草薙京

崇雷「草薙のことは俺も見知っていたが、こんなものか」
京「さあどうかな、俺に倒されりゃあ、はっきりわかるぜ」
崇雷「その言葉、ハッタリでないのを期待したいが」
京「まあ、じきに分かるだろうよ」

「これだけが伝説の拳ではないはずだ、今一度お前の本気が見てみたい」

崇雷「伝説も伝統も、呑み込んでみる気概が必要だな」
京「形にこだわるなってことだな、だがしょっちゅうは気張れねえよ」

八神庵

崇雷「八坂瓊、いやさ八神か、しかし今や蛇どもの狗といったところか」
庵「ふん、知ったような物言いだな」
崇雷「せめて信念だけでも味わいたいものだな」
庵「貴様も俺を侮るくちのようだな」

「所詮は狗の牙だな、俺も真龍には至らぬが貴様には遅れを取らない」

崇雷「悪意にたゆとうも一興だな、せいぜい抗いがいがある」
庵「むざむざのまれないようだな、そうでなければ面白くない」

Ｋ’

崇雷「借り物の炎か、しかし力は己がものにしている」
Ｋ’「お前も知ったふうな物言いだな」
崇雷「いや、貴様も昔の俺に似ているんでな」
Ｋ’「俺の力は一味違うぜ、それを思い知らせてやる」

「幼い力はお互い様だ、ただ俺が一時勝ったまでだ」

崇雷「あたら燃えても疲れるだけ、少し押さえておこうか」
Ｋ’「俺の炎は止められねえ、まだ突っ走れるぜ」

アッシュ＝クリムゾン

崇雷「この妖気は、やはりものにしているようだな」
アッシュ「君は“彼ら”とは違うようだね、でもそれなりに楽しめるかな」
崇雷「せいぜいのみ込まれぬよう楽しんでおくか」
アッシュ「こいつは、面白そうだね」

「遊ぶにしても命がけか、しかし世をかけるならばシャレではすませられないな」

崇雷「抑えても、出でる悪意か、しかし俺も正義を気取るつもりはないが」
アッシュ「軽い優越感だね、でもこれも面白いよね」

二階堂紅丸

崇雷「しなやかな体だな、これで俺を弾くのか」
紅丸「よく言うぜ、お前こそ俺を吹き飛ばすくちだろう」
崇雷「ふふ、真剣勝負だからこそシューティングとやらだろう」
紅丸「それもそうだな、こっちは手加減できないがお手柔らかに頼むぜ」

「お前も力以上の強さか、こういうしなやかさも、まさに骨身に染みた」

崇雷「目立つのは性に合わんが、力押しでは見せ場が少ないか」
紅丸「多少はカッコ悪くても、まっすぐで勝ってしまえばこっちのもんだぜ」

大門五郎

崇雷「大地の力か、こいつは楽しみだな」
大門「うむ、お主相手ならワシも覚悟がいるな」
崇雷「ドンと構えるその気概、俺も踏ん張ってみようか」
大門「存分に参られよ」

「身を委ねたかいがあったな、鍛えるにはもってこいの投げだったぞ」

崇雷「伏せるにしても力押しでは物足りないな」
大門「いかに戦意を挫き打ち勝つか、なるほど、お主に一日の長ありか」

矢吹真吾

崇雷「流れに乗るには少々ぎこちないな、しかし・・・・・」
真吾「うん、君もなかなか強そうだなあ」
崇雷「力押しのつもりはない、だがお前も乗ってもらおうか」
真吾「うん、何とか頑張ってみるよ」

「押しつつ流れに乗せることができたか、これでも結構楽しめたな」

崇雷「勝利の優越感もたまにはいい、だが浸るにはためらいもあるのか」
真吾「頼りっぱなしだからね、今度は１本取ってみたいなあ」

レオナ

崇雷「お前も薄いとはいえ蛇の血か」
レオナ「あなたは、彼らとは違う。でもそれ以上に」
崇雷「遊び程度では済ませられないが、真剣勝負とまでもいかないな」
レオナ「それでも、やらなければ、いけない」

「己に束縛されるもつまらないな、さらに自由な闘いを望みたい」

崇雷「闘いに理由はいらないはず、だがいたずらな闘いも望まない」
レオナ「己が心に使命を課して、任務にあたるまで」

麻宮アテナ

崇雷「やはりお前も戦士の目か」
アテナ「そういうあなたも、龍の血を感じますね」
崇雷「ひとつ迷惑だろうが、俺自身の力を、確かめさせてもらう」
アテナ「そうですね、それなら私も、いきます」

「確かに易からぬ使命だ、お前にとってこの闘いもお遊びだな」

崇雷「まだまだ余興にもならないな、ここも俺たちの舞台ではない」
アテナ「メインステージも、まだ早いですね」

神楽ちづる

崇雷「封印の巫女か、ここでいなされっぱなしではいられないな」
ちづる「そういうあなたも、力だけで闘ってはいないはずよ」
崇雷「力の理か、ここで闘いきらないとそれは得られないということか」
ちづる「それも、肩肘を張る必要もないはずよ」

「強さも弱さも己の心次第か、まず流れに乗れたはよかったな」

崇雷「そういえばあんたのそばにはもう一人がいたな、それもあんたの力だな」
ちづる「ええ、一人で頑張るあなたには及ばないけれどね」

クーラ＝ダイアモンド

崇雷「いかにも幼い力のようだな、しかし冷気を操れるのは興味がある」
クーラ「ううっ、あなたもクーラ倒しに来たの、でもワルい人じゃなさそう」
崇雷「俺が悪人ならずと、乗り越えるのがお前の戦士としての気概というものだ」
クーラ「こういうのもやっぱりキビしいんだな、でもクーラ、やってみる」

