ベースストーリー・オープニング

　サウスタウンの裏社会を牛耳るサウスタウン・ギャングの若手幹部にして、元特殊部隊の士官でもある武闘派でもある。
　先のユリ＝サカザキ事件にてリョウたちに敗北したことよりしばらく鳴りをひそめていたが、
今回の大会を受け、裏面に暗躍する男の妨害と自身の地位回復のために大会に潜入するが。

ロバート＝ガルシア

ＢＩＧ「やはり来たか御曹司どの、ここらで本当の闘いを教えてやる」
ロバート「どうやらわいを本気にしたいそうやな、まったくいい根性してるで」

「そういえばお前も極限流か、確かに楽しむことができたぞ」

ユリ＝サカザキ

ＢＩＧ「また会ったなお嬢ちゃん、まさかこの俺と闘おうとしてるのか」
ユリ「むう、ここで先の借りを返してあげるわよ、覚悟してね、ハゲ男」

「リターンマッチのつもりだろうが、お前など俺の眼中にないということだ」

キング

ＢＩＧ「ここでお前と闘おうとはな、顔を傷付けられないうちに帰ってもいいぜ」
キング「余計なお世話だね、あんたの方も余計な怪我をしないことだね」

「ちょっとてこずったな、これに懲りたら、すこしは女らしくすることだな」

如月影ニ

ＢＩＧ「いかにも敵意丸出しだなニンジャボーイ、どうりでこの棒がうずくわけだぜ」
影二「貴殿ほどの相手ならば不足なし、見事打ち破ってみせよう」

「闘いとしては楽しめたぜ、だが余興とまではいかなかったようだな」

テムジン

ＢＩＧ「お前が噂のモンゴル人か、さてどんな強さを見せてくれるかな」
テムジン「ギャングの人なら油断できないダス、子供たちのために頑張るダスよ」

「この街では、強いものしか生き残る資格はないってことだ」

ジャック＝ターナー

ＢＩＧ「この俺に闘いを挑もうとはな、せいぜい派手に倒してやろう」
ジャック「ケッ、このジャック様の真の恐ろしさ、たっぷり教えてやるぜ」

「まだ痛め足りないか、流石にこればかりは骨が折れるな」

李白龍

ＢＩＧ「リー爺さんか、年寄りと闘う趣味はないが、今楽にしてやるぜ」
リー「ぬしがごときは爪一本で十分ぢゃよ、それじゃあやっちゃるわい」

「確かに技とスピードは認めるがな、やはり年には勝てなかったか」

ミッキー＝ロジャース

ＢＩＧ「ミッキーか、プロに挑戦する前に、まず俺に挑んでもらおうか」
ミッキー「ＢＩＧの旦那相手は光栄だな、しかしツブされるわけにゃいかねえ」

「プロでは通用するようだが、まだこの俺には通用しなかったようだな」

ジョン＝クローリー

ＢＩＧ「そういやお前と闘うのは初めてだ、一度楽しむことにしようか」
ジョン「そいつは光栄だ、たしかに勝負だったらつきあってやるか」

「技のキレは衰えてはいないな、お前とはもう一度やりたいぜ」

藤堂竜白

ＢＩＧ「日本の武術にも興味あるからな、ここで仕合えるのは光栄だな」
藤堂「うむ、タクマとの勝負の手前だ、ぬしに止められるわけにはいかぬな」

「なかなかの根性だな、これはやはり殺しても死なないってところか」

リョウ＝サカザキ（第７回戦）

ＢＩＧ「久しぶりだなリョウ＝サカザキ、先の借りをここで返させてもらう」
リョウ「リターンマッチのつもりか、望むところだ、どこからでもかかってこい」

「この程度で終わりだと思うなよ、次は徹底的に叩き潰す」

タクマ＝サカザキ（第８回戦）

ＢＩＧ「久しぶりだなタクマ、やはり極限流も倒さねばならなくてな」
タクマ「ぬしごときに倒されるほど極限流は甘くはない、さあ、かかってくるがいい」

「確かに一筋縄ではいかなかったな、それでこそ潰し甲斐もあるということだ」

Ｍｒ．ＢＩＧ（第９回戦）

ＢＩＧ（プレイヤー）「誰に断ってそんな格好をしている、いい度胸だな」
ＢＩＧ（ＣＰＵ）「フッ、お前にこの俺が倒せるかな？」

アンコンプリート（条件未達成時・そのままゲーム終了）

　闇の中たたずむＢＩＧ
「こうしてＢＩＧの暗躍によって、最強武闘会・ＫＩＮＧ　ＯＦ　ＦＩＧＨＴＥＲＳも妨害された形となり、
　主催者であるあの男もサウスタウンから一時撤退し、組織内の対立は一応収まったかに見えた。
　しかし、一連の事件が組織の古参幹部たちの警戒心を生み、ＢＩＧの動きを一時掣肘する結果となった」
ＢＩＧ「まさかこのような結果を生むことになろうとはな、まあいい、この俺の地位は一応安泰となった、
　　　　あとは老いぼれどもの動きに注意して、その後は・・・・・。
　　　　まああせることはない、いずれ決着をつけねばならぬ者がたくさんいるからな」

ギース＝ハワード（第１０回戦）

・仕合前

　ＢＩＧのもとに、１台のリムジンが近づいてきた。
「ＢＩＧ様、コミッショナーがお待ちです。ご同行お願い致します」
ＢＩＧ「ようやくお出ましか、さて、奴のところまで案内してもらおうか」

　アップタウンのとあるビルの一室に連れられたＢＩＧ。
「ＢＩＧ様をお連れ致しました」
ギース「ＢＩＧよ、ずいぶんと派手に暴れたものだな」
ＢＩＧ「これで貴様の目論見も台無しになったということだ」
ギース「俺の目論見か、よもややただの資金集めが俺の目的と思っているのではなかろうな、
　　　　これも俺がこのサウスタウンを手に入れるための計画というわけだ。
　　　　いずれにせよお前をこれ以上のさぼらせるわけにはいかぬな」
ＢＩＧ「ふん、ここで決着をつけるのも悪くはないということか」

・仕合後

ギース「この俺をここまで追い詰めるとは。甘く見ていたよ」
ＢＩＧ「甘く見ていただと、俺もなめられたものだな、いずれにせよお前もこれで終わりだ」
ギース「ふん、貴様こそ、俺を甘く見てもらっては困るな」
ＢＩＧ「な、おのれ、逃げるかギース」
ギース「今回のところは負けを認めよう、いずれこの借りは必ず返す。ひとまずはさらばだ」
ＢＩＧ「くっ、今回は派手に動きすぎたか」

エンディング

　闇の中にたたずむＢＩＧ
「こうしてギースはサウスタウンから一時撤退し、組織内の対立は一応収まったかに見えた。
　しかし、一連の事件が組織の古参幹部たちの警戒心を生み、ＢＩＧの動きを一時掣肘する結果となった」
ＢＩＧ「まさかこのような結果を生むことになろうとはな、まあいい、この俺の地位は一応安泰となった、
　　　　あとは老いぼれどもの動きに注意して、その後は・・・・・。
　　　　まああせることはない、いずれ決着をつけねばならぬ者がたくさんいるからな」

（スタッフロールへ）