誇り高きシュトロハイムの格闘令嬢
ヒルデガルド=フォン・シュトロハイム

データ

名前:ヒルデガルド=フォン・シュトロハイム

声:坂本真綾

誕生日:8月19日 年齢:14歳

格闘スタイル:シュトロハイム流総合格闘技

身長:165㎝ 体重:40㎏

(B:78 W:55 H:77)

国籍:ドイツ(現在はスイスに在住)

職業:女学生

血液型:A型

趣味:ガーデニング

大切なもの:いろいろとあるが特にあげれば当家の誇り

苦手なもの:特にはないが強いて言えば兄上の気づかい

好きな食べ物:野菜類(時々肉料理も食べる)

好きな音楽:クラシックは昔から好きだが最近はロックにも凝っている

好きなもの:特にあげれば家族とのひと時

嫌いなもの:強いて言えば弱い男

得意スポーツ:スポーツは好きなので何でもこなす

特技:ほとんどの楽器を演奏できる(まずクラシック関連なら)

かつてのヨーロッパ裏社会の支配者ヴォルフガング=クラウザーの娘で、兄のジークがシュトロハイムの家督を継いだ折、
出生地のスイスにとどまった母とともに暮らしている。

それでもクラウザー譲りの格闘術を彼女なりに修行し、一通りの技を習得するに至る。
そして今回久々の旅行を建前にセカンドサウスにおける大会にも出場するにいたる。

「父上様が目指した最強伝説の片鱗、この私も目指せるものならば、シュトロハイムの誇りにかけて」

技設定

・投げ技

カイザーミル(相手の近くで前後+B、C):相手を片手で組み、姿勢を崩してのちに投げ倒す。

巴投げ(相手の近くで前後+F、G):相手と組み、倒れざまに後方に投げる。

カイザードロップ(空中で下要素+B、C):空中で相手と組み、そのまま頭から投げ落とす。

・必殺技

ブリッツボール(214+パンチ・空中可)
:燃える闘気の弾を投げつける。ヒルダ自身は身長が高くないので中段のみとなっているが、代わりに空中でも繰り出せる。

レッグトマホーク(236+キック):体をひねっての浴びせ回し蹴り。

カイザーデュエルソバット(214+キック・3回連続):回転しながらの回し蹴りを連続して繰り出す。

当て身投げ(63214+パンチ):軽く構えた後に相手の攻撃を受け止めそのまま投げ落とす。

カイザーソード(T.O.P攻撃):一歩踏み込んで上段からの手刀を繰り出す。

・超必殺技

カイザーウェイブ(641236+A):巨大な闘気を投げつける。

カイザートルネード(236236+E):何度も回転して主に膝蹴りを何度も繰り出す。多少の移動も可能。

・潜在能力

アンリミテッドデザイアー(2141236+C):踏み込んで乱舞攻撃を繰り出す。

ギガンティックサイクロン(236236+F、G)巨大な竜巻を発生させ敵を巻き込ませる。

ストーリー

・対戦メッセージ集

ロック:ここで君と仕合わなければいけないか、これも血の宿命ってやつだな。
:血の宿命よりも己の業の大成、今はそれに力を注ぐべきではありませんか。

テリー:やはりクラウザーに娘もいたのか、ここは闘わなきゃいけないかな。
:まずは己の弱さを知りました、次こそはその弱さ、克服させてみせますわ。

ドンファン:こういうお嬢ちゃんなら、こんな場でなきゃデートに誘えるんだがなあ。
:小娘とて気遣いは無用ですわ、できるならば手玉に取る気概も望むところでしたが。

ジェイフン:女性ながらも結構な手練れとみました、一つお手合わせいただけますか。
:セオリー通りの仕合運びでは物足りないものです、型通りなどつまらないですわ。

ほたる(ストーリー参照)
:確かに芯はよろしいのです、貴女もご自身を主張なさればお強くなれますわ。

牙刀:たかだか小娘で強者を気取らんとは、これでこの俺を倒すつもりか。
:確かにお強い拳の運び、なれど抜き身で後れを取るは、当家の誇りが許しませんわ。

ジェニー:やっぱりあんたも来たわねヒルダ、あたしの野望のため行かせてもらうわよ。
:財宝などあなたの大義にあらず、ここはもう少し付き合ってもよろしいでしょう。

マルコ:ふぬう、チミもシュトロハイムかね、なれば我が極限流とお手合わせを。
:確かに腕っぷしなら師範レベルなれど、貴方に勝てずして極限流も越えられませんわ。

フリーマン:ふふ、君の気高さも僕が召してあげれば大成できるかもね。
:この程度の殺意など子猫のじゃれつきにも劣ります、そんな卑屈さに負けられませんわ。

北斗丸(ストーリー参照)
