チャオ・リーファ

データ

機体設定
ウィンディナ:前作とはさほど性能は変わらないが山崎姉妹のDINOシリーズに
     標準装備されているイオが装備された(他の機体も同様だが)

チャオ・リーファ(周麗花)

声:根矢美智子

職業:周財閥総裁代理

誕生日:AC2240年9月2日 年齢:20歳

血液型:型 身長:161.3p 体重:51.2s

B:85 W:58 H84

趣味:アロマテラピー、弓道、水泳

好きな食べ物:フライドチキン

大切なもの:写真のコレクション

苦手なもの:汚れた空気

好きなもの:幼い子供

嫌いなもの:オヤジ

得意スポーツ:なんでも

好きな色:オレンジ、赤

好きな音楽:ポップス

特技:潜水(素潜りなら10分間)

性格:好奇心旺盛で楽天家に見えるが実は現実主義者で完璧主義者
   最近では責任感や使命感が強くなった。

プロフィール:2年前の“天使戦争”においてやはりヴラウシェラの尖兵として戦いを強いられてきたが、
先に対峙したとあるパイロットの捨て身の活躍で人間の心を取り戻した。
そして同じく心を取り戻した麻雪と地球から来たという山崎姉妹の協力のもと、見事ヴラウシェラを倒すことが出来たが、
これで終わりではないという一抹の不安を胸に、来るべき時に対しいくつかの策を講じてきたが。


ストーリー

オープニング

2年前の“天使戦争”の後、街の復興に力を尽くしてきたチャオだったが、ある日親友の麻雪からの救援に応じ、彼女とともに廃墟の街へと向かう。

1st STAGE 都市空間

かつての”天使戦争”にて荒廃したレムノス屈指の大都市の残骸。
いたるところに建物や兵器の残骸が横たわっている。

・ステージ開始時

チャオ「亜麻っちがさらわれたんだって、やはりとは思ってたけど」
麻雪「まさかこんなに早かっただなんて、こんなこと、永遠にこなければよかったのに」
チャオ「そんなこといったら、いつまでも機械の身体のままだよ、いつかはやらなきゃいけなかったのよ。でも、さしあたっては」
麻雪「うん、待ってて、亜麻雪・・・・・」


・中間デモ

 後からついてきた3機とともに亜麻雪が乗っている機体に近付く。
麻雪「こちらペプロス、亜麻雪、応答して」
亜麻雪「お、お姉さま、わ、私、ここに・・・・・」
カート「お姉さま、ってことは味方か。こっから先はきついからちょっと手伝ってよ」
 と、カートの機体が突出していく。
亜麻雪「ああっ、お姉さまー」
麻雪「亜麻雪、ああ、待ちなさい」
 ペプロスもまた突出する。
チャオ「やれやれ、しょうがないわね」


1面ボス

 進んだ先にはキャスターが空中に浮かんでいる。
キャスター「リーファ、麻雪、そしてカート=リンクスか、よもや貴様らが手を組むとはな。運命とならばいささか陳腐すぎるな」
チャオ「遅かったのね、まさかあんたが・・・・・」
キャスター「くくく、あのまま貴様らを人間に戻したらいささか楽しみが薄れるのでな。貴様らを殺すという楽しみがな」
 キャスターが姿を消し、周りから瓦礫や兵器の残骸がキャスターがいた場所に集まっていく。
チャオ「くっ、力を、もてあそんでいるの・・・・・」
 集まった残骸は異形戦艦へと形を成す。
キャスター「これはほんの序の口だ、だがこの程度で壊れてくれるなよ」


クリア後(インターミッション)

 かろうじてキャスターの罠を切り抜け、亜麻雪を救出、ついでにカートという少年を保護、天御原の預かりとなった。チャオもまた街の復興に力を注いでいた。
それから一月後、天御原の長老の呼びかけで杜の防衛を依頼されるが。

2nd STAGE 天御原之杜

先の戦いの後、カートたちが落ち着いた天御原家の拠点。
いまここにキャスターの総攻撃が行われようとしていた。
ステージの特徴としては”防衛線”を想定して画面は一切スクロールを行わず、
次々と来襲する敵を攻略するといった設定。

・ステージ開始時

チャオ「この杜を守れっていうけど、やはり本社との動きと関係あるのかしら」


・中間デモ

チャオ「やはり守りきれない、長老様は、うまく逃げ切れて・・・・・」
 その時、杜の地面が割れ、巨大な戦艦が現れる。
チャオ「どうやら間に合ったみたいね」
麻雪「こ、これは一体・・・・?」
 その戦艦から、天御原の長老の通信が入る。
長老「ほっほっほ、こんなことがあろうかと、チャオ財団と協力してこの艦を造らせたのじゃよ。
   チャオ殿や麻雪が敵の手に落ちたので滞ったが、ようやく完成を見たのじゃ」
麻雪「どういうことなのですか」
チャオ「ごめんね、黙ってて、実はあたしも今まで知らなかったの。
    だけど、この戦いはあたし自身の、そしてみんなの戦いでもあるのよ」
長老「杜はいつでも元に戻せる。それを成すはそなたたちの若い力なのじゃ。
   及ばずながらわたしも力を貸そうぞ」
チャオ「よーし、今から反撃、いってみようかー」


