目覚めし決意
双葉ほたる

データ

名前:双葉ほたる

声:堀江ゆき

誕生日:5月11日(17歳)

格闘スタイル:中国拳法・柔系(太極拳・八卦掌など)

身長:156㎝ 体重:42㎏

(B:78 W:54 H:80)

血液型:A型

国籍:日本

職業:女学生

趣味:かわいいリボンを集めること

大切なもの:テンのイトカツ

苦手なもの:キツめの炭酸飲料

好きな食べ物:アイスチョコバナナクレープ

好きな音楽:ポップス

好きなもの:吊り下げ式リニアコースター

嫌いなもの:地震

得意スポーツ:高飛び

特技:どんな動物でも雪で作ることができる。あと最近小鳥などを呼び寄せることが出来る。

武道の名門、双葉家の娘で両親と兄の4人家族で、幼いころから厳しい修行を積みつつも、つらい気持ちを面に出さずに育ってきた。
そんなある日、突然の不幸が彼女を襲う。母親が謎の死を遂げ、父と兄が行方をくらました。
その後遠縁の家で生活をしつつも父と兄、そして母の死の真相を調べてきた。

後にアメリカ、サウスタウンにて兄らしき武道家が出没したという情報と、そこで大規模な格闘大会が開かれるのと関連して、
知人の白家の娘で、今やそこの顔役ともなっている李香緋を頼って彼女もかの地へと訪れ、戦いの場に身を投じる。

「ここで、お兄ちゃんに会えるかも・・・がんばらなくちゃ!」

これから彼女に降りかかる運命が如何なるものか、今はまだ見えない。

技設定

・特殊技

穿突蹴(6+B):片足で間合いを離す蹴りを放つ。そこから後述の燕雲十六手の構えに移行することが出来る。

旋撃手(3+C):身体を低くひねり、中段判定の手刀を繰り出す。そこから後述の裏燕の構えに移行することが出来る。

高蹴打(空中で下要素+B):急降下して片足で踏みつける。

・投げ技

掌打手(相手の近くで前後+C):相手と組んで、掌打のコンビネーションを繰りだす。

天落投(相手の近くで前後+D):相手を抱え込みつつ背中から落ちる。

反転投(空中で下要素+D):空中で相手に回りこんでバランスを崩しそのまま投げ落とす。

・必殺技

発気掌(236+パンチ):気の塊を前方に投げつける。

転身翔(623+パンチ):体をひねりつつ跳び上がり、体当たりを仕掛ける。

斜上腿(相手の近くで41236+キック)
:相手の身体を駆け上がるように蹴り付ける。ブレーキング時に後述の裏燕の構えに移行することが出来る。

双掌進(214+パンチ):両手を広げ、踏み込んで手刀を繰りだす。ブレーキング時に後述の裏燕の構えに移行することが出来る。

虎尾脚(214+キック)
:体をひねって気のこもった蹴り上げを放つ。飛び道具を跳ね返すことが出来、
 ブレーキングですぐに次の行動に移れるからガードされたときに有利か。

連撃蹴(空中で214+キック):斜め下に急降下しつつ、連続して蹴り付ける。

閃回燕(T.O.P攻撃):跳び上がりつつ気のこもった蹴りを放つ。

燕雲十六手の構え(2+AC・44で解除)
:両手を広げて低い姿勢で構える。そこから以下の技を使用可能。なお構え中は前進、後進、踏み込みが可能。

単掌進(燕雲十六手の構え中にA):膝をかがめつつ片手を突き出す。
燕雲下爪(燕雲十六手の構え中にB):構えた姿勢のまま片足を滑らせる。
燕頷双掌打(燕雲十六手の構え中にC・A):踏み込みつつ両掌での突きを放つ。
流燕旋脚(燕雲十六手の構え中にD):軽く飛び跳ねてかかと落としを繰り出す。
旋回燕(燕雲十六手の構え中に8+D):跳び上がりつつ蹴り付ける。
前掃燕舞(燕雲十六手の構え中に2+D・6+B):しゃがんでの下蹴りと、中段蹴りのコンビネーションを放つ
構え変更(燕雲十六手の構え中に4+BD):後述の裏燕の構えに移行する。

