真龍の拳士
秦崇雷

データ

名前:秦崇雷

声:山口勝平

誕生日:6月6日 年齢:26歳

格闘スタイル:帝王拳

身長:175㎝ 体重63㎏

国籍:中国

職業:無職(自称格闘家)

血液型:不明

趣味:ウインタースポーツ(特にスノーボード)

大切なもの:弟、自分のプライド

苦手なもの:面倒くさいもの

好きな食べ物:杏仁豆腐

好きな音楽:特になし

好きなもの:最近は自然とのふれあい

嫌いなもの:努力(でも修行はこなす)と束縛

得意スポーツ:個人技なら何でも

特技:料理とおシャレ

プロフィール:古代龍族の血を引く秦一族の末裔で、双子の弟崇秀とともにサウスタウンにて秘伝書を巡る争乱を繰り広げるも、
テリーら格闘家との闘いをへて自我を取り戻すとともにその真龍の力を身に付けるに至り、
今はその力と心を高めるために日夜修業にいそしんでいる。

 今回香緋の呼びかけに応じ、かつギースの血を引くロックの力にも興味を示し、セカンドサウスに赴くのだった。

「俺の中の真龍、この場で試してみるのも悪くはない、そしてあいつの血の証も楽しめるな」

技設定

・投げ技

発頸龍(相手の近くで前後+B、C・または空中で下要素+B、C)
:相手を片手でつかみ、気を叩き込んでから突き飛ばす。

空殺龍(相手の近くで前後+F、G):掌で相手を持ち上げそのまま投げる。

・必殺技

帝王天眼拳(236+パンチ):気の球を投げつける。

帝王天耳拳(623+パンチ):身体をひねりつつ飛び上り両手の手刀を繰り出す。

帝王神速拳(63214+パンチ):肘打ちで突進し、ヒットした相手を端まで押しのける。

帝王漏尽拳(2146+パンチ)
:構えてから気の塊を投げつけヒットした相手の体力を吸い取ることが出来る。

帝王他心拳(214+キック):気の柱を発し、飛び道具系の必殺技を跳ね返すことが出来る。

帝王地龍拳(T.O.P攻撃):突き出した掌から大きめの気を繰り出す。

・超必殺技

帝王宿命拳(641236+A):構えた後に巨大な気の球を繰り出す。

帝王龍声拳(236236+C):おもむろに巨大な衝撃波を繰り出す。

・潜在能力

帝王真龍拳(2141236+C)
:出かかりは神速拳と同じだが、押しのけた後に乱舞攻撃を繰り出し、とどめは宿命拳を叩き込む。

ストーリー

対戦メッセージ集

ロック(ストーリー参照)
:ひとまずお前の強さは楽しめた、己のしがらみを超えればさらに強くなれるはずだ。

テリー:前よりずっといい目をしているな、それに応えるために対さなきゃいけないな。
:未だ越えるには高いか、しかしいずれは飛び立ってみせる、己の強さのためにな。

ドンファン:いかにも風格ありってやつだな、あんまり固そうなのは苦手だよなあ。
:多少技が遊んでいるな、強いならば磨くのがいい、いざという時のためにな。

ジェイフン:あなたの力も真龍に目覚めたならば、僕も真の正義を目指さなければ。
:理屈なき強さこそが真の強さだ、それを動かすお前の心を磨いてさらに強くなれ。

ほたる(ストーリー参照)
:今はゆっくりと歩んでいけばいい、あの時の、いや今の俺よりも確かな歩みだからな。

牙刀:貴様が噂の帝王拳か、その真龍の力、この牙刀の前に振るえるだろうな。
:この程度とは残念だ、敵意と憎しみのみでは拳も曇っていく、かつての俺のように。

ジェニー:これも伝説の拳法ってやつねん、それに勝ったらあたしも伝説になるかしらん。
:少し本気を出させれば面白かったな、次は誇りをもって俺にかかってこい。

マルコ:チミも真の龍とな、しかし無敵の龍の名にかけてワシの極限流も負けられんよ。
:結構な獣の拳だった、これも極限の拳ならもう少し本気を放ってもいいはずだ。

フリーマン:ふふ、いかに龍の牙とはいっても、僕の爪ならすり抜けられるんだよ。
:うつろわぬ殺意か、空っぽな拳でこの俺に向かうもやはり見くびられたものだな。

北斗丸:兄ちゃんも本当に強そうだな、おいらもどこまでついていけるか勝負だ。
:子供ながらもやはり不知火流か、俺についていこうとする意気は認めねばな。

グリフォン:ユーの気迫と拳が真ならば、このグリフォンの力を試させてもらおうか。