・ボス戦(要塞防御システム・ガーディアンMk=1)
 チャオたちの目前に巨大な要塞が現れる。
チャオ「まさかこんな要塞が、けっこうやるわね、キャスター」
麻雪「こんな巨大な要塞が、今までとは桁違いに」
長老「うむ、皆、下がっていなさい。こういうのはこれが一番」
 戦艦から主砲が放たれ、要塞に大穴が穿たれる。すると要塞から巨大な戦闘機らしき機体が出てくる。
麻雪「これは・・・・・」
チャオ「どうやら、今までの戦闘機の親玉ってところね」
カート「なら、やっつけるだけさ」


・クリア後
カート「よっしゃ、やっつけたぜ」
チャオ「まだまだよ、中枢を押さえないとまた出てくるわよ」
カート「だったらさっき開けた穴から入り込んで」
麻雪「ああ、待ちなさい」
直美「こうなったら、私たちも」
薫「うん」
チャオ「・・・しょうがないわね」
 と、5機とも要塞内に入り込む。
長老「ああ、これ、待ちなさい」

その時、戦艦に謎の機体が現れる。
「長老、ここはわたしにお任せ願いたい」
長老「おお、そなたは」
「彼らだけに戦わせるわけにはいきませんから」
長老「うむ、頼むぞよ」
「さてキャスター=マイルド、そしてヴラウシェラ、これ以上君たちの思い通りにはさせぬ」
 と、謎の機体、浮遊要塞内に入っていく。

3rd STAGE:鋼鉄の救世主

浮遊要塞内に入った麻雪たち5機、
しかし誰しもが思ったことだが、そこにはキャスターの罠が待ち構えていた。
それでも麻雪たちは進まなければならなかった。
だが彼らのもと、1機の機体が駆けつけてくる。

・ステージ開始時

チャオたちの後を追うべく要塞内を飛行する謎の機体。
「何ですと、やはりヴァンガード要塞ですか」
長老「うむ、わたしの記憶が確かならばな、厄介なものを蘇らせたものじゃ」
「いずれにせよ、彼らの手助けをしなければいけませんね」

 一方、チャオたちは、
麻雪「これは、ブロックの固まり?」
チャオ「ただ、積み重なっているって感じね」
カート「でも、進むしかないよ」
亜麻雪「あんまり前に出過ぎないでね」


・中間デモ

チャオ「ちょっと、進みすぎた、かな・・・・・」
 襲い掛かる敵、しかし後方からのレーザーがそれらを駆逐する。
「間にあったようだな」
麻雪「あ、あなたは・・・・・?」
チャオ「ジョン=ビスマルク・・・・・?」
JB「どうやらわたしも死の顎から逃れられたようだ、この上は君たちに協力させてもらう」
チャオ「あなたが来てくれれば心強いわ」
JB「うむ、君たちは最後の希望だからな」

(以後、JBがオプションにつく)


・ボス戦(要塞制御システム・GON−DOH)

チャオ「ここが中枢の制御システムね」
JB「ここまではセオリーどおりだな、さて」
 そこに母艦から通信が入る。
長老「うむ、ようやく通信がつながったか。ほう、これはまさしくゴンドではないか」
麻雪「まさか、ご存知なのですか?」
長老「うむ、わたしが若い頃対したことがあるのじゃが」
 突然、ゴンドに数枚の遮蔽版が覆う。
チャオ「くっ、遮蔽版が」
長老「うろたえるでない、ここは撃って撃って撃ちまくるのじゃ」
チャオ「考えるのは後ってことね」
JB「弱点を見つければやりやすいのだが」


・クリア後(インターミッション)

チャオ「ふう、何とか破壊したわね、でも」
JB「どうやら崩壊が始まったようだ、脱出しよう」
 と、2機とも撤退する。

 要塞は崩壊し、欠片ごとに地上に落着する。

 艦内にてJBと会する一同。
チャオ「やはり生きていたのね、JB」
JB「うむ、君たちと同様に自我を取り戻した人々に助けられてね。今は彼らのリーダーに選ばれて君たちを迎えに来たのだが」
麻雪「迎え、ですか、まさか」
JB「うむ、残念ながら、戦争が再開する運びなのだ」
カート「何だって、でも戦争は姉ちゃんたちやJBさんが」
JB「キャスターだよ、彼が“奴“の力を使って次々と兵器を作り出し、この星を掌握せんとしておる。それを阻止するために我々が動き出すのだ」
チャオ「なるほど、そのために私たちをスカウトに来たってわけね」
麻雪「長老さま・・・・・」
カート「師匠・・・・・」
長老「もちろんこのわたしも力を貸そうぞ。そのためのこの戦艦なのじゃからな」
亜麻雪「長老さま」
長老「麻雪や、かつてそなたに先に諭したろうが、かつてわたしも自らを見失い
   傭兵として宇宙(そら)で戦いを繰り広げた。そして戦いを終え、己の生きる路を見出したのじゃ。
   この戦争は先の戦争の残滓を摘み取るため、そして人が人として生きんがための最後の戦いなのじゃ」

麻雪「はい、私たちも戦います。この悲しい戦争を終わらせるために」
チャオ「そうね、あたしたちの未来のために」

TO BE CONTINUED・・・・・