雪(真!月華の剣士)

データ

名前:雪

声:西川葉月

生年月日:弘化2年1月23日(19歳)

身長:5尺7寸 体重:13貫目

利き腕:右

流派:活心長槍術(概世によって教えられた槍術を自分なりにアレンジ)

武器:長槍(牡丹)

家族構成:養父・概世、義兄・守矢、義弟・楓

宝物:拾われたときに身に付けていた首飾り

趣向:琵琶を引くこと

好き:山菜漬け

嫌い:堕落

シンボルアイテム:雪の結晶

プロフィール:地獄門をめぐる闘いの後に、雪もまた放浪の旅に出る。旅の中荒みきった世間に、
いつしか雪自身も現世に対する失望感が芽生えつつあった。
それからだろうか、どこからか自分を呼ぶ禍々しい意思がこもった“声”が聞こえてくる。

そのうち玄武の翁からの連絡が届き、闘いの場へと舞い戻る。


技設定

・投げ技

夢想神明(相手の近くで前後+BC):槍で相手を引っ掛けて反対側に投げ落とす。

天地転動(相手の近くで前後+FG)
:地面に立てた槍を支柱に倒立し、そのまま相手の背中を蹴飛ばす。

・必殺技

氷刃(236+上段):槍を振りつつ、氷の塊を投げつける。

霜華(623+上段):槍を振り上げ、氷の柱を繰り出す。

瞬雪(214+上段):踏み込んで槍を斬り下ろす。

氷鏡(41236+E)
:目の前に氷の鏡をつくり出し、飛び道具系の必殺技を跳ね返すことが出来る。

垂斬(相手の近くで63214+G):相手と組んで何度かの斬撃を繰り出す。

・超奥義

樹氷(236236+A):氷を纏った槍を突き出す。

深・雪風巻(214214+B):踏み込みつつ連続して槍の斬撃を繰り出す。

・潜在奥義

真・雪風巻(2141236+C)
:槍を頭上で回転させつつ吹雪の竜巻に巻き込ませ、とどめに上空から強烈な突きを繰り出す。


ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:道を空けて、これ以上は無意味よ。

楽勝:この程度で本気じゃなきゃ、もうやめることね。

辛勝:私も覚悟があるわ、こんなところで倒れない。

奥義:ごめんなさい、私もここまでやるとは思ってなかったから


・CPU戦メッセージ

楓:あなたの青龍の力、まだ目覚めたばかり、常に自分を信じるのよ。

守矢:あなたはまだ、自分を許せないでいるのね、私も、待っているわ。

雪:あなたはいったい何、どうして私の心の中に入ってくるの。

あかり:あなたの運命、いずれ目覚めるときが来るわ、それまで自分を高めなさい。

十三:力だけがすべてじゃない、あなたなら分かっていることと思うけど。

天野:あなたもこの場に居合わせたのも、ある意味定められたことかもしれない。

鷲塚:士道や大義、それよりも大切なもののためにいずれあなたも闘うべきよ。

李:真の正義はゆるぎなき信念、だけどそれのみじゃ世は動かないから。

斬鉄:最強は自分に打ち勝つこと、あなたにならたやすいはず。

骸:いずれは、あなたをこの苦しみから解き放てるかも、しれない。

小次郎:あなたにも士道、そして何より大義がある、それだけは、覚えていて。

響:ただ刀を振るだけじゃ真の剣は極められない、その先の何かを見出すのよ。

翁:未だ私は真実を知らない、何かを知っているというのですか、老師。

示源:死を厭わぬその覚悟、いずれはわたし自身も、そしてあなた自身も・・・・・。

嘉神:あなたに問いかけた答え、未だ見出せないけれど、いつかは必ず。

半蔵:己が路に殉ずるのは同じ、でもあなたはその先を進まんとするのね。

武蔵:あなたにも世の憂い、その想い、わたしも受け入れたい、けれど・・・・・。

刹那:絶対の破壊、絶対の混沌、それが運命でも、私は受け入れない、絶対に。

黄龍:お師匠さまですら抗えぬ運命、それでも、私は乗り越えて見せます。


第5回戦(対嘉神)

