ONE PIECEレビュー総集編(その3)

このページでは主に今までネット等でしたためた
ONE PIECEのレビューをこの場でまとめてお送りする運びです。
ひとまずのヒマ潰しということでお目を通して頂ければ幸いに思います。

第31~33巻(スカイピア(その3)~ロングリングアイランド)

286:エネルによる破壊が進むスカイピア。そんな中ワイパーが酋長に伝えられた伝説に思いを致す。それはシャンドラの大戦士カルガラと、あのノーランドの伝説だった。
287:とある島、シャンドラにたどり着いたノーランド、この島ではびこった疫病を知り、ひとまず生贄の少女を救い出すが。
288:儀式を邪魔され、カルガラの怒りを受ける決闘にもつれ込むノーランド。これはひとえに文明の衝突ってやつか。
289:決闘の末ノーランドの説得を受け和解するカルガラ。ひとまず疫病の脅威は去り、村も船員たちもみんな救われた、ひとまずは。
290:村が救われ、カルガラが見せたのは黄金の都市と黄金の鐘。しかしなぜか村人は後にノーランドたちを拒み始めるが。
291:村の大切な林を切ったことで、村人たちの恨みを再び買ったノーランド。しかしそれも疫病の再発を防いだゆえのこと、ともかく誤解が晴れたカルガラはすべてのわだかまりを捨てて再会を約束するが。
292:後にうそつきを呼ばれ歴史に抹殺されたノーランド、なんと島ごと空島へ打ち上げられたシャンドラ。これもすれ違いの悲劇というやつか。
293:こうしているうちにエネルの還幸も進んでいく。その破壊の末にルフィがもう一度立ち向かわんとするのだが。
294:エネルの雷迎によりまずエンジェル島が消え去った。それでもなおすべてにケリをつけるため金を鳴らさんとするルフィだが。
295:鐘を巡る攻防はなお続くが、いち早くついたのはやはりエネル。このまま破滅の時は訪れてしまうのか。
296:勝利のカギは巨大ツル、それを斬り倒し今度こそエネルのもとに届くのだ。そんな中ロビンもいにしえの真実を語り、ワイパーも力を貸すことになるが。
297:エネルの容赦ない雷撃、しかし大地は崩壊することはない。そしてルフィ、エネルの雷迎を腕の黄金の力を借り、まさに拳一つで消し去ってく。
298:雷迎を破られ、怒りの魔神とかしたエネルを、やはりまさに拳の力のみで打ち破り、すべての人の望みを込めた、黄金の鐘を鳴らしていく。
299:黄金の鐘は鳴り、地上のクリケットに確かに届いた。先祖よりの想いと自らの誇りがここに成就した、そう、すべてはこの時を待っていたのだ。
300:エネル以下神の軍勢は天空に放逐され、エネルもさらなる天空へと去っていく。今まで争っていた人々もまた一つに歩み寄ろうとしていた。ここに一つの闘いは終わった。
301:何と空島にあの海賊王が、ポーネグリフを読み、最果ての地へと導いていたか。一方ルフィは海賊らしくあウワバミの黄金をかき集め、去ろうとするが。
302:歩み寄った空島の人々、力を合わせて島の復興に力を尽くすことを誓う。そしてルフィたちは再び地上へと降りていく。人々の見送りとともに。
303:新たなるロマンを求め再び旅立つクリケット。何と七武海ドフラミンゴが乗り込み失態したベラミーを始末する。そしてルフィは傷ついた船を治す船大工を求め航海を続ける。そんな中、政府と海軍の手も近づくのか。
304:巨大な波と生気なき海賊船、そしてたどり着いたのか、大草原の島。ヘンテコな動物たちに謎の遊牧民、そして新たな海賊が戦いを挑むか。
305:その遊牧民トンジット、結構マイペースな生き様だ。そんな彼を銃撃したのは件の海賊、とある勝負を挑むも、ウソップはその危険性を鳴らすのだが。
306:なし崩しにフォクシーのゲーム“デイビーバックファイト”に挑むことになったルフィたち。はたしてどう転がるのか。
307:島一周のドーナツレース。初めから敵の妨害一杯の危険なレースだった。ひとまずは切り抜けるが最後まで予断は許されない。
308:有形無形、挙句にセコい手まで使うフォクシーだが、最後には謎の光線を繰り出してきた。
309:結局動きを封じられ負けてしまったウソップたち、そこでチョッパーが取られてしまう。嫌がるチョッパーをゾロが一喝してから次の試合に臨むが。
310:チームワークまるでなしのゾロとサンジだが、個々の戦闘力でひとまず敵を退けるが。
311:ゲームには敵に一日の長あり、結局押されてしまったゾロとサンジ、ひとまず力を合わせてくれたか。
312:刀なしでもそれなりに奥義がある、あとサンジのフォローもあってかろうじて撃破したか。
313:ひとまず勝利を収めたが、結局チョッパーを取り返し、勝負は最終戦にもつれ込む。戦闘態勢に入るが、何だあのアフロは。
314:アフロは強さの証って、まあ何故か納得するな、ノリ的に。しかしいざ闘う二も動きを封じられてはルフィ手も足も出ない、のか。
315:一応圧倒的ながらもやはり詰めが甘いフォクシー。ひとまず船内におびきだし、セコい手ながらもようやく追い詰めるが。
316:秘密兵器まで繰り出して今度こそ追い詰めるが、やはりルフィの根性は半端ではなかったな。

第34巻~36巻(ロングリングアイランド(承前)~ウォーターセブン)

