覇王丸

ミナ「真のもののふの路、以前目指してこいと言ったあなたに私が至れたかしら」
覇王丸「それを確かめるためここに来たんじゃないか、その目が物語ってるぜ」
ミナ「弓を放ち、刀を振る、その刹那がまず勝ち負けを決めるのね」
覇王丸「そして勝っても負けても、お互い悔いは残らないはずだ」

「ただ狩るだけじゃなく己の心も射抜く、それが真の武に繋がれるなら」

ミナ「あなたに邪心があるならば、私はそれを射ぬくのみ、そして勝たせてもらうわ」
覇王丸「痛みを感じられるのは生きてる証だ、次に備えてまず傷をいやしていきな」

牙神幻十郎

ミナ「あなたの刀も人を斬るための刀、少なくとも私の矢とは違う」
幻十郎「ふん、お前の矢も多くのあやかしを狩ってきたのだろう、所詮俺と同じよ」
ミナ「どちらが真の刃か、やはり闘ってみなければわからないものね」
幻十郎「お前も俺の刃にかかるか、それならば容赦はせん、せめて覚悟をするがいい」

「やはり武のない闘いは仕合じゃない、あなたも、そして私も」

ミナ「これも義しい闘いじゃないけど、まず狩るまでもないと思う」
幻十郎「たしかにな、斬る価値もない相手は闘うだけ無駄だということか」

ナコルル

ミナ「あなたの光で私の吹く風を示してくれた、でもどこへ向かうのかが分からない」
ナコルル「心を澄ませれば風も応えてくれますよ、でもまたお役に立てますか」
ミナ「私も巫女として、また一歩踏み出せるかしら、またあなたの力を借りるのね」
ナコルル「むしろあなたの心を、この胸で受け止めてみたいのですが」

「風を読んであしたに矢を放つ、あなたが言うようにこれも自然のままにかしら」

ミナ「あやかしもまた自然と共にある、それを見極めるも本当の矢なのね」
ナコルル「本当は狩らないに越したことはないですが、できる限りにことをしましょう」

リムルル

ミナ「明鏡のごとくに矢を放ち剣を振るう、この仕合もそれを目指すのね」
リムルル「うーん、難しいことは好きじゃないけど、修行なら付き合ってもいいよ」
ミナ「心を磨くのも仕合の一つだけど、私もあなたのように楽しくできるかしら」
リムルル「もうちょっと心を拓いて楽に考えたほうがいいかもね」

「こういった澄み切った気持ちで、いつかは私も矢を放てたらいいかもね」

ミナ「本当の矢は水面に波立たせないように射るのがいいというけれど、私にはまだ」
リムルル「水面を飛び回るのはあたしもできるよ、コンル使うけど結構難しいんだ」

チャムチャム

ミナ「炎を活かすも殺すも風次第、私の風に身を任せてもいいのかしら」
チャムチャム「ちょっとわからないけど、ボクよりミナの方が吹っ切れるのがいいかな」
ミナ「むしろ私の方が本気が足りないのね、むしろ私の身をあなたの炎で」
チャムチャム「ボクもがんばるけど、ミナも無理してヤケドしちゃダメだよ」

「明日のために矢を放って狩る、あなたのように心を空けなけれはいけないけれど」

ミナ「燃える情熱も大切だけど、やはり熱くなりすぎちゃ狩ることもできないから」
チャムチャム「わかるよソレ、時にはじっとしなきゃ獲物は狩れないからね」

真鏡名ミナ

ミナ（プレイヤー）「あなたは、一体何だというの、これもあやかしの業だというの」
ミナ（ＣＰＵ）「世を惑わすあやかしなら狩らなければ、でもあなたはそれとは違う」

「狩るほどに惑わされるほど私は自分を見失わない、私が私でいるかぎり」

ミナ（プレイヤー）「射抜くべき、本当の相手は、どこにいるの・・・・・」
ミナ（ＣＰＵ）「それはすぐ近くにいるの、私も、そしてあなた自身も」

色

ミナ「あなたは、魔に魅入られている人、でも、自分の足で歩もうとしている」
色「・・・そういう、貴女は、自分の、意志で、私を、狩るの・・・・・」
ミナ「あなたと仕合うに意志は弱いかもしれない、今はあなたを導けないから」
色「・・・貴女を、弄ぶ、つもりは、ないわ、でも、ついて、いらっしゃい・・・・・」