:聖なる意気ならばむしろ俺も試すに値したか、お前の先を行かんはおこがましいが。

ケビン:力押しだけじゃあお前には勝てねえ、この俺の拳にかけて闘い抜かねえとなあ。
:熱い拳の打ち合いならば俺も楽しめた、まして強い相手ならばなおさらだったな。

香緋:あんたと手合わせするのも久し振りだね、あたしだってクンフーの腕ならね。
:多少てこずらせられたなら楽しめたな、その元気さなら買ってみてもいいな。

ビリー:ここでお前と仕合おうとはな、だからといって俺も衰えちゃいられねえな。
:その敵意だけは油断はできなかった、俺とてもそれに折れてはいられないからな。

崇雷:この俺に立っているお前は何者だ、そしてお前は己の意志で立っているのか。
:多少の本能あれ俺は己を見失わぬ、高めてみせるさ、俺の拳、そして真龍の志も。

桃色頭巾:あの時よりも格段に腕が上がったわね、その龍の業、試させてもらうわよ。
:女だと思っては甘くは見られないが、それなりにあしらってもいられなかったな。

レイラ:強くて気高い龍の人だったら、あたしもそれなり気を張って仕合わないとね。
:たしかに気負う必要はないが、それでもお前の闘いも誇り高き狼の闘いだったぞ。

ラン:お兄さんの拳法は本物以上かな、あたしも極限流を名乗る以上負けられないね。
:極限を名乗るには幼いと思ったが、力を見極められた分ならば楽しませてもらった。

チャバット:伝説の龍の拳士さんっスね、俺の嵐が通用するか試させてもらうっス。
:お前の嵐には何とか乗れたかな、しかし奴の嵐には、今少しで近づけるものか。

ジュニア:ダディも唸らせたあんたの龍の拳、俺の総てをかけていざ勝負だぜ。
:怒りを超えた信念の拳か、お前の父親を超えるもお前次第だな、またかかってこい。

チャン:鋼もぶっ飛ばすあたいの鉄球、おまんの龍にもぶつかって見せるちゃ。
:ただ打ち合いだけではお前の鉄球は砕けないか、それ自体がお前の業だからな。

ベラミス:牛の角よりも龍の牙か、サーベルとマントだけじゃあんたは倒せないな。
:お前の情熱の炎、程よい熱さだった、真の戦士こそ真龍の相手にふさわしかったぞ。

アムリタ:やはりまかりこしましたか、伝説の真龍の一端を垣間見させていただきます。
:心奪われるまでもなかったな、過ぎたる野心は誰にも扱えぬ、帰って伝えるがいいさ。

ヒルダ:伝説の秦一族ならば当家とも通じますか、なればこのビルダとお手合わせを。
:こういった気高き女の業も仕合もまた清々しいな、さらに精進をしてほしいものだ。

ジーク:この場で伝説の一端たる帝王拳、真龍と仕合えること、大いなる喜びだな。
:シュトロハイムの闘技なれば俺も唸らせられた、お前もまた帝王の拳だったよ。

グラント(ストーリー参照)
:ほどよい敵意と強力だったな、しかし力押しのみでは俺の真龍の域には昇れないぞ。

カイン(ストーリー参照)
:信念がゆえに闇に身を委ねる、いかなる偽善も貴様には通用しないということか。


ストーリーチャート

第4回戦(対ほたる)

・仕合前
崇雷「双葉ほたる、だな」
ほたる「こんなにすごい気をまとっているなんて、あなたは一体」
崇雷「そうだな、李香緋の友だち、といったところか。とりあえず俺と仕合ってもらおうか。その余裕くらいは持っているはずだ」
ほたる「あ、はい、がんばります」

・仕合後
崇雷「まずはこんなところか、ただ押されるのみじゃなかったな」
ほたる「自分でも分からなかったけれど、必死についていったつもりでしたから」
崇雷「ひとまずこれでいいだろう。お前の宿命とやらも多少知り得たつもりだからな」
ほたる「私の、宿命ですか」
崇雷「ひとまずお節介はここまででいいだろう。次も導ければいいが」
崇雷、ひとまず去っていく。
ほたる「・・・・・」


第8回戦(対ロック)

・仕合前
崇雷「貴様がロック=ハワードか。秘伝書の件と聞けばお前にも分かるか」
ロック「秦一族は聞いたことがあるが。それが俺に何の用だ」
崇雷「なに、ただの腕試しだ。お前の力と業、そして信念というものを見てみたいだけだ」
ロック「いずれ俺を試すなら、俺も、限界まで、飛ばすぜ!」

