リュウ

ワルキューレ「真の戦士として、あなたの力を見せていただけますか」
リュウ「力だけでは強さは語れない。導いてくれるなら光栄だな」
ワルキューレ「その心さえあれば、ですがあえてあなたに付き合いましょう」
リュウ「ああ、よろしく頼む」

「強さを正しきに導くはやはりあなたの使命でしょうね」

ワルキューレ「人が人としての強さをもつ、それが真の強さなのでしょうね」
リュウ「ああ、ある意味あんたが導いてくれたんだな」

ケン

ワルキューレ「あなたの内なる炎、我が業にてこたえねばなりませんね」
ケン「ほう、ここはあんたの教えをうけなきゃいけないな」
ワルキューレ「むしろここは、お互いに学ばなければいけません」
ケン「そうだな、ここは楽しんで学ぼうぜ」

「いざというときに燃え上がる情熱ですか、あなたの熱血を学ぶことができました」

ワルキューレ「見ればあなたも、守るために闘っているようですね」
ケン「それでも、はじめの情熱は忘れちゃいないつもりだけどな」

春麗

ワルキューレ「ここは私も一人の女として対せねばいけませんね」
春麗「私も、やはりあなたには真の女として認められなきゃね」
ワルキューレ「ならばお互い女としての自らを高めなければいけませんね」
春麗「そうね、思いきってやりましょう」

「お互い戦士として、何より真の女としての高まれたと思いますよ」

ワルキューレ「私も多少力に傾倒していますが、しなやかさならば譲れますね」
春麗「うーん、私もどちらかと言えば力押しだしね」

ガイル

ワルキューレ「あなたも信念の戦士といったところですね」
ガイル「そちらこそ、いかにも正義のために闘っているようだな」
ワルキューレ「正義などはおこがましいものですが人々の安寧のためならば」
ガイル「そうか、目的は同じでもあえて闘うのもまたよしだな」

「憎しみも怒りも超えた信念の闘志、しっかりと受け止めました」

ワルキューレ「いかなる勝機も、着実につかむのですね」
ガイル「いずれにしても、待つのが一番疲れるからな」

ザンギエフ

ワルキューレ「総身を覆うその躰、まさに 大地に根差しています」
ザンギエフ「うむ、この肉体は常に祖国に根差している」
ワルキューレ「自らの守るべきもののための力、やはり尊いものなのですね」
ザンギエフ「うむ、お前さんも俺の信念分かってくれるか」

「まさに大地の力ですね、義しきに根差せば天下無双です」

ワルキューレ「小枝に着く悪しき虫なら私が払いましょう」
ザンギエフ「うむ、大樹ならば枝一本もおろそかにしてはいかんな」

ダルシム

ワルキューレ「まずは理の体現を改めて学ぶことにいたしましょう」
ダルシム「御身の一点の迷いを払うためですかな」
ワルキューレ「払えど消えぬが迷いなら、受け入れるもまた路ですか」
ダルシム「路の一助、拙僧に務まりますかな」

「まずは体（てい）を交わすのみ、理を学ぶに私も幼いでしょうね」

ワルキューレ「世の理（ことわり）は真に深きもの、常に歩むが路なのでしょうね」
ダルシム「御身もまた歩まれる、やはりこれもよきことですかな」

エドモンド本田

ワルキューレ「その掌の打ち込みがものをいいますか」
本田「おお、あんたのその盾でわしの張り手を受け止めるでごわすか」
ワルキューレ「信念の力業ならば受け止めることは難しいでしょうが」
本田「遠慮せんで、しっかりと受け止めてきんしゃい」

「やはり私も押してばかりでしたか、あなたとの仕合で学び取れました」

ワルキューレ「力業にもこんな作法が、これも神楽というべきでしょう」
本田「まあわしも力士の端くれじゃからのう」

ブランカ

ワルキューレ「獣に近いながら人の誇りを捨てない、あなたも義しき士なのですね」
ブランカ「おれ、ニンゲン。でも、ケモノちかい。だがら、たたがうだけ、ダメ」
ワルキューレ「あなたの人の尊厳のために、あえて胸を貸すことにしましょうか」
ブランカ「うん、おれ、ほんとうに、つよぐなる」

