直江示源(真!月華の剣士)

データ

名前:直江示源

声:伊藤えん魔

生年月日:文政10年10月5日(37歳)

身長:7尺5寸 体重:53貫目

利き腕:右

流派:壊椀・白虎の腕(自らの腕に白虎の力を込め闘う)

武器:己が右腕と巻かれている数珠

家族構成:虎徹(養女)

宝物:特にないが強いていえばやはり養女の虎徹

趣向:野山の散策

好き:蛍

嫌い:蛙

シンボルアイテム:白虎の数珠

プロフィール:四神の一人、白虎の守護を担う大男。先の嘉神の乱において石像化されて封印された。
その後封印が解けるも精神が封じられたままの本能の赴くままに暴れまわる鬼と化した。
しかし養女の虎徹との再会で正気を取り戻し、一緒に生活をすることとなる。

 その穏やかな生活の中、自らの心の未熟を見直すために、そしていまだ開いたままの地獄門をめぐる
再びの闘いのために修行をも再開する。

 そしてついにその時が来て、示現は四神の務めを完遂すべく、未明に虎徹が目覚める前に旅立つのであった。


あと、養女の虎徹のプロフィールも、

名前:直江虎徹

声:日比愛子

生年月日:嘉永元年10月8日(16歳)

身長:4尺7寸 体重:11貫目

利き腕:右

流派:示源から教えられた柔術

武器:撃鉄(手甲)

家族構成:下級武士の出であったが、家の没落後示源に引き取られる。

宝物:昔縁日で買ってもらったお面

趣向:料理

好き:餡蜜

嫌い:煙草の煙

シンボルアイテム:後に受け継ぐことになる数珠

プロフィール:かつて示源が愛した武士の娘が産んだ娘で、家の没落とあわせての母親の死後、そのまま示源に引き取られる。
ところが10年前、その示源が突如姿を消し一人ぼっちとなるも、実家の縁の者に育てられる。
 先の事件の後、戻ってきた示源と再会し、一緒に暮らしつつ彼女自身も武術を習う。
その間に、あかりや十三などの友達も出来た。
 今回の闘いで未明に家を出た示源を追い旅立つのだが。


