セカンドサウスの若き実力者
カイン=ライオット=ハインライン

データ

名前:カイン=ライオット=ハインライン

声:神谷浩史

誕生日:2月16日(26歳)

格闘スタイル:暗黒真空拳

身長:183㎝ 体重:76㎏

血液型:B型

国籍:アメリカ

職業:表向きは実業家

趣味:読書

大切なもの:自分を取り巻く人々

苦手なもの:情に流されること

好きな食べ物:アップルパイ

好きな音楽:クラシック(お気に入りはドヴォルザーク)

好きなもの:満天の星空

嫌いなもの:惰性

得意スポーツ:あまりスポーツはしないがその気になれば何でもできる

特技:目を見て相手の感情が分かる

かつてサウスタウンの底辺の家庭に生まれ、どん底の幼少期を送り、日々の糧を盗みや喧嘩などで得ていた。
やがてその闘いぶりと何より顔立ちの良さを見初められ、やがてはギースの下部組織のドンに拾われる。
やがてそのドンの死後にそこの組織を乗っ取り、続いて中枢のギースに接近する。

そしてギースの死後、未だ混沌の中にある衛星都市セカンドサウスをひとまず力でまとめ上げることに成功し。残すはサウスタウンの掌握。
そしてその界隈を独立させ、真に力が支配する社会を作り上げるべく暗躍する。

その第一弾としてかつての格闘大会を開催し、ギースの忘れ形見であるロックを誘い出す。
すべては彼がカギを握っている、大いなる遺産を手に入れるために。

「すべては真の自由を得るがため、思い知るがいい、己の無力さを」

技設定

・投げ技

シュワルツマハト・ヘーベン(相手の近くで前後+BC):相手と組んでから暗黒の気を叩き込む。

シュワルツマハト・ドリュッケン(空中で下要素+BC):空中で相手と組み、暗黒の気を叩き込んでそのまま投げ落とす。

シュワルツモーント(相手の近くで前後+FG):相手と組んでからバック転での蹴りを放つ。

・必殺技

シュワルツフレイム(236+パンチ):軽く体を翻しつつ暗黒の炎を繰り出す。強で斜め上に繰り出せる。

シュワルツパンツァー(4にためて6+パンチ):拳に暗黒の炎をまとってから前方に飛び掛かる。

シュワルツランツェ(623+キック):暗黒の炎をまとった蹴りを放ちつつ跳び上がる。

シュワルツランツェ・ドリュッケン(シュワルツランツェ中に2+パンチ):シュワルツランツェから炎をまとった両拳を叩きつける。

シュワルツシュトゥース(T.O.P攻撃):炎をまとった蹴りを水平に繰り出す。

・超必殺技

ヒムリッシュアーテム(2141236+キック):合図とともに頭上からの気を繰り出す。ボタンよって繰り出す位置が違う。

ヒムリッシュゼーレ(641236+A、B):強大な気の球を繰り出す。

・潜在能力

ヒムリッシュアーテム(2141236+キック2つ以上):合図とともに頭上前方から数発の気を繰り出す。

ヒムリッシュゼーレ(641236+C):超必殺技よりはスピードが劣るものの、ある程度のコントロールが可能で、高濃度の気を繰り出す。

ヒムリッシュグラーフ (2141236+C):軽く踏み込んでから相手を暗黒のエネルギー球に巻き込ませる。

ストーリー

・勝利メッセージ集
うちわけは相手側の登場メッセージ、改行で自キャラの勝利メッセージ

ロック(ストーリー参照)
:やはりやるではないか、いずれ己の闇を超え真にギースの血脈にふさわしき拳となるか。

テリー:たしかに闇の力だな、そんな物騒な力をもって何を企んでいるっていうんだ。
:牙なくして狼とはいえぬ、君の牙も未だ朽ちていないはずだ、それを見せてもらおう。

ドンファン:ありふれた悪党って奴だな、やっぱりこんな奴に付き合わなきゃいけねえか。
:やはりふざけているようで自分の信念を持っている、こういう男はわたしも好きだがね。