「今の私はあなたと同じかもしれない、私も自分の意志を固めれば、あなたのように」

ミナ「自分の意志を持てば明日をつかめるものだけれど、あなたも求めているの」
色「・・・そうね、今はまだ、見えないけれど、できる限り、進んで、いきたい・・・・・」

いろは

ミナ「鶴仙たるあなた、妖滅士たる私、今は刃を合わせるのみだけれど、そのお役目も」
いろは「ああミナさん、今も旦那様をお守りするのみですが、何かお手伝いできますか」
ミナ「今は私のみでもいいけれど、互いのお役目を確かめるための手合わせもいいわね」
いろは「そういうことでしたら、私も頑張らせていただきます、それでは」

「私だって何かをも守るための弓でありたい、明日に生きるための子供たちのために」

ミナ「そういえばあなたのお家で振る舞われた料理、もう一度食べたくなったわね」
いろは「はい喜んで、これが終わったら心ゆくまで味わってくださいまし」

アスラ

ミナ「あなたの憎しみと敵意にひかれてここまで来たけれど、世に仇を為すならば」
アスラ「俺の敵意を狩るか、たしかにその弓はそれに値する、しかし俺は」
ミナ「やはりあなたの哀しみも感じている、それが残っている限りは」
アスラ「むしろ哀しみをも射抜けば俺も楽にはなるが、今はまだその時ではない」

「あなたにも狩るべき時がある、その刻を大切にして、今はその刃を引きましょう」

ミナ「ここもあなたが求める敵意はない、ひとまずはこれでいいでしょう」
アスラ「たしかに倒すまでもない、敵意をそぐもまた我らの役目というところか」

兇國日輪守我旺

ミナ「あなたが立ったとなれば、また天を目指して世を乱すというのね」
我旺「分からぬか、をとめよ、世の乱れがわしを呼び乱れをたださんとするを」
ミナ「それでも、あなたを止めなければ、人々の、そして私自身の笑顔のために」
我旺「なれば止めてみるがいい、強き意思なくば何事も成されぬものだからな」

「いまだ曇りなき空を射抜くには弱いけど、まずはあなたを一歩とどめられた」

ミナ「天の下を射ぬくのも私にはまた小さいものだけど、その一矢が力になれば」
我旺「その一矢を馬鹿にはできぬ、その意味でうぬも大いなる力よ」

楓

ミナ「青雲の志を感じてここに来たけど、私の風はあなたに吹くことができるかしら」
楓「いきなり怖じ気づくのはらしくはないな、どうせならその矢ごと吹いてきな」
ミナ「その意志があなたを突き動かすなら、私も意志をもってこの弓を引いてみるわ」
楓「そうこなくっちゃな、あんたの意志を受け止め、俺も先に飛ばせてもらうさ」

「あなたが目指す青き空、その果てに私の目指す何かがあるなら、行ってみたいわ」

ミナ「私の放った矢からは逃れられない、ことにこの青き空の下では丸見えよ」
楓「狙われるだけならまだ間に合うぜ、あとはあんたたちの覚悟次第ってわけだ」

御名方守矢

ミナ「あなたも昔の私と同じ、その刀であなたは何を斬り開くというの」
守矢「お主には関係はないが、その矢でそれを確かめんとするならば致し方ない」
ミナ「明日が見えないのは私も同じ、でも進むべきが定まれば、この矢のように」
守矢「打ち落とすのみでは済まされぬか、だが散る覚悟のみではわたしとは仕合えぬ」