317:ノロノロ限定とはいえ、スピードを支配するフォクシーも正攻法でもやはり強い、しかしルフィの意地と根性にいつしかフォクシー配下も心を打たれた。そして一つの奇跡を呼び寄せ、フォクシーを打ち破ったか。
318:ひとまずの決着をつけ、ある意味楽しいしのぎ合いは終わった。しかし次にルフィたちの前に立ちはだかったのは、海軍の大将か。
319:海軍大将・青キジ、何ともとぼけた奴だろうけれど、ロビンとは深い因縁がある。そして海を一瞬で凍らせるとは。まずトンジットは村に行かせたけれど、やはりルフィは討ち取らねばならないか。
320:すべてを凍らせ、自らも氷と化す青キジが一味を翻弄していく、ある意味弱点すらない彼に手によってまずロビンが凍らされた。しかしそのロビンを逃がさせ、ルフィが青キジに1人で立ち向かうが。
321:ひとまず逃げるしかなかった一味の面々、その間にルフィが善戦むなしく凍らされたがとどめを刺されなかった。ロビンに関して警告をして去っていく青キジ。果たしてその真意は。
322:一難去ってまたいつもの一味に戻ったかに見えたが、泳ぐカエルに海を走る列車。駅長のバーサンの導きで次なる目的地である水の都に進路を取るのだが。
323:訪れたのは水の都ウォーターセブン。そこで船を治すべく乗り込んでいくルフィたち。一方で無法の海賊を退ける誇り高き船大工たち。一癖る連中と見たが。
324:街中の水路を走る魚を借り、縦横無尽に水路を駆る。やはりその水路で街も成り立っているんだな。一方でゾロは謎の一団の襲撃を受けるのだが。
325:難なく賊を退けたゾロ、ひとまず換金を済ませたルフィたち、そこで船のドックに向かい、そこの船大工の査定を受けることになるのだが。しかしロビンに声をかけた者はいかに。
326:街中に消えるロビンを目撃するサンジ。一方で船の査定に訪れた船大工カク。確かにウソップにそっくりだったな。そしてルフィの前に現れたのは市長のアイスバーグ。秘書も含めて一癖ありそうだな。その時件の賊が金を奪って逃げるももう一人の船大工に阻まれ、今度は彼に奪われたか。
327:結局別の船大工ルッチの手によって金は取り戻される。ひととおりの悶着の後ともかくも造船場に入ることができたルフィたち。しかしまたもや賊のフランキー一家に、今度はウゾップごと金を奪われた。さらには先のカクにより、メリーが直せないと告げられた。
328:告げられたのはあまりにも非情な宣告メリーは死を待つのみなのか。それよりも金を奪われボロボロになったウソップが。そして政府の役人がアイスバーグを訪れた。これは何か一物有りという顔だな。
329:ナミが船に戻っている隙に敵のアジトに乗り込むウゾップ、あのまま一緒に連れて戻ったほうがよかったか、それはそうと金を取り戻そうとして返り討ちにあった。そこに今度はルフィたちが報復に乗り込んでいく。
330:ルフィたち、怒りの猛襲によってフランキー一家は壊滅したが、肝心のフランキーがいない。ついでに奪った金もやはり彼とともにあるか。ともかくもまだ終わりではないのはともかく、ルフィもここに来てメリーを棄てる決意をするのだが。
331:早速船を変えることを告げるも結局衝突して、何と決闘にもつれ込んでしまう。無理からぬこととはいえ、これはちょっとやばい事態になりそうだな。そういえば政府の役人を追い帰した後でアイスバーグのオフィスにロビンの手配書が。
332:かくしてルフィとウソップの決闘が始まってしまった。初めはウソップお得意のハッタリから始め、次の小細工とダイアルの力で打るふぃを追い詰めるが、本当はお互い知り尽くしているからこそお互い本気で倒そうとは思っていないだろう。そんな二人をメリーも泣いているようだ。
333:維持と死力を尽くしたウソップも善戦むなしく結局は負けてしまう。対するルフィも本当に倒したくはなかったがやむなく打ち負かしてしまった。ただ船長としての重みに耐えるしかなかったのだ。それは一味のすべての想いと同じだった。
334:一夜明け、アイスバーグ打たれるという凶報がもたらされた。それについて事の真偽をただそうとルフィも乗り込んでいく。そこに件のフランキーが帰還し、変わり果てた一家のアジトを見て怒り心頭、げきとつは必至か。
335:さらにはアクア・ラグナという事態にまで陥るというからただごとじゃない。そこに駆け付けたルフィのもとにフランキーが姿を現した。やはり何とも珍妙な奴だな。そしてアイスバーグを撃ったのはやはりロビンか。
336:フランキーは全身武器のサイボーグだった。火を吹き腕を飛ばす姿はまさに能力者以上の力か。そこにガレーラの船大工たちもロビンから麦わらの一味を割り出し、今まさにルフィたちに襲い掛からんとするが。
337:問答無用で攻撃を仕掛けるガレーラたち。やはり訳も分からずに襲い掛かられてはたまらない。とはいえ真偽をただそうとするもらちが明かない。果たして事の真相はいかに。
338:もはや話し合いの余地もない今は逃げるしかないルフィたち。フランキーも最後の腹いせとばかりに秘密兵器でドッグを破壊する。一方で件のアクア・ラグナが近づいてくる、やはり抜き差しならない状態だな。
339:真偽を確かめるべくアイスバーグのもとに乗り込むルフィ、しかしロビンの行方が分からないまま物別れに、一方酒場でクダを巻いてるフランキーのもとココロのバーサンがここにも顔がきいてるのか。一方でロビンと謎の組織CP9と何やら打ち合わせをしているが。
