ONE PIECEレビュー総集編(その4)

このページでは主に今までネット等でしたためた
ONE PIECEのレビューをこの場でまとめてお送りする運びです。
ひとまずのヒマ潰しということでお目を通して頂ければ幸いに思います。

第46~48巻:(スリラーバーク)

441:ティーチの闇の能力、それは相手の能力そのものを引き寄せ、それを無効化させる能力でもあった。すべてを飲み込むその闇に圧倒されつつも、エースは果敢に立ち向かう。炎と闇がぶつかり合うその先、確かなことは大いなる争乱だというのか。
442:新たな船サニー号での航海の中、とある樽を拾って開ければ謎の発光と嵐、切り抜けた先は深い霧の中。そこに現れたのは謎のガイコツ。別段敵意もなさそうなそれにルフィが気に入ったのか仲間に誘い、ガイコツもそれを快諾したのだが。
443:そのガイコツ、ブルックはヨミヨミの能力の能力者。死んで蘇ったらガイコツになったという。それにそのガイコツは影を奪われたとか。それを取り返すことを約束したルフィ。そこに謎のゴーストとともにいかにもおどろしい島に流されたか。
444:ひとまずその島を冒険することになったルフィたち。まずはウソップたちがサニーの中に搭載された小さいメリーで出発する。メリーの生まれ変わりと喜ぶウソップたち。そういえばW7のパウリーたちは「同じ舟は2つと造れない」といったが、フランキーはこのミニメリーをメリーの生まれ変わりと位置付けて製作したのだろう。しかしそのメリーも遭難。さらにサニーに何かの異変が。そして迷い込んだウソップたちが見た先には何か。
445:怪物ケルベロスに追われたナミたち。怪しい馬車に乗った先は何とゾンビたちの群れ。ゾンビなだけに一筋縄ではいかない連中に苦戦しつつも何とか切り抜けた。そうこうしてたどり着いた先はこれまた謎の洋館、ここに一体何が、そしてチョッパーが憧れる人物がいるというのか。
446:謎の洋館に入ったナミたち、何故かウソップのみを攻撃する女ゾンビ。チョッパーお目当ての医者ホグバックに招かれる。そこで入浴中に襲われるナミ、透明人間だというのだが。そして遅れて上陸したルフィたちは先のケルベロスに遭遇するのだが。
447:ケルベロスを強引ながらも手なずけて島に上陸するルフィたち。一方先の透明人間とホグバックは仲間だったか。そしてウソップたちは館から脱出せんと部屋に迷い込み絵画やら敷き革やらに襲われる。よもやこいつらもゾンビなのか。後に逃げ込んだ部屋にはシンドリーの肖像画の部屋だが。
448:肖像の部屋であのシンドリーは事故死していたと知るナミたち。再び逃げ出す3人に謎の剣士が狙う。一方ルフィたちは謎のゴーストに気力を奪われ翻弄されるも後に襲い掛かってきたゾンビを撃退。そこに現れた謎の老人からモリアの名を聞き出す。それはかの七武海の一人というのだが。
449:老人の頼みを聞き受けモリアに対せんとするルフィ。ウソップたちはあのホグバックの禁断の生体実験を目の当たりにする。そこに先の剣士が追ってきた。さらには先に倒されたゾンビたち、さらにはゴーストたちも集結し、そして件のモリアも目覚め、彼らの攻撃が始まる。さらにこの島は巨大な船だというのか。
450:謎の剣士にナミたちが倒され、ルフィたちは件の絵画たち、びっくりゾンビたちを倒していき、そして外のゾンビたちと強力なゾンビたちは意気揚々に出陣していく。いよいよ本格的な闘いが始まるということか。でもサンジが消えたっていうけど。
451:ゾンビたちもいざ出場といきたいがイノシシのローラはなぜかアブサロムに求婚せんと出陣どころじゃないか。それからどこかへ連れ垂れたナミたちは何とか脱出せんとするも動物のゾンビにまた襲われる。しかし謎の犬ペンギンがなぜかナミをかばっていく。一方ルフィたちもゾロが消えたというのだが。
452:ルフィたちの前に立ちはだかるのは強力な将軍ゾンビ。かつてのツワモノたちがゾンビとなって甦ったという。そんな中珍妙なオッサンのゾンビはゾロと同じような物言いだし、巨大なクモのゾンビまでもが襲い掛かってくるというのだが。ていうか最後ルフィのさらわれた?
453:なぜかナミたちを助けた犬ペンギン。イノシシのローラとアブサロムの追撃にも体を張って守り抜き、ナミたちの逃げ道を作り出す。一方フランキーはクモゾンビたちの追撃を機転でかわしていくが、そこにあの骨のブルックも落ちてきた。
454:追ってくるローラを何とか言いくるめてまずは難を逃れたか。一方サニー号はペローナの略奪を受ける。そこにモリアの招集が下りた。その際ナミたちがぬいぐるみの中に。そしてフランキーはタラランの猛攻に押されるも、ブルックが助太刀をするか。
455:タラランを動けなくしたブルックは、島とゾンビの秘密を語り出す。ホグバックが造ったゾンビにモリアが奪った影を埋め込んで命を吹き込むというか。そして姿を現した禍々しい大男モリア、さらわれたルフィから影を奪い。どんなゾンビを作り出すのか。
456:ブルックがゾンビの弱点を語るとともに彼の真意をフランキーが聞き出そうとする。そのブルックはモリア一党も脅威に感じているのか、そしてブルックは彼の剣士のもとに、ルフィの影は氷漬けの巨大なゾンビのもとへ、一体何が始まるのか。
457:巨大なゾンビにルフィの影を埋め込み、大いなる魔人オーズが復活した。恐怖で声を上げたナミたちもたまらず脱出するもナミがアブサロムにさらわれる。さらに襲われるウソップたちを救ったのはロビンとフランキーなのだが。
458:復活したオーズはルフィ張りの食欲で腹を満たすもいまいちいうことを聞かないか。ブルックも侍リョーマと対峙。一度は敗れたが再起をかけて戦いを挑む。さらにはナミと結婚式を挙げるアブサロム。しかし影を奪われたルフィたちはサニー号に捨てられた、意外と近くにいたんだな。それの目覚めさせ方を知っているウソップも心得てる、ということか。
459:目覚めたルフィたちも、奪われたすべてを取り返すべく反撃を開始する。その際語られたブルックの真実。それはかつて出会ったクジラのラブーンとの意外な絆だった。ここに意外な伏線があったな、そのブルック、かのリョーマとやはり苦戦してしまったが。
