服部半蔵(真!月華の剣士)

データ

名前:服部半蔵(本名:若葉)

声:水樹奈々

生年月日:弘化2年8月20日(19歳)

身長:5尺4寸 体重:16貫目(非武装時11貫目)

利き腕:右

流派:伊賀忍術+風間流忍術

武器:忍者刀・葉月
 今の半蔵たる若葉が先代の祖父、葉隠より託された刀で、一刀ごとに使い捨てられた忍者刀の中で、
この刀だけは刃こぼれすら起きずに数多くの任務をこなしてきた。

歴代の半蔵の中でもどちらかというと女人ということもあり、力量に劣る若葉の大いなる助けともなっている。

宝物:祖父から譲り受けた忍者刀

趣向:旅(任務がてら)

好き:甘いもの全般

嫌い:面倒事

シンボルアイテム:忍装束

家族構成
母・此葉(このは):若葉たちの母親で葉隠の娘。忍術と霊力には劣るものの、3人の娘たちを育て上げる芯の強さを持つ。
祖父・葉隠:先代の半蔵で風間葉月の息子。先々代の半蔵(真蔵)より名を継ぐとともに母親から継いだ忍刀をも受け継ぐ。
     母の葉月に面影が似ている若葉を案じつつも、代々受け継がれた半蔵の名を与える。

妹・紅葉(くれは):若葉の妹で炎の忍術を得意とする。性格は単純で熱血漢。時には猪突猛進となるが、姉の若葉には頭が上がらない。
妹・水蓮:若葉の妹で水の忍術を得意とする。性格は理知的ながら冷淡、しかしながら非情ではなく、どこか優しいところもある。

プロフィール:先代たる祖父から伊賀忍軍の棟梁、服部半蔵の名を継いだくの一。
忍術の腕は生来の才能をベースに付け焼刃ながらかなりの実力を誇る。

先代から幕府を陰から護っていたが、来る時代の流れに対し、伊賀流、強いては忍道の未来を案じ、新たなる路を模索しようとする。
現在、幕臣勝海舟のもとで、京都を中心とする地獄門の異変を調査している。


技設定

・投げ技

背負い(相手の近くで前後+BC):相手と組み、全身で投げ落とす。

闇打ち(相手の近くで前後+FG):相手と組み、すれ違いざまに斬りつける。

稲綱(空中で下要素+BC、FG):空中で相手と組み、頭から投げ落とす。

・必殺技

爆炎龍(214+上段):バウンドする炎の帯を繰り出す。

もず落とし(相手の近くで623+C):相手を掴み、空高く持っていった後、そのまま相手の体を地面に叩きつける。

もず落とし・颯(踏み込み中相手に近付き623+C):踏み込んでのもず落とし。

もず落とし・旋(空中で相手の近くで623+C):空中で組み、もず落としを繰り出す。

空蝉 天舞(63214+E・ダメージのけぞり中にEF):煙と共に姿を消し、上から回転斬りをする。
ダメージを受けた時も、変わり身の術として出す事ができる。

空蝉 地斬(63214+F・ダメージのけぞり中にFG):煙と共に姿を消し、地面から現れて、足元を斬り払う。
やはり、ダメージ動作中にも出せて、天舞と混乱させる事もできる。

烈風手裏剣(236+上段(空中可)):地上では一旦飛び上がり、ジャンプ中はそのまま手裏剣を放つ。

影分身(641236+A、B、C、D):印とともに姿を消し、4体に分身する。
本物はボタンの位置によって違うが、本物にはうっすらと影が映ってしまう。

影舞(421+C):煙と共に消えた後、一定時間見えなくなる技。
無敵時間は存在せず、クリーンヒットを受けると、また姿が見えてしまう。

・超奥義

天魔伏滅(2141236+A):地面に巨大な炎の柱を繰り出す。

閻魔(2363214+E):飛び上がって無数の炸裂弾を繰り出す。

・潜在奥義

真・もず落とし((63214)×2+C):出かかりはもず落としと同じだが、
上昇、滞空中に相手の関節をきめ続け、とどめに回転しながら落下する。


ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:時が移り、時代が変われど、我が目指す忍道(みち)、変わることなし。

楽勝:取るに足らぬとは申さぬ、貴方も志士なれば今一度立ち上がられよ。

辛勝:たとい屍をさらそうとも、我が魂、決して滅びず。

奥義:我が忍術、未だ完成しえず、されど我が路に一切の迷いなし。


・CPU戦メッセージ

楓:貴方もまた宿命に目覚めたばかり、ひとまずは歩むもまた路です。

守矢:闇に生きるに貴方もまた信念ある方、ひとまず剣の路、見出して下さい。

雪:業もさだめも、いずれ己が糧となるものと、私も信じております。

あかり:今は気付かぬもいいでしょう、いずれはその陰陽も力となすことでしょう。

十三:強力のみが武にあらず、されど貴方もまた強力をも超えるものですか。

天野:今は仕合よりも一献の酒ですか、確かに風流も悪からぬものですが。

鷲塚:真の士道は死すのみにあらず、されど今は路を斬り開くもよろしいでしょう。

李:貴方の武道、我が忍道、ひとまず競い高めるがよしとしましょうか。

斬鉄:我が忍術、未だ祖父に及ばず、されどそれが故貴方に後れを取るには参りませぬ。

骸:貴方を斬っても未だその妄執を断てぬとは、わが忍道も未だ、か。

小次郎:今は志を果たすもよいでしょう、そしていずれは。

響:己が魂、己が業を受け止められるに磨くもまたよしでしょう。

翁:いずれ老師からも路を教えてもらいたいのです、そう、いずれは。

示源:砕けぬ巌(いわお)はなし、されど貴方を制するには未だ弱すぎまするか。

嘉神:これぞ貴方の正道ですか、ひとまずは私が介するには及ばぬでしょうが。

半蔵:これも私の心の迷いか、なればこそ勝たねばならない、己のさだめのために。

武蔵:私も志士の端くれなれば、この国の武も廃れさせませぬ。

刹那:混沌もまた流転したるもの、邪は、闇に滅せよ。

黄龍:戦なき世こそ、真なる武もまた必要、なれば私もまた闘えまする。


第5回戦(対斬鉄)

