創世御名麻雪

データ

機体設定
ペプロス改:天使戦争の後にチャオ財団の技術者の手によって
      兵装を強化したペプロス。まあぶっちゃけた話、
      ヘルハウントの力を得たペプロスと言った方がいいかも。

パイロット

名前:創世御名麻雪(声:能登真美子)

職業:天御原流神道巫女

誕生日:AC2243年10月8日 年齢17歳

血液型:O型 身長:158p 体重:48s

B:82 W:52 H81

趣味:機織、室内栽培、クロスワードパズル

好きな食べ物:酢の物

大切なもの:家族

苦手なもの:都会の雑踏

好きなもの:自然の木々や草花

嫌いなもの:今の自分の機械の身体

得意スポーツ:スポーツは苦手

好きな色:白、緑

好きな音楽:雅楽、クラシックも少々聴く。

特技:空を飛ぶ(本人はあまりうれしくない)

性格:落ち込みやすい性格だが、後に責任感に目覚めていく。

プロフィール:2年前の”天使戦争“において、ヴラウシェラの尖兵として戦いを強いられてきた麻雪だが、
妹亜麻雪のお守りに気付き自我を取り戻し、今度は戦争を終わらせるべく身を投じる。
同じく人の心を取り戻したチャオ、地球という異世界から来た山崎姉妹とともに、
やっとのことで家族をはじめ多くの人々を助け出し、故郷へと戻ったが、
自分が機械の身体であることに苦しみ、一時は出奔を決意したが
天御原の長老の説諭を受け思いとどまる。そんな折、天使戦争で知り合ったチャオが
「生身の身体に戻れる」と持ちかけるが、そのためにはヴラウシェラと融合した
キャスターからバイオプラントを取り戻さないといけないのだ。

 そして、運命の時が迫り、麻雪は再び戦いに身を投じるのだった。


ストーリー

オープニング

2年前の“天使戦争”の後、平穏な暮らしを送っていた麻雪だったが、突然飛来した戦闘機によって破られた。
麻雪は妹亜麻雪を連れ去った戦闘機を追って、新たなる力を得たペプロスを駆る。

1st STAGE 都市空間

かつての”天使戦争”にて荒廃したレムノス屈指の大都市の残骸。
いたるところに建物や兵器の残骸が横たわっている。

・ステージ開始時

リーファ「亜麻っちがさらわれたんだって、やはりとは思ってたけど」
麻雪「まさかこんなに早かっただなんて、こんなこと、永遠にこなければよかったのに」
リーファ「そんなこといったら、いつまでも機械の身体のままだよ、
     いつかはやらなきゃいけなかったのよ。でも、さしあたっては」

麻雪「うん、待ってて、亜麻雪・・・・・」


・中間デモ

 後からついてきた3機とともに亜麻雪が乗っている機体に近付く。
麻雪「こちらペプロス、亜麻雪、応答して」
亜麻雪「お、お姉さま、わ、私、ここに・・・・・」
カート「お姉さま、ってことは味方か。こっから先はきついからちょっと手伝ってよ」
 と、カートの機体が突出していく。
亜麻雪「ああっ、お姉さまー」
麻雪「亜麻雪、ああ、待ちなさい」
ペプロスもまた突出する。


・1面ボス(異形戦艦)

 進んだ先にはあのキャスターが空中に浮かんでいる。
キャスター「リーファ、麻雪、そしてカート=リンクスか、よもや貴様らが手を組むとはな。
      運命とならばいささか陳腐すぎるな」
麻雪「あなたは、まさかあの悪魔に、魂までも・・・・・」

キャスター「まさか、俺があの程度で満足すると思ったか、まあいいさ、
      いずれお前もまた俺のものになるのだ」

 キャスターが姿を消し、周りから瓦礫や兵器の残骸がキャスターがいた場所に集まっていく。
麻雪「こ、これが、あなたの本当の力・・・・・?」
 集まった残骸は異形戦艦へと形を成す。
キャスター「これはほんの序の口だ、だがこの程度で壊れてくれるなよ」


・クリア後(インターミッション)

 キャスターの追撃を退け、一行は一旦、天御原の杜へと戻る。その亜麻雪を助けた少年
カートは創世御名家の食客として迎えられる。
 天御原の長老の下で修行を行うカートとそれを遠巻きで見守る亜麻雪の二人を麻雪は暖かく見守ることとなる。
 そして一月後、謎の機械化師団がその姿を現す。

2nd STAGE 天御原之杜

先の戦いの後、カートたちが落ち着いた天御原家の拠点。
いまここにキャスターの総攻撃が行われようとしていた。
ステージの特徴としては”防衛線”を想定して画面は一切スクロールを行わず、
次々と来襲する敵を攻略するといった設定。

・ステージ開始時

麻雪「長老様の命でここを守るように言われたけど、私たちだけで、守りきれるのかしら?」


・中間デモ

麻雪「これほど数が多いだなんて、やはり、守りきれない・・・・・」
 その時、杜の地面が割れ、巨大な戦艦が現れる。
麻雪「こ、これは一体・・・・?」
 その戦艦から、天御原の長老の通信が入る。
長老「ほっほっほ、こんなことがあろうかと、チャオ財団と協力してこの艦を造らせたのじゃよ。
   リーファ殿や麻雪が敵の手に落ちたので滞ったが、ようやく完成を見たのじゃ」
麻雪「どういうことなのですか」
チャオ「ごめんね、黙ってて、実はあたしも今まで知らなかったの。
    だけど、この戦いはあたし自身の、そしてみんなの戦いでもあるのよ」
長老「杜はいつでも元に戻せる。それを成すはそなたたちの若い力なのじゃ。
   及ばずながらわたしも力を貸そうぞ」
麻雪「は、はい、私も、がんばります」