「野生に身を任せて自然を護る、運命を乗り越えての真の強さですね」

ワルキューレ「形にこだわるわけではありませんか、私も出なければいけませんね」
ブランカ「おれ、もっとたたがえる、だがら、もっとたよっでいい」

Ｍ・バイソン

ワルキューレ「ただ敵意のみで闘おうとは、それでも小さいのですが」
バイソン「ヘッ、小せえかどうか見て分かんねえのか」
ワルキューレ「目で見るのみでは分からぬもの、闘えばすべてが分かります」
バイソン「ケッ、泣かされるだけじゃすませねえぜ」

「誇れるほどの蛮勇にはあらずです、これなら受けるのみで十分です」

ワルキューレ「勇壮だけでなく気品と真摯さも進撃には必要です」
バイソン「頭の痛え話は嫌いだぜ、突っ込むにゃ理屈はいらねえ」

バルログ

ワルキューレ「何という殺気でしょうか、いくつもの感情が渦巻いて、特に強いのは、嫉妬」
バルログ「何という清楚な美しさだ、私よりも美しい者は、己の血で彩らねばならぬ」
ワルキューレ「私への嫉妬があなたを狂わせるなら、愚かと思いつつも、やはり」
バルログ「そうだ、ゆっくりと刻んでやろう」

「無傷の勝利など望みませんが、 自己陶酔で闘いを汚すはまさに美と愛の冒涜です」

ワルキューレ「私の真摯なる想いが、美しい勝利につながりましたね」
バルログ「せいぜい引き立っておけ、いずれわたしが最後に勝利する」

春日野さくら

ワルキューレ「そういえばあなたも真の強さを求めているようですね」
さくら「わかる、闘って勝つだけじゃ強くはならないってのは理解しているけれどね」
ワルキューレ「そうですね、あなたの闘いも明日へとつなげている闘いなのです」
さくら「ここは仕合して、導いてくれるかな」
ワルキューレ「それならば、喜んで」

「今は歩むだけでいいのです、路は遠い分、実りも多いものですから」

ワルキューレ「憧れが真の強さを生む、これは敬服に値します」
さくら「今はマネだけかもしれないけど、自分の業もやっぱ身に付けたいな」

キャミイ

ワルキューレ「前よりまっすぐな目です、あなたの心、つかみ始めたようですね」
キャミイ「そうかもしれない、しかし今は、闘うしかできないが」
ワルキューレ「むしろ闘いの中で何かをつかむのもまた肝要ですよ」
キャミイ「そうか、ならば手合わせを頼む」

「あなたにとっての大切な何か、これからの生できっと見つかるはずですよ」

ワルキューレ「人の尊厳を大切にしない人に闘う資格はありません」
キャミイ「確かに、今の私には、だがつかんでみせる、人の心を」

火引弾

ワルキューレ「ああ、ようやく見つけました、あなたの中のわずかな強さを」
ダン「お、俺は十分に強いんだぜ、まあそれだけじゃダメだとは思ってるがな」
ワルキューレ「まあそれならば、あなたの強さの一助に一つ仕合でも」
ダン「お、おう、どっからでも、かかってこい」

「やはり倒れても折れてはいませんね、あなたの信念も、いつかは、報われましょう」

ワルキューレ「あまり無理な動きは、もう少し体の流れをお願いします」
ダン「ちょっとぱかしカッコつけてえんだけどよお、ふう」

ローズ

ワルキューレ「運命とは時折ままならぬもの、ひとつあなたと対して確かめましょう」
ローズ「そうね、あなたも波乱ずくめといったところでしょうから」
ワルキューレ「波乱も望むところです、お互いに」
ローズ「面倒なことだけれど、避けては通れないわね」

「切り開いてこそ、運命も味方たりえるものなのですね」

ワルキューレ「まずは一つの峠を乗り越えられましたね」
ローズ「そうね、次は分からないけど、一息つけられるわ」

神月かりん

ワルキューレ「その気高さに見合った強さ、確かめたく思います」
かりん「前々から興味ありましたが、こうも早く機会が現れようとは」
ワルキューレ「強きに至ってもなお上を目指す、これが人としての道でしょうか」
かりん「なればこそ愉しみましょう」

