ONE PIECEレビュー総集編(その8)

このページでは主に今までネット等でしたためた
ONE PIECEのレビューをこの場でまとめてお送りする運びです。
ひとまずのヒマ潰しということでお目を通して頂ければ幸いに思います。

第106~108巻(エッグヘッド編(その2)) 
1066:ベガパンクが語る空白の100年間の真実。それはオハラの存亡にもかかわる世界の歪みの真理でもあったのだ。オハラの意思をひとまず継ぐ形となったベガパンク、その意思を継げるか否か、ロビンひいてはルフィたち麦わらの一味をある場所に連れていくのだが。一方ルフィのもとにもおそらく本物らしいベガパンク本人と面会するのだが。それにしてもベガパンクとドラゴンが顔なじみだったとは。
1067:あまりにも天才過ぎたがゆえに自らを改造し、分身をも創り出し今に至ったベガパンク。200年前の機械兵をはじめ彼ですら解明できないものも多々あるという。そんな中CP-0、ことにロブ・ルッチが島を襲撃せんとする。同じ頃革命軍本部のくまも呼応して動き出すというのか。
1068:交渉決裂の末乗り込むこととなったルッチたちCP-0、島内の科学力に戸惑いつつも”暴(アトラス)”を退けた後ルフィと再び対峙する。一方起動したくまはいずこかへと姿を消す。そしてベガパンク世界中をエネルギーでいきわたらせる計画を語るのだがこれがいかなる影響をもたらすというのか。
1069:なし崩し的に再戦となったルフィとルッチ。海軍も自重を促すが聞かず、なし崩し的に加勢に来た戦桃丸も見せ場のないまま倒された。ともかくも悪魔の実について自然の理に逆らってまで人の望みで生まれたものとは。
1070:戦桃丸を倒しセラフィムの主導権を握り、主導権を握らんとするルッチだが、ルフィも能力の限りを尽くして翻弄する。それでも攻勢に耐え抜くルッチのタフネスさも侮れないな。なんとか抜け出せたルフィたちだが、CP-0の外にも海軍、黄猿の包囲が待ち受けているのだが。
1071:海軍とCP-0の包囲が迫る中、脱出を図るベガパンクとそれぞれ対応するルフィたち。一方で赤い大地に乱入したくまと巨人の国にたどり着いたキッド。そしてコビー救出に重い腰を上げてくれたガープと、物語は再び加速し始めるのか。
1072:激昂のままにベガパンクに真意を問い質すボニー。一方でマリージョアを目指すくま、そこから見出された核心は彼女に何をもたらすのだろうか。一方で島を制圧せんと乗り込むルッチたち。それに立ち向かうゾロたち。しかしステューシーが裏切りカクを倒してしまう。かつてのロックスのクルーのクローンだというがそれはいかに。あと冒頭のコメントに何か関連があるのか。そしてボニーも関わりがあるというのか。
1073:ルッチたちを抑えたステューシー、彼女はベガパンクの間者だった。ともあれひとまず難を逃れたかに見えたが肝心のベガパンク本体がボニーとともに行方不明。一方で白ひげの村を襲った海軍を退けたウィーブルが援軍の緑牛に拉致されてしまう。たしかにステューシーがバッキンのクローンであるのは驚きだが、その因果やいかに。そしてさらに島を包囲した海軍のもと、なんと五老星の一人サターンが乗り込んできたか。
1074:深手を負った戦桃丸は虎の子のパシフィスタマークⅢを差し向け海軍を食い止める。一方でベガパンク本体不在の中ボニーはくまの記憶を手繰って悪戦苦闘。さらにモルガンズにかくまわれたビビとワポルそのモルガンズも今回の件で何やら陰謀を巡らせるというのか。
1075:ベガパンク本体を探しに研究棟を散策する一行のもと、あのセラフィムが襲いかかりかなりの被害を出す。指令を出しているのは誰かが気になるが。それより気になるのがなんと共闘を持ち掛けるルッチたち。はたしてどのような展開に。
