隻眼の猛虎
サガット

データ

名前:サガット

格闘スタイル:ムエタイ

身長:226p 体重:109s

国籍:タイ

誕生日:7月2日 年齢:40歳

血液型:B型

好きなもの:闘い、強者

嫌いなもの:姑息な奴

特技:潜水(20分以上)

ステージ:タイ・寺院廃墟
(シャドルーに破壊された寝仏像の残骸が横たわっている寺院跡)

・プロフィール
 かつてリュウによって敗北した屈辱をばねに己の腕を磨きなおし、更なる高みを極めんとする元ムエタイの帝王。
今回もまた己が宿敵と定めるリュウと闘わんと動き出す。
更には神に近き男も暗躍していると聞き、その真偽をも確かめんとするが、


技設定

・特殊技

タイガークラック(6+強キック):ハイキックの後でかかとを落とす。

タイガーアンガー(6+中キック):ローキックでひるませてから中段のトゥキックを繰り出す。

・投げ技

タイガーキャリー(相手の近くで前後+パンチ二つ):相手を抱え上げ、そのまま投げ飛ばす。

タイガーレイジ(相手の近くで前後+キック二つ):相手の頭を片手で掴み上げ、数回膝蹴りを喰らわせる。

・必殺技

タイガーショット(236+パンチ):両腕を突き出し気の弾を繰り出す。

グランドタイガーショット(236+キック):しゃがんでからのタイガーショット。

タイガーアッパーカット(623+パンチ)
:かつて自らの胸板に傷を付けた昇龍拳をもとに編み出した飛び上がってのアッパーカット。

タイガークラッシュ(623+キック):全体重をかけての飛び膝蹴りを繰り出す。

・スーパーアーツ(以下3つから選択)

T・タイガーストーム(236236+パンチ・中2本):気合を込め巨大な気の弾を繰り出す。

U・タイガーレイド(214214+キック・中2本)
:ローからハイキックのコンビネーションから水平に飛んでミドルキックへと畳み込む。

V・タイガーペイン(214214・パンチ・小3本)
:軽く身構えて攻撃を受け止め、カウンターでTアッパーカットを繰り出す。

・ハイパーフォース(パワーゲージ全部使用)

タイガージェノサイド(236236+パンチ全部)
:軽く飛んでのTクラッシュからTアッパーカットを叩き込む。


演出・ストーリー

・各種演出(抜粋)