「強さは踏みとどまれないからこそ強さです、その体現に根差しての気高さですね」

ワルキューレ「強さ、気高さ、そして義しさがそろっての勝利です」
かりん「義しきは後からついてくるもの、そう力まなくてもよろしくて」

ガイ

ワルキューレ「やはり、世の乱れを感じて武神も動いたのですね」
ガイ「我が心の赴くまま、貴女との対峙もまたさだめなれば」
ワルキューレ「いずれはまたともに闘う時が来るでしょうが」
ガイ「ひとまずは手合わせ、互いを高めん」

「世を鎮めるにはお互い弱きもの、なればこその求める強さなのですね」

ワルキューレ「この場もひとまずは安心です、いい仕合もできました」
ガイ「闘いの後の安堵、これは何物にも替え難し」

源流斎マキ

ワルキューレ「およそ闘うにあたれば手心はいりませんが」
マキ「な、なんだよあんた、こう礼儀いいとかえって気負いしちゃうじゃないか」
ワルキューレ「闘う心なら通じ合えるはずです。力の限り闘いましょう」
マキ「お、おう、こちらこそ、よろしく」

「まずは道を求めるがいいでしょう、見つければ歩めばいいのですから」

ワルキューレ「あなたほどではないですが、私も闘いの高揚を感じました」
マキ「どうりて、闘いになったら容赦ないわけだな」

レインボー・ミカ

ワルキューレ「あなたも女性ながら闘士、ここはあなたの業を受けなければいけませんね」
ミカ「おう、あんたなにカブトと盾で武装してんだ、闘いはガチンコでやるもんだろ」
ワルキューレ「たしかにあなたの気迫、盾では防ぎきれないものでしょう、しかし」
ミカ「あたしも体一つで頑張ってんだ、今更剣なんかじゃ怖気づかないぞ」

「力や武器のみが強さにあらず、まずはあなたの信念が強さ足りえましたね」

ワルキューレ「強くなろうという思いも、やはり正しい力足りえますね」
ミカ「おう、やはり力ってのは正しいことに使わなくちゃ本当の格闘家と言えないから」

元

ワルキューレ「あなたもある意味争いにたゆとう人」
元「だからとて、うぬに渡されるわけにはいかぬな」
ワルキューレ「あなたの刹那の一閃、見切らねばいけません」
元「やはりうぬも、儂と死合うに値するか」

「この想いをも貫くあなたの執念、鎮めても鎮めきれぬものですね」

ワルキューレ「闘いの業が新たなる業を呼ぶ、そして争乱も続くのですね」
元「それが闘争の業よ、ここはうぬも楽しむがよかろう」

イーグル

ワルキューレ「いかに無頼を気取ろうとも、あなたも闘士、その騎士道も本物です」
イーグル「ふふ、あなたも傷つくを怖れない、しかし美としては物足りない」
ワルキューレ「そうですね、ただ傷つくのみではあなたへの冒涜になりますから」
イーグル「ならば美しく闘おう、あなたも、そしてわたしも」

「闘うならばその危うさも覚悟の上、それを乗り越えてこその真の美なのですね」

ワルキューレ「非情に見えて懐深いものですね、しかもそれを愉しんでいますか」
イーグル「勝者も敗者も、闘いに踊るべきだ、最後までね」

アドン

ワルキューレ「たしかに黄色い敵意というものですね、まずは受け流せればいいのですが」
アドン「このムエタイの神の業、そうそう受け流せると思うなよ。なんならその盾や兜も打ち砕いてもいいのだぞ」
ワルキューレ「ともあれ神業ともいかないみたいですね、ぶつけてみるのも悪くはありません」
アドン「バカめ、お前の剣をも打ち破る俺の蹴りを受けてみるがいい」