技設定

・投げ技

砕岩・破顔(相手の近くで前後+BC):利き腕で掴み頭突きを喰らわせる。

砕腕・壊撃(相手の近くで前後+FG):おもむろにパワーボムを繰り出す。

瑠璃砕(空中で下要素+BCかFG):空中で相手を掴み頭から叩きつける。

・必殺技

白虎爪(214+上段):上段から腕を振り下ろし、真空の爪を繰り出す。

白虎襲(214+下段・連続3回):まず踏み込んで肩をぶつけ、次に蹴り上げてから拳を振り下ろし叩きつける。

烈咆吼(623+A):利き腕を前に伸ばし、相手を掴む。

絶咆吼(623+B):利き腕を斜め上に伸ばし、相手を掴む。

翡翠砕(相手の近くで41236+上段・烈咆吼、絶咆吼中41236+C)
:利き腕で相手を捕まえた後、反対の腕を振り下ろし地面に叩きつける。

金剛砕(相手の近くで632146+下段):相手を捕まえ地面に岩石を発生させてそこに叩きつける。

 壊(金剛砕中41236+A):叩きつけた相手の胴を自分のひざに叩きつける。

 潰(壊中214+B):軽く跳び上がり利き腕に全体重をかけ全身を落とす。

 裂(壊中214+C):利き腕で掴み、気を叩き込んでから突き飛ばす。

 握(金剛砕中41236+B):叩きつけた相手の胴を利き腕で握り締める。

 昇(握中214+F):利き腕で掴み、気を叩き込んでから突き上げる。

 墜(握中214+G):掴んだ相手をもう片方の拳を振り下ろし叩きつける。

 轟震(壊、握中追加入力なし):相手を投げ落としそのまま踏み潰す。

・超奥義

暴虎馮河(236236+A)白虎のオーラとともに突進し端まで叩きつける。

 驚天動地(暴虎馮河中63214+B):相手を押す途中で地面に叩きつける。

 勇往邁進(暴虎馮河中41236+C):相手を押す途中で利き腕で気を叩き込み突き飛ばす。

動天驚地(相手の近くで6321463214+C)
:天高く跳び上がり、1回転の後爆発を伴うパイルドライバーを繰り出す。

震天動地(壊中63214+BC):動天驚地と同じく爆発を伴うパイルドライバーを繰り出す。

怒髪衝天(握中63214+FG):胸をそらしつつ相手を浮かせ、気合の斬撃を繰り出す。

因果応報(412364+C):身構えてから攻撃を受け止め、天高く飛び上がってのパワーボムを繰り出す。

・潜在奥義

不倶戴天(6123632+C):軽く踏み込んで相手を掴み、パワーボムから動天驚地、そして怒髪衝天で畳み込む。


ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:ワシの力は、大地の力よ。

楽勝:ワシを、怒らせるな。

辛勝:我が身は金剛、ワシは決して地に伏さぬ。

奥義:我が白虎、ただ世のために振るうものなり。


・CPU戦メッセージ

楓:うぬの力は目覚めたばかり、己自身を、信じるがいい。

守矢:未だ剣のみに頼るか、それもよかろう。

雪:これも宿命、されどいたずらに命を捨てるにあらず。

あかり:いまはうぬの刻にあらず、今はその心、更に研くがよい。

十三:うぬもまた真の漢、また手合わせが出来るであろうな。

天野:うぬもたまには死合うがよい、たかだか喧嘩では真の闘いは味わえぬ。

鷲塚:ワシを貫くは難しいぞ、されどうぬの士道、しかと受け止めた。

李:ただ打つのみにあらずか、ひとえにうぬの熱き心か。

斬鉄:貴殿の疾風、流石に我が身を削らんか。

骸:うぬも常世にかかりしか、我が身では払うには能わざる。

小次郎:女を捨て士道を歩む、やはり詮無きかな。

響:業を乗り越えただ一筋にかければ、ワシを斬ることはたやすい。

翁:恥を雪ぐに、老師を頼らんとは、やはり未熟か。

示源:ここで後れを取らば、ワシも木偶以下と成り下がろうな。

嘉神:意地を張るのはワシのみでよい、うぬは正道を常に歩め。

半蔵:うぬもまた大地の加護か、ワシが敵わぬも道理だな。

武蔵:未だ漂泊せし魂、やはり大業を成しえられぬが故か。

刹那:わが身一つでうぬを阻めるならば、むしろ安いものよ。

黄龍:大義を果たさずして、お互い易々とは逝けぬな。


第5回戦(対十三)

・仕合前

示源「ほう、うぬは、一条の・・・・・」
十三「やはり、ここを通しては、くれねえか」
示源「そう、急ぐこともない、うぬの力、見せてもらう」
十三「そうこなくっちゃな、腕が鳴るぜ」

・仕合後

示源「見事、神崎の、楽しかったぞ」
十三「ああ、俺も息が上がってるぜ、やはり旦那にゃかなわねえな」
示源「この上は、先に行かせてもらう。うぬは改めて、守護を頼む」
十三「ああ、任せてくれ、今度は旦那に認めてもらえるようにしなきゃな」
示源「うむ・・・・・」


第8回戦(対嘉神)

・仕合前

示源「やはりうぬか、慎之介」
嘉神「これだけの気を放てば嫌でもたどり着く」
示源「ふふ、確かに、な・・・・・」
嘉神「ここから先は生きて帰れるという保証はない。もしものことあらば、遺されるあれのこともある」
示源「退け、というか、なれどこの命、白虎の守護となりし刻よりすでに捨てている」
嘉神「フッ、相変わらずだな・・・・・」

・仕合後

嘉神「フッ、やはり強いな、示源」
示源「いいや、ワシは弱い、所詮は力のみよ」
嘉神「どうかな、あの時己が正気を失おうともそなた自身の信念は守り通したはず」
示源「信念か、なればそれを見込み、ワシに何かがあれば、あれを、よろしく頼む」
 と、示源、去っていく。
嘉神「随分と勝手だな、示源、されどあれはわたしとても不適。まあ導くことは出来るか」


特別戦(対武蔵)

武蔵「果て無き暗黒をさまよいしこと、二百と数十年、我、再び蘇ったり。
   最高にして至高なる、我が剣に立ちはだかること、すなわち、死な!!