340:さらに混乱が高まる市内そんな中ロビンが現れサンジたちに別れを告げる。引き止めるのもきかずに去っていくロビン、そこでチョッパーがルフィたちに事の詳細を告げ、居合わせたゾロがまた頃黒つけるように告げるのだが。
341:ゾロの忠告にルフィも腹を決めロビン負うべく再び発つ。一方ウソップも何とかメリーを直そうとするのだが。さらにフランキーが何やら悪だくみを始めようとするが。そしてガレーラが総出でアイスバーグを護衛するのだが、そこに謎の人影が。
342:フランキーが今度はウソップを誘拐せんとたくらみ、もう一方でアイスバーグがパウリーに何かをたくさんとする。そしてそこにルフィたち、そしてロビンと謎の仮面男、それが件のCP9って奴なのか。まずは彼らが行動を起こしパウリーが託された品を奪わんとするのだが。
343:超人的な戦闘力で船大工たちを蹴散らす彼ら、何と政府の暗躍期間だったか。目当てはパウリーに託したその書類、そしてアイスバーグの命か。そこにゾロたちも乱入し事態は混沌とするのだが。しかし何で建物に挟まっているんだルフィ。
344:まさに鋼鉄の身体と拳でタイルストンたちを倒した仮面の男。一方ゾロもやむなく船大工たちを蹴散らした、そしてなんとか抜け出せたルフィ。一方アイスバーグがロビンにこだわる理由が、古代兵器プルトンに関連するという、その設計図を託されたパウリーだが、何とニセモノだというが。
345:駆け付けたルフィも応戦虚しく動きを封じられ、乱入者、すなわちCP9がアイスバーグのもとに集う、何とルッチやカリファたちがそのCP9、今まで潜入してきたというが。
346:政府の暗躍期間CP9、目的のためならどのような暗い任務もこなすという非情の組織だった。そんな彼らがかつてアイスバーグの同僚、カティ・フラム、すなわちあのフランキーが真の設計図を持っていると割り出したのだが。そこに再びルフィが乱入するが。

第35巻~39巻(ウオーターセブン(承前)~エニエス・ロビー(その1))

347:乱入してきたルフィ、一方のパウリーが目にしたのはかつての同僚。愕然とするパウリーにルッチは非情の業、六式を放つ。そしてロビンも一味と決別を告げるが当然ルフィは納得できないのだが。
348:ルフィも反撃を試みるも、ルッチたちCP9が放つ六式の技、まさに全身が強力な武器となすそれらになす術がない。そしてさらにルッチは強力な姿に変貌するのか。この上どれだけの強さになるのか。
349:CP9ルッチはヒョウ人間だった。その獰猛な力と六式を合わせた業でルフィとゾロをぶっ飛ばす。そしてすべてを始末した後で今度のターゲットたるフランキーを狙う。まさに強大な力がすべてを蹂躙していくというか。
350:フランキーを求め、まずは子分のサンバイを襲撃。一方でフランキー、何とウソップとメリーをさらって橋の下の倉庫にこもっていた。そこはフランキー自身の思い出の隠れ家でもあった。そこであくまで直そうとするメリーを解体するとフランキーは言うのだが。
351:あくまでも解体を告げるフランキーにウソップは必死で守ろうとする。しかしウソップは分かっていた。メリーが航行できないことも。ここに来て船の精霊の話をフランキーは切り出す。空島での出来事はその精霊、クラバウターマンのことだったのか。
352:ついに乗り込んできたCP9、フランキーの攻撃ですらものともしないその実力で蹴散らし、ついに秘密の部屋を暴き出す。そこには若き日のアイスバーグとフランキー。そして巨漢の男、彼こそが伝説の船大工というが。
353:締め上げられたフランキーから語られる過去。それはアイスバーグとフグの魚人トムと、船造りにいそしんでいた日々だった。しかしフランキーは子供の頃からブッとんだ奴だな、そんな彼らの師匠トムがかつての海賊王の船製造の罪を着せられた、というが。
354:海賊王の加担者として罪に服されたトム。しかし易々裁かれるわけにいかず海列車の製造を条件に猶予を得る。この10年の間苦心の末に完成した海列車。人々にまた希望の光がともり始めた。そこには子供の頃のパウリーやキウイたちもいたのだな。
355:海列車で街に活気が戻り始めたころ、政府の役人スパンダムが乗り込み、何やら難癖をつけてきた。その一方でトムは件のプルトンの設計図やらロビンの手配書やらをフランキーたちに見せるが。そして訪れるはスパンダムの陰謀、なんとそれはフランキーが造った戦艦からだった。
356:自らが造った船にてトムが傷付けられ、深い悔恨にさいなまれるフランキー。ましてそれが政府の陰謀であるだけにもはやどうすることもできないのか。しかしトムは叱咤ともにフランキーたちを守ろうとするのだが。
357:最後の抵抗もむなしく連行されるトム。しかしフランキーたちの赦免は認められるがフランキーは海列車を止めんと海のど真ん中に乗り込んでいき、そのまま海の藻屑と消えていく。
358:何とフランキーは生きていた。偶然たどり着いた船で自らを改造して今に至ったということだ。回想から明けてそのフランキーに話しかけてきたのは彼のスパンダムだった。一方で燃え落ちるガレーラ本社からチョッパーがアイスバーグたちを助け出す。
359:ウソップも捕まり、メリーも処分されていく。一方助け出されたアイスバーグはナミに真実を語る。ロビンは裏切ってはおらず海軍の猛攻から一味を守ろうとしていた。一方海列車の駅ではサンジが何かをつかもうとしていたのだが。