・仕合前

半蔵「ここは貴方と仕合うのが礼、なればお手合わせを」
斬鉄「ぬう、次なる半蔵は女子(おなご)ときいたが、やはりか」
半蔵「受け継ぎし半蔵の名は重かれど、乗り越えねばなりませぬ」
斬鉄「その眼、やはりわしを楽しませるであろうな」

・仕合後

斬鉄「見事だ、ここで屍をさらすは本意にあらず」
半蔵「今はよろしいでしょう。病に斃れるは貴方にとって恥辱。そして時代を斬り開くも、また」
斬鉄「慈愛せよ、か。やはりぬしも葉隠の孫。その心、あえて感じ入るとしようぞ」
斬鉄、去っていく。
半蔵「葉隠の、孫か・・・今の私は、半蔵ではない、か・・・・・」


第8回戦(対楓)

・仕合前

半蔵「青龍の楓、ひとまずは貴方を見極めるが任務の一つ。対させていただきます」
楓「いきなりだな、ここで足止めを食うわけにはいかないが、あんたとは闘わなきゃいけない、か」
半蔵「その言には迷いなし、ですか。なれば」

・仕合後

半蔵「やはり受け入れているようですね」
楓「だが、後れを取った。今少し心を磨かなきゃな」
半蔵「来るべき刻(とき)のため、ですか。いえ、とやかくは申しませんが」
楓「ああ、今は一人で歩けるさ」

(なお、8回戦まで条件を満たしていれば、仕合後そのまま特別戦に移行)


特別戦(対武蔵)

武蔵「果て無き暗黒をさまよいしこと、二百と数十年、我、再び蘇ったり。
   最高にして至高なる、我が剣に立ちはだかること、すなわち、死なり!!


第9回戦(対刹那)

・仕合前

半蔵「この混沌に渦巻く気、やはり魔か」
刹那「ふん、貴様も魔を祓う血筋か。忍の業と併せてのことだが」
半蔵「貴方が世を混沌に陥れるならば、滅せねばならない」
刹那「そう簡単に俺を滅せられるか、この世すべてを滅ぼすのが我が悦び。
   そして貴様ほどの者を我が手で斬れること、これほど胸踊ることはない」
半蔵「闇に、滅せよ」

・仕合後

半蔵「手ごたえなし、なのか・・・・・」
刹那「ふふふ、確かに忍術、霊力ともに申し分なし。なればここで滅せられぬわけにはいかぬ。
   ここから先、己が目で確かめてみるがいい、自らの運命を」
刹那、去っていく。


最終戦(対黄龍)

・仕合前

封印の岩戸にて対峙する半蔵と黄龍。
半蔵「これは、一片の妖気を感じられぬが・・・・・」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・
   全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・
   死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・
   愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」

・仕合後

黄龍「見事、魔を祓う半蔵の業、よくぞわたしを止めてくれた」
半蔵「これも公儀の範疇、なれど魔と関わるも、我が宿業かもしれない」
黄龍「公儀をも超えるそなたの宿業、だが今は刻(とき)にあらず、か。
   その刻こそ、そなたの真の闘いやもしれぬ。そしてその刃の先に何があるか、見極められよ・・・・・」
 黄龍、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。そして一面が光の中に包まれる。
 光の中、半蔵、否、若葉はもう一人、自分と面影が似る女性と出会う。
若葉「・・・貴方は、ああ、貴方は、よもや・・・・・」
葉月「よく己が宿業を乗り越えましたね。我が子葉隠があなたに託した想い、これこそあなたの真の強さなのです」
若葉「私の強さ、ですが」
葉月「我が子若葉よ、影は光あってこその影。葉隠がそうしたように、私もあなたの光となりましょう。
   若葉よ、あなたも立派に半蔵の名を継ぎし者。その名に恥じぬ、よき闘いでした」


エンディング

 気が付けば半蔵(若葉)は荒野にたたずんでいた。そこに二人のくの一が駆け寄ってくる。
「姉上!」
半蔵「紅葉、水蓮、そちらの首尾はどうか」
紅葉「はい、京の町は結構かき回されてますよ」
水蓮「その後で、新撰組や四神の関連が鎮めております」
半蔵「そうか、ご苦労だった」
紅葉「まあ、姉貴に比べりゃ、大したことないっす」
半蔵「そうか、そなたたちには苦労をかける。まして今回は、いや、何も言うことはないな」
 半蔵、そのまま跳び去っていく。
紅葉「どうしたんだろう、姉貴」
水蓮「おそらくは、半蔵とは別の血筋を自覚しておられるかと、それは我らも同じことと思いまする」
紅葉「水臭いなあ、姉貴も」
 と、二人も跳び去っていく。

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