:未だ子供同士の闘い、私の業で物怖じしては兄上をはじめあまたの強者と闘えませんわ。

グリフォン:これは何という気高さ、このグリフォンと仕合っていただけますかな。
:折れぬ心こそが真の闘士、そして勇者の証でしたわ、ヘル・グリフォン。

ケビン:ただお高いだけじゃねえのも分かるぜ、それでも仕合えるかいお嬢ちゃん。
:格闘の血と誇りは貴方にもありましたか、ゆえに貴方との仕合も噛みしめられましたわ。

香緋:クラウザーの娘っていうけれど結構可愛いじゃない、でも油断大敵だよね。
:貴女も歴戦の士なれば、よもやその拳法も付け焼刃ではありますまい。

ビリー:お前がクラウザーの娘ってやつか、しかし小娘の業にゃ遅れは取らねえぜ。
:確かに程よい敵意でしたが、真っ直ぐな業ゆえ、容易く流させていただきましたわ。

崇雷:なるほどクラウザーの娘か、お前の伝統の業も俺の真龍に敵うかな。
:これぞ真龍の力、まずはしのげるだけでもよしとしますが、いずれはまた。

桃色頭巾:あなたがヒルダね、クラウザーの娘だけあって私も気を引き締めなきゃね。
:貴女にとっては私も小娘、しかし小娘なりに一本取らせていただきましたわ。

レイラ:お姉さんの強さがあたしと同じなら、あたしもぶつからなきゃいけないよね。
:特にいきがる必要もありませんが、むしろ貴女の想いも学ばせていただきましたわ。

ラン:こういった気高い女の人って憧れるな、ちょっと厳しいけどやっぱ挑まなきゃね。
:業は楽しめましたが貴女と私の女、お互い子供ながらに磨き合うこともできましたわ。

チャバット:お若い女の人とはいえ格闘家っス、ちょっと本気出していいっスか。
:ムエタイの心得は覚えておりますが、ひとまずはこの程度でもありますまい。

ジュニア:女の子でも闘わなきゃいけねえのがつらいよなあ、しかし俺も誇りにかけて。
:私も貴方と同じ偉大なる父を目指す者、次はそのおつもりでかかって下さいまし。

チャン:クラウザーいうたらすっごい大物っちゃ、せめて力だけでも負けられんちゃ。
:折角の強力ならば振るわなければ、そう卑屈に陥ることもありますまい。

ベラミス:あんたも兄貴同様浅からぬ縁だ、ここは女の闘いと洒落込もうか。
:さすがにこの私も、無傷で貴女に勝とうなど思わなかったのですが。

アムリタ:血と家門を問うのも愚問なれど、あなたの強さをはかるもまた一興ですね。
:闘いで女を競うも必定ですが、この大胆さに引いては私も女の名折れというものです。

ヒルダ:何かの戯れではありませんわね、貴女を退けねば先には進めませんわ。
:よもや業までも似せているとは、不快ですが強さの糧となりましたわ。

ジーク:この場そなたとの仕合、ひとまずはいつもの手合わせのつもりでいこうか。
:未だ手心を加えられるは未熟な証、なればまた一つ学ばせていただきましたわ。

グラント(ストーリー参照)
:やはり貴方は強いだけでしたか、手負いの拳ではこのヒルダ、身じろぎませんわ。

カイン(ストーリー参照)
:冥くて幼き野心でしたわね、貴方の望みも街一つではありますまい。


ストーリーチャート

第5回戦:対北斗丸

・仕合前
ヒルダ「ふむ、この型は確かに不知火流、なればあなたと仕合うのもまた一興ですか、ヘル北斗丸」
北斗丸「へ、何で姉ちゃんがおいら知ってるの、でも不知火流っていうから師匠や御頭様を通してなのかなあ」
ヒルダ「さしあたりはあなたの強さを楽しみたいものです。父上をも唸らせた不知火の業の使い手を」
北斗丸「うん、おいらも頑張ってみるよ、女だからって甘く見ないよ」

・仕合後
北斗丸「うーん、あのでっかい気迫には驚かされたなあ、まさかクラウザーの娘さんだなんて」
ヒルダ「ですが私の業もかじり程度、あなたならばそれにはとどまりますまい」
北斗丸「まあ、どっちにしてもおいらもまず姉ちゃんに似合うだけの強さにならなくちゃな」
ヒルダ「それは期待しますわ、あと私のことはヒルダとお呼びなさいませ。お互い齢は同じですから」
北斗丸「ええっ、あ、でも、また仕合おうよヒルダ、ちゃん・・・・・」


第8回戦:対ほたる

・仕合前
ヒルダ「繊細にして確かなる気迫、貴女も武を志すお人ですわね」
ほたる「ええと、あなたは、誰ですか」
ヒルダ「私の名はヒルデガルド、ヒルダとお見知りおきを。この場貴女の武を見込みここに仕合を申し込む所存。
    それこそ当家の、そして武を志す者としての仕儀。貴女とてそれなりの気概をお持ちではありませんか、フロイライン・ほたる」