第9回戦(対刹那)

・仕合前

示源「この禍々しさ、何者」
刹那「この感じ、やはり白虎、よもや貴様が来ようとはな」
示源「うぬは、よもや・・・・・」
刹那「さあ、どうかな、この世すべてを滅ぼすのが我が悦び。
   そして貴様ほどの者を我が手で斬れること、これほど胸踊ることはない」

示源「易々とは、やられはせぬ」

・仕合後

示源「まだまだ、か・・・・・」
刹那「ふふふ、確かに腕っ節は流石に白虎、だがこれ以上貴様にかまっているわけにはいかぬ。
   ここから先、己が目で確かめてみるがいい、自らの運命を」

 刹那、去っていく。


最終戦(対黄龍)

・仕合前

封印の岩戸にて対峙する示源と黄龍。
示源「むう、やはり貴殿か・・・・・」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・
   全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・
   死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・
   愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」

・仕合後

黄龍「おお、示源か・・・・・」
示源「むう、ようやく正気を取り戻されたか」
黄龍「我ながら情けないものだ、よもやこの体がのっとられようとは。常世の思念をあまく見ておったわ。
   正気を無くしたとはいえ、なんたる愚行か」

示源「なんの、それはワシも同様よ、されど貴殿は・・・・・」
黄龍「うむ、されど今はこの門を閉じるのみ。刻が来れば、
   いずれもう一人の巫女が目覚めるであろう。それまでは、達者でな・・・・・」

 黄龍、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。そして一面が光の中に包まれる。

 光の中、そこに封印の巫女、雪の姿がいた。
示源「うむ、やはりか・・・・・」
雪「はい、今になって、ようやく気付きました。今は、こうすることでしか、ですが、いずれ」
示源「されど、うぬのみでは荷が重過ぎるであろう」
雪「直衛どの・・・・・」
示源「なんの、あの封印に比べれば刻が来るまではほんの一眠り。
   それにあれには多くの友達があろうて、案ずるには及ばぬ」

 示源、腕の数珠を外して体を石に変え、そのまま常世の穴へと落ち込む。
示源「虎徹、我が娘よ、いずれお前もこの白虎を継がねばならぬ。それまで、強く生きよ・・・・・」

 現世、天を仰ぐ虎徹のもとに示源の数珠が舞い降りてくる。
虎徹「これは、親父さまの数珠、まさか、親父さま!」
 閉じかけの地獄門に近づこうとする虎徹。しかしそれを嘉神が止める。
嘉神「うろたえるでない」
虎徹「え、あ、あなたは・・・・・」
嘉神「この数珠はあ奴がお前に託したのだ、あ奴の意思によって。
   父を想う間があれば、己が今生かされた意味を思いいたすがよい」

虎徹「生かされた、意味・・・・・」
 虎徹、示源の数珠を肩にかける。
虎徹「・・・分かりました、刻がくるまで、これは、預かっていくっス」


エンディング

「数ヵ月後・・・・・」
 人々が街造りにいそしむ中、軽々と巨大な丸太を担いでいる虎徹の姿がいた。
「いつもすまんねえ虎徹っちゃん」
虎徹「なーに、これくらいお茶の子さいさいっス」
 そんな虎徹にあかりたちが近づいてくる。
あかり「おーい虎徹っちゃん、仕事切上がったんなら一緒に付き合ってや」
虎徹「あ、あかりさん」
「今日はもういいから遊んでいきな。次また頼むよ」
虎徹「あ、どうも、それじゃ、また明日」
 虎徹、親方に一礼し、あかりたちのもとに向かう。
 その後、あかりたちと遊びに回る中、ふと足を止め、天を仰ぐ。
虎徹「オイラも、がんばってるっス、親父さま。そしていつか白虎の守護とたるために」

(スタッフロールへ)