最強格闘ボーイ
春日野春樹

データ

名前:春日野春樹(通称つくし)

国籍:日本

年齢:16歳

身長:168p 体重:64s

基本世界観:ストV

(その他のデータ云々に関してはカプコンの公式データに準ずる)

ステージ:春日野家裏庭(ZERO2のさくらステージ)

・プロフィール
かつての女子高生ファイター、春日野さくらの弟。姉の活躍を見てか、
彼自身も一応に格闘技の世界にいくらか入ろうとは決意はしたのだが、
その際何故かダンの弟子にされていて、一応彼の技と姉の技を自分なりにアレンジしている。
日本のジュニア格闘技大会(神月財閥主催)にも腕試しのためにも参加し、
まことをはじめ数多くの若き格闘家たちを破り、優勝を飾った。

それから更なる修行を行う彼のもと、レミー率いるギャング団、
そのバックにいるとある組織の野望に巻き込まれる形で参戦。

・基本コンセプト:もともとは中平正彦先生の「さくらがんばる」の「つくし」をもとに
考案したキャラであり、基本はさくらだがダンを絡めたスタイルでキャラを組んだ。

・正なる波動:もともとは暗殺術から編み出された豪鬼の殺意の波動に由来する武術を
リュウ、さくら、春樹らが継承していくうちに護身、ひいては己を高めていく武術へと昇華された。
それにともないそのパワーソースである殺意の波動もそれに対応する正なる波動へと昇華していく。

・対人関係

さくら:姉、彼女もレミーたちのギャング団の抗争に巻き込まれるが、
リュウや春麗たちと戦えるのを楽しみにしている。

いぶき、まこと:前述のジュニア大会にて出場するも春樹に敗退。
以後程度の差こそあれ彼を打倒すべく修行を続けている。

エレナ:留学している高校が春樹の学校と近所。

ショーン:何故か気が合う。

レミー:ギャング団のボス。春樹(と全てのファイター)に歪んだ憎悪をぶつける。

かりん:大会に優勝した春樹のスポンサーを買って出る。
最近は環境保護のためと称してアフリカの土地を買い占めているとか
(それゆえにかりんの第1ライバル戦の相手はエレナとか)。


技設定

・投げ技

谷落とし(相手の近くで前後+パンチ2つ・空中でレバー入力+パンチ2つ)
:相手と組み、背中に乗せつつそのまま投げ落とす。

DDT(相手の近くで前後+キック2つ):相手の頭を脇に抱え、後ろに倒れるように落とす。

・必殺技

牙桜拳(214+パンチ)
:テリーのバーンナックルの要領で気のこもった正拳を叩き込む。
「がおうけん!」

咲桜拳(623+パンチ)
:さくらの技と同じ。踏み込みつつアッパーを放つ。
「しょうおうけん!」

竜巻春風脚(214+キック・連続3回入力)
:さくらの春風脚を強化した技。連続三回で技を繰り出す。
「しゅん・ぷう・きゃく!」

・スーパーアーツ(以下3つから選択)

T・真空牙桜拳(214214+パンチ・小・回数3)
:気のこもった牙桜拳を放つ。

「しんくう、がおうけん!」

U・乱れ桜(236236+キック・中・回数2)
:さくらの技と同じ。

「せーのっ、やーっ!」

V・必勝武来拳(236236+パンチ・中・回数2)
:ダンの必勝無頼拳と同じだがこっちは踏み込みがしっかりしていてしかも前に前進をする。

「オラオラオラ、ぅおりゃー!」

・ハイパーフォース(パワーゲージ全部使用)

真・咲桜拳(相手の近くで236236+パンチ全部)
:つまりはリュウの真・昇龍拳と同じ。

「しん、しょうおうけん!」

真極殺(SP・SP・6・HK・HP)
:豪鬼の瞬獄殺(あるいはさくらの春獄殺)と同じ。
ちなみにVにてのさくらは春獄殺がハイパーフォースとして使用可能。


各種演出(抜粋)

登場(通常):(面倒くさそうに)僕と闘うのか。

登場(対ダッドリー、オロを含んだストUキャラ):うん、お願いします。

登場(対いぶき、エレナ、まこと、さくら、かりん):しょうがないなあ。

勝ち:(片手を挙げて)僕の、勝ちだ!
   こんなとこかな。
   (軽い演舞)えい、やっ、はーっ!


ストーリー

・勝利メッセージ集

アレックス:本場のファイターってところかな、力と技がマッチしている。

リュウ:やはりリュウさんは強いですね、またいつか仕合して下さいね。

ケン:相変わらずの激しい攻めだな、自分で当たるとやっぱきついよ。

ユン:やっぱり本場のクンフーはすごいな、僕も精進しなきゃね。

ヤン:へえ、こんなクンフーの攻めもあるんだ、やはり奥が深いな。

ダッドリー:これが正統のボクシング、パワーに頼らずとも骨身にしみるな。

ネクロ:やはりもとは普通の人間なんですね、少し安心しました。

いぶき:やっぱ忍者というのも伊達じゃないな、でも結構いけたかな。

エレナ:野生の健脚ってところだね、こっちもノッってきたよ。

オロ:何か闘うというより、鍛えられているって感じだな。

ショーン:やはりちゃんと波動拳撃てるようにならないと、ダメかな。

ヒューゴー:やはりパワーには圧倒されるな、でも捕まらなきゃわけないさ。

ユリアン:なんか、存在感だけで威圧されそうだな、いろんな意味で。

まこと:やっぱり腕を上げたかな、いつもより踏み込みがしっかりとしているよ。

レミー:どうしてここまで斜めに構えられるのかな、昔何かあったのかな?

