ADKうぉ〜ず!
西村アクジ編(その1)

オープニング

西村アクジ
ちょい悪と称して自由気ままな生活を好み、他人に干渉されることや堅苦しいことを嫌い、
または他人を干渉することをもっと嫌う、まさに自由人だった。

そんな彼も悪たれ天使ルルに引っ張られるままに使徒としての使命を背負わされることになる。
最近やっと束縛の日々から解放されたかと思ったが。


『おとれたのはじゅうどうしょうじょ』

・都内某所マンション、アクジの部屋

アクジ「蒼き衣の蛇の眼の男か、またややこしい奴がひっかき回してるってことか?」
ルル「男なら脱がせ甲斐もないし、さっさとブチ殺して本来のお役目に戻るですよ、わがシモベよ」
アクジ「知るか、ただでさえややこしい任務なのにお前が絡むとさらにややこしくなるんだよ」

・そんな折、学生服姿のリョウコが訪れる。

リョウコ「ごめんくださーい、西村アクジさんいますかー」
アクジ「うん、何だあんた、俺に何か用か?」
リョウコ「あなたの神の使徒の噂を聞いて、ぜひあなたの力を借りたくて来たんだけど。まずあなたの力、見せてくれるかな」
ルル「ひひひ、こちらから出向くとは好都合ですぜ。早速締め上げて身ぐるみ剥いぢまいましょうぜ」
アクジ「お前は黙ってろ、いずれにせよ闘わなきゃららないな」

・イベントバトル、アクジ対リョウコ
:この仕合ではバトルの大まかな説明を行い。説明に従い進行する。

・仕合後
リョウコ「う〜ん、負けちゃったなあ、やっぱり道着着ないとダメなのかなあ」
アクジ「おいあんた、今の勝負でただ者じゃないと思ったんだが、あんたまさかワールドヒーローズじゃないだろうな?」
リョウコ「うん、そうだよ。よく分かったね」
ルル「ナンですかそれは、やや、まさかこいつも魔女の一人では」
アクジ「噂では聞いたが、時空を越えて活躍する聖戦士・・・・・」
ルル「何、無視っスか」
アクジ「・・・そのあんたが味方してくれるなら・・・・・」
ルル「もしもーし、聞いてますかー」
アクジ「まあただでさえフザけた事件だ。力を貸してくれるならありがたいな」
ルル「こっち向けよゴルァ」
リョウコ「もちろん、そのつもりで来たんだよ。あ、それからあの子、かまってほしいみたいで、何かすねちゃってるよ」
ルル「お姉ちゃぁ〜ん、そこのクサれシモベがルルをいじめるですう」
リョウコ「よしよし、この子結構可愛くて面白いのね」
アクジ「あんまり甘やかすなよ、こいつは際限なくつけ上がるから、って言ったしりからどこ触ってる!」
リョウコ「まあまあ、ひとまずもう一人ほど知り合いのところへ訪ねてみよう」
アクジ「ああ・・・・・」

・リョウコ、パーティに加わる。


『てつのおとめはかみのせんし』

・イギリス、ウエストフィールド家別邸

アクジ「しかしまあ、イギリスくんだりでティーパーティか。ホントに強い奴なんているのか」
リョウコ「うん、並の男の人なんか敵わないくらい強いんだよ」
 そこにキサラが執事を連れて入ってくる。
キサラ「いらっしゃいリョウコちゃん、アクジくん。大したおもてなしできないけれど、ゆっくりしていってね」
アクジ「まあそれならお言葉に甘えさせてもらうけどな、この際任務とやらの大まかな説明ってやつを」
キサラ「うん、キミもメモリー様の啓示を受けたわけだね」
アクジ「メモリー、あんたらも夢を見たというのか」
リョウコ「そうだよ、邪悪の使徒を何者かが蘇らせて暴れ回っているの」
アクジ「そうか、だからあんたらもこいつが見えるのか」

 ルル、会話をよそにお菓子を食いまくる。そして差し出されたお茶をすすって一言。
ルル「あふ〜、やっぱお茶がうまいのお」
執事「はっ、セントレア直輸入ですので」
アクジ「まあ、先にそのWAREZってやつが何やら企んでいたのを一旦鎮めたが、今度は他の奴らそいつを蘇らせたってわけか」
キサラ「うん、実際ボクも闘ってたけれど、今度はそれ以上の闘いだというからね」
アクジ「とりあえず協力してくれるなら越したことはないが、リョウコが言ってた戦士ってのはどこにいるんだ」
キサラ「今から案内するから、じいやさん」
執事「ははっ・・・・・」