「今は斬るだけのあなたでも明日を求める、それが義しきなら自ずと開けるものね」

ミナ「どうせ踏み越えさせてもらうけど路を開けて、これ以上傷付けたくはないから」
守矢「たしかに倒すのも面倒だが、火の粉は払わねば燃え広がるものだからな」

雪

ミナ「少し寒いけれど、この冷ややかさは嫌いじゃないわ、かえって落ち着けるから」
雪「心までは凍てつかせないようね、強い意志なら私も手合わせしていいわね」
ミナ「むしろ強い意志なら明日を見据え続けたい、今をおろそかにはできないけど」
雪「その義しき意志なら私もともに歩んでいきたいわね、今は仕合うのみだけど」

「日陰の華でもせめて美しく咲きたいものね、それだけ美しく散れるものだから」

ミナ「ともに時代の捨て石になるは惜しくないけど、心は明日を見据えていきたい」
雪「この矢と槍にかけて、明日を斬り開く意志と覚悟があればたやすいものね」

一条あかり

ミナ「陰陽師なら魔を律するものだけど、あなたがその資質を持っているようね」
あかり「妖滅士のお姉ちゃんなら弓矢で勝負かいな、うちも結構燃えてきたで」
ミナ「高ぶりから感じるあなたの能力、せめて弓だけでもあなたを越えてみせるわ」
あかり「ここはうちごと狩られるわけにいかんからなあ、うちも本気でいくわな」

「同じ禍を祓う者として、あなたに遅れを取れなかったから張り合っただけね」

ミナ「放てば追い詰められる私の矢、頼りきっているならまだ心の力が足りないのね」
あかり「そないに力むだけじゃ疲れるだけやよ、もっと肩の力抜けば飛ぶもんや」

鷲塚慶一郎

ミナ「士道の根幹が誠にあるなら、あなたに誠の武を見出だせればいいけれど」
鷲塚「な、何なのだそのような出で立ちは、そのような肌をさらけ出すとは」
ミナ「私に怖じ気づくわけじゃないのね、だったらそれなりにいきましょう」
鷲塚「そのふしだらで拙者に挑もうとは、まず矢を払って礼儀を教えてさしあげよう」

「真っ直ぐな剣なら対するには容易いけど、私もまだ力と信念で遅れを取ってるわ」

ミナ「ただ矢を射るだけでは誠の弓矢は得られない、今一つの実直さがあれば」
鷲塚「よろしければ道着をお贈りしたいが、しかし何なのだこのもの惜しさは」

真田小次郎

ミナ「同じ女として、誠の武を求める者として、まずは互いの業を見ていただくわ」
小次郎「貴女の矢にも力を感じます、私も誠をもって対するが礼といえましょう」
ミナ「曇りない心、討たれても悔いなき心でかかれば、その先に誠の武があるならば」
小次郎「その上で明日を、いえ矢と刃の先にあるものを掴むことができるならば」

「先が見えないのはお互い様だけど、それゆえに怖れることもないはずだから」

ミナ「互いの刃、向けた先に明日があるならば、まっすぐそこを見据えていけば」
小次郎「いつかはそこにたどり着けましょう、まずは怖れず先に進みましょう」

高嶺響

ミナ「あなたも志士なれば、刀を振るうにためらいがあり、何を迷っているの」
響「人を傷付ける怖れが仕合う覚悟を鈍らせるなら、そんな自分に勝たなければ」
ミナ「それは私も同じことなら、あなたとの仕合が路を開けるかもしれない」
響「己を高めるなら傷つくとても悔いはない、そんな気概でいけるのならば」

「斬る楽しみに溺れなければ本当の武が得られるものと、すでに分かっているはずよ」

ミナ「誰かが言ったけど、真の武は倒すためじゃなく己に打ち勝つことだって」
響「どんな相手にもまずは己に向きあえば、いかなる仕合も怖れるに足りませんね」

刹那

ミナ「ついに見つけた、イノチヲカルモノ、その闇キ力を今こそ狩ってみせる」
刹那「たかだか妖滅士風情が、絶対の混沌を貴様なぞが制せられるものなのか」
ミナ「この弓にみんなの想いを込め、世に仇なすあやかしよ、我が弓にて幽世に帰せ」
刹那「馬鹿め、俺をかくり世に帰すなら、この世すべてをかくり世に堕してくれるわ」

