高嶺響(真!月華の剣士)

データ

高嶺響

声:氷上恭子

生年月日:弘化4年3月30日 年齢:17歳

身長:5尺2寸 体重:11貫目

利き腕:右利き

流派:無双真伝流
(かの神無想一刀流から分派した居合いを主体とした抜刀術とか)

武器:刀(谺)

家族構成:父・源蔵(故人)

宝物:父の形見の刀

趣向:押し花

好き:花

嫌い:異人、異国かぶれ

シンボルアイテム:刀、腰につけた巾着袋

プロフィール:数々の名刀を生み出した名工、高嶺源蔵の一人娘で、
父から教えられた居合い術を会得し、その腕前は並みの侍も顔負けの実力を誇る。
ある日、刀打ちを依頼に来た銀髪の青年の“純粋な悪の気”に魅せられ、
全身全霊を込め一振りの太刀を打ちあげた後に力尽きて命を落とす。
 その父の死の真相と銀髪の青年を追っていく中で、彼女もまた地獄門の騒乱に巻き込まれてしまう。


技設定

・特殊技

後の先を取る也(立ちCヒット中C):上を斬り払う也(立ちC)の後に続けて斬り下ろす。

・投げ技

勢い活かす也(相手の近くで前後+BC):組んでから片手で投げ飛ばす。

斬り伏せる也(相手の近くで前後+FG):組んだあと、何度も斬りつける。

・必殺技

遠間にて斬る也(236+上段):抜刀の際に、間合いの長い真空波を繰り出す。

近寄りて斬る也(236+下段):踏み込んで斬撃を繰り出す。

水月を突く也(623+下段):ふいに後ろ向きになり、上段の攻撃をかわしつつ刀の鞘で突く。

居を合わす也(41236+C):構えてから攻撃を受け止め、そのまま投げる。

抜かば斬る也(居を合わす也中にC):投げてから斬りつける追加技。

抜かずば斬らぬ也(居を合わす也中にD):投げてから鞘で打ちつける追加技。

紙一重にてかわす也(ABC同時押し):相手の攻撃を避ける。投げは無効。

間を詰めること肝要也(紙一重にてかわす也中にC):攻撃を避けたあとで間合いを詰める。

間を置くこと肝要也(紙一重にてかわす也中にD):攻撃を避けたあとで間合いを離す。

・超奥義

発勝する神気極むる也(2141236+A):構えた後、残像が何度も突っ込んで斬りつける。

死を恐れぬ心也(641236+G):刀を突き出し、ヒットすると一瞬に何度も斬りつける。

・潜在奥義

屍を越え行く也(2141236+C):踏み込んで連続して斬撃を繰り出す乱舞技。


ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:己が道を究めんとするこの身、果たして何処にたどり着けましょうか?

楽勝:この私は、むしろ貴方と仕合うに値しないのでしょうか?

辛勝:たとえこの身が切り裂かれようと、魂までも砕くことが出来ましょうか?

奥義:技を大成しても所詮は人斬り、誇れることが何処にありましょうか?


・CPU戦メッセージ

楓:今日を越える明日、それを信じてこそ人ではないのでしょうか?

守矢:むしろあなたのように、愚直に剣を磨くのも道なのでしょうか?

雪:運命は生まれし頃より決まりしもの、だとすれば人の生は何なのでしょうか?

あかり:あなたのような幼子ですらもこの乱世に生きねばならぬのでしょうか?

十三:これほどまでに物事を単純に捉えられる、それも正しき道なのでしょうか?

天野:今の私に、あなたの心に応えられることが出来ましょうか?

鷲塚:貴方と、そして私の士道、果たして次の時代に受け継ぐことが出来るでしょうか?

李:武の道すなわち義の道也、今の私には大成出来るでしょうか?

斬鉄:高みに上りし後、その上でいつまでも立ったままで居られましょうか?

骸:死してなお剣を振り続ける、まさしく人斬りの道なのでしょうか?

小次郎:剣の道と女の道、所詮は並び立たぬものなのでしょうか?

響:己を偽り、他人を欺き、それで生きていられましょうか?

翁:人の生きるは旅の如し、老師ならば私に何を示してくれるのでしょうか?

示源:何者もゆるがせぬその信念、貴方にしか成しえぬものなのでしょうか?

嘉神:罪も業も、捨て去るのではなく、むしろ乗り越えるべきのものではないでしょうか?

半蔵:あなたも影を生き抜いている、私も剣を生き抜くことができましょうか?

武蔵:むしろ貴方のような方と仕合えたことは幸福と思えましょうか?