「こちらはいいクールダウンだったな、しかしお前はクールな闘いとはいかなかったか」

崇雷「なみいる敵はある程度凍らせればカタがつこうが、そうもいかないか」
クーラ「やっぱりキビしいなあ、力使うのにも結構体力使うんだよ」

エリザベート＝ブラントルジュ

崇雷「なるほど、光の一族とはこれも興味深いな」
エリザベート「そういうあなたも龍の一族ならば、ここで仕合わずにはいきませんね」
崇雷「お互い暇つぶしとはいかないものか、ならば楽しむのも一興だ」
エリザベート「これも使命の一環なれば、いきます」

「あえて自らを律するための縛りか、こういう強さもやはり理解はできるが」

崇雷「俺も勝手に闘わせてもらっているが、多少はあんたの助けにもなったか」
エリザベート「あなたの力も脅威だけれど、こういうときは助けにはなったわ」

チャン・コーハン

崇雷「さて、俺とても力でねじ伏せられるわけにはいかない、さてどうするかな」
チャン「何いってやがる、おめえも旦那以上の強さだろ、そいつもバカにゃできねえ」
崇雷「どうかな、しかしあんたとても力を出し惜しみすることもあるまいて」
チャン「おう、こうなったら俺もぶつかってみせるぜ」

「これほどの破壊力なら俺も正面からぶつからねば勝ったとはいえないな」

崇雷「ひとまず猪突猛進というには、もう少し決め手が欲しいものだな」
チャン「やっぱり暴れるだけじゃダメってことか、おめえもキビしいな」

チョイ・ボンゲ

崇雷「なるほどこればかりはさしもの俺も翻弄させられる疾さだな」
チョイ「だけどあんたならいつでも打ち落とせるでヤンスねえ」
崇雷「確かに卑屈にならずとも俺を討てるはず、俺も覚悟を決めよう」
チョイ「ううっ、あっしも覚悟を決めればでヤンスかねえ」

「俺も動かすして勝てると思ってはいなかった、なるほど疾さに恥じぬ刃だったな」

崇雷「あまり卑屈にさせるのも不本意だろう、次には見せ場を譲ってもいいな」
チョイ「やはり楽をさせて勝たせてはくれないでヤンスねえ、あ〜あ」

バイス

崇雷「お前も蛇の一族、しかし腕っぷしのみか」
バイス「そういうおまえがリュウジが言ってた真龍の子かい」
崇雷「力比べも不粋だが俺とてひねられるわけにはいかないな」
バイス「獲物は大きいけど、じっくり痛め付けてあげるよボウヤ」

「攻めるつもりが攻められたか、最後まで気付かなかったのはやはり興ざめだったな」

崇雷「圧してばかりはつまらないが、こういうのは早めに済ませたいな」
バイス「退屈な仕合はあとで返すのも悪くはないねえ」

七枷社

崇雷「お前は他の奴らよりは出来そうだ、宿命だのは抜きにして一度闘ってみたい」
社「そうだなあ、お前も面倒だが、この際細かいことは抜きだ」
崇雷「叩きのめすには理由はいらない、これも男の勝負ってところだな」
社「へっ、俺としたことが高ぶってやがるぜ」

「これほどの勝負だった、あえて倒さずに次に預けてもバチは当たらんだろう」

崇雷「たかだか力押しではなく、見どころもつくらないとすこしつまらないな」
社「まったくだぜ、最近は倒し甲斐がなくて退屈極まりないからな」

ハイデルン

崇雷「この事態にあんたが介入してくるのは十分承知していた」
ハイデルン「確かにな、しかしレポートよりは意思も結構はっきりとしているのか」
崇雷「今少しの意思をもたせるためにも、やはりあんたと闘わねばならないな」
ハイデルン「わたしで試さんとするのも光栄だな、なれば遠慮なくかかってくるがいい」

「人としての悲哀なくして真の戦士たり得ぬか、その意味では俺もまだまだだな」

崇雷「この勝利も戦略通りならば、俺も役に立ったということかな」
ハイデルン「少なくとも君も大いに役に立った、しかし今度はわたしも奮い立ったな」

シュンエイ

崇雷「なるほど意思の力か、その点ならばお前が一歩進んでいるということになるな」
シュン「どうかな、あんたの真龍の意思も甘くは見られない、しかし覚悟はできているが」
崇雷「ささやかな覚悟でも大いなる力となる、お前の意思を見事ぶつけてみるがいいさ」
シュン「ここであんたを越えられなきゃ、俺自身のまだ見ぬ使命も果たせないからな」

「いかなる力も見通せれば義しい力となる、俺もお前もまだ一歩踏み出せたばかりだ」

崇雷「力の理と弁をたれるつもりはないが、使う者の意思で義しき強さ足り得るものだ」
シュン「強さと義しさが合わさればまさに心強いな、今の俺はまだ力を振るうだけだが」

明天君

崇雷「夢を見ながらでも構わんが、お前の夢見の拳を是非とも楽しませてもらおうか」
明天君「まさか真龍の人、思わず目覚めちゃったけど本気出さなきゃいけないかな」
崇雷「今更怖れるまでもないだろうが、夢の中の力、すべて引き出してもらおうか」
明天君「ここは全力でいかなきゃいけないよね、でもまだ眠くなって、きたなあ・・・・・」

「思わずお前の夢に入るところだったな、続きはゆっくり眠りながら見るがいいさ」

崇雷「夢を見られるのはやはり幸せなことだな、今の俺は夢を見る暇もないからな」
明天君「見るのはいい夢とは限らないけど、悪い夢も寝ればほとんど解決するものさ」

ククリ

崇雷「色々と面白そうな奴だが、俺を喰らおうとするなら少し物足りなさそうだな」
ククリ「なんだと貴様が相手するとは聞いてないぞ、だが怖じ気づいてはいられんな」
崇雷「俺としてももうずもれるわけにはいかないからな、まずは全力で倒させてもらう」
ククリ「そうだ、本気を出せばお前など怖くはない、砂にうずもれさせれば俺の勝ちだ」