360:ロビンとともにウソップ、フランキーを連行するCP9、それを傍らで見やるサンジは。真実を知りガレーラとともにロビンを止めに、ルフィたちを探しに乗り出すナミたち。そのルフィはまた建物に挟まっていたのか、ゾロもうまい具合に煙突に刺さったな。
361:無情にも発射する海列車。去りゆくロビンは何を思うのか、しかし負けじとナミは次の手を打たんとするが。一方のサンジは置き手紙とともに一足先に列車に乗り込みまさに敵地に殴り込んでいくのだが。
362:殴りこんだサンジに刺客が立ちはだかるもやっぱりザコだったか。残るはルfたちを探さんとするナミたちだが、島には大きな引き潮が。これがアクア・ラグナの前触れなのか。そんな中ナミがルフィを見つけたのだが。
363:ナミとともにゾロをも見つけたチョッパーも駆けつけていく。ナミの涙の叫びにルフィが、チョッパーが持ってた刀でゾロが、建物から脱出していく。しかしラグナの大波が今まさに迫っているのだが。
364:迫る大波から逃げるルフィたち。パウリーの助けもあって何とか脱出できた。ともかく目標が定まれば後は追うのみ。乗り込むは、入れば抜け出せぬ政府の司法の島。皆が反対する中ルフィの決意は固い。そんな折ココロバーサンがもう一隻の海列車を用意するというのだが。
365:役人たちを蹴散らしようやくウソップたちと合流したサンジ。役人はザコだが海兵はそうはいかない。一方で海列車ロケットマン。失敗作というが動ければ構わないか。ともかくアイスバーグの整備を受け物資も補給をしてサンバイたちの協力も得て、今ロケットマンが発車するのだった。
366:いよいよ海に乗り出したロケットマン。フランキー一家やパウリーたちと一緒に敵地へと乗り込んでいく。かつては敵対した三者がついに結束した。一方で次にサンジたちが対するのは海軍の剣士Tボーン大佐。こいつは手ごわそうだぞ。
367:ロケットマンに立ちはだかるはアクア・ラグナの大波。通常の攻撃が通用しないが、ルフィとゾロの技で見事突破したか。一方ルフィとの連絡を通じサンジも動き出す。しかしウソップはわだかまりは消えていなく共闘を拒否するが、再び現れた仮面の男、って。
368:現れた男そげキング。ともかくも作戦は再開された。一方でナミたちも戦闘態勢に入った。戻ってサンジたちが海兵を最後尾におびきだし、車両ごと切り離してしまった。これで戦力は避けたが。しかしフランキーの性能は今更ながらどうなのか。次なる敵はこれまた珍妙な奴だな。
369:ラーメン拳法のワンゼ、吐き出した麺で攻撃するってやはりキタナイやつだな(衛生面で)。ともかくサンジに任せて、次のフランキーはネロという多少は強い奴が登場。そしてウソップはロビンのもとにたどり着いたが。
370:ウソップが助けようにもロビンはかたくなに拒む、たしかに根が深いな。一方サンジはただでさえフザけたラーメン拳法に苦戦するも、両輪の誇りにかけ反撃開始。そしてフランキーはやはりネロの技に苦戦していたのだが。
371:後続のロケットマン、先に対した敵の車両をゾロが斬り退け、続いて突進してくるTボーン大佐を、本当の意味での正義の剣士をゾロの信念の剣で撃破。しかしそのTボーン、正義とは名ばかりの奴らの中、本当の意味での正義を掲げているのだが。
372:ネロの技に手こずりつつ自らの性能を駆使して反撃に転ずるフランキー。料理人の誇りと技をもって何とかワンゼを倒したサンジ。しかしその先には真打ともいえるルッチたちCP9が待ち構えていたのだが。
373:最後に意表をついてネルを倒すことができたフランキー。次に対するルッチは役立たずのネロを始末しつつサンジたちに立ちはだかる。未だかたくななロビンをウソップがひとまず奪い返すのだが。
374:急ぐルフィのもと、何とどこかで見たカエルが行く手を阻む。サンジたちも一旦ロビンを奪い返すも、カリファたちに引き戻される。争奪戦の末奪回は失敗に終わり、海列車は一路エニエス・ロビーに。結局そこが戦場になるということか。
375:結局フランキーも捕まってしまうが、そこでロビンの業が自分と通じることを感じるフランキーだった。一方で一旦は阻まれたルフィたち、そのカエル・ヨコヅナをも仲間に引き入れ、さらにはサンジたちとも合流。今度こそ反撃に転ずることができるのか。あとCP9にてさらなる強敵が現れたというのだが。
376:結局ウソップもルフィたちに合流。今そげキングと名乗っているウソップにルフィは気付いていないのか。ともかくパウリーたちが先導しようとして突入せんとするもやはりルフィが先だって突っ込んでいったか。
377:結局ルフィが先導する形となり突入作戦は開始された。一方先導されたパウリーたちが衛兵たちを退けたその先には何と守護の巨人が立ちはだかったのだが。

第40巻~第42巻(エニエスロビー(その2))

378:立ちはだかる巨人オイモとカーシー、まずはフランキー一家が手こずるもパウリーたちが到着し一気に逆転、一方で突然のルフィの襲撃で詳しい被害状況を未だに掴み兼ねているスパンダムもたしかに間が抜けているか。
379:ついに帰還したCP9、仲間内でも一触即発の緊張感漂う中、連行されるロビンとフランキー。一方で大暴れのルフィの前に裁判長が登場。三つ首の巨人とは確かに強そうではあるがあまり頭がよさそうじゃないのもうかがい知れるな。