ジェイフン:やはりあなたも悪に生きる人ですね、そういう人は見逃すことはできません。
:これが君の正義か、結果を生み出さぬ努力など、単なる自己満足にすぎないのだよ。

ほたる:あなたは、この街を、そして私たちを巻き込んで、何を企んでいるというの。
:少し出しゃばりすぎたようだが、やはり君も彼の娘だ、いまは身を引くがよかろう。

牙刀:この敵意は気に入ったぞ、貴様なら俺の拳と業をを楽しませてくれるだろうな。
:怒りと敵意の身に任せた拳をぶつけるのみでは、わたしという壁は易々崩せぬよ。

ジェニー:あなたも暴力で世界を征服するって感じ、まったくあなたもバカな男なのねん。
:君もおてんばが過ぎたようだな、これは困りもだな、今は少し大人しくしてもらおうか。

マルコ:ヲヲ、チミこそが真の強者であったか、看板はいらぬがワシと仕合ってもらおう。
:ただ考えなしの腕っ節の男だったか、これではわたしが望んだ極限の拳には程遠いな。

フリーマン:ちょうど僕も退屈していたところさ、君なら僕を楽しませてくれるのかい。
:こんなものか、つまらぬ生き方で命を落とすほど、お前の力も安いわけではないだろう。

北斗丸:なんか暗い炎使うね兄ちゃん、さては悪人だな、だったらやっつけてあげるよ。
:ようやくおとなしくなったな、これからが本当のお仕置きの時間だ、覚悟したまえ。

グリフォン:これほどの暗い気を感じるとは、ユーが悪人ならば成敗せねばならない。
:失われた栄光のために闘うか、これもまた愚かしいほどの愛おしさというべきかな。

ケビン:どうやらてめえが悪の親玉ってところだな、こいつはしょっ引きがいがあるぜ。
:君にも正義があるようにわたしにも正義がある、その違いは君には永遠に理解できぬよ。

香緋:この街を闇に染めて何を企んでいるの、みんなが住む街をこれ以上荒らさせないよ。
:これが裏社会の闇の深さだよ、君ごときが顔を出していいものではないということだ。

ビリー:ギース様がいないからっていい気になってんじゃねえぞ、今度は俺様が相手だぜ。
:獣の牙も齢を重ねて衰えたか、野良犬の牙ではわたしが折れるわけにはいかぬのだよ。

崇雷:拳を闇で染めようが己を失わぬ、ここはあえて貴様と対し己の闇を超えてみるか。
:これが真龍の拳というものか、君を征ぜずして己の闇をも征することもできぬものか。

桃色頭巾:あなたの闇キ焔なら我が不知火の炎で鎮めてあげるのも、悪くはないわね。
:深遠なる闇をも呑み込む我が焔、君ごときの灯火ならば呑み込まれるがさだめだよ。

レイラ(ストーリー参照)
:まずはこんなところか、いずれ君もわたしのもとに来る、その刻を楽しみにしたまえ。

ラン:こういった冥い拳を持つ人なら、極限流の誇りともって闘わなきゃいけないよね。
:幼くても極限の拳か、今少し楽しみたいがわたしも忙しくてね、まずはここまでかな。

チャバット:あんたがこの街のボスっスか、俺のムエタイで吹っ飛ばせればいいんスが。
:君の嵐とやらでは、やはりわたしの暗黒の炎、吹き飛ばすことはできなかったようだね。

ジュニア:何やら暗そうな奴だな、お前も悪い奴なら俺のパンチで目を覚まさせてやるぜ。
:君ほどの男もこの程度か、他人のための強さなど何の意味もない、そうは思わないかね。