「砂の重みもバカにはできんが、潰されるほど俺も弱くはないゆえ抗わせもらったぞ」

崇雷「もう少し楽しめると思ったが、たまにはお前のお遊びにも付き合ってやろうか」
ククリ「貴様これは俺様の企業秘密だぞ、しかしお前もまた面白いかも、しれんな」

シルヴィ＝ポーラ・ポーラ

崇雷「ちょうど刺激が欲しかったところだ、お前にはこの俺に刺激を与えられるかな」
ポーラ「そう言ってポーラ食べるつもりですか、生半可に攻めれば返り討ちになりそう」
崇雷「真の雷なら気高き力のはずだ、どうせならお前のすべてを俺に落としてこい」
ポーラ「そう言われれば後に引けないです、ポーラの雷を今こそ受けてみろですよ」

「心地よい刺激だったな、俺も手荒にしたつもりはないからゆっくり眠るがいいさ」

崇雷「多少はまぶしい雷だったが、俺も目を眩まされてばかりはやはりいられないな」
ポーラ「龍のお兄さんもカッコよかったです、ポーラも盛大に盛り上げたいですよ」

ミアン

崇雷「京劇もバカにはできないな、しかしお前の舞いで俺を踊らすことはできるか」
ミアン「たしかに真龍たる貴方との仕合だが、むざむざと喰われるわけにはいかない」
崇雷「たしかに飾らぬ俺の拳だ、華の扱いは苦手だが魅せる仕合は楽しめるかな」
ミアン「もはや怖れることもないだろうが、むしろ我が舞いのすべてご覧に入れよう」

「まずは退屈しのぎになったな、今少しはお前の拳も楽しみたかったところだかな」

崇雷「まずは力押しだったな、闘いの舞台にしては魅せる仕合ではなかったようだ」
ミアン「いつかは真龍の舞いもお目にかかりたいが、今一つ命をかけねばならないか」

ネルソン

崇雷「機械の拳とはこれまた面白い、いずれ貴様自身の武器には変わりないからな」
ネルソン「まだ使いこなしてるとは言えないが、あんたもただならないオーラだな」
崇雷「興味あるのはお前の信念だ、それのぶつけ合いこそ、真の精進というわけだな」
ネルソン「そうだな、お前さんのオーラを乗り越えなきゃ俺も先に進めねえからな」

「強さに見合った痛みも受け入れられたな、こういった熱さもまた心地いいものだ」

崇雷「何も考えずに打てば路も開けてくるか、その後で義しき路を求めればよしか」
ネルソン「今は前に進むのみだがいずれはな、闘いの高揚感ってのもバカにできねえ」

ガンイル

崇雷「いかにも達人といったところか、ならばそれなりの礼儀をもって仕合わねばか」
ガンイル「お主ほどの強者なら余計な気遣いもなかろう、その力見てみたいものだな」
崇雷「ただ言葉はいらずかかるのみか、仕合ならば分かりやすいのがやはり一番だな」
ガンイル「そういったところだ龍の若者よ、わしも伝説の拳ぜひ味わいたいからな」

「伝説といっても俺もまだ幼いよ、あんたがまだ達人と名乗らぬのと同じようにな」

崇雷「闘いそのものが修行なら、闘い足りぬと思うこそはやはり未熟というべきかな」
ガンイル「それは耳が痛いのう、わしも闘い足りぬから、お主よりも未熟といえるかな」

ザナドゥ

崇雷「ありきたりの悪役なら話が早いといいたいが、俺は貴様が闘うに値う男かな」
ザナドゥ「よもや真龍の方から挑まんとは、それならば我も大いに闘いたいものだぞ」
崇雷「多少の煩いも望むところだ、俺の力を義しきものにするため、お前と闘おう」
ザナドゥ「おおお、感じるぞお前の昂りを、お前の血で我も天高く舞い上がりたいぞ」

「いまだお前と遊び遊ばれるか、それならば悪を倒すなどまだまだおこがましいな」

崇雷「義しき闘いなら俺が押しても差し支えがないな、昂れど己を見失わぬが肝要か」
ザナドゥ「これぞ愛あるいたぶりっぷりだ、お前もまた闘いに酔うきらいがあったか」

ルオン

崇雷「柳腰は強き女の証か、うかつに近付こうものなら蹴られるのも覚悟の上だな」
ルオン「そう言って私を食べちゃうつもりね、若いのにずいぶんすみには置けないわ」
崇雷「駿馬の蹴りを受け止めなければあんたには勝てぬからな、俺も本気でいこうか」
ルオン「やはり龍のボウヤはひと味違うわね、ならどこからでもかかっていらっしゃい」

「心地よい打撃は俺も気持ちよく闘えたが、多少の手心もあんたには非礼ではないな」

崇雷「打ち合いなら華もなければ面白みにかけるが、次はあんたに華を持たせようか」
ルオン「あなたも結構華がある方だからね、でも疲れたら代わってあげてもいいかしら」

ハイン

崇雷「今一つギースを唸らせる前に、お前に打ち勝たねばならんな、さてどう行くか」
ハイン「まずは駒を進めるのみですね、真っ直ぐ向かうもあなたは強すぎますから」
崇雷「俺も突っ込んではいられないな、深入りすればすぐに詰むのがオチだからな」
ハイン「前以上に思慮深くなりましたか、肚の探り合いならあなたは耐えられますか」