・キサラ、仲間に加わる。

・執事、アクジたちを屋敷の中庭に招く。そこにはジャンヌが待ち構えていた。

アクジ「やはりか、これが神の戦士か、かなり強そうだな」
ジャンヌ「あら、この子結構やるようね、最近欲求不満だからかなり楽しめそうだわ」
アクジ「言葉は不要ってところか、まあなるようになるな」

・ここでリョウコ、キサラをパーティに加えるかの選択がなされる。それによりバトル後のボーナスアビリティが加えられる場合あり。

・バトル開始、アクジ(チーム)対ジャンヌ

・仕合後

ジャンヌ「うーん、この剣、数打ちにしちゃなかなかやるわね」
アクジ「ああ、こっちも負けると思ってたからな」
ジャンヌ「いいわ、私もあなたの仲間になってあげる」

・ジャンヌ、仲間に加わる。

アクジ「さて、メンバーはひとまず揃ったが、これだけじゃあ物足りないのもまた事実だ。
    これからどうする、まあ気が進まないがあんたらの意見を聞きたいな」

ジャンヌ「そういえばあなた、ワールドヒーローズってのを知ってたわよね。まずあの連中に頼むのもいいけれど」
キサラ「あるいはボクの知り合い(ガンガン行進曲系)も結構使えるかもね」
リョウコ「あと、アクジ君の仲間をもう一度誘ってみようよ」
アクジ「そうだな、まずはどれかに絞ってみるか」

・ここでワーヒー系、ガンガン系、どき魔女系のシナリオ選択がなされる。

・初回選択時、ブラウン博士の通信
ブラウン「おお、ようやく通信がつながったか。ここで君たちにお知らせがある。このゲームを進めていくうちに仲間がいっぱいになる。
     その場合はわたしの研究所に来たまえ、いつでもメンバー交代を手伝ってあげよう」


『ときをこえたるせいなるせんし』(ワールドヒーローズ系)

<ハンゾウ・フウマ編>

 目の前ではハンゾウとフウマが対峙している。
ハンゾウ「久しぶりでござるな、フウマ殿、この事態で勝負とはまた何かあるでござるな」
フウマ「こんな事態だからこそ、勝負のし甲斐があるんだよ、そのうちいろんな奴がケンカ売ってくるからな、ここで一発仕合わねえとな」
アクジ「なるほど、あの二人の噂は聞いてる。おせっかいとは思うけど、ひとつ鎮めてみるか」

・バトル開始、プレイヤーがハンゾウとフウマどちらかにつき、勝負に勝てば相手側も味方につけることができる。
・仕合後(味方側)
ハンゾウ「フウマ殿、お主の実力、こんなものではないはずでこざろう。お互いまた修行のし直しでこざるな」
フウマ「どうだハンゾウ、俺様の実力は、まあしかし、気を抜いたらまた追いつかれちまうから、また修行し直すかな」

・仕合後(相手側)
ハンゾウ「恐れ入り申した、アクジ殿、ぜひ拙者もお仲間に入れてくれされ」
フウマ「やるじゃねえか、気に入ったぜ、俺もお前の仲間になってやるぜ」
・バトル勝利でハンゾウ、フウマ、それぞれ仲間になる。

<ドラゴン編>

ドラゴン「ホー、ようやくワタシの出番が来たネ、我がクンフーの冴え、見せてあげるネ」
・ドラゴン、仲間になる。

<ブロッケン編>

ブロッケン「俺の力が欲しいか、そういえばお前の力を見たかったところだ。是非見せていただこう」
・バトル開始、対ブロッケン
・仕合後
ブロッケン「うむ、ひとまずは満足だ、俺もお前の仲間になろう」

・ブロッケン、仲間になる。

<Jカーン編>

カーン「お主が神の使徒とやらか。多少優男っぽいが、少しはわしを楽しませてくれるであろうな」
・バトル開始、対Jカーン
・仕合後
カーン「がっはっは、なかなかやるのうアクジ殿、よし、わしもお主の力になろう」
・バトル勝利でJカーン、仲間になる。

<マッスルパワー編>

マッスル「おおっ、お前の噂は聞いているぞ。鍛えれば俺と同じ強くなれるが、今回は特別にお前の仲間になろう」
・マッスル、仲間になる。

<ラスプーチン、マッドマン編>

・ラスプーチンとマッドマンが対峙している。
ラスプーチン「やはりそなたか、異教の教えで人々をまどわすとは、今すぐ悔い改めなさい」
マッドマン「やっぱりアナタザマスか、ヘンな業で人々をたぶらかすなんて許さないザマス」
アクジ「なるほど、まあどっちもどっちというところだな、とりあえず鎮めておくか」
・バトル開始、プレイヤーがラスプーチンとマッドマンどちらかにつき、勝負に勝てば相手側も味方につけることができる。
・仕合後(対ラスプーチン)
ラスプーチン「何と、このわたしが負けるとは、神よ、この者たちを許したまえ
     ・・・うむ、蒼き衣の男、そなたとは無関係であったか」