ほたる「やはり私を知っている。でもここはひとつ、がんばってみる」

・仕合後
ヒルダ「まずは一本、少し物足りないのですが」
ほたる「うん、少し息が上がってるから、やはり修行が足りないな」
ヒルダ「確かに貴女にとっては切実なる問題。なればこそこの実戦もお互いを高められたでしょう」
ほたる「そうだね、今の私は、立ち止まれないから。やはりもっと強くならなきゃね」
ヒルダ「これも、期待させていただきますわ」


第9回戦:対グラント

・仕合前
ヒルダ「なるほど、趣向としては悪くはありませんわね」
「うむ、確かにクラウザーの業か、されど俺とても、小娘の業に遅れは取らぬ」
ヒルダ「確かに貴方ほどの強者、父上の名に怖れるも興ざめというもの、ならば貴方の真の拳、受けて差し上げますわ」
グラント「我が名はグラント、力の殉教者なり、貴殿の業と心、存分に披露されませいっ!」

・仕合後
グラント「何ということだ、小娘とてやはりクラウザーの力、侮ったわ」
ヒルダ「確かに拳の腕ならば兄上をも凌駕しますが、命そのものを燃やすにしては何か焦りも感じますわね」
グラント「ある意味お前の言う通り、しかしこの俺もまだ果てるわけにはいかぬ。ひとまずさらばだ」
 グラント、去っていく。


最終戦:対カイン

・仕合前
「グラントが敗れたか、うら若き少女ながらクラウザーの娘。興味がそそられたな」
ヒルダ「貴方がヘル・カイン、確かなる冥き気ですわね。果たしてそのお力で何を企んでいらっしゃるやら」
カイン「わたしには目的があるのでね、この力はそのための手段に過ぎない」
ヒルダ「手段、ですか、興味はありませんがひとまずは拝聴いたしましょうか」
カイン「何の目的ももたず日々を無価値に過ごす今の社会。人が“生きる”とはもっと創造的であるべきではないか。
    わたしはこの街を完全に独立化させ、力を力で統べる街を創造するのだ」

ヒルダ「何とも大胆なおっしゃり様ですわ、ですが同時に幼き望みというところでしょうが」
カイン「わたしとても君にすべてを理解していただこうとは思わぬな。君も戦士ならばまずは仕合をもって理解していただこう」

・仕合後
ヒルダ「たしかに悪くはない闘技でしたわ。しかし貴方の気にわずかなる戦慄。未だ勝てたとも思っておりません」
カイン「わたしとても全力を出したとはいえないが、ひとまずはわたしの負けということにしよう、いずれにしても・・・・・」
 屋敷が崩れていく。
ヒルダ「そうことですか、ですがひとまずは」
カイン「君や兄上とはいずれ会うことがあろうが、ひとまずはさらばだ」


エンディング

 崩れた屋敷跡にたたずむヒルダ、そこにジークが現れる。
ジーク「おおヒルダ、無事であったか」
ヒルダ「兄上、ご心配をおかけしましたわ」
ジーク「うむ、このセカンドサウスも何やら騒々しくなっているな。ひとまず戻るとしよう」
ヒルダ「はい、兄上」

スイス・シュトロハイム別邸
 その日は久しぶりにジークが訪れ、母子三人水入らずの団らんとなる。
母「久し振りに訪れたというのに、ケーキとお茶なんてすこし子供っぽかったかしら」
ジーク「いえ、母上が出されるものなら喜んで、こうして訪れたのですから」
ヒルダ「こうして家族団らんの時が過ごせるのですから、それで良しとすべきでしょうか」
母「そうね、これから大変なことがあるから、それにあの子・・・あら、それは言ってはいけなかったわね・・・・・」
ジーク「御心配には及びませんよ母上、あれにも信念と誇りがあります、己を見誤ることもないでしょう」
母「そうね、あの子は彼女の子でもあるから、そして・・・・・」
ジーク「いずれにしても、悪いようには致しません、母上にはご安堵のほどを」
母「ええ」
ヒルダ「闘いは男子の嗜みなれど、今はこのひと時を嗜みましょう、兄上」
ジーク「うむ、そうだな、ヒルダ・・・・・」
 一通りの談笑の中、ふとクラウザーの肖像を見やり、物思いにふける母だった。
母「ジークはともかくヒルダもまた闘いの道を歩むと思って案じないでもなかったけれど、
  やはりあの娘もあなたの娘。そしてあなたの誇りを継ぐものだったわ、ヴォルフ。
  そしてメアリー、ジークが言うように、あの子も自分の業に負けない、強い子だって、だってあなたの息子だから」

(スタッフロールへ)