裏燕の構え(2+BD・44で解除)
:背中を向けつつ構える。そこから以下の技を使用可能。なお構え中は前進、後進、踏み込みが可能。

燕龍盤打(裏燕の構え中にA):膝を踏み込みつつ掌を放つ。
燕刃脚(裏燕の構え中にB):おもむろに下段前蹴りと放つ。
燕尾脚(裏燕の構え中にD):体をひねって蹴り上げを放つ。ブレーキングから追い打ちが可能。
背撃手(裏燕の構え中にC):おもむろに中段の手刀を放つ。
背身転落投(裏燕の構え中に相手の近くでCD):通常の転落投と同じように投げる。
裏燕流舞(裏燕の構え中に66+BD):前方に跳び上がり、踏みつけるように蹴り付ける。
構え変更(裏燕の構え中に4+AC)前述の燕雲十六手の構えに移行する。

・超必殺技

双掌天連撃(236236+A):踏み込んで双掌身と転身翔のコンビネーションを繰り出す。

転翔乱姫(236236+B):舞い上がってから急降下し、相手を捕まえてから馬乗りになって気を叩き込む。

・潜在能力

双掌天連牙(236236+A):踏み込んで双掌身と転身翔のコンビネーションから急降下しての気をまとった膝蹴りを繰り出す。

転翔乱姫・錬気(236236+B):舞い上がってから急降下し、相手を捕まえてから馬乗りになって気を叩き込みつつ体力を吸い取る。

崩山発気掌(641236+C)
:前方に両手を回してから、たまった巨大な気を繰り出す。威力はそこそこに強いが、最初の予備動作が演出なので隙はないに等しいのが強みか。

ストーリー

対戦メッセージ集
(うちわけは相手側の登場メッセージ、改頁で自キャラの勝利メッセージ)

ロック(ストーリー参照)
:なんだか悲しい目をしてるね、私も負けないからあなたも負けちゃダメだよ。

テリー:結構真っ直ぐな目だな、そういう娘なら俺も本気でお相手しないとな。
:伝説の格闘家さんときいたけど、こういった大らかさはまだかなわないかな。

ドンファン:へえ、君みたいな娘が大会に出てるんだ、こいつは楽しくなってきたな。
:もうちょっと真剣に闘ったら手ごわかったかな、次は私も本気を出すから期待してね。

ジェイフン:君の武術も本物のようですね、お互いの精進のために是非ともお手合せを。
:すごい努力家さんですね、私もジェイフンさんみたいにがんばらなくちゃですね。

ほたる:なんだか自分を見ているみたいでちょっと不安かな、でもやってみるね。
:私だって武道家の端くれだから、やっぱり自分に負けちゃいられないよね。

牙刀(ストーリー参照)
:あの時のことをまだ教えてくれないの、でも、きっといつか分かる時が来るから。

ジェニー:女は可愛いだけじゃダメなのねん、あたしが手とり足とり教えてあげるわよん。
:こんなにきれいな人でも強いんだ、今はまだだけど、私も大きくなったらいつかは。

マルコ:女でも、闘う以上は容赦なし、だけど普段は優しいぞ、ではかかってきんしゃい。
:激しい気迫にも負けない心、わたしの中にもあったんだね、そしてその優しさもまた。

フリーマン:ようこそお嬢さん、君の命こそ僕が召してあげるにふさわしいかな。
:人を傷付ける拳に負けるわけにはいかない、あなたを見てそう感じたんだから。

北斗丸:忍の闘いは情けは無用、女だからって手加減しないよ、いつもそうだから。
:結構元気な子だったね、大丈夫、怪我したんだったらすぐに手当てしてあげるよ。

グリフォン:リング上では誰の挑戦でも受ける、しかし君はわたしの技、受けられるかな。
:身体以上に心も大きい、グリフォンさんも本当の強さを私も見習わなくちゃですね。