460:ナミを奪われて特に怒りを燃え上がらせるサンジ。ともかく奪回作戦は始まった。対してあのオーズは呑気にバークのマストに上っている。やっぱり巨大な帆船なんだな。再び乗り込んでいくルフィたち。あのゴーストに手間取り、飛び降りたオーズの下敷きになったのか。
461:チョッパーがホグバックに、ルフィはモリアと対峙、いずれも因縁ありの対戦だが。一方かのゴーストの主ペローナ、ここでもゴーストで翻弄するも何故かウソップには通じない。ここに活路を見いだせるか。しかしナミとアブサロムとの結婚式は開かれているのか。
462:ペローナたちをウソップに任せ進んでいくゾロたち。やっぱり敗れ去ったブルックを助け出す、というよりリョーマとの対戦のため割ってきたゾロ。オーズも相変わらずマイペースに進んでいく。そしてアブサロムの結婚式に入ったサンジは。
463:モリアと対峙するルフィだがその影に翻弄されていく。一方でサンジはアブサロムと対峙する。モリア配下の3怪人というだけあってツワモノのはずだが、怒りに燃えたサンジには次々破られていく。そして最後の因縁というのはいかに。
464:サンジの因縁、それはアブサロムが喰ったスケスケの能力で女湯等をのぞく夢を奪われた因縁だった。その不純さはさておき、ナミを奪い返さんとするもそうはさせじと反撃に転じる。一方逃げるのみウソップはペローナと再び対峙。ゴーストの攻撃は効かないはずなのだが。
465:つかみどころのない霊体のペローナに翻弄され、さらには爆発するゴーストに一気に追い詰められ、シモベのクマシーにとどめを刺されんとするも、とっさにそけキングに変身(?)してまずクマシーを倒し、さらに逃げつつも、ペローナの本体を見つけた。
466:本体を見つけ攻撃せんとするも最後の反撃を試みるペローナ、しかし機転でかわしつつ、女の子の嫌いなゴキブリやオモチャのハンマーでとどめを刺す。一方でゾロはリョーマとの対戦が続いている。ブルック曰くゾロ相手に本気を出しているというが。
467:剛剣同士の斬撃合戦に建物ごと破壊されるほどの激闘。まさに真剣勝負、ブルックもフランキーもまさに見るだけしかなかった。そしてゾロが最後の業を決め今に至り、リョーマは燃え尽きブルックには影が戻った。そして敵の名刀はゾロの手に渡ったか。
468:チョッパーと対峙するホグバック、ジゴロウと犬ペンギンを従え、そして自分の思う通りになる人形シンドリーを支配する様はまさに欲望の塊。そんな堕ちた男を見限ったチョッパーは自分の信念をかけて立ち向かう、その姿にシンドリーの心に変化が。
469:激闘の中ついにモリアのコントロール下に落ちたオーズが暴れ出し、周りの戦場を巻き込んでいく。腕に張られた一味の手配書、ひとまずはターゲットと定め戦いを挑んでくる。この巨大な敵に果たしてルフィに勝ち目はあるってのか。
470:何もかもが桁外れのサイズと強さのオーズ。一味すべての全力を尽くしてもすべて軽くあしらわれてしまった。あとモリアは逃げてばかりだろうけれど、たしかにオーズに任せれば楽勝と踏んでいることだろうけれど。

第49~51巻(スリラーバーク(承前)~シャボンディ諸島)

471:オーズが暴れる中、目覚めたペローナが事態を重く見て逃げ支度をする。一方結婚式に乱入したイノシシのローラがナミを助けんとして返り討ち、それにこたえて発奮したナミがアブサロムを撃破。先のサンジ戦がきいてたか。そしてオーズには残りの一味が立ち向かう。
472:オーズに立ち向かう一味。初めのジョークを交えてそれぞれの業を活かしてオーズを追い詰める。まあ真面目にかかりゃ百人力なんだけどね。一方ナミは宝物庫に向かうもそこはもぬけの殻、何とペローナが逃げ支度で運び去った後だった、そこに現れたクマみたいなやつ、とは。
473:モリアとの激闘はまだまだ続く。そんな中逃げるペローナを追ってナミが応突く中、あの大男、七武海のバーソロミュー・くま。まずペローナを消してからナミに何かを問うて後去っていく。そしてルフィはモリアを追って悪戦苦闘するのだが。
474:モリアに立ち向かうゾロ。新たな刀を使いあぐねている中、ルフィのために曲者ぞろいのモリア一党の中で力キャラのオーズに果敢に立ち向かう。一方であのくまがモリアと対峙。七武海の後任とモリア敗北の危惧を伝える。そこでモリアもオーズを操縦して立ち向かう。まずはウソップに狙いを定めるもブルックがその危機を助けるか。
475:モリア操縦のオーズに立ち向かう一味、力の限り戦い、ナミまでも参戦して総攻撃を行うも力及ばす、何とオーズの手足が伸びて攻撃。一方のルフィは謎の一団にとらわれていた。しかしモリアの対策に力を貸してくれるというが。
476:ルフィを止めたのはモリアに影を奪われた一団だという。そんな彼ら、今まで集めた影をルフィにブチ込んでパワーアップさせるというが、一方手足伸ばして一味に襲い掛かるオーズ。モリアの操縦はただコントロール制御だけでなく、自分の影でルフィの能力を付加のサポートにするという。対して一味も何とかオーズとモリアを止めんとするのだが。
477:せっかくロビンが止めようとしたが影と入れ替わってあえなく失敗。しかしチョッパーがオーズの弱点を割り出した。それをついての集中攻撃で動けなくしようとしてもやはりオーズは強大過ぎたか。一味の主力がすべて倒されたのか。
478:なおも打ちやまぬオーズの猛攻、弱点の塩までも封じられ絶体絶命に陥るも、そこに現れたのは巨大化したルフィ。多くの影を取り込んだナイトメア・ルフィというが。たしかにオーズにも負けない強大な力で圧倒している。今度こそ勝機はあるのか。
479:息つく間もないルフィの猛攻、そこにあの一団も駆けつけゾロたちをすかさず助ける。文字通り全力を出し尽くした末にオーズはついに倒れる。ルフィから影は離れてしまったが、本当に今度こそ決着はついたのか。
480:ルフィの猛攻もむなしくオーズはなおも立ち上がる。しかしゾロやルフィたちも負けてはいられない。今こそ自分たちの渾身の一撃でオーズの肉体そのものを破壊し、今度こそオーズを動けなくして、決着がついたか。
