一条あかり(真!月華の剣士)

データ

名前:一条あかり

声:おみむらまゆこ

生年月日:嘉永3年9月26日(14歳)

身長:4尺6寸 体重:計測できず

利き腕:右

流派:一条流陰陽術
(もともと四神のもと祭祀を執り行うところに、護身のための武術が合わさったもの)

武器:幣帛(明暗)

家族構成:祖父・道鏡、父・幻貌、母・光明、姉・ひかり、兄・道磨
     食客・楓、十三(後に虎徹も加わる)

宝物:えんぐりっしゅの辞書、特注の眼鏡、四神の証の鈴

趣向:鈴集め、昼寝

好き:遊びと勉学、黒糖味のかすていら、みるくたっぷりの珈琲

嫌い:饅頭、緑茶(でも食べる)

シンボルアイテム:御札と幣帛、あとりぼんと鈴

プロフィール:嘉神との闘いの際に、四神より、その束ね役として認められたあかりだが、
当の本人はその自覚が見受けられたわけでもなく、日々お供の十三、最近一条の食客となった楓、
同じく友達になった虎徹という一見男の子のように見える少女(四神の直江示源の娘と分かるのは後ほどのこと)
とともに遊びまわる生活を送る。

 ある日、誰かが自分を呼ぶ夢を見、目を覚ました彼女は誰かが家を出て行くのに気が付いた。
調べてみたら楓で、すぐさま自分もこっそりその後についていき家を発つ。

その朝、当然のごとく一条家は大騒ぎになったことは言うまでもない。


技設定

・特殊技

明流・蝿叩き(4+C):幣帛を突き出す。

 明流・薪割り(蝿叩き中に6+C):ひるんだ隙におもむろに幣帛を叩きつける。

 天文・不動の北辰(明流・蝿叩き中に2+C):幣帛を回しつつ上に掲げる。

明流・踏み付け(空中で2+G):空中で両足で踏みつけるように蹴りつける。

 明流・鞠放り(踏み付け中に8+G):回転しつつ間合いを離す。

 明流・鞠落とし(踏み付け中に2+G):回転しつつ急降下し更に体当たりを繰り出す。

 明流・しゃぼん落とし(踏み付け中に上要素):踏み付けからのいわゆる再ジャンプ。

 明流・文鎮落とし(踏み付け中に2+C):そのまま相手の頭にまたがり叩き落す。

明流・呶々突っ張り(踏み込み中にC):踏み込んで掌を突き出す。

明流・災厄の箒星(踏み込み中にG):踏み込んでスタンプキックを繰り出す。

・投げ技

符呪・零閃(相手の近くで前後+BC・踏み込み中可):お札を貼り付けて衝撃を与える。

明流・馬蹴り(相手の近くで前後+FG):組んでから後ろに回りこみ両足で背中を蹴り飛ばす。

天文・堕つる宿曜(空中で相手の近くでレバー入力+BC):空中で相手と組み、幣帛を絡ませるように投げ落とす。

・必殺技

式神・天空(236+上段):お札を放って、そこから小さな式神を飛ばす。

天文・星の巡り(28+下段):回転しつつ軽く飛び上がる対空技。

劾鬼・泥田坊(623+上段)
:足元に発生した魔方陣にもぐりこんでから、召喚した妖怪泥田坊の口から吐き出され、体当たりを繰り出す。

劾鬼・清姫(相手の近くで63214+C):釣鐘を落として閉じ込め、一緒に召喚した清姫が相手を釣鐘ごと燃やす。

光明五十五霊符(421+C)
:お札を貼り付け、相手の操作を上下左右逆にする。CPUの場合はレベルによりけりだが同じような効果があるかも。

・超奥義

式神・六合(2141236+A):巨大な妖怪・六合を召喚し、突っ込ませる。

劾鬼・護法童子(2141236+E):魔人・護法童子を召喚し攻撃。こっちは対空にも使える。

・潜在奥義

劾鬼・百鬼夜行(236236+C):妖怪の群れを召喚し攻撃する。

召喚・四神の舞(214214+C)
:はじめの竜巻に相手を巻き込ませた後、相手が落ちざまに地面からの巨大な岩、
 天空からの炎の鳥、そして巨大な雷で攻撃する。


ストーリー

・対戦時メッセージ