380:巨人を何とか足止めしたのもつかの間、今度は番犬部隊か、犬に乗る暗殺部隊ってところだ。一方ロケットマンが扉を飛び越えて島に上陸。ひとまずは邪魔者を足止めできただけでも良しとするってところだな。
381:まずはゾロたちが、続いてナミの雷雲で敵兵を吹っ飛ばしてからソドムらで突進を始める。追ってくる敵を止め、ルッチたちの決別を決めつつ踏みとどまるパウリー、あとは突き進むのみだが。
382:捕らわれたロビンとフランキーにこれみよがしに勝ち誇りあらん限りの悪意をぶちまけるスパンダム。そんな彼すら畏怖させるルッチの狂猛さ、これがルフィたちの敵というわけだが、まず立ちはだかったのは空間移動してきたブルーノか。
383:ルフィに立ちはだかるブルーノは改めて世界政府の強大さを語るも今のルフィにはどこ吹く風。六式の業を繰り出す彼をルフィは切り抜けていく。先にやられた際に見切ったのか。一方ゾロたちも一方のソドムがやられつつも、倒れた彼の意思を受けさらに進撃する。
384:一方残ったそげキング。倒れた巨人がエルバフ出身と知るや、ドリーたちの真実を語り出す。一方ゾロたちのもとに裁判長が放った新たな戦力の前にもう1匹がやられた。そんなところにあの巨人たちがそげキングとともに味方についたか。
385:カクとカリファが新たな悪魔の身を食べたころ、ルフィはブルーノの業と能力に手間取っている。そして攻撃を受け手負いのゴモラは最後の力を振り絞り進撃し、最後ゾロとサンジが壁をブチ破るか。
386:未だ勝ち誇るスパンダムのもとに凶報がもたらされる。巨大な鉄球や、巨大な石の門をもものともせずに突き進んでいく敵、麦わらの一味の姿。いよいよその狂態が打ち崩されていくか。
387:麦わらの一味、裁判所で八面六臂の大活躍。多少はボケもあるけど。裁判長は一家に任せて先に進む。一方ルフィ、いまだ手ごわいブルーノにいよいよ秘められた力、ギア2(セカンド)を使う時が来た、か。
388:パワーアップしたルフィ、六式の“剃”を使って何とかブルーノを撃破。同じく進撃する一味。事態を重く見たスパンダムはロビンたちの護送を急ぐ。そこにルフィの声が響く。その声はロビンの耳に届くのか。
389:未だルフィの呼びかけを拒むロビン、ブルーノを倒されたことを確認しスパンダムもCP9の招集を急ぐ。フランキーが機転で脱出を図るもCP9に阻まれる。立ちはだかる大敵に果たしてルフィは。
390:ロビンの叫びもどこ吹く風。あくまでマイペースのルフィだったか。立ちふさがる陪審員たちにてこずるもそこに巨人たちが加勢、一気に一味もルフィのもとに駆け付ける。そこに一味とCP9が対峙するか。
391:対峙するルフィたちとCP9、それを束ねるスパンダムはバスターコールの存在をほのめかす。ロビンが怖れるそれは20年前の出来事から始まる。生まれ持った能力ゆえに蔑まれ、学問だけが唯一の慰めの彼女、そして考古学者の道が開けた事、すべてはそこから始まったのだ。
392:考古学者になったロビン、それは母に近づくため。しかしそれは世界の禁忌でもあったのだ。そんな彼女にもう一つの出会いが。一人の巨人との出会いが破滅への序章であることは、未だ知らなかったか。それから当時のCP9長官スパンダイン、やはりスパンダムの父なのか。
393:帰還したロビンの母オルビア、彼女の口からオハラ攻撃の知らせが告げられる。一方母の帰還を予感したロビンも母のもとに急ぐが、すれ違う母と娘、そこにあのスパンダインとあのクザンが。
394:止めようとするオルビアを退けついにスパンダインがオハラに乗り込んだ、オハラの学者たちを悪魔とみなして抹殺を告げる。そこでクローバー博士は政府中枢に今までの研究の結果を告げるのだが。
395:研究の結果は世界政府の闇の歴史に触れるものだった。故に政府は真実を知りすぎたオハラ抹殺を命じ、スパンダインはセンゴクから借り受けたバスターコールを発動させる。そんな中ロビンは母に呼びかけるのだが。
396:破壊されていくオハラ、そんな中で母との再会も束の間、駆けつけたサウロにロビンを託して島と運命を共にするオルビアたち。実は海軍中将だったサウロは自らの正義に基づきロビンと守りつつかつての味方に戦いを挑むのだが。
397:ロビンを守るサウロに立ちふさがったのはクザン。サウロを凍らせたが何故かロビンを逃がす。全知の樹は焼け落ち、生き残りも赤犬・サカズキ中将によって全滅させられ、ついにオハラは滅んだ。ただ一人、ロビンを残して。
398:後にロビンは賞金首とされ20年間の逃亡の日々を送る。そんな彼女の過去を知ったルフィは、政府の旗を燃やし宣戦布告を行う。そして改めてロビンに呼びかけ、ロビンもまたかたくなに閉ざした心を解き放つ。ここからが本当の戦いが始まる。
399:ルフィの宣戦布告とともにフランキーも隠し持ったプルトンの設計図を処分。もはや重荷はなくなったところで後は対峙するのみ。一方で跳ね橋を降ろし三人羽織の裁判長をも蹴散らして、飛び出すロケットマンとともにルフィたちも飛び出していくか。
400:塔に突っ込んでいくロケットマン。ロビンを開放するにはまずCP9が持っている鍵を奪わなければいけない。一味それぞれがメンバーと対峙しなければならなくなった。はたして連行される。ロビンを救うことはできるのか。