481:難敵オーズを何とか倒し、今こそ影を取り戻さんとするも、モリアが再び立ち上がり、何と今まで駆り集めた影を、手下のゾンビを犠牲にして強大化し最後の勝負に出た。対するルフィも残された時間の中、最後の決戦に挑むのだが。
482:迫る朝日、まさに捨て身の攻防を繰り広げるモリアとルフィ。しかしルフィたちの影への呼びかけもあってルフィの最後の渾身の一撃をもって、ついにモリアは倒れ、影たちはすべて解放された。しかし朝日はすべてを照らしルフィたちを消し去り始める。やはり遅かったのか。
483:差し込む朝日にルフィたちは消えていこうとするが、間一髪影が入り込んで一応事なきを得た。他にも影を奪われた人々も各地で影が戻ったのを一概に喜んでいた。これで闘いは終わったと思いきや、今度はもう一人の七武海、バーソロミュー・くまが襲い掛かってくる。
484:すべてを弾き飛ばすくまの能力。対するルフィたちはもう戦う気力も少ないはず。それでも立ち向かう彼らにくまはルフィの首を差し出すように言い渡すも、当然それをも拒む、そんな彼らにくまは容赦のない一撃を放つが。
485:一味たちを退けいよいよルフィに手をかけんとしたとき、再びゾロが立ち上がる。政府の人間兵器である彼は、何を思ったのか、ルフィのダメージをゾロに預け、ゾロも己の男気をかけてそれに耐えた。しかし最後、ルフィの父ドラゴンの名を語るくまだが。
486:隙を見て去っていくモリア一党。エースが捕らえられたことを知る。やはりエースはやられたのか。一方くまが去り何事もなかったかのごとく日が過ぎた。重傷を負ったゾロも真実を伏せられ、ひとまず宴となった。ブルックが奏でたピアノの曲からかつてのクジラ、ラブーンのことを告げられ、秘められたブルックの過去が語られる。
487:かつてブルックが所属した海賊団、彼らとラブーンはかつて旅をともにしてきた。二子岬で再開を約束して別れ、また船長が病に倒れてなお旅をつづける。その先が仲間や自分の死、そしてそれよりも過酷な運命が待ち構えたというか。
488:すでに死した船とクルーたち。激闘の末に死を迎える仲間たちとの最期の歌。それを貝に込めて現代によみがえる。皮肉にも最後まで歌ったブルックが仲間の思いとともにルフィとの宴で披露したのだ。そしてブルックに一つの決意がよみがえる。
489:かつての仲間との思いを封印し、ついにブルックがルフィたちの仲間に。誰もが陽気なガイコツの仲間入りを喜ぶ中、あのラブーンも喜んでいる。ともかく次なる目的地に出向せんとするルフィに、エースが死にかけているという凶報が、やはりティーチにやられたのか。
490:エースのことは心配だがひとまず航海に専念すべくスリラーバークを後にする。今や政府をも無視できない勢力となった麦わらの一味、多くの困難の末に赤い大地にたどり着いたものの魚人島への路が分からない。そんな時、海獣から出てきた人魚が現れたが、どっかで見たな彼女。
491:ルフィが助けた人魚のケイミー、一味の熱烈なる歓迎を受けるも、相棒のはっちんが捕らわれているという。ルフィたちもはっちんと彼のタコ焼きを助けるため敵地に向かうもトビウオに乗った賊が襲ってきた。そしてそれを束ねる鉄仮面の男、麦わらの一味に恨みを持っているというが。
492:鉄仮面の男、デュバル。なんか物々しい風体と口調の男だ。それに結託する魚人マクロ一味、やはり前に見たか、とすればやはりあのタコのはっちゃんか。そこにサニーが乗り込んでくるも、かつての敵ながら結局助けることになったか。
493:海空縦横無尽に飛び回るトビウオに翻弄されつつも何とか立ち向かっていくルフィたち。その隙に解放されたハチはどさくさにマクロをぶっ飛ばし、一方で初陣で意気上がるブルックも自らの奥義を駆使してライダーたちを落としていく。やはり強敵ぞろいだったので実力が発揮できなかったか。そんな中トビウオを王リフィが彼のデュバルと対面するが。
494:何とかトビウオたちを撃破したのはいいけれど、あのデュバルがウシに乗ってやってきた。何故かサンジに恨みを持つというのだが、ルフィによってさらされた素顔、何と手配書の似顔絵にそっくりではないか。それによって海軍に追われて今まで恨みを抱いたというがやはりサンジにはあずかり知らぬことだったか。
495:あくまでサンジとサニーを倒さんといろいろ策を練って攻めるデュバルたちだったが、サニーの性能、特に巨砲ガオン砲でほとんどを撃退。残るデュバルもまずルフィがウシを静め、サンジも怒りの蹴りを放ち続けるのだった。
496:デュバルを退けルフィたちはタコ焼きパーティと洒落込む。ナミとハチは和解さらにデュバルは変な色男になって改心して去っていく。肝心の魚人島への路は巨木の島シャボンディ諸島へ。それはシャボン玉に覆われたふしぎな島だった。そこで船のコーティングを施すというが、そこを仕切る世界貴族、何やら嫌な予感がするな。
497:シャボン玉を利用する乗り物は島でしか使用できないのはいいけれど、一味それぞれが島で楽しんでいる中、一人の海賊が謎の自爆をとげたり、高圧的な謎の一団から銃撃されたりと、これが世界貴族、天竜人か、しかも海軍にも守られているというが、彼らが正義に身を置いているとはとても思えないのだが。
498:賞金首ゆえ賞金稼ぎにも目を付けられ立て続けに襲撃を受ける中、コーティング職人を求めとある酒場にたどり着く。そこの女主人に超新星と呼ばれるルフィの他の大物海賊たち。誰も彼も物騒な奴らばかり、彼らがルフィたちの新たな強敵になるのか。
499:ひとまず遊園地へと足を運ぶルフィたち。一方で天竜人の暴虐を目の当たりにしたゾロが食って掛かるもルーキーの一人ボニーに止められる。一旦子供になったがそれが彼女の能力か。そしてケイミーがさらわれた事態になり、サンジは先のトビウオライダーズを呼ぶことに。
500:駆け付けたデュバルたちとともにケイミーを助けるべく行動を起こすルフィたち、一方でナミは魚人たちの虐げられた歴史を知り愕然とする。そのオークション会場には超新星のキッドとロー、そして天竜人が集ってきた。その捕らわれたケイミーを助けた一人の老人、海賊王の右腕というのだが。
501:あのガープですらも畏怖するレイリー、海軍もそれどころではないというが。そこにデュバルを交えてルフィたちも乗り込んでいく、そして他の超新星たちもとある凶報を知る。海軍と白ひげが戦争をするというのだが。
