暗黒の貴公子
ヴォルフガング=クラウザー

データ

名前:ヴォルフガング=クラウザー=フォン・シュトロハイム

声:子安武人

格闘スタイル:シュトロハイム総合格闘技

誕生日:不明(推定22歳)

身長:200㎝ 体重:96㎏

血液型:A型

国籍:ドイツ

職業:シュトロハイム家頭首

趣味:中世の骨董品集め・パイプオルガン演奏

特技:ギャンブル全般(勝率高し)

大切なもの:騎士道精神

苦手なもの:社交辞令、特に下世話なもの

好きなもの:闘い

嫌いなもの:虚栄、虚構

得意スポーツ:興味はないがやれば何でも出来る

家族構成:不明

当面の目標:今のところ不明

プロフィール:ヨーロッパ裏社会に君臨したシュトロハイム家、当時の前頭首の変死に伴い新たに頭首となったのが彼、クラウザーであった。
そんな彼はいまや新興勢力として勢力を伸ばしつつあったサウスタウンギャングの暗躍を受け、ついに彼自身も乗り込んでいく。
はじめのうちは静観をするつもりであったが、やがて多くの格闘家の実力に感銘をうけ、それに立ちはだかることだろう。

備考・外見イメージ:貴族風のコートに身を包み、その下にはシルクのシャツに黒のズボンとブーツ。
やや長い髪に額には赤い十字傷の若者。

技設定

・投げ技

カイザーブリーカー(相手の近くで前後+BC):敵をつかみ上げ、片膝を背中にたたきつける。

カイザースラム(相手の近くで前後+FG):敵を組んで片手で地面にたたきつける。

・必殺技

ブリッツボール(214+A:上段・B、C:下段):燃える闘気の弾を投げつける。

レッグトマホーク(236+E、F):体をひねっての浴びせ回し蹴り。

カイザーソバット(236+G):体をひねってからのローリングソバット。

カイザースープレックス(63214+C):後に大きく跳躍してのジャーマンスープレックス。あるいはドイツ版大稲綱落としか。

リベンジャーボム(63214+D):軽く身構えてから攻撃を受け流しつつ体当たりを喰らわせる。

・超必殺技

カイザーウェイブ(641236+A):巨大な闘気を投げつける。

ギガンティックサイクロン(214214+G)巨大な竜巻を発生させ敵を巻きせる。

・潜在能力

アンリミテッドデザイアー(2141236+C)
:軽く踏み込み一撃一撃が重い乱舞攻撃を繰り出し、最後はカイザーウェイブのフォームで気を放つ。

ストーリー

・リョウ=サカザキ

クラウザー「貴公が極限流のリョウか、あの男をも唸らせたその腕前見せてもらおうか」
リョウ「そいつは吝かじゃあないが、お前もあの男と同じなら全力で対しなければな」

「拳技も練気もまさに極限にふさわしかったな、この場はやはり再戦に期待していいか」


・ロバート=ガルシア

クラウザー「貴公とは一人の戦士として対するかな、貴公の極限流もまた見せて頂こう」
ロバート「シュトロハイムの御曹司さんか、まあ余計な思惑は抜きにして仕合わなきゃな」

「能ある虎は牙を隠すというが、貴公の最強の虎は未だ実力を出し切れていないかな」


・ユリ=サカザキ

クラウザー「うら若きフロイラインに強き拳、このクラウザーとお手合わせいただこうか」
ユリ「あの人以上に強い気を持っているの、ただ負けるだけじゃ済まなさそうだなあ」

「ひとまずはお付き合い程度でもよかろう、そなたの兄上にも劣らぬ極限の腕前だな」


・キング

クラウザー「お噂に響いたそなたの蹴りの冴えか、見事我が身に響かせてみたまえ」
キング「噂に響いたのは光栄だね、ましてシュトロハイムの御曹司なら侮れないか」

「甘美なる毒も時にはワインの芳香にも勝る、そなたの蹴り、大いに楽しめたよ」


・藤堂香澄

クラウザー「これほどの乙女が埋もれていたとは、是非ともその業を見せて頂こうか」
香澄「貴方も裏社会の実力者ですね、後暗い者とはいえませんが、受けねばなりませんね」