401:カクと対峙したゾロ、六式の上に剣術をも使う難敵だがソロだって負けてはいられない。一方目を覚ましたジャブラに結局狙われてしまったそげキングだが、そこに何とキリンが降ってきた。これがゾロと闘っていたカクだというがこれがカクの能力ということか。
402:ひとまずカクとジャブラをゾロに任せんとしたそげキング、しかし何故が手錠がかかり共闘というより足手まといになってしまう。他に一味もそれぞれのメンバーとてこずっているようだけれど、それから出遅れたルフィはいかに。
403:カリファと対峙するサンジだがいまいち攻めきれないのか。一方クマドリに捕まり取り押さえられたナミはチョッパーに助けられる。結局やられたサンジ、ここで選手交代、カリファはナミと、クマドリはチョッパーがそれぞれ対するのだが。一方で何とチムニーに助けられたルフィは案内された地下道の扉をブチ破るが、そこにさらなる異変が。
404:フクロウと対峙するフランキー、そこにチョッパーも飛び込んできた、折しも食糧庫、ここでエネルギー源のコーラを求めるが、まあいろいろ試して遊んでいたが、いざコーラを補給できたら本来の強さが発揮できた。さてここから反撃開始といきたいが。
405:パワーアップしてもフランキーはフランキーだな、しかしフクロウも負けてはいられない。滝壺での変幻自在な攻防にフランキーも手を焼くも最後からめ手でフクロウを追い詰める。そして冷蔵庫からクマドリが出てきて今まさにチョッパーと対せんとするのだが。
406:ひとまずフクロウを倒したフランキー。一方ゾロは足手まといのそげキングに剣を持たせて彼ごと振り回しカクたちに対する。そしてチョッパーもクマドリの変幻自在の業の数々に次第に追い詰められていくが、そこに起死回生の秘策はあるのか。
407:追い詰められたチョッパーが選んだ秘策、それは巨大な獣にパワーアップすることだが、やはりどこか変だ。一方でナミを倒して入浴中のカリファ、先のサンジの変貌と何か関係あるのか。しかしナミも黙ってやられはしないのだが。
408:カリファの能力はアワアワの実の石鹸人間。やはり六式に加えての攻撃は侮れないほどに脅威だ。一方怪物化したチョッパーはクマドリを倒したものの自分でコントロールできないか、パワーアップしたとはいえこれじゃ意味ないか。そしてついにルフィがルッチと対峙するが。
409:さらに激闘が続く中、ついにスパンダムが手違いでバスターコールを発動させる。その凶報が島中を駆け巡る中、ルフィとルッチの激闘が続いていく。こちらはひとまず互角に渡り合っているのだが、ルッチには強大な力があるから油断はできない。

第43巻~第45巻(エニエス・ロビー(その3))

410:バスターコールによってパニックに陥る島内をよそに、ルフィとのルッチとの激闘、まずは小手調べだろうけれどひとまずは互いの手を見極めんとするか。その一方でカリファの能力で泡人形にされたナミ。それでも謎の能力でニセモノを量産する。そしてあの怪物化したチョッパーが現れたか。
411:敵味方見境なく襲い掛かるチョッパーとカリファ両方に攻撃されるナミ。ひとまずカリファと対せんとするが水で解除できることを知るもそうはさせじとカリファも攻める。しかし雨雲を起こして何とか解除でき、ここは反撃とばかりにぼやけた分身を次々発生させるが。
412:分身とクリマタクトの業を尽くし、カリファの業すべてをかいくぐり、みごとカリファを討ち倒したナミ。一方のチョッパーはゾロたちのもとで相変わらず暴れまわっていた。それに結構身体に負担を与えているというのか。そこに現れたのがフランキーで、ひとまず海に叩き落とすのだが。あとカリファのカギでゾロもそげキングも難を逃れたか。
413:何とかチョッパーを鎮めたフランキー、チョッパーをココロたちにゆだね、まさにスパンダムに引きずられるロビンを救うために駆け付けていく。キリン男のカクも強敵だが、狡猾に誘いつつ攻撃するジャブラもまた強敵だ。そこに駆け付けたのがカリファの呪縛から解放されたサンジ。ひとまずジャブラにあたるのか。
414:激闘続く中、ついに正義の門が開かれ、海軍の大艦隊が現れた。ロビンをウソップに委ねジャブラに対するサンジ。強敵である彼を足業で押し返す。やはりその技に脅威を感じたのか、ここでも小細工のウソをつくが、当然のごとくかそんなものには載せられないサンジだった。
415:小細工も封じられたジャブラも獣の業に全力を込めて押し返すもやはりサンジの方が上手だった。サンジの新たなる業、燃える脚でジャブラをまたもや圧倒。ここに強敵ジャブラを討ち倒すか、サンジ。
416:ジャブラから奪った鍵をもって、ナミが示した近道で進むサンジ。フランキーもルフィのもとに合流。しかしルフィまだ根に持っているのか。またゾロも変幻自在のカクの業に手こずりつつも奥義の限りを尽くすのだが。
417:激闘続くゾロとカク、途中やはりお遊びになってしまうのだが、ここにきてカクも剣術を交えて勝負するも、ゾロも負けじと最大奥義を繰り出す。その名は阿修羅。ここにカクを討ち取ったか。
418:闘いが済みゾロも決別を告げカクも負けを認める。ここは潔いな。一方スパンダムに連行されるもロビンも抵抗を試みる。やはり生きる意志が強まったか。またフランキーですら通用しないルッチにここはやはりルフィが立ち向かうということか。ここはギアの力でルッチを圧倒するのか。