アクジ「その蒼い衣の男を追ってるんだ、あんたの力を借りたい」
ラスプーチン「うむ、わたしもそなたたちの力になってあげよう。大船に乗った気でいなさい」
マッドマン「ならワタシも力貸すザマス、何なりと言って欲しいザマス」
・仕合後(対マッドマン)

マッドマン「うー、負けちゃったザマス。大地の神よ、役目を果たせず許してザマス
     ・・・はっ、蛇の眼の男、やはりアナタじゃなかったザマスね」

アクジ「その蛇の眼の男を追ってるんだ、あんたの力を借りたい」
マッドマン「ここはアナタたちに協力した方がよさそうザマス。よろしくお願いするザマス」
ラスプーチン「なればわたしも協力をせねばのう、いつでも頼ってきなさい」
・以上2項の後、ラスプーチン、マッドマン、それぞれ仲間になる。

<シュラ編>

シュラ「アクジ君っスね、ここは俺の修行の成果、ぜひともみてほしいっス」
・バトル開始、対シュラ
・仕合後
シュラ「やっぱ強いっスねアクジ君、俺もあんたの仲間になってやるっス」
(ドラゴンが仲間になっている場合)
ドラゴン「ホー、シュラ君、ぜひともワタシとともにアクジ君の力になってほしいネ」
シュラ「おお、ドラゴンのアニキが認めたアクジ君だったら喜んで仲間になってやるっス」
・バトル勝利、あるいはドラゴンが仲間になっている場合シュラ、仲間になる。

<キャプテン・キッド編>

キッド「ヘイ、お前が使徒さんのアクジかーい、ここはお前の力見てやってもいいぜぇ。もちろん、リョウコたちと一緒にな」
・バトル開始、対キッド
・仕合後
キッド「なかなかやるじゃなーい、気に入ったぜえ。それじゃ約束通り、お前の仲間になってやるぜえ」
・バトル勝利でキッド、仲間になる。

<Jマキシマム編

マキシマム「事情は分かった、その前に仕合といこうか」
・バトル開始、対マキシマム
・仕合後
マキシマム「ああ、いい闘いだった、約束通り、俺も力を貸そう」
・バトル勝利でマキシマム、仲間になる。

<エリック編>

エリック「ほう、お主の力には前から興味があったがのう、ここで試す機会、逃す手もないて」
・バトル開始、対エリック
エリック「ううむ、見事じゃアクジ殿、ここはお主に協力してやるわい」
(キッドが仲間になっている場合)
キッド「ヘーイ、エリックの旦那、ここはアクジの力になってくれないかーい」
エリック「おおキッドか、お主が頼みごとをするとはのう、それではアクジ殿、お主の力になろうではないか」
・バトル勝利、あるいはキッドが仲間になっている場合エリック、仲間になる。


『おとこのしょうぶはタイマンしょうぶ』(ガンガン行進曲系)

<初回時>

勝男「どうも、条さんの言い付けでアクジ君のお世話させていただく勝男っす」
アクジ「ああ、いろいろ案内頼むよ」

<草薙条編>

条「お前がアクジってやつか、噂は聞いてるぜ。ただの優男じゃねえってのもな」
アクジ「ああ、ここはあんたと仕合って認められなきゃな」
条「そいつは楽しみだぜ、どっちが勝っても恨みっこなしだ」
・バトル開始、対条
・仕合後
条「やっぱりお前の力は本物だったな、よし、約束通りお前の仲間になってやるぜ」
・バトル勝利で条、仲間になる。

<城所剛編>

剛「うおっ、何だか知らんが、お前のような優男にワシの相手が務まるんかい」
・バトル開始、対剛
・仕合後
剛「がっはっは、気に入ったわい。ここはお前の力になってやるわい」
・バトル勝利後剛、仲間になる。

<ボビー=ネルソン編>

ボビー「キサラの姉ちゃんから噂は聞いてるよ、ここは仕合って実力見せてもらうよ」
・バトル開始、対ボビー
・仕合後
ボビー「何か負けちゃったけど楽しかったよ、約束通り仲間だね」
・バトル勝利でボビー、仲間になる。

<イ・ハエクン編>

イ「感じるゼヨ、おんしの男意気。ここは一本仕合ってみたいゼヨ」
・バトル開始、対イ・ハエクン
・仕合後
イ「おお、結構闘えたゼヨ、これから一緒に闘ってみたいゼヨ」
・バトル勝利でイ、仲間になる。

<シン=ジーナス戦>

シン「噂は聞いてるぜ、力だけじゃお前さんにゃ勝てない、むしろ技も楽しまなきゃな」
・バトル開始、対シン
・仕合後
シン「実力はマッスルやフウマさんに近いな、ここはトレーニングのつもりでつきあってやろう」
・バトル勝利でシン、仲間になる。