「盤上ならば機を待てば俺の手だ、そうそうお前の駒運びに乗せられるわけにいかんな」

崇雷「着実なる業の運びもバカにはできんな、しかし決め手はここぞで出したいものだ」
ハイン「お膳立ては整えられますね、要は業運びのタイミングがものをいいますから」

ナジュド

崇雷「純粋なる漆黒ほど義しきものはないが、その義しさで俺をはかるつもりなのか」
ナジュド「貴方ほどの者をはからんなどとはおこがましいが、私の方が挑むべきかな」
崇雷「俺もただ強さを求めるのみだが、お前の力が俺の力に応えてくれるか楽しみだな」
ナジュド「ましてや真龍の力、私としても向かわねばならない、堂々と仕合うとしよう」

「まさに夜の静けさからの力か、お互いいい夢を見られそうないい仕合が楽しめたか」

崇雷「義しき闘いなら気にはかけなかったが、あらためて一肌脱ぐのも悪くはないな」
ナジュド「貴方も義しき力なら、むしろ私がともに仕合えることが望外の喜びだな」

アントノフ

崇雷「こと格闘技、闘いにおいては力比べが基本だが、俺の力はいかなるものかな」
アントノフ「なかなかの覇気だな少年よ、お前の噂は前々から聞いていたところだ」
崇雷「噂通りの実力かは闘ってみればわかるか、小僧といえども全力でかかってくれ」
アントノフ「そうでなくてはな、お前の真龍の力は俺を大いに満足してくれるだろうな」

「単なる力押しとはやはりいえないな、ここでも俺より強き者と仕合うことができたか」

崇雷「義しさよりも強さというが、どうせならその両方を合わせた方がいいだろうな」
アントノフ「真に強き者はやはり言うことが違うな、そして優しさもまた男の強さだ」

草薙柴舟

崇雷「武の達人ならば、ひとまず教えを請うのも礼儀かもしれないな」
柴舟「若いものなら鍛えてもいいがの、しかしお主相手でわしの身体はもつかのう」
崇雷「力を制してこその武のはず、今はあんたの武でそれを確かめたい」
柴舟「まあここまで頼られるのは応えねばならぬな、ともかく挑んできなさい」

「年季の入った炎なら、そうそう衰えてはいられないといったところだな」

崇雷「確かに気の若い闘いだったな、俺ごとき若造がついていくのもやっとだった」
柴舟「なんの、年寄りの冷や水じゃ、この仕合もお主の助けあってこそかもしれぬぞ」

アーデルハイド＝バーンシュタイン

崇雷「お前も闇キ力、いや、それと闘っているのか」
アデル「そうだ、今はそれを確かめるべく君と闘わねばならない」
崇雷「それは俺も同じことだが、やはり信じられるものは己の力だな」
アデル「己に呑み込まれぬためにも己にかけるということか」

「つまりは己を超えることこそ武の大成か、しかしそれをも通過点だったな」

崇雷「力には武をもってはじめて強さ足り得るということだな」
アデル「いたずらな闘争はわたしも望むところではない、心すべき一言だな」

テリー＝ボガード

崇雷「この日を待っていた、俺の中の龍を活かしきれるか確かめる機会を」
テリー「というと、俺を獲物にするってのか、それはそれで面白いがな」
崇雷「そうではないな、俺の拳がお前の狼の牙にぶつけるに値うかを確かめたい」
テリー「いずれにしても抗わせてもらうさ、Ｃｏｍｅ　Ｏｎ　ルーキー」

「まだ終わりではないな、お互い闘い足りないなら次に預けてもいいだろう」

崇雷「狼の牙と龍の拳、闘いで高まるならば次も強い相手が望みだな」
テリー「そうあせることもないさ、強い奴ならほっといちゃいられないぜ」

アンディ＝ボガード

崇雷「俺の拳、神速に敵うか、お前の業で見てもらおうか」
アンディ「僕の拳に敵うか、君が知っているはずだが、まず仕合うのもいいだろう」
崇雷「そういう緊張感が俺を磨くなら、そういう刺激も望むところだ」
アンディ「そういう気概もいいな、それもまた見習いたいよ」

「未だ止まって見えないか、たしかに受け止めきれぬのも今は認めねばな」

崇雷「愚直の打撃とバカにはできないな、結構業にもなっているか」
アンディ「それを理解してこそ、君の業を真龍ならしめているんだな」

ジョー東

崇雷「お前の蹴り、気合、そして嵐、すべて受け止めてやろう」
ジョー「おおっ、お前もようやくやる気になったか、こちらも見切らせてもらうぜ」
崇雷「闇雲とはいわないが思い切りの闘争も悪くはない、やってみるさ」
ジョー「そうだな、考えなしのケンカが一番面白えぜ」

「そうやって能天気にことを構えるか、手玉に取るつもりが取られてしまったな」

崇雷「いい風が吹いてきたな、風を読めば勝利がつかめるようだからな」
ジョー「そっちから風がくりゃ、嵐もおのずと起こしやすいからな」

不知火舞

崇雷「俺も女の扱いには慣れていない、むしろ怪我させないで勝てぬものか」
舞「そうやって手加減もいらないわよ、あなたも男ならドンといきなさい」
崇雷「これも俺を誘っているか、この場、誘われるのも闘いの礼儀だな」
舞「うん、まずは業での勝負ね、ともかくかかっていらっしゃい」

「たしかに忍術の片鱗か、闇を祓う焔、俺も受ける価値があったな」

崇雷「今は興味はないが、いずれ女の扱いも心得ねばならないな」
舞「あらあら、気遣えるなら扱いも容易いはずよ、次もがんばって」

ブルーマリー

崇雷「また何か用なのか、俺から調べられるものは何もないはずだ」
マリー「だけど、自分の内なる力をものにしてるから、興味が惹かれるわね」
崇雷「いずれ闘うならば、そうそうたやすくは近づけさせられないか」
マリー「そういった心構えも強くなってるわね、それなりの緊張感もまたよしよ」