「混沌もいずれは収まるもの、あなたも鎮まって後新たな秩序の礎となりなさい」

ミナ「いずれの大一番にはまだ早いから、この程度の混沌もまずは鎮まったわね」
刹那「この程度なら喰い足りないか、たしかに大一番こそが俺とお前の最高の舞台だ」

嘉神慎之介

ミナ「その威厳ある焔は世を守るためのものかしら、それとも更なる混沌もまた」
嘉神「その両方やもしれぬ、己を律しつつ貫くはある意味易からぬことだからな」
ミナ「あなたも義しき方とはいえ、私の武のために対しなければいけないけれど」
嘉神「そなたの矢がわたしを律するなら、喜んで受けよう、見事我が焔貫きたまえ」

「己を律するが故の業ならまだ足りない、あなたほどの美学と正義が足りないから」

ミナ「私はただ射るだけ、己を美しく彩り闘うなんて、その域までは至ってないから」
嘉神「飾らぬ美しさもまたよしだな、私の目もそなたの勇姿にかかったものだよ」

ショー・疾風

ミナ「あなたもブーメランを使うけど、その闘いは侍に近い、これが風雲の拳なのね」
ハヤテ「いかなる嵐も乗り越える俺の風雲拳の業、あんたの矢で貫けるかい」
ミナ「曇りなき澄んだ目ならいかなる暗雲も見通せる、あなたの先にあるものは何」
ハヤテ「あんたも明日を見据えてるみたいだな、あえて仕合えば少しは見えるかもな」

「風雲の先に見えてくる青空のもと、目指す先があれば、私もまた向かいたい」

ミナ「真っ直ぐな矢と円弧軌跡のブーメラン、ともに向かう先は同じだけど」
ハヤテ「俺も気持ちは真っ直ぐに投げたいものだ、あんたに遅れを取らねえようにな」

アックス＝イーグル

ミナ「斧を使うんだったらそう力押しとは限らないのね、でもあなたの業は何かしら」
イーグル「僕もあなたに力のみとは思われたくないな、むしろ誇りをもって闘いたい」
ミナ「馴れ合いは好きじゃないから、あなたの優しさで私の弓を受け止められるの」
イーグル「そいつも望むところだ、僕の義しさであなたの弓も受け止めてみよう」

「やっぱり優しい強さだったわね、今の私も受け流すだけしか応えられないけど」

ミナ「後は押し進むのみだけど、この場はあなたの露払いにはなったかしら」
イーグル「弓の一撃もバカにはできないな、しかし君に力仕事をさせてしまった」

キャロル＝スタンザック

ミナ「その球はお遊びでふるっているわけじゃないのね、でも私の矢に通じるかしら」
キャロル「そう言われれば黙っていられないわ、私も武道のてほどきを受けたからね」
ミナ「武芸にとどまらないあなたの武道、まずあなたの球を貫いてみせるわよ」
キャロル「なんならその弓矢をくぐり抜けましょうか、それくらいの覚悟もあるから」

「どうせぶつけるならこの球よりも、あなたの武道そのものをぶつけていらっしゃい」

ミナ「うわべだけの勝利なんていらない、ただ人々の笑顔を守れる闘いがしたいの」
キャロル「だったらあなたも笑顔でいったら、せっかくスタイルいいからねえ」

ニコラ＝ザザ

ミナ「巌も貫く私の弓矢だけど、あなたのその盾で矢を止められるというの」
ニコラ「盾じゃなくてディスクだけどね、お姉さんの弓矢には負けないつもりだよ」
ミナ「多少のカラクリじゃ勝負にならないから、あなたの武で向かってきて」
ニコラ「お姉さんも武道家さんだね、僕も武道の厳しさはわかってるからね」