チャン:おまんもギャングの大物っちゃね、あたいの鉄球でひと泡ふかせてやるっちゃ。
:困ったお嬢さんだ、力押しでわたしを何とか出来ようとは、可愛げな浅はかさだな。

ベラミス:あんたも力でのし上がった口だね、だがその力は本当にあんたの力なのかい。
:血と暴力に酔わぬのは見事だ、しかしひとたび負ければ無力な弱者に堕するがさだめだ。

アムリタ:ひとまずの計画は進んでいますが、後は戯れるだけということなのですか。
:たしかに退屈に耐えかねるのは認めねばな、我らの方も怠りはないということだよ。

ヒルダ:やはり貴方が核心でしたか、このヒルダ、あなたの闇に挑まさせて頂きますわ。
:お嬢様の道楽ではないのは分かるが、クラウザーの志を継ぐに君も幼すぎたのかな。

ジーク:たしかに貴公も強者の片鱗、しかし闇キ力もて征せんとは貴公も安い志なのか。
:なさねばならぬのだよ、たとえ世界を敵に回しても手に入れるべきものがあるのだ。

グラント(ストーリー参照)
:まだ倒れるわけにはいかないはずだ、ここではない俺たちの目指す場所に到るまでは。

カイン(ストーリー参照)
:己を持たぬものに真の自由は理解できない、あの時から、俺はそう誓ったはずだ。


・ストーリーチャート

第4回戦(対レイラ)

・仕合前
カイン「君がレイラ=ボガード君か、はたして君は父上と母上、どちらの強さを受け継いでいるかな」
レイラ「えっまさかお兄さんと仕合わなきゃいけないの」
カイン「君の母上あてに招待状を届けたのだが、君が持っていたとはこれもまた一興か」
レイラ「ここで闘わなきゃいけないなら、あたしも真剣に行かなきゃね」

・仕合後
カイン「ひとまずは、こんなところか」
レイラ「何、この人の拳、あまり受けてはいないけど、周りの暗い気が、やっぱり、力が、抜けていく・・・・・」
 レイラ、そのまま倒れ込む。
カイン「もう少し楽しみたかったが、わたしも忙しい身でね、またお会いしよう」
 カインもそのまま去っていく。その後で、ある女性と遅れてテリーも駆けつける。
テリー「おい、大丈夫かレイラ、ってあんたはアニタじゃないか」
アニタ「ええ、マリーを見舞ってレイラのことを聞いたの、どうやらカインはロックだけじゃなく彼女も狙っているみたいね」
テリー「くそっ、まさかレイラまでも、だがロックの方も心配だ。すまないがレイラのことを頼んだぜ」
 テリー、そのまま去っていく。
アニタ「まったく勝手なものね、でも仕方がないわね」


第8回戦(対ロック)

・仕合前
カイン「やはり君が勝ち残ったな、ロック。やはりギースの血筋は伊達ではないといったところか」
ロック「あんたがあの招待状を送ってきたのか、たしかにあんたには俺の血を沸き立たせる何かがある。
    あんたは一体何者だ、そして何を企んでいるんだ」

カイン「わたしはカイン。この街に暗黒をもたらし、真の自由をもたらすため、是非とも君の力が必要だ」
ロック「この街を暗黒で支配するだと、いや、俺は親父とは違う。俺の運命はこの拳で切り拓いてみせる」
カイン「やはり抗うのか、しかし拳で語るのもやはり悪くはないな」

・仕合後
カイン「流石はギースの血と業を受け継ぐべき男、存分に楽しめたよ」
ロック「やはりこれほどとは、だが、俺は誰にも屈しない」
カイン「わたしも力ずくで従わせるとは思ってはいない。だが君の母が生きているといえば、どうする」
ロック「何だと、どういうことだ、母さんが、生きているとは」
カイン「知りたければ、私とともに来ることだ、真実はそこにある」
ロック「・・・・・」
 ロック、カインともに去っていく。その後でテリーが駆け付けるが。
テリー「くそっ、遅かったか、ロック・・・・・」


第9回戦(対グラント)