「俺はともかく、この研ぎ澄まされた業はきめられた、俺もみがかせてもらった」

崇雷「人の用所は知れているな、やはり単調だがそこを着実に攻めるか」
マリー「あなたと闘うなら、姑息なことはできないわ、時には大胆に攻めなきゃね」

アリス・Ｇ・ナカタ

崇雷「やはりお前も俺と同じ志のようだ、迷惑だろうがひとつ付き合ってもらおうか」
アリス「前よりずっと澄んでるみたいだね、相変わらず手強そうだけど付き合えるかな」
崇雷「なんならお前の修行に付き合ってもいいかな、多少の怪我も覚悟のうえならな」
アリス「そうまで言われちゃ後に退けないな、あたしも格闘家として誇りがあるからね」

「ただでは倒れなかったなら本物だ、まだあしらう程度だが満足できる仕合だったな」

崇雷「持ち味を活かせばこんなものだ、多少俺もお節介に露払いをさせてもらったがな」
アリス「あまり足引っ張ったわけじゃないよね、でも見せ場作ったのはありがたいよ」

ビッグベア

崇雷「あんたみたいなのが本当の闘士か、確かに力業は侮れない」
ベア「そういって俺を手玉に取ろうとするのもまた面白えな、いっちょやってもらおうか」
崇雷「いかに俺でもまともに受け止められない、さてどうしようか」
ベア「俺もむやみに突っ込めねえな、業の掛け合いは望むところだぜ」

「今のままでは力負けだな、もっと業を活かしきれる力を付けなければ」

崇雷「まずは蹴散らせられたが、力を振るうのみも少し退屈だな」
ベア「それさえ知りゃ、力の理ってやつを知ってさらに強くなれるぜ」

キム・カッファン

崇雷「俺の拳も無頼の拳、だがここは武術の業を楽しみたいな」
キム「おお、君も我がテコンドーを学ぶ気になったのですか」
崇雷「できれば理屈抜きで闘いたいな、正義を名乗るには俺は幼すぎる」
キム「遠慮なく学んでいきなさい、正義の心は早いほうがいいに決まっている」

「業までも堅苦しいのでは興ざめだな、縛られる闘いは俺は好まない」

崇雷「純粋に闘い、そして勝つ、何事にも代えがたい愉悦ということか」
キム「正しく闘えばそれに報われることも、君もわかったようだね」

山田十平衛

崇雷「やはりタン老師もうならせた柔の奥義、是非ともご教授願いたいな」
十平衛「たしかにぬしの気迫は侮れぬよ、儂も真の仕合ができそうじゃ」
崇雷「やはり仕合で臨むか、俺も力よりも業を尽くさねばな」
十平衛「たしかに、命までもかけるまでもないからのう、これもまた修行じゃて」

「永年の鍛錬か、俺も闇雲に放つのみでは本当にヒヨッコだということか」

崇雷「時には懐に入り込む、そういったところも容赦はないな」
十平衛「まあ、相手にも緊張感ってのを教えてやらねばのう」

チン・シンザン

崇雷「御大の太極もある程度極まったと聞く、ここで仕合うのも楽しみだな」
チン「あいや、いきなりアナタと仕合うもきいてないでしゅが、致し方ないでしゅ」
崇雷「ここは最初から飛ばしていこう、お互い体がなまってるようだしな」
チン「うー、これ以上引き締まったらワタシも身体にドクでしゅよー」

「ふがいないな、ここで鍛えられたのは御大のみとは、もう少し俺も楽しみたい」

崇雷「いくらかファイトマネーが稼げたな、少なくとも俺の晩飯の足しになるか」
チン「たしかにおカネには興味なさそうでしゅけど、分け前は公平にしてあげましゅよ」

ダックキング

崇雷「面白そうな奴だな、踊りで俺を翻弄して突くつもりならやってもらおうか」
ダック「Ｙｏｕもスタミナバッチリネー、Ｍｅも気の闘いは心得てるヨー」
崇雷「易々動きを読ませてくれないのは承知の上だ、だからこそ面白いということか」
ダック「Ｈｅｙボーイ、こちらもＹｏｕのアグレッシブさを楽しませてもらうゼー」

「こちらも結構動かされてもらったよ、不覚にも燃えた闘いだったな」

崇雷「お前のペースに合わせるのは、やはり勝つよりも面倒なことだったな」
ダック「Ｙｏｕも結構飛んでたネー、ハデさはないケドＭｅも顔負けだったヨー」

タンフールー

崇雷「今まで培った修行の成果か、老師がご壮健なら見て頂きたいが」
タン「ふむ、ようやく拳の理、そして真龍の域に至れたようじゃのう」
崇雷「いや、老師が期待したほどではない、修行はまだ終わっていない」
タン「むしろ終わらず続けるも修行じゃよ。そしてそれが人生にもなるのじゃ」

「生きることが精進か、それもまたいいな、ならば限りなく飛び立ってみよう」

崇雷「この程度なら組手程度か、多少動いたが気を使うまでもない」
タン「ふむ、気に頼らぬ仕合を運ぶもまた精進したものじゃのう」

ビリー＝カーン

崇雷「相変わらずの殺気だな、今更ながらこういった緊張感も俺も望むところだが」
ビリー「ヘッ、だったら俺に倒されるのも、望むところなのか」
崇雷「今は真剣勝負とまではいかぬがな、全力の闘いこそが本望のはずだ」
ビリー「それもそうだ、俺もせいぜい楽しませてもらうぜ」