「カラクリに頼ってないのは認めるけど、小手先の業じゃ世の中渡っていけないから」

ミナ「どこまでも飛んでいく私の矢に、あなたの盤もまだついていけるかしら」
ニコラ「追い付くだけで精一杯だけどね、僕もまだまだ息が上がっちゃいられないよ」

ロサ

ミナ「この時代にも侍がいるのね、それなら私も本気でこの弓を射っていいのね」
ロサ「本気で射つならいい度胸だね、それでいて油断もできないから楽しみだ」
ミナ「たしかに覚悟も本物だから、それでも明日にかけるだけの想いを感じるわ」
ロサ「だからこそだね、傷つくことを怖れなきゃ、かえって傷つかないものさ」

「生きることが戦士の路なら明日にかけることができる、そのために刃なのね」

ミナ「射ち抜くのは敵じゃなく時代を射ち抜く、そんな気概で弓を引けるなら」
ロサ「気負うほどのことじゃないけれどね、ドンと構えりゃ自ずと引けるものさ」

ゴードン＝ボウマン

ミナ「あなたも官憲の人、あいにく私にはあなたに狙われるいわれはないけれど」
ゴードン「まあな、そのそそる出で立ちに弓使いとくりゃ闘わずにいられねえぜ」
ミナ「ならあなたも格闘家というの、面倒くさいけどやらなきゃいけないのね」
ゴードン「そういった素振りも気に入ったぜ、俺の一撃だけで壊れたりはしねえよな」

「力でも信念でも私は手折れない、どんな嵐でも飛ばない草花のようになりたいから」

ミナ「もう手を上げて、この矢があなたを射抜く前に捕まった方が身のためだから」
ゴードン「容赦ねえ姉ちゃんだな、おかげて俺がブチのめすヒマもなくなったぜ」

ジョーカー

ミナ「手妻だなんて見せかけの業では私には勝てないわ、私も徒な闘いは望まない」
ジョーカー「ヘッ、俺様のマジックをコケおどしと言われて、引き下がれねえよーう」
ミナ「闘いはあなたが思うほど甘くはないわ、それでよければ相手してあげる」
ジョーカー「ケッ、負けて吠え面かいても知らねえぜえ、まずは弓矢からかなあ」

「ふざけながら闘うなんて認められない、まして命のやり取りも徒に望まないわ」

ミナ「私の矢にはタネも仕掛けもないわ、ただ思いを込めて射放っただけよ」
ジョーカー「たまにはバカ正直に攻めるのもいいがよ、肉弾戦はちょっと苦手だぜ」

獅子王

ミナ「力と威厳なら感じてるわ、でも表の力のみなら私も怖れるには足りないけど」
獅子王「娘よ、わたしの力が飾りか否かは、お前のその矢で試してみるがよかろう」
ミナ「やっぱり射抜かれる覚悟があるけど、私の前ではそれは無意味かもしれないわ」
獅子王「この獅子王を狩らんとは気に入ったぞ、なれば全力で受け止めてくれよう」

「射られても闘志は衰えないのね、でも絶対的な力なんて存在はしないから」

ミナ「私も徒に狩ったりはしないわ、ただ闘うべきに闘い、狩るべきに狩るだけよ」
獅子王「機は自らが作ればよい、ただわたしが闘うべき相手はそうはいないのか」

ジャズウ

ミナ「人にして暗殺の術を極める、それが魔に通じるなら、この矢を向けなければ」
ジャズウ「我に、矢を向けるか、しかし、狩られるは、うぬの方・・・・・」
ミナ「この重き殺気もあやかしに近いなら、私も意志をもってあなたを狩るわ」
ジャズウ「狩るか、狩られるか、うぬが楽しむなら、我も、大いに、楽しもう」

「人の心を捨ててまでの強さなら、それを律するだけの力の矢は、私はまだ持てない」

ミナ「ただ射るだけでは仕合には勝てない、その先の勝機を射抜かない限りは」
ジャズウ「向かう者、すべて払えば、勝ちも見えよう、うぬは、何を、迷うておる」

天童凱

ミナ「あなたも武に生きる人なら、あなたもまた私の弓矢で勝負をしようというのね」
凱「飛び道具たあ物騒だがよ、あんたの目がまっすぐだから避けて通れねえよな」
ミナ「ましてあなたの意志が闘いを支えるなら、私もそれに応えなければならないの」
凱「闘う意志ならお互い鍛えがいもあるよな、それならいくらでも射ってこいよな」