・仕合前

雪「あなたは・・・嘉神・・・・・」
嘉神「やはりそなたか、この様子だと、そなたがわたしに投げかけた答え、
   未だ形に成しえぬままというところか」

雪「・・・・・」
嘉神「あの守矢は未だ自らの無力を憎みそなたの手を受けようとはせぬ。
   そしてそなた自身も人の卑しき処を見せ付けられ、己が信ずるものを見失いかけている。
   いや、わたしがとやかく言うこともあるまい。
   今わたしが出来ること、そなたの想い、今一度見届けるのみ」

・仕合後

嘉神「見事だ・・・・・」
雪「・・・やはり、あなたは・・・・・」
嘉神「己が信じた道、その答え、最後まで求めてみるがよかろう」
 雪、静かに頷く。
嘉神「それまで、お互い生きて帰っていこうぞ・・・・・」
 嘉神、去っていく。
雪「私の・・・道・・・・・」


第8回戦(対守矢)

・仕合前

雪「やはりここに来たのね、守矢」
守矢「話すことは、何もない・・・・・」
雪「あなたはいつもそう、あなたが行かねばならない理由なんて・・・・・」
守矢「・・・くどい!」
雪「やはりね、でも今の私は、あなたを止めるのみよ」

・仕合後

守矢「・・・こんなものか」
雪「これは、私の運命もかかわっているから、あなたにまでまきこませたくない」
守矢「フツ、お前に情けをかけられるとは、しかし・・・・・」
雪「ええ、あそこには常世の使者、そしてもう一つの存在が待っているから」
守矢「もう一つの存在、だと・・・・・?」

(なお、8回戦まで条件を満たしていれば、仕合後そのまま特別戦に移行)


特別戦(対武蔵)

武蔵「果て無き暗黒をさまよいしこと、二百と数十年、我、再び蘇ったり。
   最高にして至高なる、我が剣に立ちはだかること、すなわち、死な!!


第9回戦(対刹那)

・仕合前

雪「あなたが、常世の使者・・・でも・・・・・?
刹那「ほう、門の巫女か・・・・・」
雪「あなたは、一体・・・・・」
刹那「これから死すべき貴様に語ることもない・・・・・」

・仕合後

雪「あなたの心、いえ、あなた自身に憎しみしか感じない。あなたは何者なの?」
刹那「そんなことはどうでもよいことだ。
   俺はただお前を斃し、すべてを混沌の淵に帰すのみだ。そんなことよりも・・・・・」

雪「この先に、一体何が・・・・・?」
 刹那、去ろうとする。
刹那「ここから先は己が目で確かめてみるがいい、貴様自身の運命をな・・・・・」


最終戦(対黄龍)

・仕合前

封印の岩戸にて対峙する雪と黄龍。
雪「やはり、お師匠さま・・・・・」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・・・。
   全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・・・、
   死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・・・、
   愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」


エンディング

概世「見事だ、雪よ。やはり気がついたようだな・・・・・」
雪「はい、お師匠さま・・・・・」
概世「お前は、なるべくしてなってしまった、すべては、運命(さだめ)だということだ」
雪「はい」
概世「いい目をしておる、お前たち3人はわしの人生の誇り、
   このような形でその成長を知ろうとはな。常世の思念に支配していたとはいえ、
   お前たちに再び会えることに心躍ったのも事実。
   わしの心がかくも弱く罪深いとは・・・・・」
雪「いえ、人の弱さが罪ではなく、その弱さに付け込むのが罪。
  そう教えてくれたのは、ひとえにお師匠さま、あなたです。
  人の心は弱く儚いもの、その弱さを受け入れることで人はどこまでも強くなれる。
  私は、そう信じています」

概世「ふっ、わしは何か大切なものを忘れてしまったようだな。
   それでは、再びこの身体が自由を失う前に・・・・・」

 概世、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。そして一面が光の中に包まれる。

概世「ひとまずはこの門を閉じるのみだ。再び起こらんとする、来るべき刻のために」

 しかし、雪は光の中に取り込まれてしまう。
雪「・・・これが、私の運命だというの・・・でも、これで世が救えるのなら・・・・・」
 その有様を岩戸の上に立つ刹那。
刹那「・・・世を救う、か、人身御供になったつもりか。だが貴様の運命はこんなものではないぞ。
   いずれにせよお膳立ては整った。後はただ待つのみか・・・・・」

 いつしか刹那も消えていき、ただ静寂のみが残るのみだった。

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