502:屈強な海賊ですらも絶望するオークションでついにケイミーが売られていく。それを天竜人チャルロス聖が競り落とす。それを阻まんとしたハチを撃ったチャルロスに怒りを爆発させ、ついにその拳を放つ。たしかにこうなってしまったら致し方がないのだが。

第52~54巻(シャボンディ諸島(承前)~女ヶ島・インペルダウン)

503:暴虐の天竜人チャルロス聖を殴り倒したルフィ。当然警備兵や前もって警戒に当たった海軍も駆けつけ、まさに非常事態。一味全員で切り抜けんとする中、あの老人も介入し、気迫のみで敵を圧倒する。彼こそが海賊王の片腕、冥王レイリーだったが。
504:海軍は大将の一人を派遣することを決定、それが青キジに並ぶ黄猿か。あのヒューマンショップに関与したのが七武海のドフラミンゴ、彼も海軍に召集されているが。ケイミーを助けた後、待ち構える海軍を迎え討つのは、ルフィの他、キッド、ローの超新星たち。いずれもひとかどならぬ能力者だったか。
505:ローは人体を分断する能力、キッドは金属を引き込み武器にする能力、彼らだけでも脅威なのにその部下たちも強者か。さておきひとまず脱出を図る一味の他、何とあのくまが再び立ちはだかる。
506:ルフィたちが逃げ出した後、クマに対することとなったキッドとロー。何とか逃げ出せたルフィたちはレイリーからロジャーの真実を聞かされる。何と不治の病にかかって自首したのだという。あとシャンクスとバギーがロジャーの配下だったとは。そして来襲した黄猿、果たしてその力はいかに。
507:かつて海賊時代の核だったレイリーに肝心なことを聞こうとするもルフィがそれを拒んだ。まだまだ語られるべきではないことは分かるが。一方大将の黄猿。とぼけた風体ながらもかなりの破壊力。そして超新星たちにも海軍の手が伸びるが。あとルフィたちにもレイリーのもとを一時離れた一味のもとにも。
508:海軍に対する超新星、まずカポネは身体から兵隊が出てくる要塞人間か。一方でホーキンズは黄猿を前に占いで運命を図り、攻撃を身代り人形でかわしたか。そしてウルージやドレークそして七武海くままでも介入していく。しかしくまはルフィたちにもこれはいったいどういうことなのか。
509:何とかくまの一人をやっつけたルフィたち。一方もう一人のくまに苦戦している超新星、中でもドレークは何かを知っているようで、そして恐竜に変身して立ち向かう。しかし黄猿も光の蹴りで超新星たちを圧倒するのだが。
510:アプーをはじめ超新星たちの攻撃もすべて効かない黄猿。ただでさえ強いのにこれは厄介だ。一方まだまだくまに苦戦している一味。もはや体力の限界に達しつつも全力をもってくまを倒す、これで決着がつければいいのだが。
511:くまを倒したかと思ったら突然現れた一人の男、マサカリかついだ戦桃丸、多少とぼけたところもあるが何とルフィのゴムの身体をものともしない拳を放つ。さらにはあの黄猿も乱入、絶体絶命の危機に何とレイリーが救援に来たのだが。
512:黄猿の業を止めたレイリーの実力もさることながら、今は逃げることを告げるルフィ、しかし敵の構成は執拗ですぐに追いつかれてしまう。そのうちチョッパーも暴走してしまうは、もう一人現れたくまに、ゾロが消された。これが本物と言ったのだが。
513:くまに消されたゾロ。そういえばかつてペローナもそれで消されたというが。ともかく次々と消されていく仲間たち。絶望に打ちひしがれるルフィもついに消され、ここに麦わらの一味は崩壊した。果たしてルフィたちの運命は、そしてくまの真意はいかに。
514:一連の争乱の後、ひと時の静けさを取り戻したシャボンディ、一方のルフィは、やはりくまに飛ばされとある島に飛ばされる。そこで空腹のため変なキノコを食べ続け、とある女性たちに保護される。しかしそこは、女だけの女ヶ島というのだが。
515:女ヶ島は屈強な女たちの島、ここに保護されたルフィは何と珍獣扱いされていた。そのうちルフィを始末せんとするが辛くも逃げおおせ、その際さらったマーガレットに島の事情を聞き出す。そして帰還する国の皇帝、蛇姫とはいったい何者か。
516:ルフィが島を出んと船を探すもすかさず追っ手に追われた時、島の外では海軍のモモンガ中将があの蛇姫ハンコックを招集せんとする。ハンコックはその美しさ、気高さに加えての傲慢さで逆に海軍を威迫せんとするが。
517:島に帰還したハンコック。その傲慢さながら民には何故か慕われる。島の長老ニョン婆の、招集に応じる説諭も聞かずにあくまで自分を貫いているか、その湯あみの際に物々しい警備が、そんな中逃げ延びたルフィがそのハンコックと鉢合わせ。
518:鉢合わせたハンコック、ルフィを石にせんとするも何故か通用せず。邪念がないというよりはなから女に興味なかったのか。ともかくも捕まって獣の餌食にならんとする。釈明するマーガレットらも石にされて、ハンコックや観衆の態度にルフィも怒りをあらわにするが。
519:続いて襲い掛かるはハンコックの妹たち。まさにヘビ女と化してルフィに迫る。さらにルフィの攻撃が一切効かずに、おまけに石造のマーガレットたちを破壊せんとしたと機、ルフィの気迫が周りを圧倒する。もうやられっぱなしじゃ済まされない、のだが。
520:反撃に転ずるルフィもギア2でソニアたちを圧倒する。しかし最後の攻勢をかけんとするも機転で同士討ちに追い込む。しかし背中があらわになったソニアをルフィはなぜかかばう。見られたくないという言葉をバカ正直に守っているが、それがハンコックらには至誠に感じられたのか。
521:結局負けを認めたハンコック、だがさらに揺さぶりを駆けんとするもルフィの頼みに迷いはない。結局ハンコックが折れてマーガレットたちは助かった。後にハンコックらの背中の秘密、何と天竜人の紋章が、彼女らは彼らの奴隷だった、またここに世界の歪みが判明したか。
522:ひとまず宴を切り上げ、ニョン婆からエース公開処刑の知らせを聞かされる。あのビブルカードが焦げた理由がここで判明した、ひとまずエース救出を決意するルフィ。ハンコックに船を頼もうとするも、ハンコックが病に伏した、というか恋の病、何とルフィに惚れてしまったか。

