負け犬が最も好む言葉は「おぼえてろ」である。
ケネス=ギルフォード(七都市物語より)
アニメ・こちら葛飾区亀有公園前派出所(その1)
ここでの記事では、原作コミックにてのアニメ未発表のエピソードの中から、
編者が気に入った作品、あるいは納得がいかなかった作品をアニメ風にアレンジして
気が向き次第に公表しようという企画です(需要はあるかどうかは分からないけど)
それでは、ごゆっくり
掘りごたつ大作戦(原題:掘りごたつパニック!?の巻) |
はじめに:この話は編者としても次回の鍋騒動の話に比べ、あまりにも反骨の要素がなさ過ぎたのでその補完を踏まえ製作しました。 ある日、両津が木材を持って出勤してきた。そして休憩室の床をくりぬいてそこに掘りごたつを造ったのだ。 後日、中川は女子寮を訪れ、婦警たちにコタツセットを送り、先日の両津のフォローをとこれまでのいきさつを婦警たちに説明するも両津の部分は無視して中川のみに感謝の言葉を送る。そんな折、中川の携帯がかかりそこから両津の声がした。 翌朝、女子寮は全焼し、婦警全員は全員避難したが、ほとんどの持ち物は灰になってしまった。 数日後、鳥取砂丘にて、逃走の末捕まった両津が日干しにされていた。 |
輝け!県警対抗キャラクター運動会(原題:開催!キャラリンピックの巻) |
ある日、両津が面倒臭そうに書類にサインをしていた時、警視庁の警視正さんが現れ、至急本庁へと出頭するように言い渡される。 こうして迎えた決勝戦、対するはなんと御堂春が扮する大阪府警のマスコットであった。相手が春だと分かり対抗心を燃やす両津、一方の春も負けてはおれず、試合はこの二人のデッドヒートとなった。 そんなわけで、結局優勝したはよいが、今度は全国巡業の旅に出るよう言いつけられる。 |
磯鷲家、京都流クリスマスの巻(原題:京都聖夜) |
もうすぐクリスマスというのに何もすることがなく退屈をもて余している両津のもと、早矢が今すぐ磯鷲家に行くよう京都につれていく。 なんとか納得してくれた父をメイドたちに任せて両津たちは早矢にある寺に連れられる。外はすでに雪景色だった。 しばらく見入っていた3人、そこに赤い装束と頭巾に身を包み、背には白い袋をさげた磯鷲父が現れた。これから街中の子供たちに菓子を贈って回るというので両津も手伝えと命ずる。 |
南海の死闘・両津対爆竜(原題:バカンスは納涼船で) |
絵崎教授が中川重工との協力で新型の屋形船を建造したことを受けて、部長の提案で派出所の慰安旅行は屋形船でのクルージングとあいなった。 ようやく着いた南の島、そこは中川グループ管轄のリゾート地でもあった。早速ビーチにて楽しもうとする矢先、突然爆竜大佐率いる傭兵隊が乱入、そのまま軍事訓練を始めてしまう。 |
爆竜大佐の復讐・スカイピンポンパニック(原題:球技大会の巻) |
ある日、両津は近所のお年寄りの大掃除の手伝いをしていたら懐かしいオモチャを発見した。スカイピンポンである。両津はそれを手に派出所に戻り、次回の区民交流の出し物としてスカイピンポン大会を開こうと持ちかける。 しかしその情報を傍受したある一団がとある陰謀を画策する。 そんな後日、葛飾署内にて区民交流会が行われ、スカイピンポンも両津主催で出し物の一つにされた。しかしギャラリーは一向に集まってこず、両津もあれこれと考えているうちに「婦警たちに水着を着せて」と漏らすと、それを聞いた婦警たちに非難とともにピンポンを打ち込まれる始末、しかし、そのピンポンが当たったとき、ある考えがひらめいた。 何とイタズラ半分で癇癪玉入りのピンポンを打ち込む両津、周囲のひんしゅくもなんのその、「全員参加だ」といきまく両津。 そんな折爆竜大佐が、先日のスカイピンポン大会の話を傍受し、昨夏訓練を邪魔された両津に仕返しをしようと現われたのだ。まず爆竜がピンポン型プラスチック爆弾を打ち込む。当然署内は大パニックに陥る。さらに爆竜の命令でイヤイヤながら爆弾をスカイピンポンで放つ隊員。彼らも爆竜の地獄の特訓が怖いのだ。大騒ぎの葛飾署内、何故か爆竜を呼び寄せたとして両津に非難が集中する。 「さらばじゃ両津、また遊んでやるぞ」と、ヘリで脱出する爆竜、しかし両津も前もって作っておいた巨大スカイピンポンでヘリに飛びつく。散々の取っ組み合いの末、ヘリは葛飾署舎に墜落した。 この騒動で爆竜は全治3ヶ月の重傷、両津は比較的軽傷ですんだが、すべての責任を取らされ留置場送りになる。 そしてお互い「おぼえてろー!」と、両津と爆竜の不毛な抗争はまだまだ続く。 |
雪山大災難の巻(原題:擬宝視家温泉スキー旅行の巻) |
はじめに:ここは2本パートに分けてズッコケ話と人情話をあえて分けて製作したほうががいいかもということで。 |
擬宝視家雪まつりの巻 |
とある冬の日の朝、その日は久々の大雪で一面は真っ白になっていた。おりしも超神田寿司はその日は休日だった。 |
王将刑事登場・将棋人生まったなし(原題:将棋刑事の巻) |
ある日、寺井と将棋を指しているときに、あの海パン刑事汚野が現れた。その汚野に至急本庁に来るように言われ、その際お約束ということで無理やり海パンに着替えさせられてからパトカーに乗せられる。それに反発し取っ組み合いつつ本庁に向かい、突っ込んで投げ出されてもなお取っ組み合っている両津と汚野、警視正さんによってようやく諌められようやく本題に入る。しばらくして両津たちのもとに王将の駒の着ぐるみをした王将刑事が待ち受けていた。また特殊刑事かと辟易するも本庁の命令ということで無碍には出来ない。 |
負けるな、ロボ剣くん(原題:ロボット剣士の巻) |
ある日、本庁のロボット課に勤務しているダメ太郎が久しぶりに派出所を訪れ、この度中川重工の協力のもと剣道用ロボットが開発されたと告げる。そこで起動実験を葛飾署内の武道場を行うこととなり興味本位で両津たちも赴くことになる。 早矢を得てようやく邪魔ものがいなくなったといわんばかりにと実験を再開しようとしたところ、突然天井から両津が巨大ロボットに乗って仕返しにやってきた。これもまた対凶悪犯罪用ロボットの試作品であった。 |
飛び立て、飛行艇大作戦(原題:飛行艇時代の巻) |
ある日、中川とともに隅田川でクルージングを楽しんでいたころ、突然空から大型の輸送艇が着水してきた。 |
スクーター暴走族、走り出したら止まらねえ(原題:スクーターボスの巻) |
最近大型スクーターの暴走事件がここ亀有でも頻発していた。普通バイク以上の手軽さと外観による人気のよさが背景にあったからだ。 しかししばらくして今度は老人のスクーターでの暴走が頻発することになる。あのカツオが巣鴨で店を開き、それがバイク好きの老人に評判となったからであった。 |