通常:うちは無敵の陰陽師、一条あかりを覚えときや。

楽勝:今日もうちは日本晴れや、さあ、どんどんいきや。

辛勝:なにごとも気にしないこっちゃ、“どんとうおぅりぃ”ってとこやね。

奥義:今回もうまく呼び出せたわ、もうちょっと修行せえへんと。


・CPU戦メッセージ

楓:うちかて一条の娘や、それなりに覚悟できとるで。

守矢:あんた何でも自分でしょい込み過ぎやで、もっと気楽にいきや。

雪:どんなにつらい運命でも、乗り越えなあかん、それもわかっとるよ。

あかり:またこんなところではぐれとったんか、おとなしくせえや。

十三:うち一人で十分や、ええかげん子ども扱いはやめや。

天野:うちも子供やねん、まだまだあんたには付き合ってられへんわ。

鷲塚:本当に世のためになりたいんやったら、こんなところでくすぶっとたらあかんで。

李:相変わらず派手な動きやね、中国拳法って疲れへん。

斬鉄:時代も変わるんよ、もう忍者なんてはやらないで。

骸:うちに取り憑かんとしたのが運の尽きや、大人しく成仏しや。

小次郎:香織のおねえちゃんも難儀やなあ、そういや玄武のじいちゃんが探しとったよ。

響:物騒なお姉ちゃんやねえ、あんまし刀振り回しちゃ危ないで。

翁:じいちゃんもうちについて何か知っとるようやね、今はまだ分からんけど。

示源:これ以上自分を粗末にしたらあかん、虎徹っちゃんが可哀想や。

嘉神:兄ちゃんも根詰めすぎや、もっと気楽に入ったらどうや。

半蔵:忍者のお姉ちゃんも大変やね、うちもただ遊んどるわけやないよ。

武蔵:もう剣の時代やないけど、おっちゃんの志はうちらがちゃんと受け継ぐんよ。

刹那:この世すべての憎しみやなんて、世の中はそんな安っぽいもんやないで。

黄龍:うちは大丈夫や、こう見えても束ねのお役目は覚えとるから。


第5回戦(対十三)

・仕合前

あかり「なんや、十三、いきなり現れて一体何の用や」
十三「旦那さんの言いつけや、ここはおとなしく帰ってもらうで」
あかり「アホなこと言わんとき、この件は紛れもなく地獄門がからんどる。うちが行かなきゃどないすねん」
十三「だから、そのことは楓たちに任せて、お嬢はゆっくりと・・・・・」
あかり「おまえ、何も分かっとらんな」

・仕合後

十三「・・・見事や、見事な暴れっぷりやで、お嬢・・・・・」
あかり「十三、まさか・・・・・」
十三「お嬢が楓に惚れとるのは分かってた。だからこそ楓の足を引っ張ることだけはさせたくなかったんや」
あかり「な、アホ、何言い出すんや」
十三「ま、今のお嬢なら大丈夫や、気いつけて行きや」
あかり「やかましいわ、そないに心配せんでもいいわ」


第8回戦(対雪)

・仕合前

雪「久しぶりね、あかりさん」
あかり「あっ、雪姉ちゃん、何でこんなところに」
雪「あなたと同じようなものよ。どうしても、ここから進みたいと思うなら、私と、闘いなさい」

・仕合後

雪「・・・見事ね・・・・・」
あかり「うちもまた、四神の力を帯びとるいうけど、やはり・・・・・」
雪「そう、そしてその先にいるのは、おそらくはかつての私たちの師匠、概世。
  でも今は、常世の思念に支配され、黄泉の力をこの現世に送り込まんとしている」

あかり「それを、止めるために」
雪「本来なら、私や楓たちがその役目を負うはずなんだけれど、
  この闘いで、あなたにもその資格、そして使命があることを知ったわ」

あかり「・・・・・」
雪「さあ、お行きなさい、そして、あなたの宿命を切り開くのよ」

(なお、8回戦まで条件を満たしていれば、仕合後そのまま特別戦に移行)


特別戦(対武蔵)

武蔵「果て無き暗黒をさまよいしこと、二百と数十年、我、再び蘇ったり。
   最高にして至高なる、我が剣に立ちはだかること、すなわち、死な!!