ケビン:お嬢ちゃんも拳法使うのか、仕事は抜きにしてその業は見てみたいぜ。
:捜査の邪魔をしたならごめんなさい、後でいいですから力を貸して、くれますか。

香緋:こうなってしまったら仕方ないわね、まずはあたしと仕合ってもらうわよ。
:香緋さんも心配してるけど私はまだまだ大丈夫、今自分の力を感じているんです。

ビリー:お嬢ちゃんが格闘技ごっこか、ここはお前が思うほど甘え世界じゃねえんだぜ。
:落ち着いたら棒も見切れたからそんなに怖くなかったね、私も武道家の端くれです。

崇雷:お前の力が時代を歩めるか否か、まずは俺の真龍の拳で試してみるがいい。
:今はあなたの足元には及ばないけど、私はこれからも自分の足で歩んでいきます。

桃色頭巾:あなたに真の強さを感じます、本当の女の闘いを教えてさしあげましょう。
:こんなに強くてきれいな人だったら、今のままじゃやっぱりかなわないかな。

レイラ:こんなお姉ちゃんも武道家さんなんだ、ここはお姉ちゃんに鍛えてもらおうかな。
:私の方が鍛えられたかな、元気な子は大好きだから、今度も一緒に遊びましょ。

ラン:中国拳法か、極限流もそれの要素も取り入れてるから精神修行にもなるかな。
:こんな子だって結構がんばってるんだ、私もこれからのためにもがんばらなきゃ。

チャバット:あんたもできる女の人っス、俺のムエタイをぜひ感じてほしいっスよ。
:蹴りはともかく気合いの嵐だったら踏ん張ったつもりです、もうちょっとで勝てるかな。

ジュニア:どうも女の子とやり合うのは苦手だよな、でも手を抜いちゃいられねえよな。
:ちょっと鍛えられたかな、あなたが求めている強さ、これが本当の強さと信じたいです。

チャン:あたいは見た通り腕っ節やけんど、おまんも女の度胸でかかってくるちゃ。
:見かけによらず優しい人なのですね、私もあなたのような人になりたい、かな。

ベラミス:小娘だからって手加減しないよ、あんたのその目が強いって語ってるからね。
:闘うことの厳しさと人としての優しさを感じました、その想い、私も見習わなきゃ。

アムリタ:貴女もまた運命の捕らわれ人、それでもただ流されるわけでもないでしょうが。
:まさか何か知っているんですか、でも今は引き込まれるわけにもいかないですから。

ヒルダ:清楚なる芯の強さこそ真の女の力、我が誇りにかけて仕合わせて頂きますわ。
:こういう気高い人ならもうちょっと真剣さが欲しかったかな、また仕合いたいな。

ジーク:幼きに見えるがそなたもまた女の華、妄りに手折るにはやはり惜しいな。
:こういう気高い人こそ真剣に闘えたかな、私も信念を持てば本当の武道家になれるかな。

グラント(ストーリー参照)
:力だけしか信じられないなんて、でも力で折られるほど私も弱くはないです。

カイン(ストーリー参照)
:あなたもやはり寂しい人なんですね、でも、その心の闇に呑み込まれないで。


ストーリーチャート

第5回戦(対ロック)

・仕合前
ほたる「私がここまで勝ち進めたなんて、今度の人は私と変わりはないかな」
ロック「俺はロック=ハワード、君が今度の相手か、ちょっとやりにくいな」
ほたる「わ、私だって武道家の端くれです、ここは全力で仕合いましょう」
ロック「そうだな、ここで手加減しちゃ失礼だ、俺も限界まで、飛ばすぜ」

・仕合後
ほたる「何とか勝てたけどこんなものかな、やっぱり手加減したんだね」
ロック「まいったな、女の子と闘うのって初めてだからさ」
ほたる「でも、自分の弱さをここで知ることができたから、もうちょっと強くならなきゃいけないから」
ロック「そういったのが本当に強いんだ、そういう君とはもう一度会いたいな」
ほたる「そうだね、もう一度会えればいいな」


第8回戦(対牙刀)

・仕合前
ほたる「ああ・・・お兄ちゃん・・・・・!」
牙刀「何、お前は・・・・!?
ほたる「こんなところで会えるなんて、間違いない、会いたかったんだよ」
牙刀「・・・いや、俺はお前など知らぬ・・・・・」
ほたる「・・・うそ、この子は私以上になついているのよ。ねえどうしてあの時家を出ていったの、お母さんが死んだ後、あの時何があったっていうの」
牙刀「・・・くどい、もはや下らぬお話はここまでだ」

・仕合後
ほたる「あの時から、お兄ちゃんに何があったのか、分からないけど、私たち、たった二人っきりの兄妹じゃない」
牙刀「・・・お前は、何も分からぬのだ・・・・・」
ほたる「えっ・・・・・」
牙刀「ここから先は修羅の路だ。生きるものが足を踏み入れる場所ではない。いいか、これ以上は進むな、命が惜しければな・・・・・」
牙刀、去っていく。
ほたる「ああっ、待って、お兄ちゃん」


第9回戦(対グラント)

・仕合前
ほたる「こんなところまで来ちゃったけど、誰かいるの、まさか、お兄ちゃん」
「かような娘が勝ち残ってきたとは、兄を想う一途な心がお前に力を与えたということか・・・・・」
ほたる「あなたは一体誰、お兄ちゃんはどこにいるの」
グラント「よもやお前はあの男の娘、ということか。ならばお前の武を俺に見せてもらおう、
     我が名はグラント、力の殉教者なり。貴殿のその力、存分に披露されませいっ!」

