・覇王丸

亮子「真の侍とのお噂を聞き付けましたが、我が武道の大成のためお手合わせ願います」
覇王丸「俺の武道は荒削りでね、あんたの武道についてこれるかいっちょついてきな」

「荒仕合ならなお望むところでした、ひとまずの武道ならまた一歩精進できました」

・牙神幻十郎

亮子「あなたが不埒な人斬りの方ですか、我が武道にかけて覚悟していただきます」
幻十郎「いっぱしの武道家気取りか小娘が、覚悟なら十分に覚えてから死んでいけ」

「いかに鋭き刃でも見切れは同じこと、ゆえに人斬りの刃にも遅れは取りません」

・ナコルル

亮子「大自然のため闘うは義しき侍の仕義、いずれ武道に連なるなら一勝負願います」
ナコルル「徒な闘いは好みませんが、義しい武道家の方ならお手合わせも受け付けます」

「優しきのみならず厳しきも自然の理、握った刃にあなたの意志がこもっていました」

・リムルル

亮子「氷使いのあなたならば、私としても凍らされる前に仕掛けることにしましょう」
リムルル「いきなり投げ飛ばされるのはイヤだからね、こっちもコンルと一緒にいくよ」

「程よく冷えて引き締まった分闘い抜けました、あなたも私と同じく精進して下さい」

・チャムチャム

亮子「あなたも野生の力で臨むのですか、その前の元気さもまた侮ることはできません」
チャムチャム「お姉さんも武道家さんだったら、ボクも真っ直ぐかからなくちゃね」

「元気な分押されましたが、私も己の元気さを武道に込めてなんとかついていけました」

・真鏡名ミナ

亮子「実戦の弓道なら我が武道にかけて、放った矢を堂々と受け止めてみせましょう」
ミナ「あなたもまた射抜くような真っ直ぐな目、ならば私も迷いなく射ってみせるわ」

「目掛けた先を射抜くことが真の弓道なら、私も武をもってあなたに対せましたね」

・色

亮子「まるで空虚な目ですが、その握った刀のわずかな気迫に対することにしましょう」
色「貴女も、私が、怖くないの、やはり貴女も、武道に、生きる、人なのね・・・・・」

「たしかに心ここにあらずですが、我が武の心をわずかに感じていただけたでしょうか」

・いろは

亮子「この舞うような剣技なら、私もひとかどの武道家としてお手合わせ願います」
いろは「旦那さまのためのこの刃、できれば傷付けずにあなたと闘い抜きたいのですが」

「守るための刃ならなおのこと、時には斬り開く気概こそあなたの武には必要なのです」

・鞍馬夜叉丸

亮子「夜な夜な悪を斬る烏天狗はあなたですね、武道の誇りをかけお手合わせ願います」
夜叉丸「お主もたしかに武道家か、下手に顔を出さねば命を落とさずに済んだものを」

「あなたも義しきに生きる方ならば、刀を振ることの大義を今一度思い起こして下さい」

・呉瑞香

亮子「むう何やらを調べているのですね、もうすぐ仕合ですので前を見据えて下さい」
瑞香「あなたもお若いながら武道家なのですね、 戦いは苦手ですがどうしましょう」

「少し腰を据えて落ち着いて振る舞ってください、 慌てるばかりでは前に進めません」

・ダーリィ＝ダガー

亮子「体術に一日の長があるようですね、こと武道においては私も遅れは取れません」
ダーリィ「可愛くも頼もしい 武道家さんかい、こいつはじっくり可愛いがらなきゃね」

「その体躯にふさわしい攻めと守り、そして何かを築くための力すなわち強さでした」

・アスラ

亮子「侍とは違う異質な方、たとえいかなる力を振るおうとも屈するわけにいきません」
アスラ「たかだか体術と侮ることはない、お前の武道は我が武器我が妄執をしのげるか」

「いかなる武器を使おうとも我が武道は屈しません、まして憎念での力ならなおのこと」

・兇國日輪守我旺

亮子「よもやひとかどの大名の方ですね、拙き武道ながらお手合わせお願いいたします」
我旺「我が武名を頼って参ったか、なればうぬの命を柔の技に込めかかってくるがいい」

「命がけの仕合を通じ私の武道も高まりました、これも武士の作法なら怖気づけません」

・天草四郎時貞

亮子「現れましたね魔道の総大将の方、我が武道にかけてあなたを鎮めて差し上げます」
天草「たかだか武道の了見でこの天草を鎮めようとは、己の愚かさを懺悔するがいい」

「今はしのぐだけで精一杯ですか、いずれあなたの魔性を鎮め心を浄めて差し上げます」

・楓

亮子「あなたが青龍の志士の方ですか、私も青雲の志にてあなたに対することにします」
楓「俺も甘く見るつもりはないが、半端な武道じゃ俺の青龍には渡り合えねえぜ」

「志あってこその義しい力たりえます、わずかな迷いも乗り切れば心の武道に到れます」

・御名方守矢

亮子「寄らば斬る体を成すきらいがあるようですが、あなたもまた志士であるはずです」
守矢「お主の言う通りやもしれぬが、今のわたしはただ道行く者を斬り拓くのみだな」

「ただ斬るのみでは時代も斬り拓けません、握った刃の志にも想いを致して下さい」

・雪

亮子「槍の冷ややかさの中に志を感じました、その想いに応え手合わせを願います」
雪「あなたのような娘とは面倒だけど、やはり真っ直ぐな目を見たら見のがせないわね」

「志はもとより背負うものも感じました、その使命もまた強みとなせればいいのですが」

・一条あかり

亮子「陰陽道ならばかなりの業士とお見受けします、是非我が柔術とお手合わせを」
あかり「柔術のお姉ちゃんかあ、えらい人に挑まれたけど受けなきゃうちも女すたるわ」

「術はいいのですが体に難ありです、せっかくの元気も体が弱ければ意味をなしません」

・鷲塚慶一郎

亮子「新撰組も精鋭の志士ならば、我が武道の研鑽のために胸を貸していただきます」
鷲塚「我が剣はいたずらな仕合は望まぬが、そなたの真っ直ぐな武道なら致し方なしか」

「誠の剣なら真っ直ぐかからねば非礼でした、受けて流すはやはりそれからでしたね」

・真田小次郎

亮子「あなたも女性ながら誠に生きる方、あなたと仕合い女を磨かせていただきます」
小次郎「そういうことなら吝かではないが、そなたも命をかける覚悟はおありかな」

「たしかに刃を怖れては武道家も務まりません、まして誠の剣の方がお相手ならば」

・高嶺響

亮子「あなたも剣に生きる方ながら、剣を握る迷いと喜びの間に立たれていますね」
響「たしかに自分を見失うことを怖れています、なればこそあなたの仕合に委ねますか」

「ご自身を保つことこそ武道の神髄、むしろ自分を信じて常に前へと進むべきです」

・刹那

亮子「このイヤな雰囲気はまさしく邪悪なる気、ならば私の柔術にて成敗いたします」
刹那「この俺を倒す気でいるのか、絶対的な闇に対して武道など無力と思い知るがいい」

「武道とは生きるための路、ゆえに滅びのみに生きるあなたに敗れる道理もありません」

・嘉神慎之助

亮子「燃えるような信念をその剣に感じます、やはりあなたも義しき志士の方ですか」
嘉神「義しさはともかく我が美学には陰りはない、そなたの武をもって確かめたまえ」

「あなたの美学とやらもいささか陰りはありません、燃える志もまたいただきました」