トゥエルヴ:これって、どこかの軍の秘密兵器かな、とりあえず相談してみよう。

Q:まるで拳を打ち込まれるのが目的のような、データを取られてるのかな。

春麗:今までいろいろと見てきたけど、実際にあたれば、やはり違うな。

さくら:なんとかついてこれたけど、もうちょっと修行しないと、だめだよね。

ザンギエフ:ただのパワーじゃなく、信念に裏付けられた力、やはりすごいな。

キャミィ:やっぱりこれは、任務の間の遊びってところかな。

かりん:もうちょっとがんばらないと、スポンサー外されちゃうかな。

春樹:何だか気分が悪くなってきたな、今日はちょっと帰って寝よう。

クリス:守ってよし、それでいて攻めてよしか、これはうかつに近づけないかな。

サガット:僕みたいな雑魚でも、全力で立ちはだかるということかな。

豪鬼:これがリュウさんの力の源、確かに呑み込まれそうだな。

ギル:あなたの言い分は正論だけど、危険なことには変わりないな。


・ストーリーチャート

第6回戦(対さくら)

・仕合前
さくら「あら、つくしじゃない、こんなところで何やってるの?」
春樹「いやね、最近何故か格闘家さんたちが僕に仕合を挑んでくるんだよね」
さくら「そいつはしょうがないよ、なんせあんたは今や日本有数の格闘家の一人なんだから。
    あたしも姉として鼻が高いよ」

春樹「またそんなこと言う、どうせ姉さんも僕に手合わせしろなんて言うのかな」
さくら「ま、そんなとこかな。これも修行のつもりでやろうよ」

・仕合後
さくら「ふー、なかなか強くなったじゃない」
春樹「まだまださ、でも、確かに強くなったような気がするけどね」
さくら「この調子でまたがんばりなよ、それと、最近どこかのギャング団が
    格闘家たちを襲っているって噂だから、あんたも気をつけてよ」

春樹「うん、わかった」


第11回戦(対レミー)

・仕合前
レミー「お前が、ハルキ=カスガノか・・・・・」
春樹「そういうあんたは、ギャング団のボスってとこかな?」
レミー「そんなことなどどうでもいい、今の俺はお前を倒すためにいるからだ」
春樹「・・・一つ聞くけど、どうして僕に戦いを挑むのかな?」
レミー「理由を、聞きたいのか・・・・・?」
春樹「なんとなく、じゃ、ちょっとね」
レミー「・・・ならば、教えてやろう、お前が気に入らない、それだけだ」
春樹「・・・そうこなくっちゃね」

・仕合後
レミー「この俺が、敗れたというのか」
春樹「今のあんたは、何かに追い詰められているって感じだからね、
   まあ、動きがぎこちないから簡単に読めちゃったんだ」

レミー「憎しみだけでは解決しないとでも、言いたいのか。
    いや、負けた身にとやかく言える筋合いはないな」

春樹「また、闘おうよ、その時はいくらか吹っ切れればいいけどね」
レミー「・・・・・」


最終戦(対ギル)

・仕合前
ギル「君とは会いたかったよ、春日野春樹くん。本来ならばリュウ君にこそ用があったのだが、
   今のところは君こそが最適と判断したからだ」

春樹「僕に、何か・・・・・?」
ギル「そう、わたしとしたことが、取るに足らぬと思って失念をしたのだよ、君たちの力に。
   生命の力を純粋に破壊と闘争のために行使する、いわば殺意の波動。
   それを君たちが洗練した、言うなれば正なる波動、それに興味を示し、こうして招いたのだ」

春樹「いずれにしても、僕はあなたと闘わなければならない、か」
ギル「これもまた、始めから予定されたこと。力あるものは、より力あるものへと引きつけられる。
   かのベガとやらしかり、豪鬼とやらしかりだ。
   さあ、君の正なる波動、存分に発揮してくれたまえ」

(対戦で二本取れば勝利ポーズを取らずそのまま構えたまま)

・仕合後
春樹「・・・・・」
 
倒れたままのギルに対し、そのまま構えを解かない春樹。
 それを静観しているギルと同じような格好の男たちとコーリン。

親衛隊「しかし、何で彼はこの場を離れないんでしょうね」
コーリン「・・・彼は、気付いているのです・・・・・」
 そして、リザレクションで再び立ち上がるギル。
ギル「・・・あのまま離れていれば、君の勝ちは決まっていたのだが」
春樹「あなたを完全に倒すのは難しい。そのまま帰れば逃げてるように思えて・・・・・」
ギル「確かに、わたしほどではないが、君も回復をしている。
   消耗戦ともなればわたしの勝ちは揺るがないが、それではやはり無粋だ。
   ここは潔く退くとしよう」
 
親衛隊たちやコーリンとともにギルは姿を消す。
ギル「いずれ再び会うことになるだろう、ひとまずはさらばだ
 
ゆっくりと肩を落とす春樹。
春樹「・・・ふう・・・・・」


エンディング

<数日後・日本>
 
春日野家裏庭にて、再び手合わせをする春樹とさくら。
さくら「今回も大変だったね」
春樹「まあ、この闘いで僕自身、真の格闘家とういうものが何か、
   何となく分かりかけてきたような気がするんだ。
   いずれにしても僕にとってはまだ遠いけどね」
さくら「うん、日々修行するその気持ち、というより人生そのものが修行ということなのかな」

春樹「そうだね、一歩一歩強くなることが大切なんだよね」
さくら「それにあんたに負けた子たちも今度こそあんたに勝つためまた修行をしてることだしね」
春樹「(苦笑して)そ、そうだよね・・・・・」
 
しかし、少しの後に春樹は空を見上げる。
春樹「でも、いずれは、もう一度・・・・・」
 
そして、青々とした空が広がっていた。

(スタッフロールへ)