・仕合後
グラント「このたおやかなる拳に確かなる力か、お前の力、見くびったわ」
ほたる「教えて、お兄ちゃんはどこ」
グラント「あの男、お前の兄はこの先だ・・・・・」
ほたる「あ、ありがとう、グラントさん・・・・・」
グラント「礼には及ばぬ、俺たちにとっては力こそが真実だ、行ってお前自身の真実を見極めるのだな。ひとまずさらばだ」
グラント、去っていく。


最終戦(対カイン)

・仕合前
「グラントが敗れるとはな、彼女の武もまた本物、ということか、いや、もしかしたらな・・・・・」
ほたる「こんなところに出ちゃったけど、あの、ここに私のお兄ちゃんが・・・・・」
カイン「・・・あの男のことか、ふむ、まずは自己紹介からだな、わたしはカイン=ライオット=ハインライン。
    亡きギース=ハワードの意思に従い、この街に暗黒をもたらす者だ」

ほたる「ギース=ハワード、まさか、ロックさんと何か関係が・・・・・」
カイン「彼とも会ったとは都合がいいかもしれんな。しかし君の兄、たとえ君が会えたところで、彼は君の元には戻らんのではないかな」
ほたる「それは、どういうこと」
カイン「彼が君の兄だとすれば、君はあの人の娘、なればこそあえて言おう。彼らは闘いの中にしか生きられぬ者の目だ。
    なによりわたしは闘争の中にこそ人間の真実を見ているのだ」

ほたる「・・・嘘よ、だってお兄ちゃんが教えてくれた。この世の中で人ほど寂しがりやな生き物はいないんだって」
カイン「やはり君は何もわかってはいないな。ならばこの拳で、真実を教えてやろう」

・仕合後
カイン「このわたしが敗れるとはな、やはりこの拳の冴えは、いや君自身のしたたかさもあるのか」
ほたる「あなたは間違っている、どんなに強がっても人は優しさを求めるものなんだよ」
カイン「ふふ、そんな目で見られての物言いは、誰かを思い出すな。ほたるくん、といったな。
    しかし人とは何かを選ばねばならぬ時には大切なものを捨てねばならぬこともあるのだ。たとえば、彼のように・・・・・」

カインの背後にロックが現れる。
ほたる「まさか、ロック、さん・・・・・」
ロック「すまない、今かこの場を離れてくれ。ここから先は俺自身の問題だ。君をこれ以上巻き込むわけには、いかない・・・・・」
同じく牙刀が何かに吹き飛ばされる。
牙刀「ぐっ、こんなところで・・・・・」
ほたる「お兄ちゃ!?
牙刀の前に謎の人影が現れる。
「相変わらずの優しい拳よ、この程度ではわたしは倒せぬ」
ほたる「ま、まさか、お父さん・・・・・」

「久し振りだな、ほたる。少しは強くなったが。今はお前の出る幕ではない」
ほたる「え、まさか、お父さん・・・・・」
牙刀「やめろ、ほたるに手を出すな、親父・・・・・!」
「ふふ、せいぜい強くなることだ、さらばだ・・・・・」
その男、床に拳を叩きつけ、屋敷が崩れていく」
牙刀「ま、待て、親父・・・・・」
カイン「さらばだ、双葉ほたるくん、せいぜい生き延びることだ」
ほたる「待って、お父さん・・・きゃあ!」
カインたちは去っていき、崩れる屋敷はほたるを飲み込んでいく。


エンディング

崩れた屋敷跡からほたるがとぼとぼと逃げ延びていく。そこには香緋が待ち構えていた。
香緋「ああ、ほたるちゃん、よかった、無事だったんだ」
ほたる「・・・し、香緋、さん・・・・・」
ほたる、香緋の胸に飛び込んで泣きすがる。
ほたる「・・・お兄ちゃんも、お父さんも、それに、ロックさんも・・・私、私、どうしたら・・・・・!」
香緋「うーん、結構ヤバい事態になっちゃったかなあ。よしよし、対策はちゃんと考えているから、ひとまずはあたしの店に」
ほたる「・・・はい・・・・・」
そんな二人のさまを、一人の男が見守っていた。
崇雷「ひとまずは次に預けるか、おせっかいが功を奏したということになるな、さて」
車に乗り込んでいく二人に続き、崇雷も乗り込んでいく。

(スタッフロールへ)