523:とにもかくにもハンコックの協力を取り付け、海軍の船に乗り込むことになったルフィ。一方もう一人の七武海ジンベエが協力を拒むというが、エースの処刑は刻一刻と迫りつつある。さて飛ばされたナミは空島へ、フランキーは北国へ、そしてサンジはまさに生き地獄のオカマの島へと飛ばされたのだった。
524:ウソップは謎の生物ひしめく南の島へ、ブルックは怪しげな儀式を行う集団に悪魔の王としてあがめられ、ロビンは強制労働の橋の島へと流される。そこは世界政府に逆らったものの流刑地というが。さらにチョッパーは巨鳥と謎の原住民の島へ、そしてゾロは謎の城、そこにはあのペローナがいたが。ともかくルフィが監獄島へ向かう間にも、海軍は来るべき戦争に備え戦力を整える。加えてあの七武海たちもまた。大いなる戦争は近づきつつある。
525:かの監獄島へ向かう途中、何故かバギーの船が近づいてくる。何とバギーが捕まってあそこへ捕まったと聞く、生きて帰れないと知るやあっさり見捨てられたが。その大監獄インペルダウン、まさにこの世の地獄にふさわしい場所だった。そこにルフィが専有するのだが。
526:ハンコックの手助けで監獄島インペルダウンへと潜入に成功したルフィ、しかしハンコック、惚れた病は結構重いな。あと待ち受けた副所長も結構物々しいか。そして潜入した先には何とバギーが脱獄せんとして、ひとまずルフィと共闘せんとするのだが。
527:守護のブルゴリの攻撃をかいくぐり、針山の紅蓮地獄へと突き進むルフィたち。しかしこれでも序の口というのだが。しかしバギーの特性を生かしてひとまずクリアか。お宝目当てでルフィ見捨てんとしたがバギーも陥ってしまう。次の地獄にはMr.3が待ち受けていたが。
528:監獄所長マゼラン、毒人間というだけあってやはり危険な存在でもあるのだが。一方猛獣ひしめくレベル2ではルフィとバギーが大暴れ、そんな折Mr.3とも合流したが、そして最下層ではなぜか捕らわれている最後の七武海ジンベエが。
529:ジンベエが言うには魚人島は白ひげの縄張りとなってて恩義を覚えてのことで、エースたちとともに捕らわれている最下層には何とクロコダイルも居合わせていた。一方のルフィは麺類大好きのスフィンクスに襲われた後、さらに下層へと陥ってしまうが。
530:ルフィの活躍に合わせてレベル2の囚人も暴れ出した。ルフィたちは下層の飢餓地獄で一旦捕らわれるもスフィンクスが暴れてすかさず脱出。逃げ回った先にはMr.2ボンクレーがいたのだが。しかしセンゴクが言っていたシキは映画ストロングワールドのことなのか。
531:海軍を待ち受ける獄卒超サディちゃん、結構物々しいが後ろのケモノが気になるな、ここにきて署長マゼランの毒を操る能力、その恐ろしさを垣間見えたか。一方ルフィはボンクレーと再会。ひとまずスフィンクスを一緒に倒せたが。
532:獄卒獣ミノタウロス、ホルスタインベースのとぼけた奴ながらも結構手ごわい奴だが、何とか倒し、ついでにバギーと3と合流。ところでボンが言ってたカマバッカのオカマの王って、どっかで聞いたな、さらにはあのマゼランが待ち構えているのだが。

第55~57巻(インペルダウン(承前)~マリンフォード)

533:外界ではシャンクスとカイドウの抗争が勃発、ルフィたちはさらに下の地獄、身を焦がされる焦熱地獄、そこにはMr.1も収監されていた。戻ってルフィたちも包囲網を切り抜けんとするがそこに署長のマゼランがついに立ちふさがってきた。
534:毒を操る署長のマゼラン、周りを毒に巻き込ませるまさに地獄の罠。逃げようにも逃げられないまさに罠だらけ、バギーやボンが去っていく中、ルフィが意を決して立ち向かう。はたしてこの毒の塊にまともにぶつかってどうするというのか。
535:果敢に立ち向かうルフィも、やはり善戦むなしく毒の前に力尽きるか。一方先に捕まったバギーと3、しかしハンニャバルも何者かに倒されるもバギーを連行、しかしそれはボンの変装だった、先に倒されたルフィを助けんとするのだが。
536:ルフィを助けんと極寒のレベル5に降りたボンたち。バギーもあっさり逃げた後、必死の思いでルフィのもとにたどり着く。狼たちも退けたあとで力尽きる二人の元、謎の紳士が現れる、果たして彼は敵か味方か。
537:ハンニャバルの目の前になぜかナミが、しかしボンの変装だった。それで入れ替わったのか。看守たちは事後処理に追われる中、当のボンは秘密のクラブの中。そこを取り仕切るのはカマバッカのオカマ王イワンコフ。襲い掛かる暴漢を性転換させ退散させる少し危険な奴、彼が今ルフィたちを助け、毒の治療をしようとするのだが。
538:ホルモンの力を操るイワンコフ、それでルフィの治療を、つまりはルフィの治癒力にかけるということ。ボンたちが必死に応援する中ついにルフィが目覚めたか。しかしマゼラン以上の強敵が存在するというのか。
539:腹ごしらえも終わりついに回復したルフィ。一方イワンコフも革命軍の一員でここに来てルフィに力を貸す。再びエースのもとに向かわんとする中、ついにエースの護送が行われる。果たして間に合うのか、ルフィ。
540:LEVEL6に向かったルフィだが、すでに一歩遅く護送されたエース。しかしあのジンベエがルフィに力貸すという。さらにクロコダイルも成り行き上共闘することに。しかしイワンコフがクロコダイルの秘密を知っているというが何だろうな。
541:エース奪還に向かうルフィたち、しかし敵も応戦に立ち向かう。さらにはあのシリュウも加わるというが。ジンベエやクロコダイルの実力はともかくルフィたちの進撃に合わせ上のバギーも脱走に加わり、もはやだれも止められないか。
542:インペルダウンにあの黒ひげティーチが来訪。一方のシリュウも見境なく斬りまくってるな。一方で獄卒獣たちが立ちはだかっているが、取り巻きはやはりてこずっていたが、ここはルフィら主力がなんとか撃退した進撃はさらに続いていくか。
543:黒ひげとシリュウが対峙する中、ルフィたちにハンニャバルが立ちふさがる、今更正義を振りかざしすかと思いきや、意地と誇りを持っているのはコビーやたしぎと通じているか、そこにティーチがハンニャバルを退け立ちはだかる、というのか。それからサンジ、相変わらずオカマに追われているか。