「素手の闘いでもその意志は侍以上ね、今は意志のない私もいずれ身に付けなければ」

ミナ「私もあなたのような強き意志を、そう明日に向かって射抜ける意志を放てれば」
凱「そうそう力んでばっかじゃ肝心な時に弓も引けねえぜ、一休みも必要になるからな」

西園寺貴人

ミナ「すべてを射通す私の弓矢だけど、あなたならそれを受け止められるというの」
西園寺「やはり面倒なことですが、受け止めてみよといえばやらなければなりませんね」
ミナ「そう言っていながらあなたの目も私を狙っているわ、これもまた侮れないわね」
西園寺「参りましたね、目でも射抜かんとするのは、やはり僕も逃げられませんか」

「今の私も射の射しか知らないから、今少し極めれば私もあなたに勝てなかったわ」

ミナ「矢を放つも業を受け流すも、すべては相手を見極めれなければ始まらないのね」
西園寺「眼で見るだけがすべてではありませんが、まずはそこから攻めるべきですか」

パトリック＝ファン＝ヒディング

ミナ「あなたも肉体で闘おうとするの、だったらこの弓矢を受けて耐えられるというの」
ヒディング「真剣勝負に飛び道具を持ち込もうとは軟弱者め、その根性叩き直してやる」
ミナ「あなたは自分の腕の力のみしか信じないの、やっぱり案外とつまらない人なのね」
ヒディング「俺の力と業をこうも侮辱するとは、女といえどこの暴言は捨ててはおけん」

「射たれることを承知で向かうのも分かるけど、傷つくことを知ってて何を得るの」

ミナ「不動の攻めは私も目指しているけれど、ここでもそれを振るうには至らないのね」
ヒディング「強からぬ相手なら動くまでもないが、こうもろければ張り合いもないわ」

ズィルバー

ミナ「これほどの気迫に拳の強さも感じられる、その域に私も目指さなければならない」
ズィルバー「ぬしも侍か、なれば我が拳にぬしの弓矢が挑む価値があるというのか」
ミナ「あなたの拳を越えれば私の弓矢を、そして私自身の心を極めることができるなら」
ズィルバー「よもや臆したのではあるまいな、我が前で弓を怯まばすなわち命取りだ」

「あなたの拳とともに死線をも越えられた、でもこれもまた私の路の途中というのね」

ミナ「一念に矢を放てば巌をも穿つなら、ある意味にあなたの域まで達すればあるいは」
ズィルバー「されどぬし自身の心失うに及ばず、路を極めども修羅に陥るなかれ」

ユウキ

ミナ「探偵というにはどこか忍んでいないのね、いずれ闘うことに変わりないけど」
ユウキ「あんたの物言いならまるで忍者だな、まあエージェントには変わりないけど」
ミナ「何かを調べてるようだけど、私としてはあまり人とは関わりたくはないけれど」
ユウキ「せっかくの出会いなのにつれないね、まあその弓矢なら全力で受けてやるさ」

「今の私にはあなたが求めるものは何もないけど、あなたのお勤めを阻む気もないわ」

ミナ「求めることはいろいろあるけど、そのために力押しもやはり好きじゃないから」
ユウキ「楽しむこともあるけどな、こういうのはやっぱりすんなりと調べたいものだぜ」

アイ

ミナ「あなたも何か調べてるようだけど、やはりお遊び気分で取りかかっているのね」
アイ「そういうあなたもさてはあたしを狩るつもり、それなら真剣にかかっていいけど」
ミナ「それでもあなたの目は本気じゃないようね、それでは私の弓矢にも敵わないわ」
アイ「あたしも弓で射られるのはやっぱ怖いわよ、それでも向かわなきゃいけないのね」