419:連行される中、親子ともに彼女を呪縛した事実を告げ、慟哭に落ちるロビン。頼みの綱のフランキーまでも罠にはまり、まさに絶体絶命の中彼女を救ったのは、なんと長距離射撃でスパンダムを撃ち抜いたそげキングだった。さらにはフランキーもあの爆発には動じずロビンを守ったのだ。ついにロビンが解放されるか。
420:手錠が外され、積年の恨みを込めてスパンダムに反撃するロビン。しかしついに海軍の艦隊が攻撃を開始する。ついにバスターコールの始まりである。まずそげキングが立つ塔が破壊されるもここは無事に生還。ここにきてルッチもルフィのギアの秘密を見きってしまう。たしかに身体に負担をかけているのだが。ここでルッチ、下の回廊に水を送り込んでナミたちの殲滅をはかるのだが。
421:開始された容赦のない砲撃。回廊を容赦なく襲う海水。ロビンの脳裏によみがえる20年前の悪夢。そんな中でルフィの体力切れを見計らい容赦のない攻撃を繰り出すルッチ。しかしルフィにはまだまだ隠し技があった。その名はギア3。何と腕を巨大化させてルッチにブチ当てるのだが。
422:ドーベルマン中将によってルッチの過去が語られ、彼の非情な人となりが知らされる。そんなルッチを巨大な拳で戦艦までぶっ飛ばし、乗り込んでいく。一方味方もろともルフィを撃つように指令するオニグモ中将、躊躇する部下を容赦なく撃ち指令は断行される。これは海軍、ひとえに政府の敵となったもの、あるいは政府の役に立たなくなったものを“悪”と称し、完膚なきまでに抹殺する。ここにきて海軍が掲げる正義の胡散臭さとともに非情さが十分に醸し出されることになったといったところか。
423:戦艦ごと砲撃を受けたルフィも橋げたの塔に落ちのびるがここにルッチが攻撃を再開。なおも勝ち誇るスパンダムにフランキーは今までの恨みを込めて怒りの鉄拳を放つ。ロビンもまたすべての踏ん切りをつけようとするが。とどめを刺そうとするルッチにもダメージが効いてきたが。そして脱出する一味に容赦なく襲い来る海水。しかし一行を救ったのは一人の人魚。しかしその実体は、なんとココロばーさんだったのだ。実は人魚だったのか。
424:なんとか護送船を奪ったフランキーたちのもと、人魚のココロばーさんが助けたゾロたちとともに現れた。年を取った人魚のなれの果てを見て驚愕する一味。それをよそにロビンとの再会を喜ぶナミとチョッパー。一方で脱出せんとしたガレーラ一行に軍艦が立ちはだかり、その砲火を放つ。そしてルフィとルッチの激闘もまた。
425:なおも対峙するルフィとルッチ。本島のガレーラたちを始末し、ルフィたちにその砲火を向けんとする。六式を駆使し立ちはだかるルッチ、対するルフィもやはり負けてはいられない。お互い着実に拳を打ち込んでいく。そうこうとするうちにも海軍の砲火も近づいていく。それでも仲間たちは待つしかなかったか。
426:橋を落とされ逃げ場を失っても仲間の声援で闘志を失わないルフィ。あくまで実力とともに闇の正義を誇示するルッチに、ロビンや仲間のために立ち向かうのだった。一方で襲来する海軍の精鋭たちに対してゾロたちも果敢に応戦する。対して海軍のシュウ大佐のサビサビの能力で刀の一つ“雪走”が崩壊させられるなど苦戦を強いられるがなんとか押し返す。しかしルッチの拳がルフィをとらえ、倒されたルフィにそげキングがその仮面を外した。
427:ルフィの危機にそげキングの仮面を外し、素顔を現したウソップ。とどめを刺そうとするルッチを挑発しつつルフィを叱咤激励する。何のかんの言っても肝心な時に支えになることが真の友ということか。今こそ今までの思いを込め、まさに強敵ルッチを全力の業を尽くして、ついにルッチを討ち倒した。
428:ルッチは倒した、ガレーラや一家も機転で生き残った。あとは脱出するのみだが肝心のルフィは動けない。容赦ない砲火は脱出艇を破壊しあと一味をも吹き飛ばさんとする。そんな時何かの声を感じ取りその声に従い、何と海へと飛び込まんとするのだ。そして飛び込んだ先には、何と処分されたはずのメリー号が待ち構えたのだ。まるで一味の危機を救わんとするかのごとく、誰が操作したかはともかくとにかく脱出のめどは立った。
429:流れ着いたメリーに乗り込んだルフィたち。ついにロビンを安全に助け出すことができた。迫りくる軍艦の砲火の中前もってサンジの小細工により乱れた海流とナミの子会術で何とか切り抜ける。そしてその隙にロビンがスパンダムを討ち取る。あと海列車でガレーラたちも脱出。一味が逃げ去った後の戦場、そこにコールをスパンダムに委ねた青キジが現れる。追撃の許可を求める中将たちを制し、自分たちの完全敗北を宣言する。かつては警告とはいえ、一味を打ち負かした彼が告げたことは皮肉なことでもあるのだが。
430:帰途に就く一味の目の前にアイスバーグの舟が現れた。しかし直後メリーがついに力尽くように船体が真っ二つに割れてしまう。駆け付けたアイスバーグ曰く、一旦処分されかけるも仲間のもとへ駆け付けたい“想い”に奇跡を見て、応急措置の末、出航を見届けたのだ。そして一味はメリーを燃やし供養をする。それぞれメリーとの思い出を噛みしめながら。その時メリーの“声”が一味に別れを告げ、ルフィたちも涙とともに見届けるのだった。