「敵意の攻めも時には単調になる、そうそう見切られるのも少し退屈だな」

崇雷「まずは熱く闘えれば、勝つ悦びを得られるというが、少し物足りないな」
ビリー「一つブチ倒しゃ、また次が出る、喜んでるヒマなどねえさ」

ローレンスブラッド

崇雷「闘争の基本は狩るか狩られるか、これもまた楽しいものかもな」
ローレンス「今更不快は感じぬが、わたしとても狩られるわけにはいかないな」
崇雷「お互い獣に堕するわけにはいかない、狩りと闘争の先、行ってみようか」
ローレンス「わたしも是非そこへ到らせてもらう、君を倒してね」

「狩られる覚悟か、それを超えてただ一心に闘争に打ち込めれば楽しいものだな」

崇雷「狩ること、そして闘うことにもエレガントさか、俺には足りないものかな」
ローレンス「これも闘いの年季というもの、君とても容易いものかもな」

山崎竜二

崇雷「やはり貴様と闘わねばならないか山崎よ、この場で決着をつけるも悪くはないな」
山崎「てめえも俺を邪魔するんだったら消えてもらうぜぇ、クケェ〜！」
崇雷「いかなる野心も欲望も、今の俺を止められないことを思い知るがいいさ」
山崎「てめえのそういったところが前々から気に入らねえんだよ、クワァ〜！」

「そういう腐れ縁もやはり望むところだな、自分を失うことのないように、か」

崇雷「たしかに闘い足りないな、そういう欲望に身を任せるも興が覚めるが」
山崎「ケッ、あまりにくだらなさすぎてブチのめす気も失っちまったぜ」

秦崇雷

崇雷（プレイヤー）「やはりお前は、俺自身未だ迷いがあるのか」
崇雷（ＣＰＵ）「振り払えぬ迷いでもなかろう、いずれ怖れるにも足りぬはずだ」

「俺の中の真龍は、俺とともに天高く飛び立てる、もはや迷いはない」

崇雷（プレイヤー）「まだ飛び立つときではないということか」
崇雷（ＣＰＵ）「だがまだ高ぶりを抑えられる、もう少し待ってみるか」

リョウ＝サカザキ

崇雷「お噂の極限流ならば俺も挑んでみたかった、付き合っていただけるかな」
リョウ「たしかに静かながらも強い気迫だ、俺も無敵の龍の名にかけて負けられんな」
崇雷「俺も真龍を名乗るならばありがたく競わせもらおう、さあ、始めようか」
リョウ「喰いあいは無粋だが、互いを高めるならば大歓迎だ、こっちも望むところだ」

「資質にも修練が必用だったか、これこそが極限の無敵の龍か、まさに恐れ入ったよ」

崇雷「真龍の拳を敗らぬ限り俺たちに勝つことはできない。いつでも相手になろう」
リョウ「強くなりたければいつでも挑んでこい、今なら極限流への入門も大歓迎だ」

ロバート＝ガルシア

崇雷「最強の虎の触れ込みに偽りなしか、俺の更なる強さのため勝たせてもらうか」
ロバート「ごっつ強そうな坊ややな、せやけど強くなりたいのはわいも同じやからな」
崇雷「どちらの強さが高みに上れるか、これは仕合以上に楽しめそうだな」
ロバート「まさに昇る龍はリョウ以上や、ならわいも最強の虎にかけ負けられんわ」

「拳と貫禄はたしかに本物か、まさに最強の虎の拳にふさわしき強さだったな」

崇雷「拳の高みは千金にも代えがたい、ゆえに野心を越えた武を志したまでだ」
ロバート「まさに青雲の志やな、手助けは必要ないけどこうしてサポートできたわな」

ユリ＝サカザキ

崇雷「たしかに拳の義しさを感じるな、ここはあえて俺が挑ませていただこうか」
ユリ「気の高まりだったらお兄ちゃん以上かな、でもあたしだってその気になれば」
崇雷「その気の高まりもまた本物だからな、女といえど侮ることはできたいな」
ユリ「そこまでいくならやってあげようじゃない、久しぶりに本気出しちゃうよ」

「今はまだ本気を出すまでもないか、だかお互い充実した仕合ができたはずだ」

崇雷「今一つの元気は欲しいな、いまだ闘い足りないからこのまま行かせてもらおう」
ユリ「仕合も修行も楽しくやった方がいいよ、楽しく強くなれば義しい力になるから」

キング

崇雷「気合よりも洗練さかな、ここはお前のムエタイも楽しむことにしようか」
キング「私も多少気合も使うけどね、エレガントさだけが私のムエタイじゃないさ」
崇雷「俺も力押しのみでは済まされないな、体の流れくらいは乗ってみるさ」
キング「私だってはじめから侮るつもりはないさ、坊やでも結構強そうだからね」

「華麗なるバラのトゲも龍の身をも切り裂ける、傷付くことも望むところだ」

崇雷「闘ってこその華ならば、散る覚悟もまた必用か、相手にそれを求めるは酷だが」
キング「負かすにしても無様にはさせないさ、引き立たせられるかどうかは別だけど」

藤堂香澄

崇雷「合気というのにも興味があるな、たしかに力押しというわけにもいかないが」
香澄「ふむ、力押しも望むところです、あなたの龍の気も受け流しましょうか」
崇雷「俺も武の境地を学ばねばならん、ここでお前の武、あえて見せて頂こうか」
香澄「そういうことなら私も覚悟を決めねばなりませんね、それでは参ります」