「闘いは遊び気分じゃ命取りよ、あなただってつわものの心を知っているはずよ」

ミナ「この程度ならお遊び程度なのね、本当に射るべき相手を選んでるつもりだけど」
アイ「遊びじゃ闘うことはできないけどね、本気を出すのはいざという時だからね」

サイバー・ウー

ミナ「どこかで見たからくりのようだけど、これで私の弓に対しようとするのかしら」
ゆず「お姉さんの弓矢ならウーも貫けるかも、でもただでやられるわけにはいかないよ」
ミナ「あなたの義しさを見て私の弓を受け止められるか、あえてはからせてもらうわ」
ゆず「そうだね、あたしもウーも多少のケガじゃ引き下がっちゃいられないからね」

「あなたとからくりとは一心同体なのね、その気持ちだけなら受け止められたわ」

ミナ「あなたもからくりとともに闘っているのね、私は常にひとりっきりだから」
ゆず「傍らのこの子も十分力になってるよ、これだけでも心の支えになっているよ」

フィオリーナ＝ジェルミ

ミナ「あなたも闘いを避けたいきらいを感じるけれど、それでも私と仕合うというの」
フィオ「これも任務といえばそうですが、あなたもまた気が引けてるみたいですね」
ミナ「お互い不器用な生き方しかできないのね、ただ射ち取るしかできないけれど」
フィオ「ここは戦場じゃないのも分かりますが、それでも闘わなければなりませんか」

「闘いを嫌うのと逃げるのとは違うから、あなたの行為もまた間違っていないわね」

ミナ「闘いが路を拓くというなら、あえて闘いの路を進んで明日へと歩んでいくわ」
フィオ「今もまんざらではないですが、そこから自分の幸せを見いだせればいいですね」

マーズピープル

ミナ「まさかあやかし海坊主、人に仇なすものなら、狩らなければならないわね」
マーズ「ピ、ピポツッ（オイラは妖怪ではないぞ、しかし闘わねばならないなら）」
ミナ「あくまで抗わんとするのね、だったら世に仇なす妖よ、我が聖弓にて幽世に帰せ」
マーズ「ピピポーッ（だから妖怪じゃないっていってるだろ、しょうがないな）」

「あなたも自分を護らんとしていたのね、でもそれ以上に私にも護るものがあるの」

ミナ「闘うにあたっては助かったけど、やはりただの生きものじゃなかったのね」
マーズ「ピッピピィ（分かってくれたんだな、ともに闘うなら助けなきゃ）」

アレン＝オニール

ミナ「一人でこれだけの武器兵器を使うなんて、でもこれで私の弓に敵うというの」
オニール「たしかに弓矢も甘くは見れないな、とはいえ倒せればみな同じことだが」
ミナ「私もいかなる武器兵器には屈するわけにもいかないから、闘い抜いてみせるわ」
オニール「そんな細身と薄皮の弓矢で俺に勝つつもりか、たしかに笑えぬジョークだ」

「私の弓矢の力を侮ったのね、あなたの武器兵器を貫ければやはり同じことだから」

ミナ「私も一息で射抜ければいいけれど、跡形もなく倒すのもやはり素っ気ないかも」
オニール「一面の荒野もまた気持ちのいいものだ、これぞ強者としての優越感だ」

旧アテナ

ミナ「あなたも天からの使者というの、私もいずれはかられるのは好きじゃないけれど」
旧アテナ「あなたも巫女にしてはとげとげしいですね、私がほぐしてあげましょうか」
ミナ「あまり触れられるのも好きじゃないわ、でもこれが運命なら越えてみせるわ」
旧アテナ「あなたの本当の笑顔のため、私も及ばずながら力を尽くしちゃいますね」

「天からのお勤めは忘れてないけれど、今の私はまだ弓を放つことしかできないから」

ミナ「私も人の幸せのために闘っているけど、私自身幸せになる資格があるかしら」
旧アテナ「自分が幸せを感じないと人にも幸せにさせられませんから、まず大丈夫です」