544:黒ひげと対峙するルフィだが、今はその闇に敵わないのか。ひとまず戦いを避け先に向かうが。そのティーチ、マゼランと対するもその毒であえなくやられたのだが。やはり恐るべきはマゼランなのか、そしてシリュウ、何を企んでいる。あとサンジ、ついにオカマになってしまったか。
545:マゼランはイワンコフが食い止める。しかしその人を小バカにした業ではやはり通用しなかったか。ひとまず合流したルフィとバギー、再びあっち上がった獄卒獣を蹴散らし、追い付かんとしたマゼランは3のロウの力で食い止める。一方ロビンも脱走を図るが、果たして成功なるか。
546:3のロウの力を借り再びマゼランに立ち向かうルフィ。軍艦を奪わんとするも沖には慣れている、しかしここはジンベエがクロコダイルとともに船を奪わんとする。しかしバギーも保身で同行か。一方ロビンのもとに革命軍が合流、ひとまず脱走は成功か。
547:やはりマゼランも負けてはいられない。奥の手の毒の巨兵ですべてを巻き込まんとする。ルフィやイワンコフらの底力でひとまず危機を脱するとするも外は何もない海。しかしジンベエが呼び寄せたジンベエザメの大軍で脱出に成功、でもこれでいいのかな。
548:ジンベエの奥の手で辛くも脱出できたルフィたち、しかし沖合いには海軍の艦隊が、そして正義の門が立ち塞がる。しかしボンによって門は開け放たれ、ルフィたちは出航していく、最後マゼランと対峙するボンを残して、インペルダウンを脱出できたはいいが、いずれあの難敵と再び戦う時は来るのか。それにサイボーグアニマルに追われているフランキーは。
549:ルフィたちが去った獄内にてあのシリュウがティーチを助けて仲間になるという。一方で海軍本部に向かうルフィたち、本部からの通達でバギーの素性が明かされ、他の囚人たちの崇敬を集めるか。ある程度の打算からひとまず囚人たちをなだめつつ舟は本部に進んでいく。またエースの処刑は刻一刻と進んでいく。それからフランキーは謎の研究所にたどり着いたりもするのだが。
550:白ひげとの戦争で世界中が騒然とする中、まさに厳戒態勢でエースの処刑の時を臨む海軍、そんなときセンゴクがエースについて重大な秘密を告げる、ルフィとエースが本当の兄弟ではないのは分かるけど、まさか海賊王ロジャーの実の息子だったとは。それからウソップは謎の島で何故か料理の山を目にするが。
551:エース誕生の裏に海軍の追及と母の意地、ガープとの奇妙な絆があった。しかし多くの母親と赤ん坊をも抹殺とは海軍も結構むごいことをする。そんな中突如白ひげの大艦隊がついに来襲、ここに戦争が始まるのか。それからウソップ、やはり太ってしまったか、こりゃダメかな。
552:エースの父親がロジャーなのはルフィも承知だったか。そのエースと白ひげとの出会いと絆、そして黒ひげとの因縁が描かれつつ、白ひげの天地そして海をも揺るがす一撃で正装の火ぶたが切られたか。それからチョッパー、今度は島の原住民に追われているか。
553:攻めるは四皇白ひげの精鋭たち、対するは海軍の精鋭たち。青キジが凍らせたナミと海が初めの戦場となり両者は激しく激突する。そんな中、ミホークと黄猿の攻撃を難なく受け止める隊長ジョズとマルコ。いずれまだまだ序の口か。
554:お次は巨人部隊に、ジョズが放つ巨大な氷の塊、そこに現れたのは大将赤犬。マグマの能力を持つまさに怪物だ。さらに現れたのはリトルオーズ。あのオーズの子孫なのか。それからチョッパーがいる島でも原住民と鳥が戦争をしているのか。
555:傷つきながらも猛攻を続けるオーズ、それはひとえにエースへの優しさに対する恩義がゆえ。そんな彼すら倒れるほどの猛攻が続く。そしてハンコック以下七武海も攻勢に転ずる。それからナミ、地上に降りて何かの商売を、してる場合じゃないが。
556:オーズが倒れ、海軍も次の作戦というか陰謀を企てる。その一方コビーたちも改めて海軍の厳格さと非情さを目にする、それはドフラミンゴが言うように戦場の地獄こそ正義があるということか。一方でガープも任務との間で悩み苦しむか。そして天から降ってきた者は。それからナミ、ウェザリアの技術に何を見出すか。
557:天から落ちてきたルフィたち、ちょうど凍った大波から船ごと落ちてきた。ここにルフィたちも戦場に参入するか。エースの処刑も早まるというから猶予もない。そこでルフィと白ひげが対峙し、何やら張り合っているか。それからブルック、盗賊の誘拐を目の当たりにするのだが。
558:早速エースに向かい突撃するルフィ。猛攻の中エースも退くように返すも構わず突き進んでいく。そこにセンゴクがルフィの素性を語り、攻勢は一気にルフィに集中していく。それからブルック、何やら曲を作っている、場合じゃないでしょうが。
559:ここに来て覚悟を決めるエース。一方ジンベエがモリアを撃破、スモーカーがルフィを捕縛せんとするもハンコックが阻む。その一方バギーも白ひげに声をかけられ協力することにする、というか利用されてるようだけれど。あとあのくまが死んだとドフラミンゴは告げるがそれからゾロ、建てられた巨大な墓標に何を想うのか。
560:ハンコックからエースのカギを受け取るルフィ、進撃はさらに進む、それからクマは完全に海軍の人間兵器となってしまったのか。一方でクロコダイルが、ミホークが、ついでにバギーが各々の想いを込めて戦いを繰り広げる。それからゾロたちの前に立ちはだかるのは一体何者か。
561:ミホークと対峙する羽目になったルフィ、しかし敵わないと気づき逃げんとするも、まずバギーを身代りにしてから白ひげ配下の剣士ビスタの援護を受ける。一方海軍も何とくまの大軍を導入する。これがパシフィスタなのか。
562:ルフィの進撃を阻む黄猿、しかしそこにジンベエが、白ひげの隊長たちが援護する。一方でバギーが自らを売り出さんと姿を現し、そして白ひげは配下の海賊・大渦蜘蛛のスクアードに刺されてしまった。

第58~60巻(マリンフォード(承前)・ゴア王国回想・戦後編)