「敵意と威力だけではあなたの神業も鈍るものです、一度省みるのもいいでしょう」

ワルキューレ「ただ勝ち続けるのもなんですので、今までの闘いを次に活かせれば」
アドン「むしろかつての屈辱は思わぬ時はない、そうだ、この俺に二度の敗北はない」

ロレント

ワルキューレ「間違いありません、あなたの気が争乱を呼び起こしているのですね」
ロレント「ふふふ、これこそ我輩が望んだること。まさに混沌で渦巻いているわ」
ワルキューレ「無用な争乱は鎮めなければいけません。いきます」
ロレント「そうはいくか、この愉悦、誰にも邪魔はさせぬ」

「闘いよりも闘いにて利を得る者こそを糺さねばいけないものなのですね」

ワルキューレ「渦巻く争いに迷う意思、導くことができましたか」
ロレント「争乱の火種はいくらでもある、いずれ面白きことよ」

アレックス

ワルキューレ「あなたも力だけでなく力の理を理解しているようですね」
アレックス「あんたと闘う前に、俺より強い男と闘った、ただそれだけだ」
ワルキューレ「その人との闘いの想い、私にもぶつけて見せるのでしょうね」
アレックス「あんたも厳しいな、ではさっそくついていくことにしよう」

「力は攻めるだけでなく守るためのもの、あなたにも守るものがあったのですね」

ワルキューレ「今はよろしいでしょうが、やりすぎるとあなたが闘い足りないみたいですね」
アレックス「いや、あんたの強さをこういう形でも楽しめた、もう少し待てるさ」

いぶき

ワルキューレ「あなたも忍者、若いながらも業で勝負をするのですね」
いぶき「うん、いずれ女もみがかなきゃいけないけど、まずあなたの剣に対しなきゃね」
ワルキューレ「私も剣のみでは闘いませんが、あなたの仕合は受けましょう」
いぶき「やはりこういうのは正々堂々と楽しまなきゃね、それではいざ勝負」

「度胸も女の資質ならば、あなたも忍である前に真の女というべきでしょうね」

ワルキューレ「いかがでしょうか、あなたの体術には及びませんが、私も何とか闘えます」
いぶき「できれば女でついていきたいけれどね、まずは業であなたに勝たなきゃね」

エレナ

ワルキューレ「その体の流れは、まさに自然そのものですね、その技を見てみたいです」
エレナ「あなたにも優しい風を感じるよ、その風に乗ってみたいな」
ワルキューレ「ここはお互いを分かり合えるためにあえて闘いに身を置きましょう」
エレナ「一緒に楽しく踊ろうよ、ここまでいい風が吹いてきたから」

「厳しい闘いの中にも優しさを忘れない、これもまた戦士のあるべき姿でしょうね」

ワルキューレ「闘いの風は未だおさまりませんが、私達がその風に乗せれば」
エレナ「みんな穏やかな気分になれば、優しい風もまた吹くんだよ」

まこと

ワルキューレ「たしかなまっすぐな拳の運び、まずは進むのみでもよろしいでしょうが」
まこと「むう、ここは姐ちゃんの剣と盾の前に立ち止まってはいられんぜよ」
ワルキューレ「乗り越えるならば私も構えていかないと、つぶれるわけにはいきませんね」
まこと「うちもおんしにぶち当たって、ただ砕けるわけにはいかんぜよ」

「お互い砕けるまでにもいきませんでしたね、しっかり受け止めることができました」

ワルキューレ「こうしてまっすぐな闘いこそが、勝って気持ちのいいものなのでしょうね」
まこと「まったくぜよ、勝つにしてもうちもきれいに勝ちたいぜよ」

ユリアン

ワルキューレ「あなたも成り上がる野心が、しかし信念の力もあわせていますね」
ユリアン「ならばここでそなたと仕合い、それらを高めることにしよう、そして」
ワルキューレ「この場は今以上、女としてあなたに勝たねばなりませんね」
ユリアン「今更ながら怖じ気付くのはそなたらしからぬぞ、乙女の騎士よ」