第9回戦(対刹那)

・仕合前

刹那「一条の娘、か・・・・・」
あかり「あんた、誰や!?
刹那「俺が誰かなど、どうでもよいこと。この世すべてを滅ぼすのが我が悦び。
   まして貴様の力は晴明に匹敵せんとする、これ以上の贄があろうか」

あかり「うちは、こんなところでやられはしない」

・仕合後

あかり「何とか、やっつけたけど、まだ、起き上がってくるの?」
刹那「くくく、そういうことか、四神の力のみではなく、やはり貴様もか・・・・・」
あかり「何、言ってんの?」
刹那「ここから先は己が目で確かめてみるがいい、自らの運命を」
刹那、姿を消す。


最終戦(対黄龍)

・仕合前

封印の岩戸にて対峙するあかりと黄龍。
あかり「おっちゃん、あんた、やっぱり・・・・・」
黄龍「我が名は常世の使者、黄龍・・・・・。
   全ての生ある者よ・・・生命の意味を問ふ・・・・・、
   死の意味を知るものよ・・・我が声を聞け・・・・・、
   愚かなる生者よ、いにしえの罪状を・・・そなたの死で購わん・・・・・」

・仕合後

黄龍「見事だ、よもやここまでに大きく成長したか、一条の娘よ」
あかり「やっぱり、うちのこと、知ってるんやね」
黄龍「うむ、そなたこそは四神の力の束ね役として我らとともに来るべき危機を乗り越えねばならぬ身」
あかり「うちには、まだ覚悟は足りないけど・・・・・」
黄龍「特に、楓のためにか。それもまた、そなたの運命やもしれぬな」
あかり「うん・・・・・」
黄龍「されど今は、ただ門を閉じるのみ、ひとまずはさらばだ、楓を、よろしく頼む・・・・・」
 黄龍、剣を弓に変え、天に向かって矢を放つ。
あかり「え、何・・・・・?」
 あかり、光に包まれて姿を消す。

 光の中、そこにあかりの姿がいた。
あかり「どういうこと、まさか、うちも・・・・・」
 そこに、もう一人の人影が近付いてくる。
「そう、あなたもまた門の巫女。私と、同じ・・・・・」
あかり「まさか、雪姉ちゃんが、封印の・・・・・?」
雪「ええ、今になって気付いたのだけど・・・・・」
あかり「それじゃ、雪姉ちゃんは・・・・・」
雪「(静かに首を振り応える)今はこうするしかないの、あなたの力は、まだ完全に目覚めてはいないから。
  でも、その時になれば、私も・・・・・」

あかり「雪、姉ちゃん・・・・・」
 雪、あかりの元を離れていく。
雪「その時までに、あなたは生きていて。そして、楓を、守ってあげて・・・・・」


エンディング

数日後
 あの闘いの後、あかりは何事もないかのごとく、友達や食客の楓、同じく食客となった虎徹、
そして十三とともに界隈を遊びまわる生活を送っていた。

 しかし、そのあかりの懐には、雪色のベルが忍ばされていた。
十三「しかしいいのかお嬢、こんな遊び回ってて、後で旦那さんに言い訳する俺の身にも・・・・・」
 あかりは、白いベルを取り出す。
あかり「今はまだ大丈夫や、こいつが雪姉ちゃんの言葉を伝えとるから」
十三「お嬢・・・・・」
 楓もまた、あかりの言葉にうなづく。
あかり「いずれはまた大きな闘いがあるけど、そのときに雪姉ちゃんが帰ってくる。その時には・・・・・」
楓「そうだな・・・・・」
あかり「あ、そうそう、あそこの茶屋においしい団子があるで、一緒に食べに行こ」
 と、あかりは楓の手を引っ張り先を急ぐ。
十三「やれやれ、ほんまに大丈夫かいな」
虎徹「大丈夫っス、いざとなれば力を合わせればいいから」
十三「それもそうだな」
 と、十三と虎徹も後に続く。

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