563:白ひげが海賊スクアードに刺された、それはロジャーに恨みを持つ彼をそそのかした赤犬、そしてセンゴクの策略だった。しかしそんなスクアードを白ひげは赦し、小細工を弄したセンゴクたちに怒りを向けついに戦場へと降り立つ。
564:刺されて傷を追ってもその力はいささかも衰えてはいない巨人の将校を叩きのめし、処刑台へと向かう、しかしそこには三大将が立ちはだかっていた。そして海軍の防護壁がせり出し白ひげたちを包囲する。そして赤犬のマグマ弾が降り注いでいくか。

565:マグマの力と防護壁の砲撃で窮地に立たされた白ひげ。さらにエースの処刑を速めて実行する。しかし倒れたはずのオーズが立ち上がりそれを阻む。そしてルフィが、何と三大将の前に立ちはだかり、反撃に転じようとするのだが。
566:やはりロギアの三大将の前にはルフィの攻撃も効かなかったか。しかしクロコダイルや白ひげ配下のマルコたちがそれに続き、オーズが最後の力を振り絞り、路を切り拓く。こうして防護壁も破れ、白ひげの反撃の道筋が築かれたかに見えたが。
567:海軍の包囲と猛攻の中、ルフィもついに力尽きる。しかし白ひげに退がらされてもなお戦意を失わないのだが。ともかく白ひげを中心になおも戦果は激しさを増す。そしてついに伝説の海兵、海軍の英雄ガープが立ちはだかるのだった。
568:白ひげと海軍の激しい攻防の中、エースはロジャーを通じ己の生を否定された過去から、自分を救わんとする家族たちに感極まる。しかし白ひげもまた体の限界に近付きつつある。そしてルフィはイワンコフに最後のテンションを与えられ、最後の力を振り絞るか。
569:再び立ち上がるルフィ。目の前のコビーを退け、ハンコックの援護でくまたちを交わして処刑台へと突き進む。押し返される白ひげたち。しかし白ひげの底力は未だ尽きなかった。迫るエースの処刑に、ルフィの叫びが阻む。周りの海兵が倒れていく中、白ひげも気付く、ルフィにもあの覇気を持っていると。
570:ルフィの覇気に、海軍も改めて討伐を命じ、白ひげも援護を命ずる。ともかくも再び戦いの渦に立ったルフィも一路処刑台へと突き進まんとする。しかしそこに祖父ガープも敵としてルフィの前に立ちはだかるのだった。
571:ガープと対峙する羽目になったルフィ。成り行き上戦うこととなったこの二人、しかし勝負はルフィが、というよりガープが退いたのだ。しかしその後はセンゴクが構えてきた。大仏の姿に変わりっルフィに立ちはだかる。元帥の名は伊達ではないといったところか。一旦は黄猿に鍵を破壊されるも、居合わせたMr.3のロウの鍵で、ついにエースは解放されたのだ。
572:エースが解放された今、もはや怖れるものはない、後はこの戦場を離れるのみ、それと同じく白ひげが最前線に踏み止まる。それはひとえにこの場にて最後の死に場所と定めての仁王立ちであった。
573:己の命を次の時代につなげるため踏み止まった白ひげ、彼の犠牲のもと戦場を離れるルフィとエース。しかし赤犬の挑発により彼に挑むエース、しかし属性の上位により炎がマグマの拳に飲まれてしまう。続いてその拳がルフィに降りかからんとしたまさにその時、エースがルフィをかばい赤犬の拳に貫かれてしまった。
574:エースが赤犬に貫かれた。そのエースの半生は常にロジャーの息子として生きることを否定されつつあがき続けた生き方だった、しかしルフィ、そして白ひげとの出会いが彼にとっての生を与えられ、そして今、ルフィの胸の中で死んでいく。戦いの中での最期だった。そしてルフィはその死に自らを、失ってしまった。
575:エースの死に続き、赤犬の拳が茫然自失のルフィを捉えんとするも、白ひげの憤怒と無念の拳がそれを阻む、そんな時あの男、この戦争の現況たる黒ひげがインペルダウンからの囚人を新たに従えて現れたのだ。
576:シリュウはじめインペルダウンの囚人を従えたティーチ、満身創痍の白ひげとの対峙、黒ひげを追い詰めつつも己の命は尽きつつあった。最後の攻撃を受け、白ひげ:エドワード・ニューゲートは求めていった家族への想いを込め、立ったままの大往生を遂げる。これも戦いの中で死んでいった男の姿があった。
577:白ひげの死が世界中を震撼させる。しかしティーチが何やらの儀式を始める。そしてその黒い布が外されたとき、何とティーチがグラグラの力を奪った、能力は1つしか手に入れられないというのだがこれは一体どういうことか、そしてマルコたちには倒されたはずの赤犬が立ちはだかるか。
578:黒ひげの攻撃で崩壊するマリンフォード、正義の信念でセンゴクが対する一方、赤犬の執念がジンベエとルフィが追い詰める、それを護るクロコダイル、マルコたち、そして成り行きバギー。傷ついたルフィとジンベエのもと、何とローが現れ身柄を預けるというのだが。
579:ルフィを助けんとするローの一方、黒ひげと対峙するセンゴクとガープ、一方白ひげの生き残りを殲滅せんとする海軍、そんな怨念うずまく戦場に耐えかねたのか、コビーが身体を張って止めんとする。それを叛逆と見なした赤犬が粛清せんとするが、それを止めたのが、かつてルフィのあこがれだった、赤髪のシャンクスだった。
580:赤犬を止めたシャンクス偶然手にした麦わら帽子を傍らのバギーに手渡す。かたや四皇、かたや二流海賊の二人。しかしその腐れ縁は健在、でもやはりシャンクスがよくあしらっているか。ルフィをし保護し何とか逃げおおせたローの船。それをハンコックが追わんとする。そしてシャンクスが両者の間に割って入り、センゴクもマルコたちも、そして黒ひげ、ミホークらも身を引いて、ともかくも戦争は終わったのだ。
581:戦争が終わり、海軍の主導による平和が戻ったかに見えたが、混乱は白ひげの縄張りをはじめ各地に勃発した。そんな中、ハンコックとローが合流、ひとまず女ヶ島でルフィをかくまうことにする。そして黒ひげが開放したインペルダウンの囚人たち、ひとまず放っておくにとの政府の達しに激昂するセンゴク、そしてモリアを始末するのはドフラミンゴ。政府の上からの命だというのだが。
582:混乱続く世界の中、女ヶ島にかくまわれたルフィは傷付いた身体でさらに混乱して暴れまわり、ジンベエが現れ、エースの死をようやく確信しつつ、そのまま悲しみに陥りただ嘆くのみだった。そして時は10年前のルフィの故郷。ガープに連れられた利府が向かった先は、山賊のダダンの館。そしてそこで厄介になっている幼きエースだった。