・仕合前
カイン「少し待っていたまえ、我らの同志、我が友を紹介しよう」
「まさかお前自らが出向いていくとはな、なるほど、これがギースの息子か」
カイン「そうだ、しかしここに来るとあの時のことを思い出すな、どん底から這い上がらんとお互いの業を磨き合ったあの時を」
グラント「お前が感傷に浸るとは珍しい、しかしそれに溺れるのもまたお前らしくない」
カイン「そうだな、退屈しのぎに久しぶりに手合わせをしてみるか」
グラント「そうだ、あの時の、俺たちの理想を今こそ実現せんがために、互いの力と技を確かめるとしようか」

・仕合後
カイン「今はこんなところか、まさかお前が手加減をするとも思ってはいなかったが、アベルよ」
グラント「カインよ、お前は何があっても、たとえ一人になったとしても、理想を追い続けられるか」
カイン「ああ、しかしその先は、いや、俺たちがたどり着くべき場所までは、二人でないと意味はない」
グラント「そうだ、今はまだ倒れるわけにはいかぬ。それまでは、どこまでもついていこう」


最終戦(対カイン)

・仕合前
カイン「ここが我らが本拠、しかしその中の一つに過ぎないがね」
ロック「あれはまさか、母さん」
カイン「そうだ、君の母、メアリー=ライオットはわたしの姉。それに、わたしは、ギースの義理の弟、というわけだ・・・・・」
ロック「だからこの街を暗黒に染めるというわけか」
カイン「今はこれで十分だろう。そういえば、やはり来たか、我が影よ・・・・・」
 暗がりからもう一人のカインが現れる。
影カイン「人はしょせん一人きり、理想のためには怜悧でなければならない。君は愛と憎しみ、そのどちらかに溺れすぎてはいないか」
カイン「情に流されてはことは成せぬか、だが君が案ずることもあるまい」
影カイン「果たして君の力は己の力そのものか、この戯れも楽しむとしよう」

・仕合後
影カイン「まさかこれほどとはな、やはり君の力、そして非情さは本物だったか」
カイン「馴れ合いは好まぬが、総てを否定し、廃除するのみでは、人も力も動かぬものだよ」
影カイン「やはり己の闇に溺れぬ強き意志、どうやら本物だったな。そろそろお別れの時間だ、さらばだカイン、そしてロック=ハワードよ」
 影カイン、そのまま姿を消す。
ロック「一体、何だったんだ、あいつは・・・・・」
カイン「君が知る必要はない。大切なのはこれからだ」
 そこにテリーが現れる。
テリー「おいロック、大丈夫か、って貴様、ロックに何をした」
ロック「ああ、テリー、すまないけど、俺は彼とともに行くよ、そこに、真実があるなら」
テリー「何・・・・・」
カイン「聞いての通りだ、すべては彼の意思、君は手を引きたまえ」
ロック「今は何も言えないけど、すべてにケリを付けたら、必ず帰ってくるよ」
テリー「ああ、俺はお前を信じている、だから、必ず帰ってこいよ」
 そのままテリーも去っていく。
カイン「さあ、行こうかロック、すべてはここから始まるのだ」


エンディング

 ギャングの会合を襲撃したカイン、足下には倒れ伏したギャングの幹部たちが横たわっていた。
ロック「ほとんど殺さなかったのか」
カイン「わたしも支配者になる男だ、彼らは殺す価値もなかった、ただそれだけだよ」
ロック「これからどうするんだ」
カイン「近いうちにサウスタウンに赴く。ことを成す前にお節介のお嬢さんたちを退けるためにね」
ロック「そうか・・・・・」
 ロック、そのまま去っていく。残ったカインは独語する。
カイン「そうだ、わたしが、この俺があの街に乗り込むのをあの女たちが阻むだろう。しかしもはやだれにも邪魔はさせない。
    すべてにカタを付けた後は、ギース=ハワード、貴様のすべてを、すべて奪い取ってやろう」

(スタッフロールへ)