登場:
「フッフッフ・・・・・」肩を怒らせつつ笑う。

勝利:
1:あごをしゃくらせて不敵に笑む。
2:「はーっはっはっは・・・・・!」腕を組んで高笑い。


・勝利メッセージ集

アレックス:久しく見なかったな、お前の目、次も全力で俺を倒しに来い。

リュウ:この程度では勝てたとは思わぬ、お前も更なる高みに上がって来い。

ケン:お前も奴とは同様だ、更に突き上げてこの俺の胸板を焼き焦がせ。

ユン:じゃれあいはここまでだ、次は真の闘いを教えてやろう。

ヤン:猫の爪では虎を倒すことは能わぬ、せいぜい爪を磨くがいい。

ダッドリー:決闘は貴族の道楽ではない、貴様ならば理解できよう。

ネクロ:貴様の力、ただの道化で終わるわけではなかろうな。

いぶき:ぬるいな、殺気のみで俺に勝とうとはな。

エレナ:これが真の蹴りだ、ただの踊りでは俺は倒せぬぞ。

オロ:なるほどこの気迫、老にとっては未だ片手にも足りぬか。

ショーン:勇気と無謀は同じにあらず、せいぜいケンのもとで腕を磨け。

ヒューゴー:この程度か、バカ力のみが貴様の取り柄ではなかろう。

ユリアン:不愉快だな、野心のみの力など、俺にとっては土人形に過ぎぬ。

まこと:この程度の拳などよけるに及ばぬ、むしろ身体に心地よいわ。

レミー:こんなものか、歪んだ憎悪のみで闘えるほどここは甘い世界ではない。

トゥエルヴ:中身が空っぽなだけのただの人形か、この俺に小細工とは見くびられたわ。

Q:俺はまだ全力を出し切らぬ、我が力推し量るのではなかったか。

春麗:そうそう闘いからは抜け出せぬ、ならばこそ愉しむがよかろう。

さくら:力はただ高めるのみにあらずか、曇りなき心、次こそぶつけるがいい。

ザンギエフ:これがお前の力なのか、この程度ならば遊びにも足らぬ。

キャミィ:未だ獣の爪にはなれぬか、一点の迷い晴れなくば俺は倒せぬ。

かりん:所詮は小娘の道楽ではなかろうな、次は命そのものをぶつけて来い

春樹:ふふ、小僧よ、どうせならこの俺を、そして奴を超えるべく腕を磨くがいい

クリス:親父に比べたら、まだまだだな、せいぜいその心意気を磨くがいい

サガット:もはや帝王の名など要らぬ、ゆえに自らに敗れる道理はないわ。

豪鬼:未だ敗れぬか、殺意の波動は、なればこそ、挑むに値する。

ギル:俺は神を気取るつもりはない、されど貴様には未だ及ばぬな。


第5回戦(対ユリアン)

・仕合前

ユリアン「貴公がムエタイの帝王、サガットか」
サガット「そういうお前は、ほほう、貴様が噂の神に近き男か」
ユリアン「知っていればもはや多くは語るまい。今は貴公を倒し、余の力知らしめるのみ」
サガット「ふふ、なるほどな、なればそれを退けるのみだ」

・仕合後

ユリアン「まさか、余の力が敗れるとは」
サガット「所詮貴様は、神に近き男にあらずということだ」
ユリアン「よもや貴公、あれと闘うつもりか、あれには誰にも倒せぬ、余以外にはな」
サガット「面白い、いずれはかからねばならぬな。だがその前に・・・・・」


第9回戦(対リュウ)

・仕合前

リュウ「サガットか、再びお前と闘わねばならぬときが来るとはな」
サガット「ふふ、今までお前を倒すべく腕を磨いていた、だが、お前と同じ境地なくば、打ち勝つこと能わず。
     これはあの小僧を見てそれを思い知ったのだ」

リュウ「春樹くんか、それは俺も同じだ。彼ら姉弟がいなければ、俺はただの戦鬼に成り果ててしまっただろう」
サガット「すべては己自身との闘いか。なれば楽しむがよかろう」

・仕合後

サガット「どうした、これで終わりか」
リュウ「まだまだ、俺はまだ闘える、といいたいが」
サガット「まだまだ強くなれるはずだ、お前も、俺自身も。なればこそ命を削りあうまでもなかろうて」
リュウ「そうだな、次に闘うときまで、その拳、更に磨かねばならない」
サガット「ふふ、楽しみにしているぞ」


最終戦(対ギル)

・仕合前

ギル「ようこぞ、帝王どの、君が来るのを待っていたよ、サガット君」
サガット「ふふ、この威圧感、この昂りとともに、身体の震えですら心地よい」
ギル「やはり、君の噂は前々から聞いていたが、かつての敗北も君にとってはやはり些細なことであったか」
サガット「確かにな、この傷も、こだわってみても所詮は詮無きこと。
     すべてはあまたの強者との闘いのためのきっかけであった。そして貴様との闘いもまた然り」

ギル「それが“力あるもの”としての宿命(さだめ)。力あるものはより力あるものに引き付けられる。
   こうしてわたしも君と闘えることが楽しみだよ」

サガット「フッ、貴様の“神”の力、見せてもらうぞ」


エンディング

タイの密林の中、数人の子供たちが分け入っていく。
「本当にいるの?」
「本当だよ、もう何度かすごい音がしたんだ、きっと帝王が修行をしているんだ」
その時、奥の方から大木を打つ音が響く。
「あっ、本当だ」
「あっちの方だ、行ってみよう」
と、子供たちは奥へと向かう。

密林の奥、そこには確かにサガットが大木を打ち続けている。
「やっぱり・・・・・」
「やっぱり帝王だ」
サガット、その子供たちに気づくや、一瞥の後、子供たちに空拳を放つ。
空拳から放たれる突風に子供たちは押し倒される。不適に笑むサガット。
立ち上がる子供たちは改めて整列し、手を合わせる。
それを見届けるとサガットは高らかに笑いながら去っていく。

修行を切り上げ、高台に立つサガット。
サガット「まだまだ、だな、この程度ではまだ力任せ。拳そのものを風のごとくにせぬ限りは・・・・・」
どこからか、一枚の葉が流れてくる。その葉がサガットの掌に降り、それを握ろうとして、途中、思いとどまる。
サガット「沙羅双樹、か・・・・・」
やがて葉はサガットの掌を離れ、舞い上がっていく。それを見守っていくサガット。

(スタッフロールへ)