李烈火(真!月華の剣士)

データ

名前:李烈火

声:橋本じゅん

生年月日:1843年2月16日

身長:5尺7寸 体重:15貫目

利き腕:右

流派:飛影拳(北派少林寺を基本とした武術)

武器:扇(紅蓮)

家族構成:幼い頃に引き取り育ててくれた大僧正と寺の門下生たち

宝物:免許皆伝の証の扇

趣向:修行

好き:正しい行い

嫌い:ピーマン

シンボルアイテム:扇・炎

プロフィール:先の騒乱から日本に留まり自らを磨きなおすべく修行の日々を送っていた。
その間に青龍の守護となった楓をはじめ多くの剣士とも知己となった。
今回もまた流れた凶星を垣間見、新たなる騒乱に身を投じるのだが。


技設定

・投げ技

浸透掌(相手の近くで前後+BC):相手と組んで掌底から気を叩き込む。

飛翼扇(相手の近くで前後+FG):扇を相手に絡ませるように投げ倒す。

龍追脚(空中で相手の近くで下要素+FG):空中で相手と組み、両足で踏みつける。

・特殊技

開門龍尾(3+C):扇を開いて振り上げ、相手を浮かし上げてから追撃を叩き込むことが出来る。

十字拳(6+A):腰を落としてから、相手の方に伸びつつ双拳突きを繰り出す。しゃがみガード不能の中段技)

霞(EF同時):後方に身体をそらし攻撃をかわす。
>火影(霞中にA):避けてから振り向いて閉じた扇で叩く。
 焔群(霞中にE):低く飛びつつ、炎を纏った踵を落とす。
 発勁(霞中にC):腰を落としての掌底を繰り出す。

息吹(Dボタン押しっ放し):画面手前を向いて腰を落とし、軽く扇をあおぐ。剣質ごとの効果として、
心:体力をわずかに回復する。
技、体:気力を増やすことが出来る。

・必殺技

龍槌旋(214+キック・3回連続):回転しながら跳び、何回か回し蹴りを繰り出す。

龍翔旋(空中で214+キック・3回連続):空中で回転しながら跳び、何回か回し蹴りを繰り出す。

炎扇翔(2にためて8+パンチ);炎を纏った扇を広げて振り上げながら上昇する対空技。

鳳落踵(強炎扇翔中に2+G):強炎扇翔から勢いよくかかとを落とし叩き落とす。

炎龍擺尾(63214+パンチ):前方に突進し、閉じた扇を横薙ぎに振るう。

獅子咆吼(強炎龍擺尾中に41236+C):強炎龍擺尾から転進し、再度突進しなぎ払う。

無影脚(空中で236+キック):斜め下に急降下し、連続して蹴りを繰り出す。

・超奥義

奥義・炎龍纏身(2141236+A)
:広げた扇を軽く真上に放り投げてから突進し、相手にすり抜けざまに相手を焼き尽くす。

奥義・天地炎龍扇(214214+C)
:広げた扇に炎を纏わせてから、相手を打ち上げる。その間に扇が相手を焼き尽くす。

・潜在奥義

秘奥義・蒼天無影脚(2141236G)
:相手に突進し、蹴りのコンビネーションから無影脚、炎扇翔の連携にたたみ込む。


ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:これも修行の成果です、日々これ精進ですよ。

楽勝:あなたの武、こんなものではないはず、さあ、もう1本。

辛勝:この免許皆伝の扇に誓って、そう簡単には負けられません。

奥義:鍛錬の賜物たる我が奥義、あなたには見えない。


・CPU戦メッセージ

楓:お互い軽からぬ使命ですが、己を高めて乗り越えていきましょう。

守矢:剣を極めるは心を極めることです、それに心致して下さい。

雪:首飾りの微かな光、それがあなたの決意の光でしょう。

あかり:前よりも決意に満ちていますね、これも精進の賜物です。

十三:ただの強力ではない、そう、あなたのも守るための力ですね。

天野:機会があればあなたとも風流について語り合いたく思いますね。

鷲塚:士道もまた武道です、いずれあなたも世のため闘うことでしょう。

李:これは何とも、我が武道、さらに極めねばなりませんね。

斬鉄:忍といえどあなたも武人、そんな軽いものではないでしょう。

骸:何とも哀れな、朽ちてもなお果てぬ業と言うべきでしょうか。

小次郎:兄上もきっと分かるでしょう、志を抱いてこその志士なのです。

響:斬るこの怖れ、それを受け入れてこそあなたの剣も大成されましょう。

翁:老師の前ではわたしも未熟、改めて精進をしなければいけませんね。

示源:身を捨ててこその金剛心、ひとえに守らんがためですか。

嘉神:これがあなたの正道、真の意味で世を正すのですね。

半蔵:強き意志を感じますね、それがあれば自らの業も乗り越えられましょう。

武蔵:古の剣豪どの、拙い武ではありますが、御身の魂が安んじあれ。

刹那:純なる悪よ、貴方を鎮め切れぬとは、ひとえにわたしの未熟が故でしょう。

黄龍:正義とは何か、真の武とは何か、あなたとの闘いでも、未だ答えは見つかりません。


第5回戦(対斬鉄)