1076:なし崩し的に共闘することとなったルフィとゾロ、そしてルッチとカク。お互い悪態をつきながらいつ裏切るか分からない危うい均衡の中よくよくセラフィムを抑えていく。一方CP要員と同じくなぜか本体もが囚われているのはどういうことか。一方で巨人の国エルハブにてキッドを待ち構えるのはシャンクス。やはり狙いはロードポーネグリフというのだが。
1077:セラフィムとの攻防は続く。たしかにキングことルナーリアのアルベルの血を取り込んでるだけあって結構厄介だ。加えてハンコックのセラフィムがウソップたちを石化したのは痛い。加えて正(シャカ)が本体をつきとめるも、何者かに撃たれてしまう。はたして彼に連れ添ったものは何者なのか、そしてそれこそが裏切り者だというのか。
1078:シャカを撃った裏切り者は意外にも欲(ヨーク)だった。なるほど欲に関する情報を集めるうちに自らの欲望に目覚め、しまいには総てを排除し天竜人にもなりたいと言い出す始末。一方セラフィムに苦戦する一味と合わせどう収拾を付けるつもりか。
1979:ヨークの裏切りにより、一連のセラフィムの反乱の理由も判明したが、一方でシャンクスに襲い掛かるキッド。対してシャンクスもまともに戦えば被害の拡大は免れないことを察知し、全力で倒すことに。更には海賊の流儀で完膚なきまでに撃破したか。しかしエッグヘッドに接近する船影によもや黒ひげの船団も現れようとは。
1080:海賊島ハチノスにてとらわれのコビー、なぜかペローナの助けを受けて脱出を敢行。エリートというよりはみ出し者の特務部隊SWORD、そして師にして大いなる英雄のガープの助けを受ける。はたしてコビーは本当に助かるのか。
1081:乗り込んだガープに立ちはだかるは青キジ、クザン。黒ひげの利害に惹かれたのか彼の仲間入りを果たした。そんな彼をただ敵としてガープも撃ち倒すのみ。一方黒ひげに撃ち倒されたロー。ランブルの力で一時スーロンとなったペポに助けられ、敗走の途につくのだが。
1082:あいも変わらずクロコたちにアゴであしらわれるバギー、しかし意地と機転で彼らのぐうの音を出せなくしたのだが、その際守るべき民間人の手にかかって倒れたTボーン中将もまた不憫だ。それにしてもあのサボが無事、しかも兵器で消された島の生き残りを伴っての帰還だった。こうして忌まわしき秘密が語られるというか。
1083:今まさに語られるコブラ暗殺の真相、そもそも革命軍のマリージョア侵攻から始まり、藤虎、緑牛をも互角に渡り合った末、五老星と交渉にあたったコブラ、その運命の真相をも語られるというのか。
1084:革命軍の争乱のどさくさに未だしらほしを狙うチャルロス聖、度重なる狼藉についに鉄槌が下された。一方コブラが五老星に歴史の真意をたださんとするもそこにイム様が出くわして。
1085:コブラの前に姿を見せたイム。歴史の奥底に隠された闇をほのめかしながら、自らの障害たらんと排除されんとされるもそこに居合わせたサボに助けられる。しかし五老星の執拗な追撃により、そして自らの死期の訪れによってもあるがコブラもやがては力尽きる。一方CP-0に囚われたビビは偶然この場に居合わせたワポルとともに逃亡の道を行くのだった。しかしそれにしても五老星のあの変わりようは一体何を意味するのか。
1086:一連の騒動の後にサボ及ビビとワポルは逃げおおせ、ミョスガルドが神の騎士団によって粛清された。そしてルルシアを沈めたのはやはり古代兵器か。そんなわけでマリージョア編は一旦幕を閉じるか。
1087:ガープと青キジとの激闘は、かつての廃艦での修行を通じての想いとともに続けられるが、黒ひげ配下のピサロらの横やりで傷付いたガープ。その魔手を脱出船にも向けられんとするが、しかしガープの闘志は未だ失ってはいなかったのだ。