・2面ボス(要塞防御システム・ガーディアンMk=1)

 麻雪たちの目前に巨大な要塞が現れる。
麻雪「こんな巨大な要塞が、今までとは桁違いに」

長老「うむ、皆、下がっていなさい。こういうのはこれが一番」
 戦艦から主砲が放たれ、要塞に大穴が穿たれる。すると要塞から巨大な戦闘機らしき機体が出てくる。
麻雪「これは・・・・・」
チャオ「どうやら、今までの戦闘機の親玉ってところね」
カート「なら、やっつけるだけさ」


・クリア後

カート「よっしゃ、やっつけたぜ」
チャオ「まだまだよ、中枢を押さえないとまた出てくるわよ」
カート「だったらさっき開けた穴から入り込んで」
麻雪「ああ、待ちなさい」
直美「こうなったら、私たちも」
薫「うん」
チャオ「・・・しょうがないわね」
 と、5機とも要塞内に入り込む。
長老「ああ、これ、待ちなさい」

その時、戦艦に謎の機体が現れる。
「長老、ここはわたしにお任せ願いたい」
長老「おお、そなたは」
「彼らだけに戦わせるわけにはいきませんから」
長老「うむ、頼むぞよ」
「さてキャスター=マイルド、そしてヴラウシェラ、これ以上君たちの思い通りにはさせぬ」
 と、謎の機体、浮遊要塞内に入っていく。

3rd STAGE:鋼鉄の救世主

浮遊要塞内に入った麻雪たち5機、
しかし誰しもが思ったことだが、そこにはキャスターの罠が待ち構えていた。
それでも麻雪たちは進まなければならなかった。
だが彼らのもと、1機の機体が駆けつけてくる。


・ステージ開始時

麻雪たちの後を追うべく要塞内を飛行する謎の機体。
「何ですと、やはりヴァンガード要塞ですか」
長老「うむ、わたしの記憶が確かならばな、厄介なものを蘇らせたものじゃ」
「いずれにせよ、彼らの手助けをしなければいけませんね」

 一方、麻雪たちは、
麻雪「これは、ブロックの固まり?」
チャオ「ただ、積み重なっているって感じね」
カート「でも、進むしかないよ」
亜麻雪「あんまり前に出過ぎないでね」


・中間デモ

麻雪「う、さすがに多すぎる、これでは・・・・・」
襲い掛かる敵、しかし後方からのレーザーがそれらを駆逐する。
「間にあったようだな」
麻雪「あ、あなたは・・・・・?」
チャオ「ジョン=ビスマルク・・・・・?」
JB「どうやらわたしも死の顎から逃れられたようだ、この上は君たちに協力させてもらう」
麻雪「あ、ありがとうございます」
JB「うむ、君たちは最後の希望だからな」

(以後、JBがオプションにつく)


・ボス戦(要塞制御システム・GON−DOH)

麻雪「ここが中枢ですね」
JB「ここまではセオリーどおりだな、さて」
 そこに母艦から通信が入る。
長老「うむ、ようやく通信がつながったか。ほう、これはまさしくゴンドではないか」
麻雪「まさか、ご存知なのですか?」
長老「うむ、わたしが若い頃対したことがあるのじゃが」
突然、ゴンドに数枚の遮蔽版が覆う。
麻雪「え、遮蔽版が」
長老「うろたえるでない、ここは撃って撃って撃ちまくるのじゃ」
麻雪「な、何とかやってみます」
JB「弱点を見つければやりやすいのだが」


・クリア後(インターミッション)

麻雪「何とか倒しましたが、これは・・・・・?」
JB「どうやら崩壊が始まったようだ、脱出しよう」
 と、2機とも撤退する。

 要塞は崩壊し、欠片ごとに地上に落着する。

 艦内にてJBと会する一同。
チャオ「やはり生きていたのね、JB」
JB「うむ、君たちと同様に自我を取り戻した人々に助けられてね。
   今は彼らのリーダーに選ばれて、その上で君たちを迎えに来たのだが」

麻雪「迎え、ですか、まさか」
JB「うむ、残念ながら、戦争が再開する運びなのだ」
カート「何だって、でも戦争は姉ちゃんたちやJBさんが」
JB「キャスターだよ、彼が“奴“の力を使って次々と兵器を作り出し、
   この星を掌握せんとしておる。それを阻止するために我々が動き出すのだ」

チャオ「なるほど、そのために私たちをスカウトに来たってわけね」
麻雪「長老さま・・・・・」
カート「師匠・・・・・」
長老「もちろんこのわたしも力を貸そうぞ。そのためのこの戦艦なのじゃからな」
亜麻雪「長老さま」
長老「麻雪や、かつてそなたに先に諭したろうが、かつてわたしも自らを見失い
   傭兵として宇宙(そら)で戦いを繰り広げた。そして戦いを終え、己の生きる路を見出したのじゃ。
   この戦争は先の戦争の残滓を摘み取るため、そして人が人として生きんがための最後の戦いなのじゃ」

麻雪「はい、私たちも戦います。この悲しい戦争を終わらせるために」

TO BE CONTINUED・・・・・