「まさに底知れぬ大器というべきだが、それが故にあえて加減するも悪くはなかろう」


・如月影ニ

クラウザー「貴公ものし上がるタマか、しかしこの俺を満足せしむる業を持っているかな」
影二「拙者とてもこれほどの業を見せつければ、無様な闘いは致さぬ所存、いざ参られよ」

「ただいきがるのみの器にあらずか、しかし今少しの貴公の意地をも見せて頂こう」


・テムジン

クラウザー「モンゴル相撲の実直なる強さ、ここは貴公の身をもって体現せしむるか」
テムジン「あんたの強さも侮れないダスが、ここはぶつけて楽しむもいいダスかねえ」

「貴公から見れば俺も逃げるのみに見えるか、貴公とてもそれなり楽しんだはずだぞ」


・ジャック=ターナー

クラウザー「街のゴロツキにしては強大な腕っ節か、それを受けるのがやはり礼儀だな」
ジャック「なんなんだてめえの気迫は、そんなものでこのジャック様がたじろくかよ」

「やはり腕っ節のみにあらずだが、力業のみではこのクラウザーは砕けぬよ」


・李白龍

クラウザー「御老の伝説の拳も味わってみたくなったな、ぜひお手合せ頂こうか」
リー「ひょー、ぬしが噂のシュトロハイムか、ここは儂も踏ん張らねばのう」

「見事に受け流されたは流石達人か、御老の伝説、いつか俺も追い付いてみせよう」


・ミッキー=ロジャース

クラウザー「埋もれた強者ほど仕合うのも楽しみだ、貴公のパンチは如何なるものかな」
ミッキー「ああ、裏の大物さんとの仕合はかえって面白え、こちらもやってみせるさ」

「拳同士の打ち合いも闘争の初歩にして至高、打ち勝ってもなお楽しみたくなったよ」


・ジョン=クローリー

クラウザー「青き疾風とうたわれた貴公の業の冴え、我が帝王の拳を振るうに値うかな」
ジョン「シュトロハイムの御曹司どのならば、俺も全力を出さざるを得ないということか」

「格闘技とはまさに生きるための業、貴公がその体現ならば俺も闘ったかいがあったな」


・ロディ=バーツ

クラウザー「何やら嗅ぎ回っているかは知らぬが、貴公の業はひとまず興味を持ったな」
ロディ「あんたまでもが介入してくるからにゃ、俺もからはくくらなきゃいけねえか」

「裏社会の深淵はひとまず奥深い、貴公も業とともに世の理を知っておくがいい」


・レニィ=クレストン

クラウザー「たしかカーマンが認めたという探偵はそなたか、その鞭裁きは楽しもうか」
レニィ「こいつか狩る者の目のようね、私も誇りにかけて狩られるわけにはいかないわね」

「真の闘いは互いに狩られる緊張感がふさわしい、その鞭で打たれるかいもあったよ」


・カーマン=コール

クラウザー「ここで貴公と仕合えるのは望外なれば心行くまで楽しもうではないか」
カーマン「君にとっては楽しみだが、わたしは仕事でね、悪いが早めに済ませるよ」

「楽しみは早く終わるものだが、たかだか腕一本のみとはいささか物足りないものだ」


・王覚山

クラウザー「野に咲く花も大輪の薔薇に勝ることがある、貴公も我が業の前の花たらんか」
王「これほどまでに強そうな人は見たことないのね、でも僕も負けるわけにいかないのね」

