるアスランに、デュランダルは「負い目に思ってはいけない」と、優しく諭すのだった。ふと何かのころ合いを見計らったのか、傍らのモニターのスイッチを押す。 |
PHASE12:選びし道 |
プラントの最高評議会は、先の再核撃戦を受け、現在ジブラルタルとカーペンタリアのザフト基地を包囲している地球軍への対応に追われていた。それに際しデュランダルはこの軍事作戦を先の報復に持ち込まぬようあくまで積極的自衛権の行使であることを明言し、戦火が拡大しないよう配慮する。 |
PHASE13:血に染まる海 |
オーブ外洋にて敵の待ち伏せを受けるミネルバ。前方に大西洋連邦軍、後方には出航を見計らったかのごとくオーブ艦隊が出撃した。もちろん、後退した場合の迎撃に備えて。 |