THE KING OF FIGHTERS
アナザーストーリーその1
アッシュチーム
(アッシュ=クリムゾン シェン・ウー アーデルハイド=バーンシュタイン)
ドイツ郊外の黒き森・シュヴァルツ・バルト、そのうっそうとした森の中の間道を東洋風の男が歩いている。 こうしているうちに1件の古びた館にたどり着く。 ややあってアデルが地上の屋敷のバルコニーに姿を現す。外は夜空、シュヴァルツ・バルトの上空には満天の星空が輝いていた。 一方、アッシュはとある一室でアイラに何やらを話していた。 |
京チーム
(草薙京 二階堂紅丸 大門五郎)
草薙京、二階堂紅丸、大門五郎、この三人が一同に揃ったのは、もう何年か昔のように思えた。 やがてハイデルンも去り、京たち3人が残った。 |
K’チーム
(K’ マキシマ ウィップ)
K’、元ネスツの戦闘ユニットで自らの記憶を求めるべく同じくサイボーグ工作員のマキシマとともに組織を脱走、後に総指揮ユニット、イグニスを倒し、現在、ハイデルンの傭兵部隊の監視のもと、それなりに自由な生活を満喫している、はずであった。 その日もK’はあてもなく街中を歩いていた。そんな彼に一人の男が近付いてきた。 ややあってK’は監視官とともに滞在先のホテルへと戻っていった。 「・・・ま、向かってくる奴は適当に相手をするだけだな・・・・・」 |
餓狼伝説チーム
(テリー=ボガード アンディ=ボガード ジョー東)
サウスタウン郊外の墓地に今年も男は訪れていた。 『ジェフ=ボガード 誰よりも街を愛し、誰よりも街に愛された男』 その男、テリー=ボガードは持っていた薔薇を供えようとした。しかし墓標にはすでに薔薇の束が置かれていたのだ。さらにテリーの傍らには長身隻眼の軍人風の男が立っていた。 所変わって、日本の不知火流道場、鳴る電話を取ったのは師範代を務めるアンディ=ボガードだった。 |
龍虎の拳チーム
(リョウ=サカザキ ロバート=ガルシア タクマ=サカザキ)
二人の男はただ座しているのみであった。一人は白い胴着姿の壮年の男、もう一人は長身隻眼の軍人であった。 ややあって、リョウとロバートの二人が入れ替わりに入ってくる。 一方ユリ=サカザキは一通りのトレーニングからの帰り道であった。そんな折、あのハイデルンとはち合わせんとしていた、のだが。 帰宅したユリを、神妙な面持ちでリョウたちが待ち構えていた。 「行ったか・・・・・」 |