「今は信念で支えておりますが、いずれ野心をこえなければいけませんよ」

ワルキューレ「そういえば、先の贈り物、以外に身体が引き締まるものですね」
ユリアン「そうであろう、その引き締まった身体もさらけ出すのがよいぞ」

Ｃ・ヴァイパー

ワルキューレ「あなたもひとかどの人士ならば、いくらかの使命を持っていますね」
ヴァイパー「あなたが知る必要はないわ、でもあなたとの仕合なら付き合えるわね」
ワルキューレ「機を待つほどではありませんが、仕合うのも何かの縁がありますよ」
ヴァイパー「これも腐れ縁ってやつね、これも軽くあしらうわけにはいかないわね」

「闘うのは常に一人、ですがあなたも闘いから生ずる縁を大切にする人のはずです」

ワルキューレ「闘いそのものは面倒事ですから、早く勝負がついて幸いでしたね」
ヴァイパー「ええ、たしかにムダはなかったと思うわね、私も楽はしたいから」

ルーファス

ワルキューレ「ただ転がるのみがあなたの業とは思えませんが、まずは落ち着いて」
ルー「ううむ、そう誘っておいて、この盾で受け止めてから、この剣で突き刺すつもりだな。
　　　しかし近づかねば拳を当てることが出来ないから、ここは俺様の最初の一撃が肝心だな・・・・・」
ワルキューレ「ここはあなたの猪突を、何とか食い止めればいいのですが」
ルー「やはり受け止めて突き刺すつもりだな、そうお前の思惑にのせられんぞ。かといって近づかねば闘えないからな。
　　　ここは盾を攻めるか、あるいはスカートを絡めれば、いやいや・・・・・」

「少し静まりましたね、まずはじっくり構えてから次に備えましょう」

ワルキューレ「せっかくの重厚さですから、やはりどっしり構えるのもいいでしょう」
ルー「お前も俺様が太っているのを気にしてるのか。しかしそう嫌がるそぶりがないのはいいが、
　　　俺様とて太っているなりに健康には気をつかっているつもりだからしてな・・・・・」

ハン・ジュリ

ワルキューレ「敵意がこもっているのはその右目ですね、近づくものをすべて斬るのですか」
ジュリ「何ならその盾ごと斬ってやろうか、あたしの秘密を知っちゃ生かしておけない」
ワルキューレ「いたずらな闘争の種は鎮めなければいけません、まずはその脚から」
ジュリ「はん、そんなナマクラであたしの蹴りが敗れるもんか、返り討ちにしてやるよ」

「妄りに斬る刃はナマクラより斬り難きもの、あなたも単なる刃で終わらないでしょう」

ワルキューレ「風もおのずと流していけば、剣も自然と斬れるものなのです」
ジュリ「ブッ叩くだけが能じゃないってことか、こいつはいい事聞いたねえ」

ララ・マツダ

ワルキューレ「この情熱の風があなたとともにあるなら、これも受け入れるべきですね」
ララ「あら分かってるじゃない、こういった気高い強さならあたしも気にいってるわよ」
ワルキューレ「まずは私の方からあなたの風に応えねばなりません、それでは参ります」
ララ「あなたの激しさがあたしを燃えさせるのね、こういった仕合こそ望むところよ」

「一陣の風と共に鮮烈な業、このささやかな高揚感、やはり気持ちのいい仕合でしたね」

ワルキューレ「あなたから見れば固い女ですが、久しぶりに私も心が軽くなりました」
ララ「もうちょっと吹っ切れないとね、まず羽目を外すのはあたしだけでいいけどね」

ラシード

ワルキューレ「あなたも風に乗って、むしろあなたそのものが風と化すというのですね」
ラシード「おっ、麗しの戦乙女どのか、ならばこのラシードの風に乗っていただけますか」
ワルキューレ「あなたのこと、その風に乗り越えてこそあなたと仕合うべきなのですね」
ラシード「そうそう力も事もないでしょう、あなたの剣と業、見事受け止めましょう」