「貴公も芸術に生きる者なれば、最高の芸術を味わえたことむしろ誇りに思うがいい」


・不破刃

クラウザー「日本古来の忍術はともかく、貴公の凄さとやらも味あわせて頂こうか」
刃「ぬう、これほどの気迫とはまさに凄い漢よ、しかし拙とて易々折れるわけにいかぬ」

「確かに貴公の力業は認めよう、しかし世界そのものに比べれはいかがなものか」


・シンクレア

クラウザー「剣はともかくそなたの理力は無視できぬ、俺も真剣に楽しまねばな」
シンクレア「あんたが相手なら小手先の業は使わない、この剣に信念を込めるさ」

「迷いなき剣はまず認めようか、俺を斬らんとするのはそなたの心次第だからな」


・藤堂竜白

クラウザー「隠れた達人たる貴公とは仕合ってみたかった、手合わせ頂けるかな」
藤堂「わしとても逃げも隠れもせぬ、ことにぬしほどの強者と仕合うのならばな」

「着実なる仕合運びこそ真の闘いだな、力押しで勝つなどやはり下ということか」


・タクマ=サカザキ

「むう、来たか、このタクマ=サカザキ、衰えたとはいえ遅れは取らぬ。さあ、どこからでもかかってくるがいい」

クラウザー「極限流不敗の師範なれば挑むに値するものか、手合わせ頂けるか」
タクマ「ぬしの気もあの男と同じならば、さしものわしも覚悟を決めねばならぬな」

「この仕合も所詮は力押しにすぎぬな、貴公に劣るはひとえに年季のみということか」


・スティーブ=ワイラー

「やはりこの闘いの気、俺自身も引きつけられたか、ここはやはり、全力で闘うしかないな」

クラウザー「薬頼みの力といえど、貴公の強さもまた義しいものといえるのかな」
ワイラー「貴公子どのとの闘いだ、俺も力任せと受け止められるわけにはいかないな」

「たしかに力業のみではなかったか、俺に敗れても己には負けなかったからな」


・Mr.BIG

「よくここまで勝ち残ってきたな、だがこれ以上のさぼらせると、
 これからの俺の計画に支障をきたすのでな、しばらくおとなしくしてもらおうか」

クラウザー「彼らとのあいさつ代わりとは何だが、まずは貴公とお相手したく思ってな」
BIG「そいつは光栄だな、なら思い知るがいい、この街の明日の支配者の実力をな」

「貴公とて強者の端くれのはず、たかだかギャングの頭で終わるタマでもなかろう」


・ギース=ハワード

「ふふふ、こうも面白いことになっていようとは、新たなるわたしの技、試してみるのも一興というところか」

クラウザー「あの時は互いに未熟だったが、この場で決着をつけるもまた面白いかな」
ギース「俺とても昔とは違う、侮ると命の保証はない、ともかくかかってくるがいい」

「未だ決着はつけぬは惜しいが、今は退くのもよろしかろう、再戦まで壮健なれ」


・ヴォルフガング=クラウザー

クラウザー(プレイヤー)「ふふふ、最後にこうも興味ある余興につき合おうとはな」
クラウザー(CPU)「確かに、己自身を確かめるには悪くはない余興だな」

「やはり己自身に敗れるのではしまりがなさすぎるのでな、ここは勝たせてもらったよ」


・エンディング

一通りの争乱を収め、ドイツに帰還するクラウザー。
「ヴォルフガング様、お留守の際に本国及び周辺の各組織に、目立った動きはありませんでした」
「先に告げられました、STG幹部の動向の監視は滞りなく行っております」
クラウザー「そうか、これでいつでも再び乗り出せるかな」
広間の扉を開くと、一人の少女が待ち構えていた。
「お帰りなさいませ、ヴォルフガング様」
クラウザー「む、そなたは」
執事「は、わたくしの遠縁の者にございますが、先年両親を亡くしまして、わたくしどもで引き取ることと相成りました」
クラウザー「そなた、名は」
クラウディア「クラウディアと申します」
クラウザー「そうか、これから俺の世話をするようだが、今後ともよろしく、頼む」
クラウディア「はい」

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