1088:ガープの特別授業からコビーが囚われたいきさつを経て、まさにピサロの魔の手が伸びる中、今までガープに鍛えられた己の拳を込めコビーの奥義がいまこそ炸裂し、活路を開く。そしてガープは己の役目は終わったと言わんばかりに一人島に取り残されるが。そしてエッグヘッドもまた海軍の包囲網のただ中にいたが。
1089:先の超兵器の影響で世界中の島々も水位の上昇で水没の危機に。一方でエッグヘッドの包囲網、海軍の大軍を前にルフィも少しも臆しなく構えるのだが。
1090:セラフィム攻略はやはりオリジナルとルフィとの関係だったか。その上でヨークをも攻略し、今まさに海軍の包囲網を切り抜けんとする。しかし相手はかの黄猿、かつての一味を追い詰めた男。そして彼が乗り込んだ時、さしものルフィも再び強敵の予感を感じたというのだが。
1091:海軍との激しい攻防のただ中にあるエッグヘッド。そんな中でも光と化して乗り込んだ大将黄猿。それに立ちはだかるは戦桃丸、彼がベガパンク、そして海軍の預かりとなったいきさつとともに黄猿との戦闘となるが、やがて程なく倒される。そして狙いをベガパンク本体に向けられんとした時、ルッチの裏切りはともかく、意気揚々と対峙せんとしたのが我らがルフィだった。
1092:マリージョアに乗り込んだくまもサカズキによって止められてしまうが、意思を失ったその先どこへ向かわんとするのか。一方で黄猿と対峙するルフィ。しかしその攻勢をかいくぐりつつ、ボニーを、そしてベガパンクを追い詰めるが、そこにルフィが追い付き、あの巨大な兵器が動き出さんとするが。
1093:息もつかせぬ黄猿との攻防、たしかに海軍大将相手ではさしものルフィも手こずってしまうか。そんな中周囲でも激闘は続いていて、ついには海軍本隊にも本格的な反撃に転じんとするが肝心の五老星サターンはどう動くというのか。
1094:ベガパンク側の果敢な抵抗についに五老星サターンが動き出す。しかしその姿はあまりにも異様なる怪物の姿だった。これが世界最高の権力の産物というのだろうか。一方ルフィも黄猿との激闘の末力尽きたというのか。
1095:あまりにも強大な五老星サターンの実力。今だ動けないルフィはともかく刃を向けた筈のボニーも取り押さえられる。そんな中、かつてのくまの凄惨な過去が語られる。その中でもゴッドバレーでのまた凄惨な殺戮ゲームもまた。
1096:実は天竜人の殺戮ゲームであったゴットバレーの惨劇。その賞品をめぐって幼い子供たち、そしてロックスとロジャーの海賊団、そしてガープら海軍も介入してきた。しかしまだまだ多くが語られず、いずれガーリングかサターンらの口から語られる日が来るのか。いずれにせよ危機を切り抜け能力を得たくまとジニーとの穏やかな生活が始まったのだが。
1097:月日は流れ、平穏だったくまとジニーの日々は終わりをつげ、ドラゴンとの出会いを経て革命軍を発足させる。そして運命の転機の時が、何とジニーがさらわれたのだ。
1098:快進撃を続ける革命軍、くまのもと、さらわれたジニーが天竜人に捨てられ、更に奇病に斃れてしまう。しかし残されたボニーも革命軍を離れたくまにすくすくと育てられるもそのボニーも同じ奇病に冒されていた。そして故郷の国では更なる争乱が。
1099:無法の王を退け、しかし悪名をもその身に受け人々を、そして娘を守るくま。その娘の病を治す手段をベガパンクに求める。それは己の身を引き換えにするものなのだが。そしてその魔の手がくまを覆うのだが。
1100:五老星サターンが突き付けたくまへの条件は過酷なものだった。しかし娘ボニーのためにそれを承諾し、しかしボニーとは二度とは会えぬ更なる苦難が待ち構えていた。そしてそれぞれの月日が流れ、七武海にして兵器人間たるくまはなんと東の海へと向かうのだ。