「風は本来自由なるもの、あなたの自由なる風と強さを私も感じることができました」

ワルキューレ「少し疲れましたが、私もあなたとともに風に乗ることができましたね」
ラシード「もう少しエスコートした方がよかったかな、いやあなたも前に進んだからね」

チャーリー＝ナッシュ

ワルキューレ「あなたの敵意、でも憎しみで覆われるまでもないなら、ひとまずは」
ナッシュ「お前もお節介焼きのようだ、関わらぬ方がよいとまずは忠告申し上げよう」
ワルキューレ「むしろあなたの義しさを今一度引き出したいのです、それでは参ります」
ナッシュ「傷つくことを怖れぬか、そういったのが一番面倒だ、おとなしくしてもらおう」
「あなたにも信じられるものがあるはず、いつかはその優しさにも気付いて下さい」

ワルキューレ「この程度では小手調べ、ここで手を引いても私たちの勝ちは揺らぎません」
ナッシュ「倒す価値なくとも闘う価値はありか、今は何も感じないな、あの時の気持ちも」

セス

ワルキューレ「あなたも意志を持っている、冥く重い敵意とともに」
セス「そういうお前の気はなんという輝きだ、それを取り込みさらなる強さを得よう」
ワルキューレ「私の力と気、全霊をもってあなたを鎮めることにしましょう」
セス「むしろ全力でかかってくるがいい、わたしも全開でお前を迎えよう」

「乱世が生みし空虚なる魂、それを鎮めることが我が剣の使命なのです」

ワルキューレ「まずは嵐も収まりましたが、次の嵐まで待つこともできますね」
セス「むしろ待つ楽しみもまた次の闘いに必要だということか、それも面白いな」

豪拳

ワルキューレ「老師も拳の業を背負うに値う方、その先も見据えているとも見えますが」
豪拳「どうかの、まず必要ないかもしれぬが、お主が儂を導いてくれるかな」
ワルキューレ「まずは老師の業、この剣で確めさせていただきます」
豪拳「この豪拳、己に呑まれるか否か、この仕合で分かることですかな」

「拳の大成は人の大成です、老師ご自身も次の時代を切り開くに値う方なのですね」

ワルキューレ「いい風が吹いてきました、悪しき闘気も振り払えましたね」
豪拳「うむ、この儂に吹いてきたならば、儂もそこまでの境地に至れたかのう」

サガット

ワルキューレ「やはり闘争のただ中でもご自身を見失わないものですね」
サガット「お前も俺を試すのか、しかしこの心地よさは、一杯喰わされたな」
ワルキューレ「一時の安寧も必要ないでしょうが、不快でもないはずです」
サガット「むしろ甘さをも受け入れよか、まさに奴のような物言いだな」

「弱さを受け入れての強さなのです、それはあなたにとって決して恥辱ではないでしょう」

ワルキューレ「勝ち負けはともかく、今は次につなげたことを喜びましょう」
サガット「負けぬ強さか、しかし己が高まればそれでいいかもしれぬな」

ベガ

ワルキューレ「ついに姿を現しましたね、我が剣の誇りにかけてあなたを鎮めます」
ベガ「貴様もこのわたしを討たんと欲するか、世の混沌はある意味神の意思なのだぞ」
ワルキューレ「たとえそうでも、いたずらな破壊も世の望むところではありません」
ベガ「ふふ、ならば貴様も混沌の中に陥っていくがよい、我が拳によってな」

「悪意の源を絶つのも我が使命、そして人が生きるための意志なのです」

ワルキューレ「こうして身を置けば悪意の元までたどり着けると思いますが」
ベガ「いずれにしても露払いだな、わたし以上の悪意は認めるわけにはいかぬからな」

豪鬼

ワルキューレ「この場渦巻く破壊と闘争の渦、世を乱すのならば鎮めなければいけませんね」
豪鬼「うぬも我に立ちはだからんか、されど我が闘争、神をも超える」
ワルキューレ「あなたも命をかけるのならば、私もそれなり命をぶつけなければ」
豪鬼「命のすべてをかける、これぞ真の闘争にして死合、うぬの力、見せてみよ」

「闘争にて命を超える、あなたの極めし路、どこへ向かうのでしょうか」

ワルキューレ「闘争が世の常ならば、一時の安寧もまた貴重なるものなのですが」
豪鬼「されど安寧もいずれは破れる、それに浸るのみもまた愚かなり」