刹那:あなたのごとくに全てを壊さねば、剣は極められぬのでしょうか?

黄龍:あなたに勝ったからとはいえ、この乱世を止められることが出来ましょうか?


第5回戦(対天野)

・仕合前
響「漂さん、どうしてこんな所に?」
天野「なに、ちょいとお前さんの顔が見たくなってね、どうだい、どこぞの茶屋でつもる話でも」
響「私、どうしても確かめたいことがあるんです。今は黙って道を開けてくれませんか」
天野「あら、つれないねえ」
響「ごめんなさい、どうしても知りたいんです。たとえ漂さんでも邪魔をするのなら」
天野「おいおい、お前さん本気かい」

・仕合後
天野「まいったな、やはり本気か」
響「そういう漂さんは、何故本気を出さないのですか?」
天野「それなら、一つ教えとくぜ、お前さんが向かってる先、
   源さんの命を奪ったやも知れぬ男って奴は、恐らくは常世のもの」
響「常世・・・・・?」
天野「ああ、そこに入ったら、生きて帰れないって話だ。それでも行くかい?」
響「・・・・・」
天野「ま、これ以上は止めねえが、気をつけろよ」
響「・・・はい・・・・・」


第8回戦(対守矢)

・仕合前
響「やはり、あなたもですか」
守矢「お主は、いや、何も言うまい。娘の身でこの場に立会いしこと、その剣が何より物語っている」
響「闘うしか、ないのですね?」
守矢「・・・来い・・・・・!」

・仕合後
響「やはり、本気を出していらっしゃらないのですね」
守矢「フッ、お主もまた、剣を振るうにためらいを持っているか」
響「それでも、行かねばなりません」
守矢「・・・すべては、運命か・・・・・」
響「そうかも、しれません」

(なお、8回戦まで条件を満たしていれば、仕合後そのまま特別戦に移行)


特別戦(対武蔵)

武蔵「果て無き暗黒をさまよいしこと、二百と数十年、我、再び蘇ったり。
   最高にして至高なる、我が剣に立ちはだかること、すなわち、死なり!!


第9回戦(対刹那)

・仕合前
刹那「ほう、貴様は・・・・・」
響「まさか、あなたが・・・・・?」
刹那「そうか、己が命と引き換えにこの剣を打った男、その娘たる貴様で試すのも悪くはない」
響「もとより、覚悟の上・・・・・」

・仕合後
響「まだ、終わりでは、ない・・・・・」
刹那「見事だ、高嶺の娘、お前もまた、斬ることの悦びに目覚めているのではないか」
響「な・・・何を・・・・・?」
刹那「己が赴くままに斬るは最高の悦び。それは即ち、俺自身の悦びでもある。
   そしてそれは剣を握りし者の運命でもある」

響「・・・たとえそうだとしても、私は、あなたのようには、ならない・・・・・」
刹那「まあいい、次に会うときまでにその腕、磨いていくがいい。
   そして、己が目で確かめてみるがいい、自らの運命を」

 刹那、去っていく。
響「・・・・・」


最終戦(対黄龍)

・仕合前
 封印の岩戸にて対峙する響と黄龍。
響「あなたも、また・・・・・」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・
   全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・
   死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・
   愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」

・仕合後
黄龍「むう、そなたもまた、選ばれたるものだというのか」
響「どういうことなのですか?」
黄龍「そなたは常世の者を追いここまでたどり着き、今このわたしと相対し見事討ち果たした・・・・・」
響「それは、成り行きのことであって、私は、ただ・・・・・」
黄龍「それもまた、運命(さだめ)、刻が来れば、再び戦いに身を投じることになるであろう。
   そして剣の先に何があるか、見極められよ・・・・・」

 黄龍、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。そして一面が光の中に包まれる。

 光の中、そこに封印の巫女、雪の姿がいた。
響「・・・あなたは・・・・・」
雪「今は、お行きなさい。そして、いつか・・・・・」
響「・・・・・」


エンディング

 父の墓前に手を合わせる響
響「お父さん、結局お父さんの敵を討つことは出来ませんでした・・・・・。
  でも、旅を通じて様々なことを学びました。

  お父さんの言っていたことが少しでも分かった気がします。
  お父さん、あたし、もう一度旅に出ようと思います。もっと世の中のことを知りたい。
  そして一人の剣士として、あの人の言っていたことの意味、自らの運命、
  そしてその先に何があるかを確かめたい・・・・・」

 父の墓を後にする響。
響「また、お会いしましょう、そしてその時には、今とは違う私になっているかもしれません・・・・・」

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