「俺も徒に気を放つわけにはいかないな、お前の覚悟をも受け止めなければならない」

崇雷「たしかに身を捨てるのみでは勝てないな、死中にも活を見出さねばならないか」
香澄「たしかに無鉄砲なところもあります、しかしあえて逃げ場を得ないでいきまず」

如月影二

崇雷「程よい敵意だ、忍者なら当然の仕儀か、立ち向かう覚悟俺をも楽しもうか」
影二「互いに倒される覚悟をもって闘う、たしかにぬしの気も侮れぬところありか」
崇雷「今はお前に勝つことに集中すべきだな、俺はもその先に行かせてもらおう」
影二「何を小癪な、拙者もむざむざぬしの踏み台にされるわけにはいかぬわ」

「ただ倒すのみでは最強とは言えないか、敵意と野心ではやはり話にならない」

崇雷「相手の力を理解した時点で勝負はついた、お前に言わせれば倒すに値わないか」
影二「たしかに物足りないのだ、しかしぬしの言に従いここは次に移るとしようか」

テムジン

崇雷「子供扱いは好まないが、あんたには胸を借りてもいいか、お手合わせ頂けるか」
テムジン「君も誇り高い武道家さんダスね、こんな胸ならいくらでも貸していいダス」
崇雷「武道家ならば基本は体力か、ならば基本から鍛えて頂こう、それでは行こうか」
テムジン「おお、ワシもなるべく踏ん張るダスから、遠慮なくぶつけていいダスよ」

「支えをも倒すのは難しいがまず当てさせてもらった、勝ったというまでもないがな」

崇雷「勝ったといっても力で征したまでのこと、子供たちへの励みにはならないか」
テムジン「いやいや武道家さんの厳しさは伝わったダス、しっかり励みになったダス」

ジャック＝ターナー

崇雷「その強大なバカ力、受け流すか、あるいは弾き飛ばすか、いずれも楽しめるな」
ジャック「おうボウズ、この俺を噛ませにしようってならそうはいくかってんだ」
崇雷「なめてかかればブッ飛ばされるからな、俺も全力でいかせてもらおうか」
ジャック「おうよ、おめえもでっかい気を飛ばすからな、みんな受け止めてやるぜ」

「たしかに力のぶつけ合いが一番面白かったな、倒すにしても全力が尽くせたよ」

崇雷「闘いは力こそがすべてだが、相手にもそれなりの力をぶつけてもらいたいな」
ジャック「まったくだ、ケンカならガチンコで当たるの方が気持ちのいいもんだぜ」

李白龍

崇雷「単なるサル回しとまではいかないが、油断をすると単に回されるからな」
リー「うひょー、そう言って儂を吹っ飛ばす気ぢゃな、はてどう切り抜けるかの」
崇雷「たしかに老師も刺客の拳か、だが刺し違える覚悟で臨まぬはやはり非礼かな」
リー「しかしぬしの伝説の拳、我が冥土の土産にはもってこいぢゃて、行くぞい」

「生半可なひっかきでは俺は倒れない、しかし次は本気でかかってもらいたいな」

崇雷「多少の狡猾さも闘いには必要だな、その上で俺の強さも引き立つものとなるか」
リー「なんの、小細工なしなのが一番ぢゃて、儂に言わせればぬしが強すぎぢゃ」

Ｍｒ．ＢＩＧ

崇雷「ただのギャングのボスではないが、あの男に比べれば物足りないか」
ＢＩＧ「この俺を侮るか小僧、しかし貴様は奴ら以上の気、こいつは侮れんな」
崇雷「俺の気を読むならこっちも侮れない、気を抜けない闘いは望むところだ」
ＢＩＧ「お前の龍の力もじっくりと楽しませてもらおう、もちろん命がけでな」

「かえって戦士の目を甦らせたか、たしかに裏世界に甘んじている器ではなかったが」

崇雷「どうやらあんたをはじめ、裏世界はこの俺を放っておいてはくれないかな」
ＢＩＧ「今は俺の役には立ってもらうか、やはり頼りすぎると怪我をしそうだがな」

タクマ＝サカザキ

崇雷「俺も拳を極めんとするならば、あんたほどの達人を目指さなければならないか」
タクマ「たしかにいい眼差しだ、ささやかな野心も気になるがひとまずは胸を貸せるな」
崇雷「一切の邪念なき強さに至るか否かは今は分からないが、なるようになってみるか」
タクマ「わしも昔はお主の頃があった、なればこそ導くのは楽しみになってきたな」

「勝つよりも負けぬ力か、これが達人の意気ならば俺も今だ未熟な証ということか」

崇雷「まずは己の心を鍛えねば、相手への敬意を忘れてはやはり勝ちとはいえないな」
タクマ「結構厳しいな、しかしその厳しさがお主自身を磨くに必要ということかな」

ロック＝ハワード

崇雷「貴様がギースの息子とやらか、なるほど親父以上の素質を持っていると見たな」
ロック「これほどの気迫なら侮れない、ここで俺の運命を乗り越えられるか試してみるか」
崇雷「己の宿業を俺で乗り越えんのは光栄だな、見せてもらおう、お前の全力の闘いを」
ロック「それも望むところだな、あんたが誰であろうとも俺も全開まで、飛ばすぜ」

「この程度では乗り越えられないだろう、お前は気に入った、またぶつかりに来るがいい」

崇雷「こんな戯れ程度では運命も乗り越えられないが、いざという時に高めておくか」
ロック「むしろ力を使いあぐねていると感じているなら、俺もまだ未熟だってことか」

双葉ほたる

崇雷「儚げに見えて内なる強さを感じるな、ここで仕合うもまた一興といったところか」
ほたる「やはり強そうな人、でもこの人なら力の理というのを知っていそうかな」
崇雷「力の理なら俺も求めている、闘えば分かることもあるからまずかかってくるがいい」
ほたる「半端な心がけじゃ打ち砕かれそうだから、むしろ全力でぶつからなきゃダメかな」