・仕合前
李「あなたは斬鉄さん、何故このような所へ」
斬鉄「ぬしと同じことよ。とはいえ、ここはぬしと闘わなねばならぬな」
李「かかぬ火の粉は払わねばなりませんね」

・仕合後
李「勝負ありましたね」
斬鉄「ぬうっ、よもやぬしに遅れを取ろうとは」
李「もうよろしいでしょう、こんな所で生命を捨てることもありません」
斬鉄「くっ、情けをかけるか、いや、お主、知っておったか・・・・・」
李「己が路にために生命をかけるのはあなたの運命(さだめ)。されど今は大事をなすためにご自愛下さい」

と、李、去っていく。

斬鉄「ふふ、心するとしようぞ」


第8回戦(対楓)

・仕合前
李「お久しぶりです、楓さん」
楓「李さんか、やはりあんたとも闘わなければいけないか」
李「どうやら未だご自分と闘われているようですね。
  わたしとの仕合があなたの精進の一助となればよいのですが」

・仕合後
楓「やはり、かなわないな」
李「いえ、なかなかの精進です。その心あらば四神のお役目も果たせましょう」
楓「ああ、その時までに俺の心を高めねばいけないな」

(なお、8回戦まで条件を満たしていれば、仕合後そのまま特別戦に移行)


特別戦(対武蔵)

武蔵「果て無き暗黒をさまよいしこと、二百と数十年、我、再び蘇ったり。
   最高にして至高なる、我が剣に立ちはだかること、すなわち、死な!!


第9回戦(対刹那)

・仕合前
李「なんという殺気、姿を現しなさい」
刹那「ふふふ、刻がたてば力あるものが現われるとふんでいたが、よもや貴様であったとはな」
李「何者ですか、あなたは」
刹那「俺が誰かなど、どうでもよいこと。この世すべてを滅ぼすのが我が悦び。
   そして貴様ほどの男を我が手で斬れること、これほど胸踊ることはない」

李「なんとも邪悪な、これ以上あなたを放っておくわけにはいきません、わが武によって改心しなさい」

・仕合後
李「くっ、流石に抑えきれない」
刹那「くっくっく、その程度、否、これが人の限界よ」
李「だからといえ、屈するわけには参りません」
刹那「無駄なことだ、だがいつまでも貴様にかまっているわけにはいかぬ。
   ここから先、己が目で確かめてみるがいい、自らのの運命を」
 と、刹那、去っていく。


最終戦(対黄龍)

・仕合前
封印の岩戸にて対峙する李と黄龍。
李「やはり、あなたでしたか」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・
   全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・
   死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・
   愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」

・仕合後
黄龍「ううむ、よくぞわたしに打ち勝った」
李「あなたほどの方までもが常世の虜にならんとは、まこと恐るべきことです」
黄龍「いや、これもひとえにわたしの心の弱さゆえ、
   一点の曇りなく大業を成すはなんと難しいことか・・・・・」

李「確かに、心しなけれはなりませんね」
黄龍「ふふふ、お主ならばいかなる困難をも乗り越えられるであろうな。
   しかしこれで終わったわけではない。刻が来れば、再び戦いに身を投じることになるであろう。
   そしてその先に何があるか、見極められよ」

黄龍、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。そして一面が光の中に包まれる。

光の中、そこに封印の巫女、雪の姿がいた。
李「・・・何と、あなたもでしたか・・・・・」
雪「今は、お行きなさい。そして、いつか・・・・・」
李「ええ、いずれあなたを助け出さねばいけませんね」


エンディング

 荒野の高台にたたずむ李。
李「拝啓 大僧正、あの地獄門の争乱からはや数ヵ月、
  今わたしは己を鍛えなおすために日の本を離れ海を隔てし大陸を訪れております」


 多くの中国系移民とともに開拓にいそしむ李。
「そこには我らが同胞の民も多く移り住んでおり、いまはただ彼らとともに働きたく思います。
いつの日か起こるであろう再びの最後の闘いが訪れるまで」

 文を書き終え、机上に筆が置かれる。
「それでは、再びの便りまで、お元気で・・・・・」

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