583:幼き日のエースはロジャーの血筋から誰にも打ち解けない性分の子供だった。そんなエースを追いかけ続け、たどり着いたのは彼自身の砦、そこにはもう一人、サボという子供がいた、何せとある海賊から金を奪ってきたという。その報復のために現れた海賊に、何とルフィが捕まってしまったというのだが。
584:エースたちのことを執拗に尋問され痛めつけられるルフィ。しかし一向に口を割らないルフィをさらに痛めつけるボルシェーミ。そこになんとかたどり着き、果敢に闘いを挑むエースとサボ。何とか助けだしひとまず仲間になった三人だった。そして敗れたボルシェーミを始末した船長のブルージャム、そしてゴア王国に天竜人が訪れるというのだが。
585:こうして仲良くなったルフィたちは森やゴミ山・グレイターミナルそしてゴア王国と遊びと修行の日々を送る。しかしサボは下界から隔絶された王国の貴族の子供だった。彼はその権力の腐臭を嫌い家を出ていったのだ。そしていつしか兄弟の杯を交わしていく。しかしそんなサボも貴族である父に連れられてしまう。それはあのブルージャムの策略でもあった。
586:家に帰らされたサボは、一方ブルージャムにルフィたちは、ゴミ山の焼き討ちを知らされる。ついでに口封じにルフィたちを閉じ込める。一方サボはそれを止めんと再び家を飛び出すも人々はどこ吹く風、逃げ延びたあげくであったのは、あの革命家のドラゴン。サボの叫びにドラゴンもとある計画を立てるのだが。
587:猛火に呑み込まれるクレイターミナル。しかし王国の民はまるで他人事、同じ人とは見ていないか。そこにブルージャムが逃げんとするエースたちを阻む。しかし駆け付けたダダンたちに助けられるもエースだけは踏みとどまる、一方で逃げ遅れた者たちは謎の突風とともに現れた男、ドラゴンに助けられる。そして後日サボが船で旅立とうとするのだが。
588:大海に旅立つサボ、しかしその前には何と天竜人の船が、無情にもサボは船ごと沈められてししまった。同じ頃ダダンを助け出したエースがサボの手紙とともに凶報を知らされる。父ロジャー譲りの逃げない気概を見せつつも、改めて己の無力をかみしめつつ、ただ泣くしかないエースとルフィだったか。
589:サボ亡きあと、ルフィとエースは哀しみをかみしめつつ、強くなるくべそれぞれ再び修行と悪事の日々を過ごす。しかし革命軍の動向が気になるが、誰を助けたというのか。やがてエースが旅立ち、後にルフィも旅立つ。月日が流れ、そして今、己の無力を噛みしめ、ただ悲しみに沈むのみのルフィがいたのだが。
590:フーシャ村に帰還したガープをエースの死についてダダンが責める、いつもは押されっきみだったが今度ばかりは勝手が違う。マキノの諫めでひとまず引き離されたが。一方マルコたちはシャンクスとともに白ひげ、エースを弔う。そこでシャンクスはエースとロジャーを重ね合わせつつ、ルフィを気遣う。そしてそれに対し、哀しみで己を見失ったルフィをジンベエが身体を張って諫める。その叱咤によってルフィも己を取り戻すのだが。
591:女ヶ島を訪れたのはまさかのレイリーだった。何と泳いで島に着いたという。ひとまず元気を取り戻したルフィの前に現れ、一つの提案を持ち掛ける。一方でウソップとチョッパーが戦争の知らせをようやく知った。島の争乱を収めたチョッパーがシャボンディに戻ろうとするとき、もう一つ別の知らせを目にするが。一方であのくまが、先の争乱の前にレイリーに何かを持ち掛けてきたのだが。
592:ゾロたちの島ではモリア戦士の知らせとともにあの凶報がもたらされ、ヒヒたちに手こずりつつもルフィのもとに戻ろうとする。ナミは空島の老人たちから振り切るように発たんとし、フランキーはからくり島で脱出せんとするも島の施設を自爆させ、ブルックは手長族から村を救うも今度は自分がさらわれてしまう、本当に大丈夫なのか。
593:革命軍の開放により彼らと接触し、ドラゴンとの対面を謝絶しつつ戻ろうとするも何やらの知らせを受けるのだが。変わってサンジはあの似顔絵からなかなか本人と認めてもらえず悪戦苦闘、でもオカマじゃなくなったのか。それでもある報せを目にするが。革命軍も戦後の混乱を見越して動き出し、シャボンディではあのデュバルがサニー号を護っているところ、あのくまが、しかし敵ではなさそうだが。あの報せはビビやクロコダイルにも届けられ、一方でバギーは政府から何やらの知らせが届けられるのだが。
594:戦後の混乱を受け、世界政府も動き出す、まずセンゴク、ガープが一線を退き、新元帥に青キジを推すのだが。一方スモーカーも新世界に向かい、コビーが覇気に目覚める。しかし赤犬をはじめ上層部にはにらまれていそうだが大丈夫なのか。あとルフィが何とマリンフォードに再上陸、鐘を鳴らして仲間たちに何やらのメッセージを伝えようとするが。そして他のルーキーたちも新世界で動きを見せているのだが。
595:次々と新世界へ進出するルーキーたち。その一方ローは静観を決め込み、ボニーに至っては早くも黒ひげティーチに捕まり、ついでに赤犬に捕まった。あとドフラミンゴが政府と何やら交渉をそして威迫をしているが。あとチョッパーがルフィの儀式を知り島に帰って修行と研究の日々を、サンジはオカマの島で攻めの料理のためにイワンコフとやはり悪戦苦闘の日々を送ることに。
596:仲間たちもそれぞれの島にとどまり修行の日々を送ることに。空島のナミは天候の科学を習うために、手長族に捕らわれたブルックは見世物になりつつ機をうかがわんとし、ロビンはひとまず革命軍に身を置き世界の情勢を知るために、フランキーは結構ダメージを負っているがそれの修理のためとパワーアップのために、そしてウソップはダイエットと謎の植物の研究のために、それぞれ力を付けるのだ。
597:ゾロ、まさかの宿敵ミホークに教えを乞う。はじめ媚びた行為と拒むミホークも、ゾロの熱意を認め修行に付き合うことに。ともかくも一味の誰もが力を付けて再びの航海に臨むのだ。そしてルフィもレイリーとともに本格的に覇気の修行に臨む、来る2年後のために。おれたちの新世界はこれからだ、というわけで。