「今はじゃれつき程度でもいいだろう、いずれ大いなる力も受け止められるだろうからな」

崇雷「求めているものはぬくもりか、なれ合いは好まぬがお前の心も本物だろうからな」
ほたる「今は甘えられないけど、少なくとも認められる闘いをしなきゃいけないよね」

牙刀

崇雷「これほどの拳の運びは俺も認めるところだ、しかし敵意のみで曇ってるようだな」
牙刀「この俺の拳が曇っているだと、貴様ごとき青二才に何が分かるというのだ」
崇雷「それは貴様自身が見知っているはずだ、まずは前を見据えてかかってもらおうか」
牙刀「ここまで愚弄するとはますます許せん、その代価は貴様の命で贖ってもらうぞ」

「憎しみで闘いを征するなどまさに醜態だな、負けを受け入れてこそ見えるものもある」

崇雷「牙も刃も磨く心があればな、一旦血塗られてしまえば切れ味も鈍るものだ」
牙刀「俺の拳も血で汚す価値があるものを選ぶ、それだけは見損なわないでもらおう」

Ｂ・ジェニー

崇雷「飄々としながらも信念を感じるな、まずはお前も俺との仕合を望むというのか」
ジェニー「うーん、本当の格闘家さん相手ならあたしも久し振りに真剣にやれるかしらん」
崇雷「お遊びでも真剣にかからねば意味がないな、俺も少しは本気を出すとするか」
ジェニー「こういう物言いからシビれちゃうわん、あたしもだんだんと燃えてきたわよ」

「その柳腰も大木なみの固さか、仕合うにももとよりヘシ折るつもりはなかったがな」

崇雷「もう少しお前のお遊びにも付き合えるな、全力での闘いならばこれからだからな」
ジェニー「全力で闘うならあたしも付き合うわよん、多少の火遊びも望むところよん」

グリフォンマスク

崇雷「レスラーにして勇者との触れ込みはやはり偽りはないようだ、さてどう出ようか」
グリフォン「そういうユーも龍の拳士か、それならばわたしの全力をもって対しよう」
崇雷「お互い力の限りで闘うならばこれ以上の悦びはないな、この仕合を楽しもうか」
グリフォン「おお、その力に風格を感じるならばわたしも全力を尽くそうではないか」

「やはり力業以上の闘いを楽しめたか、勝ち以上の仕合ならば俺も目指すところだった」

崇雷「己の誇りをかけられる仕合か、はたして俺もその仕合ができるに値する力かな」
グリフォン「ユーの龍の力もまた義しき道を歩むならば、自ずと答えを出せるはずだ」

カイン・Ｒ・ハインライン

崇雷「さて程よく冥く強い力だな、とはいえお前もその力使いこなせているかな」
カイン「君ほどに使われてはいないつもりだ、しかしどちらの力が真なりかな」
崇雷「その答えが力のぶつけ合いならやはり無粋か、しかしひとまずは楽しもうか」
カイン「そうだ、力のぶつけ合いこそが人の本質だ、ならば盛大な宴としよう」

「互いの力もオモチャにしては危険すぎるな、たしかに思い切って使うべきだがな」

崇雷「力を振るうにも目的を持たねばな、人斬りの刃のみでは己すら傷付けるのみだ」
カイン「それも望むべきことだと思うが、しかし単なる臆病者よりは重き言葉だな」

ギース＝ハワード

崇雷「今更ながらあんたの風格と実力は超えねばならないか、己の強さのために」
ギース「ようやくわたしを喰らう気になったか小僧、しかしお前の龍との仕合楽しみだな」
崇雷「己の命をも強さの糧にしなければ己の力を持極められぬもまた道理というか」
ギース「そんなところだ、なれば楽しもうではないか、お互いの力の宴とやらを」

「常に力と業に飲み込まれる覚悟なくば己の力を極められぬ、ほどよい宿命だな」

崇雷「今一つ楽しみきれないな、闘うにしろ倒すにしろ、相手にもそれなり求めなければ」
ギース「軽くあしらえばよい、もっともわたしも貴様も手加減する気にもならないか」

ルガール＝バーンシュタイン

崇雷「不躾だが俺から奪ったものを直ちに返してもらおうか、あれはお前の手に余る」
ルガール「あれはわたしの新たなる力だ、まして蛇を喰らう龍の力なら尚更だな」
崇雷「だからこそ困るのだ、いたずらに使われて俺にまで災いにかかられてはな」
ルガール「ならば君も我が業の練習台になってもらおう、我が力の糧となるがいい」

「力に溺れる者はその力に使われるのがおちだ、ましてや業ならばまた然りだな」

崇雷「鎮めども尽きぬ災いなら俺も力を振るえると思ったが、期待したほどではないな」
ルガール「なんの、いずれは大いなる敵と出会えよう、君と私の中の力が感じておるわ」

ゲーニッツ

崇雷「まさに禍つ風だな、向かい風なら望むところだがかえって不快に感じるのみとは」
ゲーニッツ「これは真龍の申し子よ、しかしあなたも人の側に立つとは物好きなものです」
崇雷「貴様ら蛇どもの好きにさせては何かとやりにくくてな、悪いが倒させてもらおう」
ゲーニッツ「これは愚かしいほどの勇ましさ、あなたがいう禍つ風に呑み込まれなさい」

「今は風を読みかねているが、少なくとも貴様よりは乗っていける、俺自身の足でな」

崇雷「たしかに今はいい風が吹いている、だがそうそう乗せてばかりではいられないな」
ゲーニッツ「せいぜい足元をすくわれぬよう気を付けなさい、嵐はすぐ迫っていますよ」