・仕合後
崇雷「どうした、これがお前の限界か。一瞬の迷いなら取るに足りぬはずだ」
ロック「そうだ、俺にも迷いがあるさ。ただそれにケリをつけたい。それが俺の甘さだとしても」
崇雷「それもいずれは答えが出る。何も急ぐこともない。いずれにしても俺が先に行かせてもらおう」
崇雷、ひとまず姿を消す。
ロック「あの人も、俺と同じなのか。そして俺の運命が、あの先なら」


第9回戦(対グラント)

・仕合前
崇雷「さてここからが本番か、ここにいることは分かっている、早々に出てくるがいい」
「帝王拳、真龍の力か、だが我が暗黒空手の前には無力、叩き伏せてくれよう」
崇雷「誇れるだけの強さはあるか、ならば見せてもらおうか、貴様の暗黒空手とやらを」
グラント「望み通り見せてくれよう、我が拳、我が業、そして我が闘争のすべてを。
     我が名はグラント、力の殉教者なり、貴殿の業と心、存分に披露されませいっ!」

・仕合後
グラント「貴様の真龍の力がこれほどとは、この俺が相手の力を見誤ろうとは」
崇雷「この俺とてもすべてを御しえているとは思わない。しかし貴様も手負いのはず、本気を出し切れぬのはやはり惜しいな」
グラント「そうだ、次は我が命をかけ貴様に挑むとしよう、ひとまずはさらばだ」
グラント、去っていく。


最終戦(対カイン)

・仕合前
「グラントが敗れたか、伝説の帝王拳の名に偽りなしか、それとも」
崇雷「・・・それとも、ただ本能のみだな、いずれにせよいまだ己は見失わぬよ」
カイン「それは頼もしい言葉だな、そうこなくては。わたしはカイン=ライオット=ハインライン。
    亡きギース=ハワードの遺志に従い、この街に暗黒をもたらす者だ」

崇雷「ギースか、世を暗黒に染めるとなれば、街一つではやはり物足りないのではないか」
カイン「何の目的ももたず日々を無価値に過ごす今の社会。人が“生きる”とはもっと創造的であるべきではないか。
    わたしはこの街を完全に独立化させ、力を力で統べる街を創造するのだ」

崇雷「たしかに力のみとは物足りないな。しかしこの暗黒の力とやらは興味がひかれた。まずは貴様との仕合、楽しもうじゃないか」
カイン「そうだ、君の真龍を征せずしてわが拳により世を征すことは叶わぬ。ならば堂々と征してくれよう」

・仕合後
崇雷「貴様がこの街をどうしようが俺の知ったところではないが、あの書を使っていかなる力を手にするつもりだ。
   よもや貴様ほどの男、むざむざ呑み込まれるタマとは思えぬがな」

カイン「確かに、強大な力なのは、承知の上だ・・・だが、ものにしてみせるさ、我々のために、な・・・・・」
カイン、そのまま姿を消す。
崇雷「ひとまずは引き返すか、それもまたよしだ、ところで・・・・・」
崇雷の目の前にはロックが立っていた。
崇雷「来たかロック、やはりそこに答えを求めたか」
ロック「崇雷さん、俺は行くよ。親父の遺産がどのようなものか、この目で確かめたい」
崇雷「そうだな、それがお前の運命なら、その扉、開け進んでみるがいいさ」
屋敷が崩れていく。
崇雷「まずはひとつ、終わったな・・・・・」
そしてそのまま姿を消す。


エンディング

崩れた屋敷跡に佇む崇雷。
崇雷「ひとまずは、こんなところか、だがそちらはそうも言ってられんかな」

そこにテリー、香緋、そしてほたるが近付いてきた。
テリー「お疲れさん、と言うべきかな、この場合は」
崇雷「ああ、所詮は片手間だ、しかしロックについてはひとまず行かせたが」
テリー「あいつなら大丈夫だ、しかし俺より心配してる子がいるからなあ」
ほたる「崇雷さん・・・・・」
崇雷「あいつも自らの運命と闘う決心をしたってわけだ。
   出任せかもしれんが、いずれは路が交わる時が来る。あいつと、お前と、そしてこの俺自身もな」

ほたる「・・・ロック、さん・・・・・」
崇雷「そのために多少なりとも力と業を高めることだが、それについてはお節介をさせてもらおう」
ほたる「はい」
崇雷「そういえば香緋、次の計画とやらはいつ始める」
香緋「カインが再び動き始めたらすぐにね」
崇雷「そうか、それならじっくり待つとしようか」

(スタッフロールへ)