431:戦いの後にW7に戻った一味にフランキーが、かつて一味から奪った2億ベリーで購入した宝樹で新しい船を造り一味に譲ると持ちかけた。そもメリー号を修理するための2億ベリーは、いささか強引ながら新しい船の代償となり、メリーの後を受けフランキーが造る夢の船でルフィたちの旅は続けられるというわけで。そんな時来襲した海軍、ルフィたちを追跡したかと思いきや、指揮したのは犬のマスクを将校。いきなり寝ていたルフィを殴り付ける。何とルフィの祖父ガープ中将だそうだ。ルフィのゴムの身体にダメージを与えるのはやはりただ者ではない、のか。
432:ガープ中将も今まで鍛え上げたのはルフィを強い海兵にするため。しかしそのマイペースな性格もまた。そこでかのシャンクスについても聞かされる。それは四皇という大海賊の一人として名を知られているか。そこに駆け付けたゾロを確認し同行した2人の海兵を差し向ける。ひとまず手合わせで抑え込むもなんと彼らは、かつてシェルズタウンで出会ったコピーとヘルメッポだった。はひとまず退けたが、その二人の成長にルフィたちも驚嘆を禁じえなかった。そしてついでにガープが父のことも話し出した。革命軍を率いているというが。
433:ルフィのコビーが旧交を温める中、ナミが情報を盗聴で聞き出さんとしている。いずれ敵同士として戦わなければならないが和やかな空気に終始していた。そんな中コビーの口から発せられた新世界の名と、自らが海軍大将となることの宣言、それもいずれルフィと張り合わんとすることだろうが。その新たなる海で再び対面するのか。いつしか宴が始まる中、ロビンのもと、再び青キジが接近。ルフィとの絆を確めたのか、ひとまずは去っていく。いずれ再戦の予感とともに。一方その新世界と呼ばれた海ではまた一波乱が。
434:変わって白ひげのもと、同じく四皇と目されたシャンクスが現れる。静かで強大な覇気を放ち周りの船員を圧倒する。まずは酒の席で和やかに会談が行われるも、肝心の黒ひげの件から手を引くように忠告するが結局決裂と相成った。それにしてもシャンクスとあのバギー、ともに海賊王ロジャーのクルーだったのはやはり本当だったか。それからあの黒ひげ、そんなに恐ろしい男なのか。そんな黒ひげについにあのエースが。
435:フランキーの船造りにアイスバーグたちも協力して進行する中、先のことで勇名あるいは悪名が高まること新たな船の建造に胸躍るルフィ。その一方先の宴で残りの金を使ってナミの激昂を買う始末。一方でウソップ、復帰に際して色々と言い回しを考えているか。今さら何見栄を張るのか。その次の目的地が魚人島、そしてその前に何やら怪しい海域も。そしてもたらされたのは一味の新たなる手配書。それぞれ賞金が跳ね上がり、一味全員が賞金首となったのだ。皆意気揚々と名を上がったことを喜ぶが、まずサンジは単なる似顔絵となったこと、チョッパーはペット扱いでたったの50ベリーとそれぞれ不満を爆発させる。ちなみにウソップはそげキングとして手配される。それに伴い、サンバイたちはフランキーも賞金首となったことで、彼を舟に乗せるよう懇願するが。
436:一部沈んだ者もいるが出航の準備を終えた一味。しかしサンジは単なるミスなのか。さておきルフィたちの前の新たなる船が獅子の頭を冠したその船に意気揚々乗り込んでいく。一方住処にたたずむフランキーにサンバイたちが一味に入るよう告げるがやはりフランキーはそれを拒絶。そこで最終手段に何と海パンを奪って船まで導かんとする。そしてパンツはルフィのもとに。
437:奪ったパンツを手に仲間に引き入れんとするルフィ。しかしフランキーも大見栄を切って対抗。これもヘンタイの面目躍如といったところ。直後ロビンが業を決めたのはある意味茶目っ気だろうとは思うけれど。それでも決め手はアイスバーグやサンバイの説諭がものをいったのは言うまでもない。こうして船大工フランキーも仲間になった。
438:出航するサニーに直後ガープが襲撃してきた。それはまずセンゴクの叱責があったけれど、やはりルフィを構いたいのが本音だろう。それは同乗した青キジも分かっていたことで。そんな中駆け付けたウソップも一切の見栄をかなぐり捨てて、泣いて謝って復帰を懇願した。それにルフィも泣きながら応え、ウソップを引き入れる。それから先だって安易な復帰に釘を刺したゾロも結局はウソップの心情を解っていたのだった。だからこそのあの諫言だったのだろう。いずれにせよ全員がそろったか。
439:W7を発った新たな船、しかしガープの追撃は続く。その船に名づけられた名は“サウザンドサニー号”まさにメリーの遺志を継ぐ船にふさわしいということで。別れもそこそこ、ガープの最後の業、まああんな巨大な鉄球をどこにしまい込んだんだという疑問はともかく、それらをかいくぐり次の航海へと旅立つ一味だった。あとその後の世界も慌ただしくなったのは言うまでもないか。
440:一味それぞれの故郷でも先の争乱のうわさでもちきりだったが、それぞれの無事と栄達を喜んでいたということか。それから噂の革命軍、彼らが海軍と世界政府のゆがんだ正義に立ち向かうのか、それとも。そしてエースは、あの黒ひげのもとへとたどり着く。前よりも精悍な顔立ちになった黒ひげ。エースが放つ強大な火拳に対するのは、かつての仲間から奪った、ヤミヤミの実の闇の力、それは一体。