<レオンハルト=ドマトール編>

レオンハルト「お前、強いな、なら俺と、闘え」
・バトル開始、対レオンハルト
・仕合後
レオンハルト「いい闘いだった、お前の力になろう」
・バトル勝利でレオンハルト、仲間になる。


『いきつくさきはくされえん』(どき魔女系)

<初回時>
アクジ「さてと、勝手知ったる我が町だ。とはいえ今までのこともあるから、あいつらがすんなり協力してくれるかな」

<赤井まほ編>
まほ「はい、事情は分かっていますので引き続きアクジさんのお力になります」
・まほ、仲間になる。

<安倍まりあ編>
まりあ「アクジ君、まあいろいろと状況は理解してるからね。でもその前に」
アクジ「ああ、ここは一勝負としようか」

・バトル開始、対まりあ
・仕合後
まりあ「ええ、結構吹っ切れたわ、約束通り力を貸すわね」
・バトル勝利でまりあ、仲間になる。

<綿引メリー編>
メリー「西村、アクジ、あの方の命により、殺す・・・・・!」
ルル「ううっ、この女、やはりイカれちまったようですなあ」
アクジ「ひとまず叩きゃ正気に戻るだろう」
・バトル開始、対メリー
・仕合後
メリー「あれ〜、アクジ様あ、メリーどうしちゃったのお、あ、そういえば紫の服の女が突然現れてピカーッとしやがりましたですう」
アクジ「ひとまず収まったな、まあ一安心だ。とりあえず力貸してもらうぞ」
メリー「はーい、何なりとぉ」
・バトル勝利でメリー、仲間になる。

<望月ゆーま編>
ゆーま「お久しぶりですアクジさん、僕もお力を貸しましょう」
(特定キャラを仲間に入れている場合)
「一見ひ弱そうだが、内なる力は感じられるな」
アクジ「ま、まあ実力はあるから、期待していいかもな」
・ゆーま、仲間になる。

<桜ひめぎ編>
ひめぎ「ここ最近の凶事は承知しているわよ、でもここは、キミともう一度仕合ってみたいわね」
・バトル開始、対ひめぎ
・仕合後
ひめぎ「結構強くなってるわね、まあいいわ、ここは力貸してあげるわ」
・バトル勝利でひめぎ、仲間になる。


『刺客シナリオ』

<ジャック・ザ・リッパー編>
・ADKシナリオを1本目クリアした場合登場する。

ジャック「おめえが使徒って奴かあ、そんなナマクラ、俺様のツメの敵じゃあねえなあ」
・バトル開始、対ジャックR
・仕合後
ジャック「くう〜、やられちまった、まあ足止めした分ドミナの姐ちゃんにも言い訳立つだろ」
ジャックR、去っていく。

アクジ「ドミナか、また厄介な奴が出てくるってのか」

<初回デモ>
・モニターを見やる女性の影。

「使徒アクジ、最近売り出しの実力はやはり侮れぬものがありますね。女として興味がそそられます」
・椅子に腰を下ろす女性の影。その背後に巨大な機械の姿が浮かび上がる。
「さてその秘められた力、どれほどのものか、今から楽しみですね」

<呂布奉先編>
・ADKシナリオを2本目クリアした場合登場する。
リョフ「貴様のような惰弱者が神の使徒とやらだと、真の豪傑の力、そのひ弱な体に叩き込んでくれるわ」
・バトル開始、対リョフ
・仕合後
リョフ「この俺の力をここまで受け流さんとはな、だがこれで認めたわけではないぞ」
アクジ「まったくだ、俺もいまでも震えが止まらないよ」
ブラウン(通信)「さて、ちょうど新しいエリアとつながったが、ひとつアクセスしてみるかね」
・2番目の刺客撃破後、KOF、餓狼・龍虎エリア移動できる。

<2回目デモ>
・闇の中、モニターを見やる女性と少女の影。
女性「というわけですジェミニィ。あなたの力をまずは存分に振るっていただきますよ」
ジェミニィと呼ばれた少女「それはいいんだけれど、この兄さまと同じような格好なんて・・・・・」
女性「あなたにふさわしい衣装と思いましたが、ともかく相手は使徒アクジ。相手にとっては不足はありませんよ」
ジェミニィ「使徒アクジ、ただの女たらしじゃないのは分かるけど」
女性「ともかくあなたの存在価値、それを試すにはもってこいです。期待してますよ、ジェミニィ=ゲーニッツ」
変わってとある一室、そこには巨大な氷柱に封じられた男がいた。
男「まったく勝手なことを、しかし無茶はいけませんよジェミニィ、わが妹よ」